2016/12/16 - 2016/12/16
485位(同エリア1436件中)
motogenさん
- motogenさんTOP
- 旅行記391冊
- クチコミ1件
- Q&A回答3件
- 449,489アクセス
- フォロワー44人
ジオラマ展がTVで紹介されていました。
緻密で精巧な作品が並んでいます。
これはTV画面ではなく本物を鑑賞してみたいものだ・・・
ネットで調べると、浜松駅近くのザザシティ西館で行われています。
お洒落な人で混み合う街中は好きではないが、意を決して出掛けてみることにしました。
- 交通手段
- JRローカル 自家用車 徒歩
-
高校生時代の浜松は、一人で出掛けることができる唯一の大都会で、田舎育ちの私には日常生活から離れた世界でした。
とにかくそこに立つだけで緊張し、わけも分からなく身構えてしまい、自分の頼りなさを感じさせる空間です。
その感覚は何十年たっても消えないもので、久しぶりにこの駅前に降り立つと、当時の感覚がよみがえってきます。 -
今ではアクトタワーという高層ビルもでき、再開発計画によって区画整理も進み、道路網は一新されて見違える街に変身しています。
古い街並みはなくなり、当時の面影は薄れてしまって見る影もありません。
しかし地方都市の宿命で、中心街の活気は衰え、商業の中心的役割を果たしていた百貨店は撤退し、空洞化の心配は解消されていません。浜松アクトタワー 名所・史跡
-
街の再活性化をめざして、西部百貨店の跡地に建てられた複合商業施設が「ザザシティ浜松」てす。
これはその中央館、駅から歩いて10分もかかりません。 -
10時を過ぎたこの時間は、メイン通りだというのに人影は少なく、悠々と歩いて西館に向かいます。
綺麗な町です。
歩道に椅子やテーブルやバイクや商品が散乱している東南アジアの国と違って、清潔で安全で歩き安いのに、よそ様のテリトリーに入り込んだようで、何だが落ち着きません。 -
ここが西館のようです。
近くに立つのも入館するのも初めてです。 -
エスカレータに乗って2階に登ると、『ジオラマファクトリー』の案内プレートがありました。
ジオラマファクトリーは、TVチャンピオンで優勝を重ねた山田卓司さんの作品を主に展示し、町おこしの一環として作られたものです。
山田さんは私の憧れの一人です。 -
この日は山田さんの作品ではなく、第5回ジオラマグランプリの受賞作品展です。
入り口は閉まっていて、「入場は隣のハイカラ横丁を使ってください」との札が架かっていました。 -
隣接したハイカラ横丁は、昔懐かしの昭和雑貨を並べたお店のようです。
その奥がジオラマファクトりーにつながっていました。
そのまま黙って入っていけますが、店のカウターに戻ってチケットを買うことにします。
ファンなら当たり前。
300円でした。 -
そんなに広い展示室ではありません。
作品が小さいから、このスペースで充分なんでしょう。 -
作品は透明なプラスチックケースに密封されています。
光の反射がでないように、館内は薄暗くなっていて、作品に照明が当たっています。 -
真っ先に目についたのは、「あなたはだあれ?」のトトロ。
単純だけど、可愛くてよい。 -
次は白バイに追われて、トンネル内で事故を起こす車。
立体感はうまく作られているが、少し単調か・・・
これくらいなら自分でもできそうな気もするが・・・・無理でしょう。 -
「ミクロの決死圏」の映画のワンシーンだが、これってジオラマ?
