2015-16　年越しロンドン散歩2　【新年編】

2016/01/01 - 2016/01/04

思いがけず休みが長かったので年越しをロンドンで過ごすことにしました。

【新年編】はトラファルガー広場で見たニューイヤーズデイ・パレードと、テムズ川沿いのライトアップの様子です。

シティにあるレドンホールマーケットにも行ってみました。ハリーポッターやその他多くの映画の撮影地となったそう。

初めて位置情報を入れてみました。どうなるんだろう。

1ポンド＝190円で計算しています。

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

2016年1月1日（金）

明けましておめでとうございます。

寝落ちから目覚めると、窓の外はキレイな朝焼けでした。

普通に朝風呂をしてしまって、気付いたら初日の出を逃していました。

おーい・・・

窓も湯気で曇ってるし。

さて、特に予定はありませんでしたが、せっかくなのでニューイヤーズ・ディ・パレードを見るためにディストリクトライン1本でエンバンクメント駅にやって来ました。

エンバンクメント駅 駅

駅から大通りのストランドに向かうヴィラーズ・ストリートはスタバやパブやレストランも普通にオープンしていて、日本の元日とは違って普段どおりという感じ。

そのまままっすぐ進んでストランドにぶつかると、左手にはイギリス国鉄のチャリングクロス駅です。

チャリングクロスといえばシャーロック・ホームズ。
そういえばパブ・シャーロック・ホームズに行ったことないなぁ。
ベーカー街221b（シャーロック・ホームズ博物館）には何回か行ったんだけど。

チャリングクロス駅 駅

チャリングクロス駅からすぐのトラファルガー広場の辺りは歩行者天国になっています。

パレードは画面右（北西）からやってくる予定で、この辺りはまだ始まっていません。

トラファルガー広場 広場・公園

人もだんだん集まってきました。
場所取りをした方がいいのかなぁ？

ホワイト・ホール（道路の名前です）の先にはエリザベス・タワーが。
もうビッグ・ベンでいいと思いますけど・・・

大型スクリーンが用意され、テレビクルーもスタンバイ！

馬にまたがったチャールズ１世像が昇降機に乗ってるみたい（笑）

何やら仮装した人がやってきました。

詳細がわからん！

なぜにフランス国旗！？

パレードは色々な団体や行政区ごとに出し物があり、目の前を通るウェストミンスター区はレ・ミゼラブルだそうです。後で調べました。

なるほど、だからフランス国旗が振られてたんですね。

チアの団体がやってきました。
前列の動画撮影率が増えたような気がします。

数時間続くというパレードにも早々に飽きてしまったので、エンバンクメント駅に戻る途中のThe Princess of Walesというパブに入りました。

プリンセス・オブ・ウェールズといえばすぐにダイアナさんが思い浮かびますが、現在はカミラさんなんですね。とはいえその呼称は用いずに、たくさんある称号の中からコンウォール公爵夫人を名乗っているそうです。

メニューになくてもフレンチフライだけでも頼めました。
勇気を出してカウンターで聞いてみましょう！

確か２ポンド（380円）ぐらいでした。ホクホクして美味しかったです。
エールビール（ハーフパイント）も味見をしてから頂きました。1.2ポンド（230円）ぐらい。

一息入れたところで、お次は映画ハリーポッターの撮影地であるレドンホールマーケットを目指してモニュメント駅にやってきました。

モニュメント駅の由来となったロンドン大火記念塔もきちんと写真に収めておきましょう。

1666年に４日間続いた大火は当時のロンドン市の85％を焼き尽くし、それから木造建築は禁止され、街路も整えられたそうです。
また、皮肉にも当時猛威を振るっていたペスト（黒死病）がこの大火によって沈静化したという説もあります。

