ミディーピレーネ　美しい村々　コルドシュルシェル、アルビ編

2016/11/26 - 2016/11/27

“ミディーピレーネ　美しい村々”は今回の旅行を決心したメインテーマ
昨年立てた計画ではスイヤックからフィジャックへ行き、フィジャックからロカマドール日帰り、
フィジャックからカオールへ移り、カオールからサンシルラポピー日帰り、
カオールからアルビに移り、アルビからコルドシュルシェル日帰り。
又それぞれのバスも日に数本、学校が休みの時は無い、バス停から数キロ歩く・・・
全く会話も出来ない老人にはちょっときつい計画でしたが、この現地ツアーがあることを知り、迷いましたが申し込みました。
昨年の計画ではなかった、コンク、ベルカステルが一番気に入りました。

現地ツアー会社は
「ラミティエ　ボワイヤージュ」
ネットで見てたら出てきたのですが、当初何となく不安でした。
お金だけ振り込んで、当日来なかったら・・・
しかし地球の歩き方で色々調べてたら、トゥールーズ欄で大きく広告が出ているのを見つけ、少し安心しました。
ツアーは何人になるのかわからなかったのですが、シーズンオフということもあり、我々二人だけのツアーでした。

目次編は
http://4travel.jp/travelogue/11199176

エリア フランス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自転車
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

８時にホテルに迎えに来てもらい、コルドシュルシェルに向け出発です。
この会社は夫婦で４-５年前に立ち上げたそうです。
旦那は運転手兼ガイド、日本人の奥様とスペインで知り合って結婚したそうです。
旦那は昔バックパッカーとして日本に何年か暮らしたことがあるとか、日本語の採点は６５点。
まあ十分理解できます。
とてもよく勉強しているようで、いろいろ説明してくれました。
友人にプロのカメラマンがいるとかで、写真の撮り方から、最後はネアンデルタール人からホモサピエンスまで。
とても楽しいツアーでした。

コルドシュルシェルが見えてきました

コルドシュルシェル
「空の上のコルド」という意味。
海抜２９１ｍの丘に１３世紀からの皮革や織物産業で繁栄した中世の街並みが素晴らしい。
手前の丘から全貌を眺める

待ち合わせ場所と時間を決め、車で一番高い所の門で降ろしてもらい、街を散策

このレストラン、皇太子時代の平成天皇が訪れたことがあるとか。

ここでガイドと待ち合わせ
ここは昔商品取引所だったとか

仕切り人がこの梁の上から掛け声をかけていたとか

芸術家の老人の家、出入り自由

コルドシュルシェルの丘を降り切ったところの街

コルドシュルシェルの正味滞在時間約１時間半
ちょっと忙しい気もします。

次のアルビに向かいます

最初にアルビに人が住んだのは青銅器時代。
紀元前51年、ローマ帝国のガリア征服後、街はキウィタス・アルビゲンシウム（Civitas Albigensium）、次いでアルビガ（Albiga）と呼ばれるようになった。名前の由来ははっきりしないが、アルビウス（Albius）というローマ人名に由来するという説もある。考古学的発掘ではローマ建築の痕跡が見つからず、このことから、アルビは質素なローマ人入植地であったと思われる。

ツアー会社の夫婦はここアルビに住んでいる。
落ち着いた、こじんまりとした街でとても気に入り、ここに住んだとか。
アルビの街は奥様に案内してもらいました。

１９４４年８月２２日橋からヴュー橋とサント・セシル大聖堂を眺める

奥にサント・セシル大聖堂が見えます

マルシェ・Couvert市場

サント・セシル大聖堂
中世アルビはカタリ派が盛んだったが、１２０８年アルビジョワ十字軍をおこし、カタリ派への攻撃を開始し、大弾圧をおこなった。
大聖堂はカトリック教会の威光を示すため１２８２年建造をはじめ、完成まで２世紀も要した。

サント・セシル大聖堂の奥、タルン川沿いのベルビ宮殿

カタリ派弾圧後の、要塞のような外観を持つ堅固な司教館

ベルビ宮殿からタルン川とヴュー橋を見る

まさに教会の威光を示す建物です

サン・サルヴィ参事会教会

その回廊

妻とガイドさん

ガイドさんにこのレストランを案内してもらい、昼食

昼食後、２時半にアルビ出発