南イングランド旅行　その７（終）　ブレナム宮殿

2016/09/21 - 2016/09/25

４泊５日で南イングランドをレンタカーで巡った旅の記録、その７。

４日目、バースを出た後、コッズウォルズ地方の街を走り抜けながら、オックスフォード近くのウィットニーという小さな町のさらに郊外にあるパブ付きの一軒宿へと向かう。そして最終日となる５日目はそこから車で３０分ほど行ったオックスフォードの郊外にあるブレナム宮殿へと向かった。

これまでの旅行記：
その１　巡礼の町、カンタベリー
　http://4travel.jp/travelogue/11186652
その２　カンタベリー大聖堂
　http://4travel.jp/travelogue/11186658
その３　中世の街並み残る町ライ
　http://4travel.jp/travelogue/11190037
その４　ビーチー岬、セブンシスターズ断崖、イーストボーン
　http://4travel.jp/travelogue/11190397
その５　ストーンヘンジとソールズベリー
　http://4travel.jp/travelogue/11192716
その６　バース
　http://4travel.jp/travelogue/11199266

写真：
ブレナム宮殿の庭園から

エリア オックスフォード(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

バースから車で約２時間、コッズウェルズ地方の綺麗な街並みの小さな町を幾つか通り過ぎ、同地方の東端にある町ウィットニーへ。今回予約したホテルはさらにその郊外にある一軒宿、「 The Bird In Hand Inn」。ナビでも案内してくれない場所だったので、印刷しておいた地図を頼りになんとか到着。

このホテルは小さな集落の端っこに位置するものの、車がばんばんすっ飛ばす一本道のカーブの途中にあり、そこから出歩くことも容易ではなかった。まあ、このホテルにあるバー＆レストランに期待していたので元から出歩くことも考えてなかったが。。。

「 The Bird In Hand Inn」の宿泊エリア。
チェックインはバー＆レストランのある建物で行い、宿泊客はこの中庭を囲ったアパート的な離れの建物に泊まる。

宿泊した部屋。

トイレの流れが悪かったり、洗面台の蛇口の締まりが悪かったりと、水回りが弱い感じ。ベッドはスプリングが柔らかすぎて寝心地はいまいち。それ以外は快適に過ごせる部屋だった。

少し部屋で休んだ後、夕食前にバーで一杯。
ラグビー関連の写真やグッズで飾られている。

Lion…コッツオォルズのエールビール。
The Reverend James Gold…アルコール度数4.5%、ウェールズ地方のプレミアムエールビール。一番ホップの香りがした。

さて夕食。
まずは前菜にネギ、ブロッコリーとチェダーチーズのスープ。

妻がオーダーしたSeebream（鯛）のグリル。

ステーキとキドニー（腎臓）のプディング

中はこんな感じ。

記憶にある限り腎臓など食べた覚えはない。まったりとした食感はあったものの、思っていたよりも味やににおいにクセは無し。量がほどほどだったのもあってか、前々日に食べた「すね肉のギネスビール煮込みパイ」より美味しかった。

デザートのチョコレート。
ほんとはチーズケーキを頼んだのだけれど、これはこれで美味しかった。

食後もバーは賑やかな夜が続く。

朝食。

夕食と同じくホテルのレストランにて。
なんと言っても雰囲気がいい。

フルイングリッシュブレックファースト。

ここに来て初めて豚の血のソーセージ登場。
思っていたよりも癖が無く、美味しかった。

そういえばハッシュポテトが付いていない。

妻が注文したサーモンとスクランブルエッグ。
ここのホテルも朝食はメニューの中から選べるところ。

ホテルをチェックアウトしてブレナム宮殿へ。
車で３０分ほど田舎道を走って到着。

車で来た場合は駐車場の入り口で駐車場代と合わせて入館料も支払う。
駐車場代込みで大人一人２５ポンドは結構高いよ。。。

さっそく宮殿へ。

風が少し強く肌寒い感じ。ウィンドウブレーカーで丁度良い感じ。

宮殿内の天井画

向き合う鹿のはく製

黄色い部屋

赤い部屋

緑の部屋

各部屋の中央に置かれている現代アート的な何かは邪魔でしかない。
センスが悪すぎ。

壁一面に絵が描かれた部屋。

その部屋の天井画。

壁一面にタペストリーが飾られた部屋。

ここのタペストリーは貸し出し中？
これまたセンスの無い…

長い廊下。一旦は図書室、もう一方の端にはパイプオルガン。

図書室

大きなパイプオルガン。

パイプオルガン

首相になったウィストン・チャーチルの生まれた部屋

ウィンストン・チャーチルの小さな産着。

宮殿裏の庭園。

広大な庭園が続く。

アヒルのような庭木。
きっちり手入れされている。

宮殿の外側に続く広大な庭園を散歩してみる。

庭園の池。かなり大きい。

犬を連れた人がたくさん。

羊が放牧されているエリアに犬を連れて入る人々。

お腹が大きくなった羊。

庭園越しに見たブレナム宮殿。

Luton空港へ。

今回の総走行距離は約４７０マイル（＝約７５０ｋｍ）
ちなみに、今回借りた車は時速表示がマイル／ｈとｋｍ／ｈの両方あった。

空港前の道路が工事中だったことも影響し、レンタカー会社で車を返却してからシャトルバスに乗ってセキュリティチェック完了まで約５０分もかかった。

ロンドンLuton空港、郊外の小さな空港かと思えばそこそこ大きい空港だった。
和食中心のお弁当屋さんも出店。

チキンカレー、６．３ポンド。
イギリス料理も悪くなかったけど、やはり最後は日本食が恋しくなる。