大火記念塔 建造物

歩くこと５分、レドンホールマーケットにやってきました。

レドンホール マーケット 市場

お店は閉まっていましたが、照明は灯って旅行者を迎えてくれます。

色が良いですねぇ。

映画の雰囲気は味わえませんでしたが、誰もいない美しいマーケットをしばらくぶらぶらできました。

アーケードの端には大きなクリスマスツリーも置かれていました。

ヨーロッパのクリスマスは可愛らしいですね。

元日ですが。

モニュメント駅からまっすぐ南下するとロンドンブリッジです。

対岸には2013年に開業した細長いピラミッドのような「ザ・シャード」が見えます。

パリのポンピドゥセンターや関空の旅客ターミナルビルを設計したレンゾ・ピアノの設計で、展望施設やレストランからの眺めは新しい観光スポットになっているのだそう。

ロンドン橋 建造物

ロンドンブリッジのお隣はタワーブリッジ。

この角度だとあまり美しくはないですね。
やっぱり橋のたもとから斜めに見上げるのが良い。

オックスフォードサーカスにやってきました。

夕暮れ時のソーホーをお散歩です。

ロンドン・パラディウムは1963年にビートルズがデビューした場所。

ギリシャ神殿のようですね。

ロンドン パラディアム 劇場・ホール・ショー

リージェントストリートの装飾も素敵！

2015年のクリスマスは時計の部品がテーマです。

リバティも元日から営業しています。

リバティ ロンドン 百貨店・デパート

ギルグードシアターのライトアップも雰囲気があります。

Gielgudってなんて読むのかなーって思いながら「この写真のスポットを検索」に英語で入れたら検索結果が日本語で出てきてホッとしました（笑）

ギルグードシアター 劇場・ホール・ショー

ぶらぶらしていたら、ビルの間からテムズ川の向こうにあるロンドン・アイも見えました。

寒いけど楽しいです♪

夕食のためにチャイナタウンにやってきました。

あったかいスープヌードルが食べたいぞー！

チャイナタウン ロンドン 散歩・街歩き

良さそうなお店を求めてウロウロ・・・

まだ17時前ですが、ここまで日が暮れているとみんな晩ご飯の気分になるようです。

今夜はジェラルドストリートにあるGolden Phoenix（金鳳凰）に決めました。
混雑しているので美味しいはず！

入店してみると１階は満席で２階席に案内されました。

２階席は広々としていましたが、店員さんが食器をガチャガチャする音がとてもうるさく、帰り際に使おうとしたお手洗いも各階すべてで水が流れず、みなさんとても困っていました。でも店員さんが対処しようとする気配は皆無でした。

そこそこ綺麗なお店だと思ったのに失敗したー！

ゴールデン フェニックス (金鳳凰) 中華

ロゼワイン5.50ポンド（1,050円）
蟹肉入りコーンスープ4.50ポンド（860円）

定食についているような小さめのお椀で、なみなみのスープにレンゲが刺さってやってきました。

冷めないように炒飯を待たずにいただきます。

お味は美味しかったです。

エビ炒飯10.80ポンド（2,050円）

メニューが多かったのでスープヌードルは絶対にあるだろうと踏んで入りましたがまさかのフライドヌードルのみ（泣）仕方がないので炒飯を選びました。

炒飯が出てきたのはスープが完全に無くなってから。

エビどこじゃーい！味も薄い！シオタラン（ハンガリー語）！

量はとても多いですが、ビジュアル的にちょっとさみしい。でも他のおかずを頼もうにも量が多く時間もかかりそうだったのでこの日はこれだけにします。

チップを入れて22ポンド（4,200支円）払いました。

腹ごなしにテムズ川南岸を散歩しようとロンドンブリッジ駅までやってきました。

そこから斜めに延びるモア・ロンドン・リバーサイド通りを通ってテムズ川を目指します。

シティホールとタワーブリッジが見えてきました。

美しいですねぇ・・・

空の色が神秘的です。

左を見るとシティのビル群もキラキラと輝いています。

クリスマスプレゼントのオブジェとタワーブリッジ。

クリスマスイルミネーションにハマりそうですわー

川沿いに降りてきました。

ここから遊歩道を歩き始めます。

この日はブラックフライアーズブリッジまでの約２キロを歩きました。

土産物やアクセサリーなどの屋台も出ています。

さあ行くぞー！

足元にこんな案内が。

ケーキに粉砂糖で文字を書くみたいに、ごく自然にありました。

ここがロンドンブリッジシティなのかな？

商業施設のようです。

船も展示されています。

川沿いならではですね。

道に沿って歩いていると、しばらくテムズ川から離れる道を通ります。

歩いている人がいなければちょっと心細い場所かも。

パブThe Anchor Bankside

赤が素敵。入れば良かったなぁ。

アンカー バンクサイド バー

夕方に見たザ・シャードが見えてきました。

先端が輝いてますねぇ。

シェイクスピアグローブ座

1613年の火災で焼失し、翌年には再建されたもののピューリタン革命によって1644年に取り壊され、1977年に元の場所から約200メートル離れた場所に再建されました。

