2016/12/10 - 2016/12/11
960位(同エリア2971件中)
じんさん
1泊2日、イタリア・ミラノへの弾丸ツアー。
「いつかは『最後の晩餐』を見てみたい。」と長年思い続けてきたところ、思いもがけず急にその日がやって来た。
イタリア・ミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院、その食堂の壁に描かれたレオナルド・ダ・ビンチの『最後の晩餐』は、チケットを事前に予約しておかないと、ほぼ見ることができないと言われている。
そしてそのチケットを個人で手配する場合は、専用のウェブサイト(http://www.vivaticket.it/)で申し込むか、あるいはチケットセンターに直接電話で問い合わせないとならない。チケット代は2016年末現在で大人1枚12ユーロ。チケットを代理で手配してくれるところもあるが、もちろん正規料金よりもだいぶ高くなる。この専用のウェブサイトでは随時3か月先までの空き状況が確認できるのだけれど、これがいつ見てもほぼ完売状態。たまに平日に幾らかチャンスがあるかどうか。
11月のとある日、この日も「久しぶりに見てみるか」と、あまり期待せずに予約サイトを開いてみたところ、なんと奇跡的に12月の週末にチケットが残っているのを発見。その日なら都合も付けられなくはないと、急いで安い航空券を探してみたところ、これまたLCCのEASYJETで大人一人70ユーロと破格のチケットを発見。離発着の時間帯も丁度良さそうだったのでミラノ行きが急遽決定した。
旅程:
12/10(土) 10:05 ミラノ・マルペンサ国際空港着
12/11(日) 19:05 ミラノ・マルペンサ国際空港発
『最後の晩餐』の予約:
予約日時 12/11(日)…2日目 13:45~(観覧できる時間は実質15分間)
宿泊:
Hotel Palazzo delle Stelline
最寄駅:ミラノ北駅(Cadorna)またはメトロのCadorna駅
1泊2日、ツイン、大人2名泊朝食付きで103ユーロ。
利用したレストラン
1日目昼.「Torattoria del Pescatore」
サルディーニャ料理のシーフードレストラン(事前に電話予約)
1日目夜.「Cantina Carducci - Wine Bar Enoteca」
ワインバー
2日目昼.「Ristorante Friends」
ミラノ中央駅から徒歩5分のところにある食堂雰囲気のお店
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
白とオレンジ色のEASYJETの機体でアルプス越え。
この季節、雪はまだ山の上の方に被っているだけ。 -
ミラノ・マルペンサ国際空港に到着。到着したのはターミナル2。このターミナルはEASYJETが独占している感じ。
特急列車に乗ってミラノ市街に行こうと空港の外に出て駅を探してみたところ、これがなかなか見つけらない。出発時刻が表示された電光掲示板はあるのに、だ。仕方が無いので空港のスタッフっぽい人を見つけて尋ねたところ、「シャトルバスに乗って第1ターミナルへ行けば、そこから電車に乗れる。」と教えてもらった。このターミナル2の駅は何なんだろうか?
