南イングランド旅行　その６　ローマ時代の温泉街バース

2016/09/21 - 2016/09/25

４泊５日で南イングランドをレンタカーで巡った旅の記録、その６。

４日目、宿泊地のソールズベリーからローマ時代の入浴施設が残るバースへと向かった。


旅行記：
その１　巡礼の町、カンタベリー
　http://4travel.jp/travelogue/11186652
その２　カンタベリー大聖堂
　http://4travel.jp/travelogue/11186658
その３　中世の街並み残る町ライ
　http://4travel.jp/travelogue/11190037
その４　ビーチー岬、セブンシスターズ断崖、イーストボーン
　http://4travel.jp/travelogue/11190397
その５　ストーンヘンジとソールズベリー
　http://4travel.jp/travelogue/11192716
その６　バース
　⇒この旅行記
その７　ブレナム宮殿
　http://4travel.jp/travelogue/11199268


写真：
バースのローマン・バス

エリア バース(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ソールズベリーからバースまでは車で1時間半ほど。
大した混雑も無かったが、思ってたより多少時間がかかった。

もう少しでバースといったところで眺めの良いところに出たので車を停める。

バースの街並み。

緑に囲まれ、ついつい見とれてしまう風景。

バース到着。
車は写真の立体駐車場に入れてバースの市街を散策開始。
ここから観光の中心「ローマン・バス」のある広場までは歩きで７，８分程度。

Address:
34 Corn St, Bath BA1 1UF イギリス

歩行者天国となってる通りへ。

電話ボックスかと思いきや、ＡＴＭ。

ローマン・バスとバース寺院のある広場。

ローマン バス 建造物

さっそくローマン・バスを見学。

ローマン・バスはローマ時代の公衆浴場跡。
今は入浴することはできない。建物の中は史跡というよりも博物館色が強い。
大人一人１５￡。この料金には音声ガイド代も含まれている。（日本語版も用意されている。）

入館したのがちょうど１２時頃。この時間、既に館外へも列が伸びるほど混雑していたが、見学を終えた後にはさらに列が伸びていて、広場を囲うように並んでいた。午前中のうちに見学するのがお勧め。

バースは街全体がユネスコの世界文化遺産に登録されている。冒頭の眺めの良いところも実は指定エリア内。

受付を抜けるとさっそく大浴場の２階部分へ。
その昔は屋根が付いていたとか。露天風呂だったわけでない。

ローマ時代当時の上流階級で流行っていた髪型らしい。

呪いの板。

他の人への恨みつらみが書き綴られているらしい。

スリス・ミネルヴァ神殿の中庭。

史跡部分は館内にも続いていて、これが結構広い。

女神ミネルヴァの像（頭部）。

ローマ人が去った後、だいぶ後の時代になって見つかった首の部分。排水溝の中に隠されていたとか。

水底から気泡が発生している。

今も熱そうなお湯が流れ出ていた。温泉成分の影響で岩も変色。

大浴場越しに顔を覗かすバース寺院の尖塔。

柵があるわけではないので、お湯に触ろうと思えば触れるが、触ってはいけないことになっている。

西側の浴場。こちらは円形状のお風呂。

最後に飲泉場があり、飲泉が可能。
オーディオガイドを返却する場所の左手奥にあるが、少し判り難い。

ちょっと鉄の味…。飲んでる人の顔の表情は様々。

ローマン・バスを出たところでシャボン玉が宙を舞っていた。

シャボン玉は大道芸人によるものだった。
子供たちが大はしゃぎ。

ローマン・バスの外壁。

ボツボツと穴が開いていて、人によってはじっと見てられなさそうな壁、、、

続いてバース寺院へ。

バース寺院の中。

バース寺院のステンドグラス。

バース寺院の天井。
何だか昆虫のよう。

バース寺院正面ファサード側のステンドグラス。

バース寺院、正面ファサードの扉。

ローマン・バスを見学しようとする観光客で広場はごった返す。

手持ちのペットボトルに入れて持ち帰った温泉。
これで手を洗うと手がすべすべに。

ローマン・バースの正面にある歴史ありそうな小洒落たパン屋さん。

コーニッシュ・パスティという中にチーズとオニオンの入ったデニッシュパンを買って、お昼代わりに食べ歩く。これも美味しく、イギリスの食文化に対するイメージがまた変わって来た。