こういう場所で本場の演劇を見てみたいな。

テートモダン

かつての発電所を改造した国立近代美術館です。入場無料なのでお手洗いを借りました。

冬で川沿いだから寒いのよー！！

クイーンズ・ウォークにはこのような案内板がいくつもあります。

現在地と徒歩五分の範囲が丸で囲まれているのでとてもわかりやすいです。

テートモダンの対岸にはセント・ポール寺院が見えます。

さて、寒さも限界になってきたのでそろそろ帰りましょうかね。

対岸にブラックフライアーズ駅が見えてきたので、ブラックフライアーズブリッジを渡っておとなしくホテルに戻りました。

2016年1月2日（土）

ホテルの前から267番か391番のバスで15分のハマースミスへ向かいました。
以前に宿泊したことのあるハマースミスは便利で拓けた場所でお気に入りなのです。

THE SWANというパブに入ってみました。

スワン (ハマースミス) 地元の料理

フィッシュ・フィンガー・サンドイッチ（ポテトかサラダ付き）5.95ポンド

サラダが奥に隠れてしまっていますが、私はポテトもサラダも両方食べたかったので「both both」と言い続けたら追加してくれました（笑）プラス２ポンドほどでした。

フィッシュサンドのタルタルもしつこくなく、とっても美味しかったです！

ハロッズに移動してお土産を物色している間に雨が降ってきました。

10番のバスで車窓観光をしつつ、ハイドパークの横を通ってまたもやオックスフォードサーカスへ向かいます。

ワンパターンか！

ハイドパークには移動式遊園地がやってきていました。

ロンドナーは小雨では傘をさしません！

いや、十分降ってるように見えますけどね・・・

セルフリッジの前の装飾。

幻想的じゃないですか？

雨が降ったり止んだりなので街歩きもほどほどにチャイナタウンへ向かいます。

今日こそはスープに入った麺を食べるのだ！

ディーンストリートにあるTaiwanese Cuisine（梁山好漢）へ。

どこかのサイトで評判が良かったのです。

ドアが閉まっているので重厚な取っ手をガンガンとノックしなければ開けてくれません。

焦ってちょっと混ぜちゃいました。

とっても美味しかったです。

ロンドン最後の夜は”いかにも”な光景を目に焼き付けておきましょう。

というわけでウェストミンスター駅にやって参りました。

目の前のエリザベス・タワーを見上げて圧倒されます。

ていうかビッグ・ベンでいいだろ！（２回目）

ウェストミンスターブリッジからロンドン・アイを見ると、なんと真っ赤に染まっていました。

おぉっと！

お隣のロンドンアクアリウム（ロンドン水族館）の色が青から赤に変化しています！

この微妙な変化は必要なのでしょうか！

・・・ホテルに戻ってきました。

長かったようで短かった年越し散歩もこの日が最後。

わりと気に入ったホテルのバーでしっぽりと余韻を楽しみます。

おっと！

大好きな元フランス代表でアーセナル所属だったアンリ氏がプレミアリーグの解説を行なっております！

ゆったりと滞在を楽しみながら翌日の帰国に備えました。

1月3日（日）

あっという間に帰国日のヒースロー空港ターミナル４です。

すんなりと終わったセキュリティチェック後のツリーも可愛い。

ターミナル４はショップがまーっすぐ並んでいるので迷うことなく買い物や時間つぶしができます。

ハロッズでお土産を少し購入してこの旅を終えました。手提げバッグは市内よりも3ポンド（570円）程安かったように思います。

初めてのヨーロッパの年越しはとても楽しかったです！