2016/12/24 - 2016/12/27
108位(同エリア348件中)
からみもちさん
- からみもちさんTOP
- 旅行記104冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 98,071アクセス
- フォロワー18人
前日深夜に飛行機で福州へ、福州で1泊。
次の日に新幹線で泉州へ移動。泉州の開元寺、天後宮等を見物。泉州泊。
2日目は洛陽橋-清源山-泉州博物館と観光。泉州泊。
翌朝新幹線で福州へ移動し、三坊七巷をぶらぶらし、鼓山に登る。
その次の日に飛行機で上海へ帰る。
泉州は栄えた歴史が長く、市中心部以外にも見所が広がっていて、海上貿易の歴史に興味があれば、もう何泊もできると思った。
福州も、何もないという情報だったが、なかなか良かったと思う。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
泉州駅。
新幹線だと、福州から1時間ちょっとで着く。
1等席で63元くらい。 -
泉州駅前のバス掲示板。
ちなみにバスはここまでは入ってこないので、ここでバカみたいに待ってたら永久に来ない。
外に向かうと、すぐにバスが並んでいるエリアがある。
ここから、2番線と40番線等を乗り継いでいく。
最近は、この規模の町だと、スマホで百度地図を開いて目的地を入力すれば、すぐに表示される。
昔は旅行で町に着いたらまずは地図を買い求めたものだが、今では全く買わない。 -
駅から1時間くらいかけ、宿に向かった。
宿は、この「1916創意産業園」という敷地の中にある。
開元寺に歩いて1キロちょっとくらいで、交通の便もそんなに悪くない。 -
衆山小国際青年宿舎。
清潔感のあるおしゃれな外観と内装で、周囲の環境もとても静か。 -
泊まったのはここ。「タタミ房」190元。
名前の割に畳はないが、床が高くて日本人としては過ごしやすい。
Wifiと窓があってシャワー、トイレ、エアコンと一通り揃っていて、異臭もないし、非常に過ごしやすかった。 -
衆山小国際青年旅舎がある1916創意産業園は、昔工場だったエリアを改造したものらしく、改革開放前の中国の古い建物で構成されている。
宿の北には「大麦倉」という大麦の備蓄場が残っている。 -
宿に荷物を置き、歩いて開元寺へ行った。
開元寺界隈は古い町並みが続いていて、道も狭いので来るまで少しごちゃごちゃしている。 -
開元寺の門。入場は無料。
中国南方の古代建築の大きな特徴として、屋根の縁の反り返りが挙げられる。
それから天辺の飾りもカラフルで少し派手だ。 -
開元寺の大雄宝殿とその手前の広場。
-
広場の両脇には、ガジュマルの樹が植わっている。
-
宋元二塔。
宋、元の時代の塔。
彫刻の姿勢や衣装なんかがヒンドゥー教の影響を受けたものになっている。 -
大雄宝殿の基礎部分の側面の彫刻。
ちょっと東南アジアの仏教遺跡の彫刻も彷彿とさせる。 -
屋根の飾り。
-
上の部分は嘉慶四年と彫ってあるが、下の部分はもっと古そうだ。
-
飾りが細かくてきれい。
-
仁寿塔。
下の方は改修中。
一千年以上前の建築で、二度の火災に遭い、木から石造りに変えたらしい。
開元寺にはこれと対になる鎮国塔があり、そっちは完全に改修中だった。
泉州の古城内の建物は、この二塔より高い建物は建ててはいけないのだという。
要するに、泉州のシンボルだ。 -
塔のそばにある麒麟の彫刻。
-
その脇には、孫悟空とか猪八戒とからしき彫刻もある。
-
開元寺を出て、旧市街の横町に入った。
横道も木が植わっていてそこそこ広い。 -
-
泉州の古城内の建物は、新しいアパートでも昔の建築様式を残して町並みの雰囲気作りを行っていて、感じが良い。
-
泉州文廟。
中国ではおなじみで、孔子を祭っている。 -
文廟の入り口にあった古そうな橋。
-
清浄寺。
中国最古のイスラム寺院だという。
時間がなくて入らなかった。 -
関岳廟。
清浄寺から東に歩いてすぐのところにある。 -
天井の飾りも賑やか。
-
関岳廟は、関羽と岳飛を祭っている。
参拝者も多く、歴史も長い。
元々は関帝廟だったのが、100年くらい前に岳飛も加わって、改名したらしい。 -
脇では、おみくじらしき木の棒がおいてあった。
束で両手で軽く持って、落として残ったものが自分の運命になるようだ。 -
木の棒を持って行くと、ここで占ってくれるようだ。1回2元と格安。
-
次は、天後宮へ行った。古城地区の南端にある。
-
主殿には、碼祖という神様を祭っている。
-
主殿の碼祖。
清時代の皇后みたいだ。
碼祖は中華圏の南方の海辺で広く信仰されている。
元々は10世紀に実在した女傑で、海で救助活動をしたり貧しい人を援助したりいろいろいいことをしたらしく、後に神格化されたらしい。
航海の安全なんかを祈願するらしい。 -
絵馬じゃないけど、瓦に願い事を書いて置いている。
-
ミニチュアの碼祖。
行事で神輿を担いだりとかの時に使うらしい。 -
天後宮を出ると、南には昔の泉州城の南門の跡がある。
昔は、南門から船出をする時に、天後宮でお参りをする流れができていたらしい。 -
天後宮の脇にある「正泉茂緑豆餅」という店。
ここの緑豆餅が泉州の名物。 -
緑豆餅。6元で4つ入り。
外の皮は、上海でもある鮮肉月餅の皮みたいで、サクサクした歯触り。
中の餡は、緑豆のこしあんで、甘さ控えめでおいしい。 -
泉州の町の夕方の風景。
-
夜ご飯はここで食べた。
泉州では結構あった、「姜母鴨」という料理の店。 -
姜母鴨。一羽で70元だったが、一人だったので半羽で40元。
味は、生姜のきいた甘辛のたれで焼いた感じだ。鍋に入っているがバーベキューのような野性味のある味だった。
おいしかったが、頭とか首とか骨が多い部位が多く、食べにくかった。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
中国 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
40