そうだ！行ったことないからKLへ行ってみよう！　その3

2016/12/13 - 2016/12/19

後半です。
　なんせ毎日同じ様な行動をしているだけなので前後の記憶がまったく曖昧なまま第5日目もジムでのトレッド・ミルで半時間、時速4kmで歩くことから始まります。これをやると眼も覚めますが、朝飯を食うと直ぐさま眠気がやってきてくれて、二度寝をします。

　ホテルのエレベーターでほぼ同年配と覚しき日本人夫婦に遭遇したので「暑いですねぇ！」とご挨拶をしたら「それでも中に入ると寒いんで、おかしくなります！」と奥様が。日本人の場合はほとんど女性の方が直ぐさま口をきいて、男性はほとんど口をお開きになりませぬ。「なんだ、こいつ！」の目。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ANA シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

　今朝もZIPANGUで朝ご飯にしました。
果物と野菜サラダを一緒盛りでございます。この二種類は甚だ馴染み安うございますな。お茶はカプチーノでございますが、今日はこれがなかなか来ませんでね。お兄ちゃんにそういったら慌てて取りに行きましたよ。

　並んで焼いて貰ったオムレツでございます。こちらは自分で付け合わせを探すのであんまり小綺麗ではありませんね。給仕のお姉さんが回ってこられて「マレーシアの紅茶　テータリックTeh tarik」は如何です？と仰るので戴きました。高いところから注ぐあれです。あまぁ～～い！って漫才コンビじゃあるまいし。

　土曜日の朝は食堂もガラガラです。ドーナツを戴いてきました。

　今朝はGOKL青線から紫線に乗り継いで、チャイナタウンへ再度参ります。

チャイナタウンに近づいたらヒンズー教のお寺もあります。そうそう、関帝廟もありましたとも。

　やってきました、チャイナタウン。ちゃんと日よけのアーケードがあるところは上等なところでなんだけれど、売っているものはほとんど変わりないものなぁ。

　目的地はここです！どのガイドブックを見ても、ここが載っています。南香という食堂です。入り口のところで、がつんガツンと鶏肉をさばいています。

　入ったのがまだお昼前だったので、それほど混んじゃいませんけれど、いつもはどうなんだろう。

　これがRM6.70のいたってシンプルなチキン・ライスざます！
チキンが少ねぇなぁ～と思ったんですがここのはちょっと濃い味付けなので、ふわふわのご飯をガツガツと食ってしまいます。旨かったなぁ～！

　ホテルに帰ってきて、やれやれ、体中が汗でびしょびしょだぞ、プールに行くのも面倒だ、それってんでシャワーを浴びて出てきたら、外はがらんがらんの雷で、雨がザンザン降っています。

　さっきの夕立というか、スコールのおかげで温度は下がったかも知れないなぁ。

　さて、今日はホライゾンでおやつを食べなかったので、夕飯を食べにKLCCへ参りましょう！

　マレーシアではアルファベットを使っていますから、とてもわかりやすいところがあります。KOMUNITI=COMMUNITYだってのが面白いですよねぇ。こういうところは日本語と似たところがありますね。

　KLCCの中に、どこかで見たような看板があって、え～ッと、どこだっけ・・あ、ベスト電器じゃないか！

　「台湾料理」と書いてあるお店で「酢鶏」を頼みました。ここのお店は暖かいものはあくまでも「熱く」して食べて貰おうというわけで、メインのおかずをこうして固形燃料で暖めて出します。

　前の晩に急に酢豚を食べたくなっていたので、思わず飛びつきましたね。

　まだアイスくりーむを食べていない！食べたいと思ったらハーゲンダッツがありました。高い！

　また今日もTwin Towerの夜景を見ながらホテルへ歩きます。

　第六日目

　今朝もZIPANGUでの朝ご飯から始まりました。プライベイトセクションの端っこに席をとっりました。家族連れがやってきて、うるさくなるかなぁと思ったら、その家族の子どもたちふたりがとってもおとなしい子どもたちで、ビックリしました。へぇ、そういう家もあるんだねぇ。

　またまた今朝はGOKLの青線でございます。先日は赤線に乗り継ぐことをしないでそのまま帰ってきてしまったのですが、今日はそっちも乗りましょうということで合流地点で赤線に。（赤線じゃなんだからレッド線といった方が良いかもですね）。

　で、レッド線はKLセントラルを通るので、それだったら、そこで降りて、また見物をして帰っても良いなぁ、と思っていたのに、バスの中の駅名表示が途中まで動いていたから、そのアナウンス任せで良いや、と思っていたら、降りるタイミングを見つけられないまま、また戻ってきちゃいました！しょうがないからモノレールでブキッ・ビンタンへまたやってきました。

