2016/11/17 - 2016/11/23
2903位(同エリア9830件中)
MWさん
ロンドンは3回目。訪れる度に行きたい場所が増えて大好きな街。
2年前の2014年夏に訪れて、その年の11月にも、錦織圭さん初出場のテニスツアーファイナルズ観戦のために一人旅をしました。
今年2016年は、次女が受験を控えあきらめていましたが、少し仕事で煮詰まっていることもあり、ロンドンの街と圭さんに癒されたいという想いで、再び行くことにしました。
今回のテーマは、テニス観戦以外にも、アンティークカトラリーと紅茶の購入、2年前には感じ足りなかったケンジントン付近の雰囲気を堪能することと、クリスマスイルミネーション、それからロンドンの食も楽しみたい。
テニスの準決勝、決勝観戦も含めて、ロンドンの街を満喫し、素晴らしい旅ができました。
2日目は、午前 セントポール大聖堂の内部とドーム塔上、バラマーケット。
午後、O2アリーナでラウンドロビン昼の部観戦→デートモダンの夜景観賞→O2アリーナで、ラウンドロビン夜の部観戦です。
写真は、ミレニアムブリッジ上からのセントポール大聖堂の眺め。
ここサウスバンクは、常に進化しながら歴史を大切に守り、歴史的な建物と近代的な建物がうまくマッチしているロンドンを象徴している界隈だと思います。
そんなことを感じながら気持ちよい散歩ができる場所でした
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2日目の朝。天気が良さそう。
-
ロンドンにいるんだなあ。
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朝食後、早速出かけます。
最寄り駅での、ウエストブロンストン駅。
小さな改札口です。 -
メトロDistinct線の駅ですが、地上にあるホーム。
この造り、解放感あります。 -
乗り換えはあるものの、ここから大聖堂までは、40分ほどで着くはず。
ウエストブロンストン駅からイースト方面に向かう列車は、行き先が異なる2種類があり、こんなふうに表示があります。
この辺りはwifiの繋がりが良くなく、調べることもままならず、テンパっていた私は、この標識を無視して、別の行き先の列車に乗ってしまいました。
そして行っては戻るを数回やらかしました。
これだから、方向音痴は困ります。 -
これから、そんな目にあうとは知らずに、ホームの座りごこちの良さそうな長いベンチとごみ箱を撮影。
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かわいい色合いの電車。
なんとか、ピカデリーラインでホルボーン駅まで行き、セントラルラインに乗りかえます。 -
セントポール駅の地下への入り口。柵のデザインがおしゃれ。
ここから、大聖堂までは、徒歩4分のはず。 -
Googleマップを頼りに歩きます。ここらの電波状況は良好。
あ、見えてきた。 -
朝10時半。
聖堂付近でお掃除する女性。ご苦労さまです。
こうやって、街の美化は保たれているのですね。 -
いよいよ全景が。
心躍る瞬間。ダイアナ妃が結婚式をあげた教会。
2年前は、外観を眺めただけだったので、今回は内部を見学したかった。 -
大聖堂正面に回ります。
塔の片方に時計がついているのは珍しいと思う。 -
入場料は少し高め18£。でも、それだけの価値はあると思います。
子供たちが、日本語オーディオガイドを渡すお手伝いをしていました。
最初に建てられたのは604年。
その後、何度も再建を繰り返し、この建物は、1666年に起きた「ロンドン大火」のあと、クリストファー・レンという建築家により造られたとのこと。
奇跡的に2度の大戦をくぐり抜けた大聖堂の内部は、見応え十分でした。
残念ながら写真撮影は不可です。
この大聖堂のドームは登れるようになっていて教会内部からのアクセスになります。
ここが初めの階段。教会の中央にありました。 -
ドームには、3つのポイントがあります。
まず、地上30mにある「ウインスパリング・ギャラリー」
ここからは、祭壇を見下ろすことができますし、ドームの天井の素晴らしいモザイク画を近くに鑑賞することができました。
ここも写真撮影不可でしたが、なかなか趣のある場所でした。
塔の中段、約52mにある石の回廊(ストーン・ギャラリー)に登ってきました。
ここからは、外に出られます。 -
石の回廊から外にでて、眺めます。
大聖堂の塔の一方についている大時計。 -
テムズ川、ロンドンアイ。
建物上部から街を眺めるのは初めてです。 -
この石の柱は、ロンドンの大火をまぬがれて残っている貴重なものだと、オーディオガイドの説明がありました。
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赤の部分が、今いる場所。
ここまでは、階段も広く、そんなに大変ではありませんでした。
その先の金の回廊(ゴールデン・ギャラリー)までは、さらに登らなくてはなりません。
それを示している標識。 -
