2016/11/03 - 2016/11/04
82位(同エリア261件中)
パンガンさん
以前から興味のあった長崎県対馬を訪れてみる事にしました。
風光明媚な自然と美味しい海産物、そして悠久の昔は日本の表玄関だった対馬。今は外国人観光客で溢れているような話もニュースで聞いており、実際の状況を自分の目で確かめてみたい気もありました。
そして、対馬を南から北へ縦断した後は、JR九州の高速船BEETLEで韓国に渡り、大邱(テグ)観光へと出向きました。ソウル、釜山は何度か訪れた事があり、その他の地方都市への観光に興味があったのです。
移動時間が長く、コンパクトな旅にはなりましたが、大変感銘を受ける素晴らしい旅となりました。ツアー等ではなく、個人手配で進めたのも印象的でした。
☆ 1日目
羽田空港(7:10)→福岡空港(9:10)JAL305便 ファーストクラス搭乗
福岡空港(10:15)→対馬やまねこ空港(10:55)ANA4933便
対馬やまねこ空港(11:20)→厳原(11:46)対馬交通バス
「ふれあい食堂・憩い」でカレーライスの昼食
厳原観光(対馬歴史民俗資料館、対馬市役所等)
厳原(13:35)→浅藻(14:29)対馬交通バス
徒歩で浅藻から豆酘まで
豆酘(16:32)→美女塚山荘前(16:50頃)対馬交通バス
美女塚山荘にて夕食、宿泊
☆ 2日目
美女塚山荘にて朝食
美女塚山荘前(8:00頃)→厳原(8:34)対馬交通バス
厳原観光(市内歩き、かすまき購入、厳原八幡宮神社)
厳原(11:00)→比田勝港国際ターミナル(13:30)対馬交通バス
比田勝「パンのポエム」のパン昼食
比田勝港国際ターミナル(16:00)→韓国・釜山港(17:10) JR九州高速船BEETLE JF573便
韓国・釜山駅(19:00)→東大邱(トンテグ)駅(19:48)KTX170号
東大邱駅→中央路駅 大邱地下鉄1号線
タッカルビの夕食、ノボテルテグ泊
☆3日目
ノボテルテグにて朝食
中央路駅→東大邱駅 大邱地下鉄1号線
東大邱バスターミナル(10:50)→釜山金海国際空港(11:50)高速バス
釜山金海国際空港(14:05)→成田国際空港(16:05) JAL958便 ビジネスクラス搭乗
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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日本航空羽田発福岡行きの朝の便で出発です。対馬行きの直行便があれば良いのですが残念ながら運行されておらず、福岡で乗り継ぎとなります。
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機内から見事に富士山が見られました。富士山をこの高さから、この角度から見る事が出来るのは機内ならでは、且つ座席の良さがあったからでしょう。これは素晴らしい眺めでした。
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ちょっと贅沢してファーストクラスでの搭乗としたため、朝食も豪勢なものが出ました。座席もふかふかですし、フライトアテンダントさんが挨拶に見えられますし、乗り心地は抜群です。時々、ファーストクラス(国内線ですが)を利用しています。
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さて、福岡で乗り継ぎです。福岡発全日空対馬行きの飛行機はこのような通路を通って、ピストンバスに乗って、タラップまで行きます。
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人生初のプロペラ機、全日空4933便 福岡発対馬行に乗り込みます。ちょっとした緊張感が気持ちにありました。
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結構大きなプロペラですね。間近で見ると。
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本州と対馬、もしくは韓国を行き交う船と思われます。青い海の鮮やかさが素晴らしい。
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機内は左右2席ずつのコンパクトな座席。約8割の搭乗率。40分の空の旅です。
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対馬やまねこ空港に到着。ちょっと曇り空ではありましたが、特に雨が降る事無く、快適な空日和でした。
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対馬やまねこ空港は、地方空港の中でもひときわ小さな空港と思われます。福岡と長崎からの便のみ現在運行。
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早速、空港内トイレにハングル文字での掲示が。
「トイレットペーバーは便器内に入れて下さい」の意味。韓国では、トイレットペーパーは流さない(便器そばの容器に入れる)ところが一部残っている様です。 -
空港から出ますと、目の前に「対馬やまねこ空港バスのりば」があります。
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市街地・厳原行きのバスが停車していました。
バス一日フリーパス券(1,000円)を運転手さんより購入。レンタカーがあれば尚自由自在に動ける対馬だと思いますが、バス移動の方はこの「フリーパス券」が非常に重要なものとなります。 -
「異国の灯りが見える ようこそ山猫ランドへ」との標識があります。
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対馬全島観光地図。予想よりも対馬は結構大きな島です。
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「国境の島・対馬」のモニュメントには、歓迎の文字が漢字と英語とハングルで書かれています。「国境の島」の意味をひしひしと感じます。
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対馬やまねこ空港から、市街地「厳原」までのバス車窓から。対馬病院。結構立派な病院です。
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やはり山の中に町がある感じで、坂と言いますかアップダウンが多々ありました。置いていたスーツケースが何度ひっくり返ったか。
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厳原バス停到着。バス停前にどーんとこの「マツモトキヨシ」の大きな看板が目に入ります。外国人観光客のニーズがあるのではないでしょうか。
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厳原バス停近くの「免税店・蔵」です。
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バス停前の大きなショッピングセンター「ティアラ」です。道も広く、かなり整備された街と言う印象です。
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やはり各種土産物店などは、日本語表記のほかにハングル表記が必ずと言っていい程ありました。
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厳原郵便局です。結構大きな郵便局です。
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厳原郵便局と韓国釜山の影島郵便局は姉妹郵便局との事。厳原郵便局玄関の上に掲示されていました。
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そんなに人は多くありませんが、閑散とした感じでもなく、天気も良く歩きやすかったです。
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ハングルで「免税」との事。
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いづはらショッピングセンター「ティアラ」の中です。土産物屋さんの他に、スーパーや靴屋さんなど。
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対馬にも公文式教室があります!