空港内も結構歩かされて時間をくったけど、このターミナル移動のシャトルバスも7回バス停に停まるようで、結構時間がかかりそうな感じ。「ちょっと面倒な空港だなぁ」と考えていたところ、目の前にミラノ中央駅行きらしき直行バスが停まっているのを妻が発見。スタッフに料金を聞いたら、ミラノ中央駅までの往復が一人14ユーロと電車に比べると安い。即決してこのバスに乗って向かうことにした。これならコストメリットがあるだけでなく、もはや時間的にも早いような気がしてきた。
バスはご覧のように空席だらけで乗客は我々含めて4人だけ。これならセキュリティー的にも安心できる。 -
ミラノ中央駅に到着。結構立派な駅舎。
ミラノはスリが横行していると聞くので、用心しながらメトロの駅へと移動。実際、中央駅前には何をしているのかわからない人達がゴロゴロ。
そういえば、この数日後にベルリンのクリスマスマルクトでテロ事件を起こした犯人も、最後にはこのミラノ中央駅にやって来たという話だったような。 -
中央駅からメトロで1本、ミラノ市街の南東に位置するポルタ・ロマーナ(ローマ門)駅に到着。
道の向こうが側にある門がどうやらローマ門らしい。あまり大きくはない。ここにやって来たのはこの門が目的ではなく、予約したレストランがあるから。 -
「Torattoria del Pescatore」
サルディーニャ料理のシーフードレストラン。
お店は12:30からオープン。テーブルの予約時間は13:00。
昔、妻がこのお店で食べたことがあって、とても美味しかったというのでまたやって来た。 -
各テーブルにあらかじめ置いてあるパン。
このパンがとても美味しくて病みつきになる。 -
前菜に頼んだボッタルガ(カラスミ)とアサリのパスタ。チビイカもトッピング。
麺の湯で加減が絶妙なアルデンテ。 -
パッチェリ、というペンネの極太タイプのようなパスタ。
具はカジキとボッタルガ(カラスミ)。 -
メインディッシュに注文した「伊勢海老とオマール海老のマリネ」、二人前。
他のテーブルを見てもみんなこれを食べに来ている感じ。
初め、食べきれるかどうか心配になるほどのボリュームだったけれど、なんだかんだと食べきってしまった。もちろんお腹いっぱい。 -
最後にサービスのミルトとペコリーノチーズ。
ミルト(Mirto)はサルディーニャ島のリキュール。
チーズは大きな塊から削り取って広げた手によそってくれる。
そしてどちらも好きなだけもらえる。 -
トラムに乗ってドーオモのある広場へ。
正面はヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア。 -
ガッレリアの中。
通り行く人でいっぱい。
ナポリでも似たようなガッレリアを見たな。 -
SWAROVSKIプロデュースのクリスマスツリー。
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「牛の股間のところに踵を乗せて1周回ると幸せになる」と言われている。
牛がかわいそうじゃないか。まったく誰が考えたんだか…と思いながらも踵を乗せて記念撮影。 -
ガッレリアの各建物の上部には描かれている絵。建物の雰囲気にマッチしている。
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ガッレリアの入り口部分の天井。厳かな雰囲気。
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ドーオモ、上の方が茜さす。
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ミラノのトラムの車両はいろんなタイプがある。これなんか幅の狭い車両。
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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院。
明日、あそこで『最後の晩餐』を見る。
予約したホテルはこのすぐ近くにある。 -
ホテルは「Hotel Palazzo delle Stelline」
チェックインを済ませて中に入ると回廊になっていた。
雰囲気的に修道院を改装した感じ。 -
予約した部屋。
廊下の作りが研修施設的な雰囲気があり、部屋の中も若干質素な作りだったので、やはり修道院を改装した感じがここでもした。まあ、スイスの協会併設のホテルほどではなかったが。 -
部屋からの眺め。回廊の中庭が拝める。
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一休みしてから窓の外を見たら、回廊のところでコンサートみたいなことをやっているのが見えた。
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クラシックの無料コンサートっぽかった。
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夜の散歩へ。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の夜景。
昼にたんまり食べたのであまりお腹が減っていない。
お腹が減るまでしばらく夜のミラノを散歩することに。 -
メトロに乗ってドーオモ前の広場へ。
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ドーオモ前の広場に建つ巨大なクリスマスツリー。
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ドーオモ。
尖塔の間に輝く金色の物体はマリア像。 -
ガッレリアの夜景。
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ガッレリアの中。
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街を少し歩いてみる。
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また風貌の違うトラムが走っていた。こちらはバーとなってるトラム。
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レンタサイクルの電気自動車版。充電ステーションになっている。
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結局お腹が空かないままだったのでワインバーで一杯飲むだけにした。
翌日の『最後の晩餐』に期待を膨らませながらホテルへと戻る。
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旅行記グループ 2016冬 ミラノで『最後の晩餐』
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