アジアぐるっと旅201701 ②雨のルアンパバン

2017/01/09 - 2017/01/12

2017.1.6-1.15
遅めの冬休みを利用して、
台北→ハノイ→ルアンパバン→ハノイ→香港のアジア周遊旅へ。

2017.1.9-2017.1.12
ハノイでトランジットして、次はルアンパバンです。
ラオスは12年ぶり、初のルアンパバン。
乾季なのに、滞在中は雨ばかりでしたが、
雨でしっとりしているのも、風情があってよかったです。

行き:ラオス航空 138ドル14,848円（CTRIP）
帰り:ベトナム航空 100ドル10,652円
ホテル3泊 90ドル8,100円 （booking.com）※円高時に購入1ドル90円
現地 6,000円 ※1キープ69円
合計約39,500円

エリア ルアンプラバン(ラオス)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

■4日目 1/9 （月）くもり26度
10:30 ハノイ →11:30 ルアンパバン （ラオス航空）

空港まで歩くか、xe omバイクタクシーで行くつもりでしたが、
ホテルの方が送ってくれました。
ノイバイ空港はフリーのwifi全くつながらず。

80人乗りのプロペラ機でルアンパバンへ。
小さなサンドイッチと飲みものが出ました。
アライバルビザに並ぶ他の国の旅行者を横目に、すんなり入国。
空港では、宿の方が最前列で名前の紙を持って待っていました。
車に乗る前に両替しました（1キープ68.5円、5,000円→342,000キープ）。
街の銀行とあまり変わらないレート（69.3円）でした。

チェックインは14:00からとのことで、
無料の自転車を借りて、周辺をうろうろしました。
昼ごはんは、bamboo restaurant。
fried pork15,000キープ★★、マンゴーシェイク10,000キープ★★★★★。
wifiがつながり、リーズナブルで英語も通じ、トイレもきれい。
外国人旅行者で賑わっていました。
マンゴーシェイク、ものすごくおいしかったです。

ホテルに戻り、チェックイン。
Phonepresuth Guesthouse 3泊90ドル
2階の部屋を指定で予約し、よい眺めです。

中心部への近道の竹橋。
この橋を渡らないと、中心部まで自転車で10分弱、徒歩30分ほど。
1回あたり5,000キープ、小屋に徴収の方がいない時は無料。

6:00→セーフ
6:45→際どくアウト、橋の後半でおばちゃんに遭遇
15:00→完全にアウト
16:00→完全にアウト
20:00→セーフ
20:30→セーフ、別の日はアウト
乾季に地元の方が毎年作り直していて、これで生計を立てているそう。
70円はちょっと高い。。

前日の台北象山ハイキングで、すっかり足が筋肉痛なので、
Lotus du Laosという店でフットマッサージ、1時間40,000キープ。

台湾やタイのマッサージより、軽めのタッチ。
観光客5人並んでマッサージを受けてましたが、
施術者はおしゃべりすることなく、黙々とやってくれました。
トイレは現地仕様で、水浸し。
お値段相応という印象でした。

ロータス ドゥ ラオス ハーバル スパ&マッサージ エステ・スパ・マッサージ

王宮、チラ見のみ。

王宮博物館 博物館・美術館・ギャラリー

プーシーの丘、20,000キープ。
16:00頃から、登りました。
よい眺めです。

16:30頃、陽が落ちてきました。

17:00頃、陽が沈みます。
人がわんさか。
天気がギリギリもったのは初日だけでしたが、
夕陽が見られてよかったです。

プーシーから降りてきて、ナイトマーケットを散策。
他のアジアと違って、控えめな売り方です。

ナイトマーケット 市場

ナイトマーケットで夜ごはん、
noodle soup 15,000キープ★★★★。
化学調味料は感じず、優しい味でした。

ナイトマーケット 市場

ライトアップされたbamboo bridge、20:30頃。
この日は、係の人はいませんでした。
橋自体は、懐中電灯がなくてもよいですが、
渡った後は足元が悪いので、注意です。

■5日目 1/10（月）土砂降り→くもり23度
朝から、本降りの雨。
ホテルの門は6:00に開くそうで、塀を乗り越えて散策開始。
中心部へ行ってみたものの、観光客がわんさか。
被写体ではない私でもフラッシュに目がやられ、徹底。
結局、ホテル前で托鉢を見ました。

大きなグループは50人規模。
黒の雨傘をさし、ジャイアンツカラーです。

地元の方がカオニャオや、お菓子をお坊さんに渡していきます。
多数の人がカオニャオを手づかみして、衛生的にどうなんだろうとか、
（しゃもじを使っている観光客もいました）
お菓子ばっかりで体によくないよな、とか思ったり。