単なるプラモデルとしか思えません。
しかし優秀作品として展示してあるのだから・・・・分かる人には優れた作品なのでしょう。 -
ウルトラマンと宇宙怪獣の対決。
それ相当の労力がつぎ込まれていることは分かるものの、特撮セットと見れば、CG映画全盛の時代、いかにも模型だと感じてしまいます。
ウルトラマンファンではないので、さらりと見て終わり。 -
ウルトラマンと同じ人の作品で、映画「ジュラシックパーク」の一場面。
この作者は映画の世界が好きなようです。
最初のジュラシックパークは好きでしたが、続編の二部、三部になると、無意味にエスカレートのさせ過ぎで、ばかばかしい映画になってしまいました。
そんな映画の場面なので、これもさらりと見るだけです。 -
はしがみひさ子さん作「雪の朝」です。
女性作家らしい優雅で綺麗な作品だこと・・・・
と目を凝らして見つめます。 -
次に移ろうとすると、窓の外にも人がいることに気がつきました。
背景を良く見ると、見えないような所も手を抜かず、立体感が出るように作られています。
寒い冬が良く表現されていて、動き出した足を止めて再びじっくり見入りました。 -
これもはしがみさんの作品かな・・・
フランスの港町の一部を切り取ったジオラマです。
細かな部分まで手を抜かずに作られていて、見応えがあります。
こんな情景ジオラマが私は好きで、見つめれば見つめるほど、細かな発見が続きます。 -
くまださよこさん作「くまくまの湯」
この作者は、可愛い動物のキャラクターが登場する絵本やイラストを描いたり、ジオラマを製作したして、多くのファンを持つ人気作家のようです。
このジオラマはクマの銭湯です。 -
番台が見える銭湯の入り口です。
隣には湯あがりの休憩所や脱衣所もあって、可愛いクマたちが、まるで生きているように配置されています。
家に持ち帰ってずっと眺めていたい作品です。 -
この脱衣所だけでも素晴らしいではありませんか。
一つ一つの道具が可愛らしく、そして本物らしく、飽きもせずに良く作ったものだと感心してしまいます。 -
この「たまご屋さん」も、くまださんの作品です。
手先の器用さや根気強さだけでなく、アイデアが豊かでないと、優れたジオラマ作家になれそうにありません。 -
いよいよ私の大好きな情景ジオラマの登場です。
山本和美さんの「遠い蛍」。
育った故郷の風景を再現したとかで、幼いころの思い出を詰めこんだ作品です。 -
田舎の家屋、庭の畑、収穫された野菜、用水路、お爺ちゃん、お婆ちゃん、蛍を探す子ども、実に良くできています。
-
家の中には明かりが灯り、部屋の中も丁寧に再現されています。
よくもまあ、懇切丁寧に作ったものです。
-
隣の照明やパネルの光が反射して、撮影がうまくいきませんでしたが、この角度から見るのが一番です。
どんな素材を使って、どんなにして作るのか、その製作現場を見たいものです。 -
この作品も、同じく山本和美さんのもので、桜が咲き誇る田舎の春です。
都会の無機質的な現代建築よりも、こんなアバウトな家屋や風景の方が、ジオラマにはぴったりです。
草葺きの屋根に惹きつけられます。 -
黄色の帽子に赤いランドセルの子どもと親子が、桜の下を学校に向かいます。
向こうからも親子が歩いてきます。
多分この日は入学式なのでしょう・・・
遠いあの日の思い出が浮かんできます。 -
受付に置かれていたパンフレットを見ると、作品には既成キット部門と自由創作部門があるようです。
これは既成キット部門の受賞作。
スポンサーにはTAMIYAやHasegawaなどの模型会社も入っていて、これはそのプラモデルカーを利用した作品のようです。 -
この作品もプラモデルのスーパーカーが中心。
それを眺める小学生や、通りかかる人がリアルにできていて、その影まで付けられています。
これらの人物は、もしかしたら3Dプリンターでの製作かな?
それともキット?
手造りだとすれば、恐ろしいほどの手先の器用さ、そして表現力の持ち主です。 -
おや、これは何?
ロボット?
申し訳ないけど、これは私の関心外。 -
これも何だかななぁ・・・
こんなキャラが好きな人にはいいのだろうけど、趣味に合いません。
素通り。 -
田淵麻紘さんの「柳通り1丁目・・桜の名所のある町・・」。
これも既成キット部門の作品だとういうが、どこが既製品なんだろうか。
模型の世界から何十年も離れていた私には、理解しかねることばかりです。 -
タイルを並べたような川が気になって、少し残念。
でもそれに目をつぶれば、じっくり楽しめる町並みです。
作者のプロフィールを見ると、なんと高校生でした。
初心者なのに、すごいなあ! -
びあにしもさん作の「民衆を導く自由の女神」
ポスターにもTV番組でも、真っ先に紹介されている作品です。
でも保守的な私は、これがジオラマとは思えません。
「○○焼き」の名だたる陶器、またはフィギアなんだと思ってしまいます。 -
これもぴあにしもさんの作品。
-
これもそうでしょう。
素晴らしい作品だとは思いますが、この西洋の宗教世界に興味のない私は、チラリと見て終わりです。 -
これは何?。
さっぱり分かりません。 -
三月の節句飾りを並べ替えただけのようで、これもさっぱりです。
-
自由創作の部の情景ジオラマが現れました。
このような作品か一番好きです。
惹きつけられて、見つめ続けます。
NICKさん作の「風車祭(カジヤマー)」、沖縄の長寿を祝う祭りの風景との説明があります。
作者は東京生まれだそうですが、沖縄の文化や風習にひかれて、造るものは沖縄ばかりだといいます。 -
うん、この角度から見ると、ぐんと存在感が増します。
-
同じくNICKさんの作品。
ジオラマ作者はプラモデルから入る人が多いようですが、NICKさんは建築模型からだそうです。
なるほど、民家に力を入れている。 -
よだれがたれるほど、あっちこっちから見つめてしまいます。
-
おっ、TVで紹介された作品で、今日はこれを目的にやって来たのです。
鄭鴻展さん作の「お世話になりました」。
実際にある鰻屋さんを忠実に再現しているそうです。 -
店の横にあるエアコン室外機の錆びよう、壁の汚れ、壊れかけたブロック・・・
生活感が漂ってくるではありませんか。 -
裏側に回ると、1階の調理場と食堂、2階の住居が、これもまた丁寧に作られていて絶句。
ただただ見つめ続けるばかり。
この日は平日で、入場者は私を含めて2~3人のみ。
ゆっくり見ていても、誰に気をつかうこともありません。
一人の方は、高級一眼デジカメで撮影しています。
今度来るときは、長男の一眼デジカメを借りてこよう! -
これもまた鄭鴻展さんの作品です。
「佐ケ須木駅」と書いてあり、どこにある田舎駅かと調べてみましたが、実際にはないようです。
するとこれは、作者のイメージを総合させた架空の駅なのか・・・
そして作者は酒が好きなのか? -
でもどこかに、こんな小さな町があるのだと信じます。
そんな優しい気持ちにさせてくれる作品です。
色あせてはがれ始めたポスターも、無骨で重そうな自転車も、ビールケースもゴミ箱も、みんなみんな、懐かしい。 -
ディーゼル機関車ではなくて蒸気機関車が止まっています。
ここはどこ?
