2016/12/01 - 2016/12/03
13位(同エリア31件中)
itaruさん
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砂漠の夕陽を楽しんだ翌日、ヌアクショットに戻ります。途中、フランス映画「フォート・サガン」のロケ地ともなったアモグジャール峠の景観などを楽しみつつ、水が豊富なテジルジットのオアシスでゆっくり昼食。夕方ヌアクショットに到着すると、翌日は早朝便でカサブランカ、ドーハを経由して羽田に戻りました。
日程は以下の通りです
11月27日 QR807便 成田-ドーハ
28日 QR1395便 ドーハ-カサブランカ カサブランカ観光
AT511便 カサブランカ-ヌアクショット ヌアクショット泊
29日 ヌアクショット-シンゲッティ シンゲッティ観光
シンゲッティ泊
30日 シンゲッティ-ウワダン-シンゲッティ ウワダンなど観光
シンゲッティ泊
12月1日 ★シンゲッティ-ヌアクショット ティルジットなど観光
ヌアクショット泊
2日 AT510便 ヌアクショット-カサブランカ
QR1395便 カサブランカ-ドーハ
3日 QR812便 ドーハ-羽田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ロイヤルエアーモロッコ カタール航空
- 旅行の手配内容
- その他
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初日、2日目は朝6時半には朝食。7時半までには出発していましたが、本日は比較的ゆっくり行動します。宿を出たのは8時半過ぎ。アタール方面へ向かいます
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目指すのはアモグジャール峠。ごつごつとした岩がちな大地になってきます
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ここは遠い昔のキャラバンも通った道です
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アドラル大地の独特な景観が目の前に広がってきます
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テーブルマウンテンのような真っ平らな大地と切り立った断崖。
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この辺りはモーリタニアで最も起伏に富んだ土地です。サハラ砂漠に囲まれ、標高100~200mほどの高台の中と窪地が組み合わせになっている。宇宙から眺めると、リシャット構造という巨大な環状構造が見えるそうです。別名「アフリカの目」、「サハラの目」とも。ただ、全容をつかめるのは宇宙からだけ。残念ながら地上では分かりません
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しばし、この場に佇んでしまいます
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パノラマで撮影。雄大な景観に圧倒されます
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この景観を利用して、「フォート・サガン」(1984年)というフランス映画が撮影されています
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出演はソフィー・マルソーやカトリーヌ・ドヌーブ、ジェラール・ドパルデューなど日本でも知られている俳優が出ています
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舞台は第1次世界大戦前のアルジェリアですが、この景観の良さもあってロケ地に選ばれたそうです
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ここにもフランス軍が築いた砦があり、映画のロケに合わせて改修されました。当初の日程表では砦にも訪れることになっていましたが、今回はパスとなりました
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セピアにしてみました
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今度は白黒で
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白黒にすると、渋くてなんかいいな
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雄大な景色を楽しんだ後はアートの時間。すぐ近くの古代の岩絵に向かいます。ところが、いるはずの管理人がいない。ムールドさんが電話しても反応なし。で、どうしたかというと、彼に続いて壁を乗り越えて中に入りました。大丈夫なのかな
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人や家畜らしき動物が描かれているのが分かります。保存状態はそれほど良くはありませんが、先史時代の貴重な資料です
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正確な年代は分かりませんが、サハラが砂漠化する以前の暮らしがしのばれます
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これは牛とはっきりわかります
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こちらも牛ですね
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これはキリン。砂漠化前は生態系も多様でした
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祭りか何かでしょうか、踊る様子も描かれています
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見学を終えたら寄付金箱に謝礼を入れて引きあげです。車に戻るムールドさん。白い民族衣装がかっこいい
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40分ほどかけてアドラル地方の中心都市アタールへ。街の中心の市場近くに車を止めます
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地元の人がフランスパンを買い求めています。ベトナムもそうですが、旧フランスの植民地ってパンが不思議と美味しいです
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昼食の材料の買い出しです。手前で売っているのはデーツ(ナツメヤシ)。ムールドさんが日本への土産にいいのでは、と一袋渡してくれます(良く考えたら、検疫で引っかかってしまいます。それで、出発前に彼に返しました)
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この写真を撮っていた時、全く関係ない女性がえらい剣幕で文句を言ってきました(アラビア語は分からないですが)。この辺りは写真を好まない人も多く、しかも女性の写真を撮っていたからでしょう。もっとも、この写真はガイドが女性たちに交渉して私に写真を撮らせたもの(特に私からリクエストは出していませんが)。彼女たちも慣れたもので、当然のようにチップを受け取っているのです。まあ、こういった写真を撮るときは細心の注意が必要です
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中心街はこんな感じで店が並んでいました
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さらにアタール近郊にあるモーリタニアがイスラム化された初期の遺跡に寄ります
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ムールドさんによると、イベリア半島を支配したイスラム王朝の影響でイスラム化したとか
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ただネットで調べても、この辺の遺跡等の情報は良くわかりません
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10分弱かけて一回りします。遺跡には建物の基礎部分がわずかに残っているだけです
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もう少し詳しい歴史がわかるとより面白いのですが