朝ごはん。
前日にメニューを選んで伝えます。
やはり、ラオスのバゲットはおいしい。

雨の中、カッパを着て自転車で観光。
まず、ホテルの近くの寺院から。
いいスクワットをしてらっしゃいます。

ワットビスン。
仏塔がこの形になったのは1932年と、そんなに古くないよう。

ワット ヴィスンナラート (すいか寺) 建造物

ワットマノーロム。
装飾や壁の絵がなんだかちゃちい。。

ワット マノーロム 寺院・教会

ワットタートルアン。
19世紀の建立で、こちらもそんなに古くないです。
古ければ古いほどすごいという目で見てしまうので、
特に感想なく。。

ワット タートルアン (ルアンパバーン) 建造物

ラオス不発弾処理ビジターセンター。
ベトナム戦争時、爆弾が大量に投下され、いまだ不発弾処理が続いているとのこと。
スクラップを採集して生計の足しにしている農民がケガをしたり、亡くなったり。
戦争が終わっても、その影響は続くものだと考えさせられました。

ちなみに、ここはトイレ休憩スポットとしてもよかったです。

ラオス不発弾処理プロジェクト ビジターズセンター 博物館・美術館・ギャラリー

昼ごはん。
Atsalin Restaurant （vegetable fried rice 12,000キープ★）
炒飯がおいしいという口コミを見て、訪問したものの、
化学調味料がきつく、一言も発しない接客も感じよくなく、大ハズレ。

毒を流そうと、bamboo restaurantでシェイク。
マンゴーは売り切れで、ミックスシェイク10,000キープ★★★★

露店のシェイクも10,000キープ。
ここは注文後に果物を切るので、衛生的に安心です。

ラオスは周辺国に比べ、車やバイクの運転が穏やかで、
（クラクションを鳴らしまくったり、猛スピードで走ったりしない）
自転車難易度がかなり低く、旅行者にとって好都合です。
しかし、でこぼこだったり、滑ったりするので、要注意です。

この橋は、雨で板がつるっつる。
しかも、1列になって走るので、後ろからバイクの優しいプレッシャー。

歩行者用は板の間から下が見えます。
板はギシギシ音を立て、竹橋よりこちらの方がスリリングです。

連日のマッサージ。
HISと同じ通りにある店でラオマッサージ40,000キープ。

赤ちゃんの泣き声、おばちゃんのげっぷ、テレビ、あらゆる生活音に、
じめっとしたマット、下水の臭い。。
仕切りのカーテンなく、さりげなく着替えたり。
60分のはずが50分弱で終わったり。大ハズレ。

雨のナイトマーケット。
テントに水が溜まったら、出したりで大変そうです。

ナイトマーケットで夜ごはん、
1プレート10,000キープのビュッフェ★。
ここは種類が少ないので、他より5,000キープお安め。
自分の嗅覚とお腹を信じてトライ。
かぼちゃの煮物は怪しいにおいだったので、残しました。
おいしくはないので、お腹を鍛えたい人向きです。

ナイトマーケット 市場

ホテルに戻って、シャワー。
シャワーを浴びると、あたりが水浸しになるアジア式なので、
トイペを安全な場所に退避です。

■5日目 1/11 （水）雨25度
前日に続き、雨の中、ホテル前で托鉢見学です。

6:30-7:00に3グループ、総勢80人ほどやってきました。

朝食は麺を選択。
ボリューミーでおいしかったです。

ホテル近くの寺院。
仏塔、傾いています。
ここに限らず、保存状態がよくない印象でした。

Wat Phon Phao、プーシーから見えた金色の建物。
幹線道路を自転車で爆走し、坂道を登って辿り着きました。

爆音機。
除夜の鐘がうるさいなんて、ラオスでは考えられないんだろうな。。

中には入れなかったので、後ろから失礼します。
どこの寺院に行っても、お祈りしている人がいないのが不思議です。
ミャンマーでは一心不乱にお祈りしている人をよく見かけました。

雨の中、泥んこになりながら、自転車で街中へ。
プーシーマーケットは自転車を停めた瞬間、
駐輪代を取られそうだったので、チラ見のみで通過。

おいしいバゲットが食べたくて、バントンへ。
バゲット10,000キープ★★★
ほんのり温かかったので、焼き立てかもと思いましたが、
カリカリせず、あれれ？期待値に及ばず。
ラオスのパン屋と思えば合格ですが、近所のパン屋の方がおいしいです。

ル バントン (ルアンパバーン店) パン屋

午後は歩いて、気が向くままに散策。
村上春樹は、ルアンパバンではたっぷり時間があるから、
お気に入りの仏像探しをするのも楽しい、とエッセイで書いていましたが、
柔和で穏やかなお顔の方はいらっしゃらず、好みのは見つかりませんでした。