時代はいつ?
現実の世界ではないのに、そんなことまで考えてしまいました。
今回の展示会では最高の作品だと思いました。 -
これってもしかしたら山田卓司さんの、「昭和ノスタルジー」シリーズかな・・・
粘土をこねてこんなフィギアを製作しているシーンを、昔、TVで見たことあります。
当時も凄かったが、さらに、格段に進歩しているように感じられます。 -
その隣には、むしろを敷いてままごと遊びの女の子たちがいて・・・
-
さらに隣には、怖そうな番犬の近くにマリが転がってしまい、それを取りにいく兄と妹がいます。
-
酔っぱらって昼間から寝てしまうおじさんまでいて・・・・
すべて山田さんの手造りかと思うと、ここから離れられませんでした。
パンフットと一緒に、次の展示会のチラシが置いてあります。
12月の22日から2月の14日は、『女性が創る情景アート』展になるようです。
一眼カメラを持って、行ってみたいと思います。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- Halonさん 2016/12/21 21:34:14
- ジオラマも浜松も懐かしい
- motogenさん
浜松駅前が懐かしいです。以前わたしも浜松市民だったもんで。
どこかでmotogenさんとすれ違っているかもしれませんね。
山田卓司さんの個展は、10年ほど前に友人から紹介されて見に行ったことがあります。
確か浜松美術館かどこかだったかなあ。
静岡市までホビーショーやらタミヤ模型を見学に行ったのもその前後でした。
- motogenさん からの返信 2016/12/22 10:56:04
- RE: ジオラマも浜松も懐かしい
- ありがとうございます。
Halonさんが浜松に住んでいたトコがあったと聞いて、身近に感じられて、嬉しくなりました。
私の大学時代は静岡で、ここは有名模型会社の集まる街。
小さな模型店の家の友人もいて、模型造りのイロハを教わりました。
それまではたんに組み立てるだけでしたが、パテやプラ板を使って補修したり、改造したり、錆を浮かせたり、汚したりとさまごまな塗装テクニックも覚えました。
とてもとても一人前はなりませんでした、プラモデル造りの奥の深さは感じました。
結婚し子どもが生まれた頃の我が家の天井には、ゼロ戦や紫電改が編隊を組んで飛んでいて、わが子はそれを見て育ちました。
今でもこのオタク心は続いているようで、ジオラマ展などを見ると、ムクムクと気持ちが昂ぶってきます。
-
- trat baldさん 2016/12/21 17:10:24
- 旅行記以上に真剣に見ちゃった。
- かくいうmotogenさんも素通りとか興味無いと言いながら一つ一つの作品を丁寧に写しているのが影に写ってる(^o^)
いかに小さな四方に360度の世界を作り上げるか、プラモとはまた違う光景の一部分を切り取る作品に魅了されました、有難う。
Ps.ジオラマとは何ぞや?Wikipediaでじっくり勉強させて貰いました。
- motogenさん からの返信 2016/12/22 10:45:51
- RE: 旅行記以上に真剣に見ちゃった。
- ありがとうございます。
ジオラマ展を見ていて気づいたことは、私はやはり小奇麗でがっちりした西洋文明でなく、昭和ノスタルジーを感じる場所が好きで、東南アジアに出掛けているんだな・・・ということでした。
インカ文明の栄えたラテンアメリカにも行ってみたいのですが、金と勇気が今一つ足りません。
でも元気が続くのは残りわずか、どこかで踏ん切りをつけて挑戦してみようかな・・・
「こんなところに日本人・・」のTV番組を見ていると、そんな気持ちになってきます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 浜松ジオラマ館
4
53