さらに33m。150段。写真にあるように、結構急ならせん階段です。
私は極端な高度恐怖症ではありませんが、かなり怖かったです。
脚が時々すくみました。 -
階段を登り切り、外へ出た瞬間、怖さと疲労と戦って(大袈裟?)登ってきた達成感と、広がる眺めで思わず声を出してしまいました。
塔の最上部は、狭く、風を直接感じて少し怖い。 -
趣ある手すりの先には、ロンドンの新しく個性的な建築物や、ロンドンアイの素晴らしい眺めが広がっています。
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今では、ロンドンで1番高いシャード。
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ミレニアムブリッジ。
その先には、99mの高さの煙突をもつ、元発電所だったテート・モダン。
テニス観戦の後、またここに戻って、このテート・モダンの屋上からこちら側を臨む予定です。 -
多くの人がいます。
私も、ここからこの橋を渡り、テムズ川沿いの散歩をしながらバラマーケットに立ち寄ります。
ランチ後、ロンドンブリッジ駅からO2があるノースグリニッジ駅にアクセス予定です。 -
さあ、この階段をまた降りなくては。
降りる方が怖かった。
途中、何度か抜かしてもらって、ゆっくりと地上に帰還。 -
大聖堂を出て、ミレニアムブリッジに向かいます。
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ミレニアムブリッジ。
名前通り、2000年に架けられた325mの歩行者専用の吊り橋です。
吊り橋のため風が強い日は、結構揺れるそうです。
この日は風もなく揺れはありませんでした。 -
散歩を楽しむ人たちでいっぱいでした。
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2年前には、この連絡船に乗って、グリニッジに行きました。
連絡船から眺めるこの橋の眺めも素晴らしかった。 -
グリニッジ方面に見えるロンドンブリッジ。
ここ、テムズ川沿いは、みどころたくさんです。 -
都会的でエレガントなデザインは、ロンドン各地にユニークな建築物を建てたノーマン・フォスタ卿の設計によるものだそうです。
歴史ある大聖堂と新しい再開発されたサウスバンク地区を結ぶ橋としてのミレニアムビレッジ。
セントポール大聖堂と並ぶこの景観は、ロンドンの象徴的な眺めだと思います。 -
テムズ川沿いを散歩しながら、15分ほどでバラマーケットに着きます。
このマーケットは、これから行くポートベローマーケットと並んで、行ってよかったと思う場所です。
営業時間は、週末木曜日から土曜日のみ。当日は金曜日。
かなわなかったけど、翌日も行こうかと思ったくらいです。
マーケットは食材を手に入れる場所ということだけでなく、屋台の多さとその活気が楽しかった。 -
屋台を見ているだけで、ほんとに楽しい、
大きなパエリア鍋で煮込んでいる屋台がいくつも並び、鉄板で手際よく焼いたりまいたり、様々な国の料理があって目移りします。 -
香りも良くて、どれも、美味しそう。
-
日本の屋台は、お好み焼きや、たこ焼きか、どのお祭りでも決まっていますが、ここは、ドイツ、インド、スペイン、タイなどの料理を、レストランより安価で美味しく頂ける場所だと思います。
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私は、お店前のサンプルが豪華で美味しそうだった、シュリンプとビーフのcomboのラップを頼みました。
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comboなので少し高くて10.5£だったかな?
単品だと6£からあったと思います。 -
ビーフは焼き加減も聞いてくれるし、生野菜もたっぷり。
チリソース、マヨネーズソースの有無を聞きながら目の前で作ってくれます。 -
同店のお米を使ったスパイシーなお料理をboxに入れてくれるのもおいしそうでした。
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マーケットは広くて、紅茶も、アルコールもデザートもオイスターバーもなんでもあります。
お腹に余裕があれば、このカップケーキなんかも食べたかったなあ。 -
ホットドック屋さん
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紅茶やさん。
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ここで、カップの紅茶をいただきました。
体があたたまりました。
晴れていたので、気持ち良いですが、さすがに11月。
長く外にいると、体は冷えます。 -
スイーツ屋さんもいっぱい。
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手作りクッキー?