雨のメコン川、静かです。
ボートも出ていません。

ようやくお祈りする姿を発見。
お祈りタイムは夕方のようです。

野焼きスモッグ臭で喉が腫れてきて、大ピンチ。
赤十字のラオス式薬草サウナ（15,000キープ）へ。

受付で体を覆う筒状の布と、ボロいタオルを受取り、
シャワーを浴びてから男女別のサウナへ。
中は4人入ればいっぱいで、もくもく蒸気で薄暗く視界ゼロ、
いかにも効きそうな薬草の香りでした。
飲み放題のハーブ茶で休憩しながら、5回ほどサウナに入りました。
休憩スペースは男女一緒ですが、なんとなく線が引かれていました。

サウナの近くにシンダート（ラオス式焼肉ブッフェ）があったので、
トライしようかと店に入りましたが、70,000キープ約1,000円と高く、
夜ごはんは、カレーに。

Nisha Restaurant（vegetable curry15,000キープ★★★★★、ナン10,000キープ★★★、バナナシェイク10,000キープ★）
カレー好きで、カレー屋さん巡りをしていますが、
ここはかなりレベルの高いお味でした。
フリーwifiあり、インド系ご家族の接客もよかったです。

■5日目 1/12（木 ）くもり26度
天気予報は雨でしたが、ギリギリくもり。
薬草サウナ効果で喉はすっかりよくなったのですが、38度近い高熱。
治りかけのサインと受取り、托鉢見学もせずに、
チェックアウトの12:00まで部屋でお休み。
最終日の朝ごはんはバゲット、おいしく完食。

午後は、ふらふら散歩。
こちらの方は、やかんをお持ちでした。
なんだか、ちゃちいのです。。

スリル橋より、前日行ったWat Phon Phaoが見えました。

ワットマイ。
屋根が美しいです。

ワット マイ スワナプーマハム 建造物

メコン川。
雨が降っていなかったので、たくさんのボートが見られました。

王宮、再びチラ見のみ。

王宮博物館 博物館・美術館・ギャラリー

40,000キープのマッサージはハズレがちと分かったので、
ちょっときれいめのfrangipani spaでラオマッサージ75,000キープ。
マッサージの腕も悪くなく、
シャワーつきのきれいな個室で、なかなかよかったです。

前回、ビエンチャンに1週間ほど滞在していた際、
カオニャオとバゲットがおいしくて、ひたすら食べていました。
今回、まだカオニャオを食べていなかったので、
マッサージの向かいのお店、Nang Taoでお昼ごはん。
野菜スープ15,000キープ★★★★、カオニャオ5,000★★★キープ。

ワットシェントーン。
屋根の上の冠がきれいです。

ワット シェントーン 建造物

さて、もうすぐルアンパバンともお別れ。
マンゴーシェイクを飲みながら、ぼんやりカーン川を眺めます。

3泊したPhonepresuth Guesthouse。

■良い点
・連泊すると、空港送迎あり。
・自転車無料。
・ホテル前で托鉢が見られる。
・スタッフが親切。
・ペットボトル水あり。
・シャワーのお湯ばっちり。
・ベットの寝心地よい。
・虫が出なかった。川の近くなので、蚊との闘いを覚悟したけど、全く出ず。
・wifiさくさく。

■マイナス点
・ドライヤーがない（雨だったので、洗濯物や靴を乾かすのに使いたかった）。
・到着日に近所のカラオケ爆音がうるさかった。

買ったもの。
左）ナイトマーケットの場所で日中に購入のTシャツ20,000キープ。
言い値は35,000キープ、1発で交渉成立。
右）12年前に1.5ドルで購入したTシャツ、
よれて黄ばんできたので、生まれ故郷でサヨナラ。

ナイトマーケット 市場

ナイトマーケットで購入。
他の国より、値段交渉が穏やかな感じでした。
おばちゃんは手強いから、若くて感じのよいお姉さんのお店でお買い物。

・スカーフ30,000キープ（言い値は60,000キープ、渋りつつ1発交渉成立）
タイとかで売ってるのより肌触りがよく、見た目もきれいです。
・ポーチ5,000キープ（言い値は10,000キープ、1発交渉成立）
やたらとお札がかさばる国の旅行用お財布として。

ナイトマーケット 市場

雨ばっかりのルアンパバン、なんと1カ月予報で滞在日だけ雨。
滝ツアーに行きたかったな。。
でも、野焼きと砂埃にそれほどやられずに済んだし、
緑がきれいに見えたし、よかったと思うことにします。

寺院巡りは、ちょっと期待ハズレでした。
保存状態がよくないのと、芸術性をあまり感じられず、
昨年のマンダレー、バガンの方が満足度高かったです。

さて、次はハノイです。
アジアぐるっと旅201701 ③ぶらぶらハノイ編に続きます。