2010/04/22 - 2010/04/22
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いが☆たつさん
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福岡に行く用事があり、仕事終了後一足伸ばして長崎県の対馬に渡ってみることにしました。
博多港から夜行フェリーで約4時間。早朝に対馬の厳原港に到着し、船内でしばらく仮眠。その後レンタカーで島内をぐるりと周ってきました。
日本最西北端にある温泉や、天然記念物のツシマヤマネコを見たりしました。
そんなに多くの観光名所があるわけではないけれども、新鮮な海産物が味わえるし、夏は海水浴もできて、釣りもできるのどかな島の風情が楽しめます。
最近の対馬は、韓国からの団体観光客が大挙して訪れているため、島内の至る所にハングルの表記が目立っています。新大久保とはまた違った感じの“島版リトルコリア”のようになっていました。
これほど韓国人の観光客が対馬に来るのは、釜山から最も近いからというのが最大の理由なのですが、どうやら韓国国内の一部の世論で「対馬も歴史的には韓国の領土である」という主張があるために韓国人のナショナリズムが喚起され、多くの韓国人が旅行する遠因になっているのではないかともいわれています。
釜山まで約50キロのところにあるので、ラジオをつけたらAM/FMともに韓国語の放送がクリアに聞けます。ほとんどの場所で日本の放送よりもよく聞くことができて近さを実感しました。
今年は九州に行くことが多くなりそうなので、九州の離島にも足を伸ばしてアジア諸国との距離の近さを実感してみてみたいと思っています。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- ANAグループ
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博多〜対馬(厳原)へのアクセスはフェリーで約4時間半4450円〜。ジェットフォイルなら1時間50分で7700円〜。
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宿代を節約するために博多0時10分発のフェリーで行くことにしました。
ちなみにフェリーは壱岐にも立ち寄り、朝4時40分に対馬の厳原に到着します。
そんなに早くついても困るので、7時まで船内で仮眠をとることができるのです。
航行中はエンジン音でよく眠れないけども、停泊中はエンジンを切ってくれるのでこの2時間ほどで熟睡できました。 -
港から歩くこと5分ほどで厳原町に出た。早朝の対馬・厳原町の町並み。現在は対馬市厳原町という。
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対馬で最も大きい建物(ショッピングセンター)はここ。対馬市交流センター。
行政の施設や図書館も入っている。図書館では対馬の郷土誌や日韓交流に関する(日本語の)文献も多く揃っていました。 -
バスも本数が少なく利便性がわるそうなので仕方なく、レンタカーを借りることにしました。
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対馬は韓国からわずか50キロしかはなれていないので、韓国人の観光客が大勢訪れています。釜山へのフェリーの路線もあるようです。
街中にはハングルがあふれています。郵便局にもハングル表記がなされています。 -
こんな感じで、至る所でハングルをみかけます。
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日本北西端の場所にある立ち寄り入浴施設にて。
風呂の入り口にも「ナンタン」(男湯)とハングルで書かれています。間違えて女湯に入る人もいるようです。入浴のマナーなどもハングルで書かれていました。
韓国人の団体観光客が大勢バスで乗り付けて風呂にきますが、それ以外の時間帯はガラガラですばらしい景色の風呂を貸しきり状態で利用できました。 -
対馬のほぼ北端にある韓国展望台。晴れた日は釜山の町並みが見渡せるようです。建物のデザインが韓国風ですね。
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車で島の北部をぐるりと走りました。風景はこんな感じのところが多く海がきれいです。
ラジオをつけたら韓国のFM放送がステレオでばっちりときれいに聞こえます。
通常FM放送の電波は見通し100kmが限度なので、対馬が韓国からとても近いことを実感できました。 -
対馬へきたら見ておきたかったのが天然記念物のツシマヤマネコです。対馬野生生物保護センターで見学することができます。(写真は模型)
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ツシマヤマネコの実物。1匹だけ見ることができます。すごく繊細なのでフラッシュ撮影は厳禁です。
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ツシマヤマネコグッズも売られています。
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ツシマヤマネコは最近では数が減ってきており、対馬でも北部でしか観測されていないようです。
数が減った原因は「交通事故」が多いのだとか。
このような看板が至る所にあります。 -
山の開発によって住みにくくなったツシマヤマネコはエサを求めて集落に出てきて道路をさまよっているところで交通事故にあうケースが多いそうです。
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ここにもありました。
対馬の道路は交通量が少ないので、皆スピードを出しています。したがって動物を巻き込む交通事故が多いようです。
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ここにも。地元の小学生が描いた看板です。
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いろんなバージョンがあるようです。
対馬の国道ではスピード違反の取り締まりも行われているので、スピードの出しすぎには注意しましょう。 -
帰路は飛行機にしました。対馬空港から福岡空港へはわずか40分ほどのフライトで1日4往復しています。
長崎へもフライトが出ています。 -
わずか12時間ほどのあわただしい滞在でした。
次回来るときは宿泊してもっとゆっくりと対馬の魅力を味わいたいと思います。
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