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対馬市役所全景。厳原バス停から5分程坂を上った辺りにあります。
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対馬市役所の掲示。「朝鮮通信使をユネスコ記憶遺産に登録しよう!!」
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お昼は普通にレストランでカレーライス。「対馬高校」と書かれたTシャツを着た高校生達がレジも厨房でも働いていました。何か研修中だったようです。
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想像はしておりましたが、結構街中には韓国人観光客が大挙して訪れています。団体だったり、家族連れだったり、カップルだったり、はたまた一人旅だったり・・色々な旅の形はあるようです。
ただ、銀座の様に人ごみの中での外国人の多さとは異なり、広い道の中での韓国人観光客なので、そんなに違和感と言いますか圧迫感はありません。「多いなあ」と言うぐらいで。 -
顔立ちはもちろん、ちょっと服装のセンスが日本人とは違いますし、サングラスをかけている方が多いので、すぐに韓国人観光客なのは分かります。
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街中にはこのような記念撮影用の看板が。
「対馬(テマド)への来訪を歓迎します。ありがとうございます。対馬市対州庵」と書かれています。対州庵と言うのは厳原にある蕎麦屋さんとの事。 -
次の移動地・浅藻行きのバスの待ち時間が2時間程ありましたので、厳原の裏通りを歩いてみる事にしました。本当に風情ある、日本の田舎町の雰囲気です。今思い出しても「懐かしい」気持ちになります。
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歩いているだけでも結構楽しい町です。独特の風情がありました。
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家々の隙き間に、小さなお地蔵さんの祠がありました。
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ツシマヤマネコ発見!。いえ、ただのイエネコです。逃げてしまう猫が多数ですが、この猫はそばまで寄っても逃げずに佇んでいました。
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元々はパチンコ店だった建物を改造して造ったと言う免税店。中には入りませんでしたが・・。
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厳原の街中には柳の木の揺れる「厳原本川」が流れています。とても風情がある眺めです。記念撮影をしている観光客の姿もちらほらと。
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厳原本川は厳原港へ流れます。
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対馬醤油の看板。低塩分のだし醤油を作っているそうです。今回は残念ながら買い求めませんでしたが・・。
http://healtheo.jp/ -
通りの商店も趣きを感じました。じっくりとこの地で商いをやってきた貫禄を感じました。
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「対馬歴史民俗資料館」を訪れました。入館料無料。
江戸時代から続く対馬の外交の歴史、農業に関する民俗資料、対馬固有の動物の剥製等の展示がありました。残念ながら館内撮影禁止のため画像はありません。
https://www.pref.nagasaki.jp/section/edu-tsushima/ -
対馬歴史民俗資料館の入口隣に、「朝鮮国通信使之碑」がありました。
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対馬南警察署厳原交番です。
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さて、バス停に戻り、次の移動地「浅藻(あざも)」行きのバスを待ちます。対馬交通のバス時刻表はネットでもPDFダウンロード出来、それを元に綿密に?移動計画を立てました。残念ながら本数は少ないですが、いかに街歩き等で時間を楽しむかがポイントでしょうか。
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浅藻行きのバスがやって来ました。マイクロバスの大きさです。
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内院経由 浅藻行
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車内はこんな感じです。地元の方の足として使われている様です。途中にバス停はある事はありますが、経路内どこでも降りる事が出来ます。運転手さんに「ここで」とか「降ります」と声をかければ止まってくれます(自由乗降バス)。
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山の中をきついカーブを含めてぐるぐる走る感じです。
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厳原発13:35→浅藻着14:29。一時間弱のバスの旅ですが、とても楽しいものでした。
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結構険しくて細い山道も通ります。
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浅藻に到着しました!
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静かな佇まいの、地方の住宅の町です。晴れやかな休日の午後。
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港に降りてみました。船の動きはありませんでしたが、青空の青と山の緑が素晴らしかった。
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「思えば遠くへ来たもんだ~」と口ずさみたくなるような大らかな気持ちです。本当に空気が良く、瑞々しい思いでした。日本の地方の良さ、ここにありと強く思います。
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船が停泊中でした。
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対馬南警察署 浅藻警察官駐在所です。11/3の文化の日でしたので日の丸が掲揚されていました。中にはどなたもいなかった様子・・?
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さて、浅藻から隣町の豆酘(つつ)まで3キロの道をこれから歩きます。午後の日差しの中、行き交う人はありません。車が時々通るのみ。
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このような山道をテクテクと。気楽なもんです。時々、地元の方の軽トラックが行き過ぎます。休みながら、飲み物を飲みながらの歩き。
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途中で何かの跡地がありました。発電所?変電所?
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道路から豆酘板形(つついたんがた)海水浴場まで下る道がありました。今回は見るのはパス。
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美しい夕映えの景色。豆酘方面を望みます。「対馬にやって来たんだ。はるばる」という気持ちが高くなりました。「♪対馬は、日暮れて、夕波小波~」と言った感じでした。
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豆酘港が見えて来ました。光の中の港は美しいものでした。ここまで浅藻から徒歩で1時間半ほど。小型のスーツケースをガラガラ引きながらの歩きでした。
No.2に続きます。
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