　伊勢丹の店を見て歩いていたら、日本の職人さんの仕事を展示しているところがあって、ぼぉ～ッと見ていたら多分日本人と覚しき、聡明そうな女性が私に説明を始めたので、ふんふんと聞いていたら、「全部日本から持ってきました！」と仰るので、それであなたも日本から来られたのですね？私も日本から来たんですといったら、とても驚かれたんですよ。つうことはですね、私は日本人に見えない、って事でしょうねぇ。
　
　西川の無圧布団だとか、驚いたのは日本橋榛原の製品がたくさん並んでいるんです。こりゃちょっと一度は新しくなった「はいばら」にも入ってみないといけませんね。

イセタン ザ ジャパン ストア (ロット10) 百貨店・デパート

　で、本日のランチはPAVILIONの地下のMadam Kwan'sでチキンライスです。旨い！

　最後のホライゾンクラブでのアフタヌーンティーから、カクテルタイムまで本を読んだり、ネットに繋げたりして過ごしました。本来、こういう過ごし方をしたくてやってきたんですけどねぇ。

シャングリ ラ クアラルンプール ホテル

　さて、帰国の日となりましたねぇ。朝ご飯は今日もZIPANGUでございます。相当ゆっくりと時間をかけまして、多分一時間くらいここにいたんじゃないかと思います。

　グレープフルーツジュース　カプチーノ
　サラダ　スモークサーモン、チキンハム。（あぁ、ポーク・ハムを食べたい！）
　メロン、パイナップル、パパイヤ
　オムレツ、インド風おかず。

　パンの種類は豊富で、とても期待していたのですが、見た目に比べて味がないんです。結局クロワッサンを食べたりしてねぇ。この点はちょっと残念でした。

　午後3時、レイトチェックアウト。空港までのタクシーはRM150という目の飛び出るような金額。それでもほとんどホテル代以外に使っていないから、復路は奮発。いや、遠い、遠い！こんなに遠かったのか！もう飽き飽きした頃にようやく付いた。

　SQのチェックインカウンターの担当者はあたかも女学生じゃないかと思うような方で、蚊の鳴くような声でお話になるので、それでなくても訛る英語だから余計にわかりにくい。こっちも耐える。

　ラウンジはとても小さなラウンジで、受付のおばさまがあたかもウディ・アレンの映画の中に出てきそうな方で、甚だ印象深い方でした。多分ここを利用した方は納得していただけるんじゃないかと。

　SQ-117便　1845発1945着予定。とても年季の入った機材でした。A330-300です。

クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港

　来るときに乗ったタイ国際航空のシートとほぼ一緒じゃないかと思われるようなシートです。機内にはクリスマス・デコレーションがしてあります。

　チキンが良いか、サーモンが良いかと訊かれて出されたサンドイッチ。パンが旨かったら、これ、結構美味しいものだったはずですね。ま、たった一時間のフライトですからね。

　ターミナル-3に到着しましたので、ターミナル-2へスカイトレインで移動します。で、指定されたCターミナルへ行くにはもう一回この手のトレインに乗らなくてはなりません。

TWG ティーブティック (チャンギ空港ターミナル2店) 専門店

　NH-804便は出発ターミナルがC-22と出ています。ラウンジがどこだろうと探して上がって行ったら、あぁ、ここかぁ！と想い出しました。2013年にここに入ったことがあるぞ！ひとりだったので高椅子の方に座りました。ここの方が食べ物に近いしね。

　フライトの出発は午前0時過ぎですから、多分飯が出るわけもないので、ここでおなかを満たします。酒は呑まないんだから許してね。

　B787ですから、スタッガードの席で、5Aにしたら、前セクションの一番後ろなので、落ち着くことこの上ないです。多分ビジネスで飛ぶのはこれが最後でしょう。次回のアリタリアも、その次のUnitedも買ってあるのはエコノミーです。

　驚いたのがこれ。全日空ってノイズキャンセリングじゃないの？

　映画はウディ・アレンの、まさにウディ・アレンらしいというか、こうじゃなくちゃいかんという映画「Café Society」。音楽までまさにウディ・アレン！どうも「ブル・ジャズミン」といい、彼の映画は飛行機の中でしか見たことがない。まさかの連続。

　そしてもう一本は、「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ（GENIUS）」らしいというか、こういう作家ってのがいて当然だというか、そういうのしか映画にならんのだ、というか、この邦題は一体どうよ！「天才」じゃいけんの？
　どうしてタレントのある人はグチャグチャな性格じゃないといけないのかねぇ、と思っちゃうでござる。

　おかげで2-3時間しか寝なかったでござる。

　で、中身も見ずに選んだ「和食」の朝飯がなんとお粥で、ガックリきちゃいました。全日空がこうくるとはねぇ。

　慌ててカレーを頼んで喰ってるおやじがいたのも頷けるかな。

　つうわけで午前10時過ぎには帰宅。鞄が小さいと楽です。なにしろ日暮里からは都営バスで帰着しましたから。

　ホテルとGOKLの一週間の旅でした。

成田空港第1ターミナル 空港