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テムズ川側とは反対側の市場の入り口は、こんな感じ。
ここからロンドンブリッジ駅はすぐ近く。
O2があるノースグリニッジ駅までは約15分でアクセスできます。 -
本日は、ラウンドロビンAグループの3日目、各グループ4人総当たりの最終日です。
午前の部には、錦織圭さんと同グループのマレー対ワウリンカ戦。
夜の部は、圭さん対チリッチ戦があります。 -
この大会を優勝すれば、年間1位となるマレー選手。
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対するワウリンカ選手。
圭さんに負け、チリッチに勝ち1勝1敗。
準決勝に進出するには、この試合に勝利することが必要になります。 -
どんな試合になるでしょう。
ワウリンカ選手、相当気合が入っていました。 -
今期、なんと全米オープンを制し、グランドスラム優勝3回目を果たしました。
1985年3月生まれの31歳。
2014年全豪、2015年全仏、2016年全米。
あとは、全米をとれば、ゴールデンスラム達成のすごい選手です。
そんな大選手に圧倒して勝った圭さんは、すごい。
圭さん26歳。まだまだいける。 -
自分の席から。チケット発売日まもなく予約したチケット。
今回は、決勝以外は、コートサイドやコートエンドの前方席を取ることができました。
マレー応戦で、イギリスの旗を持っていたら、隣の方が、親写真撮ってあげると。撮って頂いた1枚。顔真っ暗ですが。
ここロンドンで出会った人々は、ホントに皆親切でした。
いい記念になりました。 -
試合は、序盤から両者の気持ちの入ったストローク戦が繰り広げられ、観応えたっぷりでした。
ワウリンカの渾身のストロークを、マレーの鉄壁のディフェンスが破ったとき、ワウリンカが自分の脚でラケットを折る姿を目の前で目撃しました。
迫力ありました~。 -
3勝し、自らの力でラウンドロビンを1位通過したマレー。
これで、圭さんはこの後のチリッチ戦で敗れることがあっても、準決勝に進むことができます。
ひと安心。
でも、がんばって応援するぞ。 -
午後2時から始まった試合も、4時には終了しました。
8時開始の夜の部まで時間がありますので、テート・モダンにやって来ました。
この時期、日没は6時。ここの最上階から見る夜景を見るのも目的です。
ちなみに入場料は無料(寄付)です。 -
ここテート・モダンは、以前は「発電所」だった建物を改造し、2000年にオープンした国立の近現代美術館。
テムズ川をはさんで向かいは金融街シティ・オブ・ロンドンや、セント・ポール大聖堂が立つなど立派な街並みがありましたが、この対岸の南側のサウス・バンク地区は、荒廃した地区だったそうです。
この荒廃した地区にあった閉鎖された発電所建物に目を付け、展示・収蔵スペースの不足に悩まされていたテート・ギャラリー(現テート・ブリテン)の移転と再利用が発表されたのが、1994年。
改造され2000年のオープンから今に至るそうです。 -
このサウス・バンク地区、ロンドンでも最も治安が悪い場所だったそうです。
それが、ミレニアムを祝う新施設移設や、その後の市の努力により、これだけ洗練され安全な地区になり、テムズ川沿いは最も人が憩う場所となっている。
見習うべき都市計画だなあ、と思います。
美術館一通り回りましたが、中には理解不能な作品も(笑) -
ピカソの泣く女。
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夕暮れを待って、展望階へやってきました。
外に出ることができます。
現代芸術はよく理解できなかったのですが、ここから眺める夜景を目にしたとき、一瞬息をのみました。 -
ロンドンの建築物の夜の顔を観ることができます。
大聖堂自体もその美しい姿を観ることができ、おすすめです。
大聖堂は、ライトアップされている訳ではないので、少し暗いのですが。 -
夜景は、ピントが余計あわない。
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ひときわ目をひくシャード。ロンドンで一番高い建物だそうです。
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この最上階の階下には、素敵なカフェがありました。
この夜景を眺めながら、一瞬ビアを飲みたい衝動にかられましたが、大事な圭さんのチリッチ戦のために思いとどまりました。 -
アリーナに戻る途中で、盛り上がっていたサウスバンク地区のパブ。
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今日の夕食は、O2アリーナに入っているレストラン街で取ることにしました。
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どこも混んでいます。
テラス席のあるイタリアンレストランへ。
まずはキューカンバソーダを頼みました。
(キューカンバって何だっけ?と半信半疑でした。きゅうりの香りの不思議な飲み物でした。) -
ちなみに、中も激込みでした。
テニスを観ない人もここに遊びにくる人もいるようです。 -
アリーナは、テントのような造りで屋根があるので、テラス席は寒くもなく快適で、解放感がありました。
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モッツァレラチーズ添えのトマトスパゲティ。
オーダーしてから、来るのが遅くて、8時開始の試合に間に合うか、ハラハラしました。 -
さあ、チリッチ戦です。
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今回は、先ほどの席よりやや後方。
でも、十分な近さでした。 -
もちろん、日本の旗を持って応援。
ここでも、女性二人組のお母様っぽい方が、写真を撮ることを申し出てくださいました。
ご親切に、嬉しさいっぱいです。 -
ちょうどエンドラインの延長上の席でした。
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赤いウエアがよく似合う。
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圭さん、第1セットは超絶好調。
このまま絶対勝勝利すると思っていました。 -
ところが、途中でチリッチの調子が上がり、敗戦となってしまいました。
まさか逆転されるとは思わなかったので残念でした。
でも明日の準決勝はやってくれるはず。
もう10時過ぎ。明日の準決勝まで20時間。体力回復が心配です。
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