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遺跡を後にして約1時間、オアシスという名がふさわしいテルジットに到着です
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ヤシの木々の間を小川が涼しげに流れています
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すぐそばにアドラル大地の断崖が迫っています
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ゆっくり寝そべって日本から持ってきた本を読みながら昼食を待ちます
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岩から染み出る水をバケツで受け止めます
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のんびりした気分。地元の人たちも結構いました
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ミントティーに新鮮なミントの葉もつけて(笑)
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この日のランチは昨夜のデザートラビット?にラクダ(奥の皿)です
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ラクダの肉はアタールの市場で仕入れました。ごく普通に売っていたのでびっくり。味の方は、まずくはないけど……。肉はかためだし、といった感じ。
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砂漠を旅して、この場所にくると別世界という感じですね
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帰国後に知ったのですが、ここでは温泉も湧いているとか
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大規模なリゾートではないけど、素朴な感じが癒しを与えてくれる
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数台の4WDが駐車していますが、外国人の観光客は私だけ。あとは地元の人たちがくつろぐために来ています
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あとはヌアクショットに戻るだけ
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ヌアクショットまでの道のりでは後部座席から助手席に移って景色を堪能
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2時間ほど走って一休み。道路脇でお茶の時間です
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お茶の準備をするドライバーのダーさん。そういえばダーさん、旅の間は私の前であまりお祈りをしなかったけど、この休憩の際はお祈りをしていたなあ。
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日が沈みます。ヌアクショットまであと一息
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そういえば、ドライブ中はムールドさんのCDを聞いていたけど、CDの保管状態が悪くて音飛びが激しかったなあ
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休憩から1時間、ムールドさんがラクダのミルクが買いたいと止まったのですが品切れだったみたい
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テルジットから2度の休憩を挟み、5時間ほどでヌアクショットのホテルに戻ってきました。なぜか、この日はデラックスルーム(もしかしてスイート)になってました
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ソファもあって快適。ですが、明日の早朝に出るのでもったいない気も
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で、モーリタニア最後の食事はなぜかフランス料理店へ
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メーンは「ここはロブスターが有名だから」と勧められたのですが、残念ながらこの日は入荷なし。ってことで海老料理となりました。美味しかったけどね
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ホテルの内部はこんな感じ。まずまず雰囲気はいいです。ちなみに入口にはテロを警戒してか金属探知機がありました。ただし動いてはいませんでした
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翌朝は7時10分発のロイヤル・エア・モロッコに乗るため4時半ホテル出発で空港へ。眠い~
ヌアクショット空港 (NKC) 空港
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出発便は1便だけなんだけど、手際が悪くて列の並びを守らない人も多くて大変。さらに出国後の税関の役人に賄賂を要求され、所持金検査と称した手品で60ユーロを抜き取られて最悪の気分。出国後の制限エリアは新しくてきれいだけど、DUTY FREEなどの店舗は皆無です
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カサブランカまで2時間30分ほど。朝食をいただきます、ついでにモーリタニアではノンアルコールだったので、この後でビールもいただきました
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ヌアクショットで金を盗まれたこともあり、余っていたディルハムを再両替するためカサブランカでは一度入国することにしました(トランジットカウンターがゲキ混みだったこともありますが)。入国審査の列に並んでいると、ブラジル人の女性が次の搭乗券を持っているけど、待ち時間が長いから入国したいけど可能だろうか、と聞いてきた。「大丈夫でしょう」と答えて入国。荷物のピックアップ、チェックインを終えて両替所へ。持っていたディルハムは20ドルにわずか足りない額だったけど、サービスで20ドルにしてもらいました。嫌なことが続いていたので、ちょっとうれしかったりして。で、出国してラウンジへ
Mohammed V International Airport Convives de Marque Departure Lounge 空港ラウンジ
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ここのラウンジのバーの営業時間は午前11時から午後9時まで
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食べ物は軽食って感じで、あまり魅力的なものはありませんでした
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14時発のカサブランカ発ドーハ行はマラケシュ経由です。ほんの数十分のフライトでマラケシュまで飛び、一部の乗客を入れ替えてドーハに向かいます。この間はジュースが出たっけかな。マラケシュを飛び立つと、間もなく機内食が配られました
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到着前には軽食が。さすがにここはコーラで
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ドーハでは加工済みのデーツを購入。その後、すぐに往路ではゲキ混みだったステータスカードで入れるカタール航空のビジネスラウンジへ。今回は午前2時ごろの到着ということもあって、ホントに人がいません。シャワーも待ち時間なしですっきり。ただ、羽田行きにしたので待ち時間が長すぎた。
ビジネスクラスラウンジ (ハマド国際空港) 空港ラウンジ
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アップグレードないかなと期待はしたものの、復路でのインボラ再現はなし
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2度の機内食をいただいて無事に羽田に到着しました
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