2017/02/10 - 2017/02/10
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motogenさん
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街中を歩くのは苦手なのに、ジオラマにすっかり魅了され、再びジオラマファクトリーに出掛けることにしました。
今回は『女性が創る情景アート』が行われています。
この情景アートという見出しにひきつけられました。
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ファクトリーの専用入り口は平日は閉まっていて、隣の『ハイカラ横丁』という雑貨店で受け付けてもらます。
この店で陳列されているものは、昔懐かしの駄菓子や、おまけのような玩具ばかりで、この店自体が昭和の情景アートになっています。
閑散としている商業ビルの中で、この店は朝から賑わっていました。 -
店のレジでチケットを買うと、ジオラマファクトリーの別口に案内してくれました。
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真っ先に目にとまったのは『少女の部屋』 。
「昭和30~40年代の少女の夢の部屋・・・
思いっきり可愛い部屋にしたくて、小学校低学年の女の子が、友だちと遊んでいる光景をイメージしてつくりました。」
との説明がついています。 -
1cmにも満たない小物から、机や椅子やベッドまで、材質感を損なわずに、よくもまあ丁寧に仕上げているではないありませんか。
この作者、どんな人だろうかと周囲を見ると、作者の紹介がありました。 -
戸塚恵子さんという女性です。
経歴を読むと、30年もこのような作品を作り続けている、有名な人らしい。 -
その隣も同じく戸塚さんの作品で、題は『懐かしい朝食風景』。
作者のコメントには、
「火鉢にはやかんがかかっていて、ごはんもほかほか、味噌汁も出来上がってお母さんが運んできました。
冬の日の、暖かい朝食です。」
なるほど・・・・ -
時計、壁掛け、電話、やかん、茶碗・・・・
一つ作るのに、どれほどの時間と手間がかかるのか・・・・
その製作現場を見たい。
ここでやってくれないかな・・・・ -
この食卓、昔はちゃぶ台とよんでいました。
そして家族全員揃って、「いただきます・・」でした。
平成の今、座って食事をしている家庭って、あるんだろうか? -
これは『魚市場』
「秋田旅行の際に立ち寄った魚市場の店頭を再現してみました。
つくることで魚のかたちの可愛らしさに目覚めましたし、大魚旗を描く作業も、とても楽しい体験でした。」(作者コメント)
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トラフグ、サンマ、サケ、真イワシ、わかさぎ、真鯛、タラバガニ、カツオ、ホタテ、スルメイカ、カキ、カサゴ、赤貝・・・
生臭さも伝わってきます。 -
その隣は『竹中文具店』
「小学校のすぐそばにあって、いつも子どもたちで混み合っていたお店です。
買うものが何もなくても、学校帰りに毎日通って、友だちとワイワイいいながら、あれこれ見るのが楽しみでした。」(作者コメント) -
小さな子どもの視点から眺めると、こんな感じかな?
木工ボンドが実にリアルにできています。
定規もリアルです。 -
お店の外にも、紙バッグなどが陳列されていて、当時の雰囲気がムンムン。
細かな気配りが、戸塚さんの特徴です。 -
まだまだ戸塚さん作のお店が並びます。
次は『駄菓子屋』さん。
「最近見かけなくなった駄菓子屋さんですが、私が子どもの頃は、近所だけでも数軒のお店がありました。
ガラスケースに並んだお菓子はどれも魅力的で、今日はどれにしようか真剣に悩んでいました。」(作者コメント) -
40年も前の日本の町は、コンビニもショッピングセンターもなく、こんな小さなお店がたくさん並び、子供たちであふれていたんだね。
お店のおばさんは、面倒をみてくれる保護者のような存在で、親に叱られたりした時には、こんな場所で遊んでいたりして・・・ -
私が情景ジオラマが好きなのは、そんなノスタルジーを感じるからだろう。
昔は戦車や戦闘機、怪獣が好きだったけど、今はそんなものには興味なく、こうした情景に心を寄せるようになってしまいました。 -
戸塚さんの作品は、一つ一つの小物のリアルさもさることながら、時代の雰囲気をみごとに表しています。
どんな人なのか、一度会ってみたくなりました。 -
『荒物屋(萬,田商店)』も戸塚さんの作品です。
「ここで売っている品物には、機能性を重視しているからこその美しさがあります。
大きなやかんも、はかりも、大根おろしも、色は地味だし何の飾り気もないけど、地味なかわいさ、飾りが省かれたモノが持つ美、があるのです。」(作者コメント) -
店の前の竹ぼうきやすだれが、作品の奥行きさを演出していて、すごくいいですね!
-
台に並べられた茶碗の色模様、ヤカンの質感を見てください。
遠い日の記憶だけで、こんな情景を作ったのだろうか・・・? -
最後は『メルヘン洋菓子店』です。
「ケーキ屋さんには思い出がいっぱいです。
一番ワクワクろるのはクリスマス。
可愛いサンタブーツで店頭を飾ってみました。」(作者コメント) -
この角度から見ても・・
-
こっちから見ても、これまでの荒物屋さんや駄菓子屋さんにはない、品の良さが見られます。
洋菓子屋さんは、子どもにとっては高級な店なのでした。 -
山城守子さんの作品に移ります。
山城さんは、2012年の第一回浜松ジオラマグランプリで優秀賞を受賞。
2015年、映画『GAMBA』のPR用ジオラマを製作と紹介されています。 -
これはその山城さんの作品『小さくなって』で、コメントには
「あんなお店も、こんなお店もつくりたい!」
そんな衝動にかられる時があまります。
これはそんな時につくりました。
あ~、小さくなって自分がつくったお店で買物してみたい。」
とあり・・・・ -
女性らしいドールハウスのような作品が得意なようです。
これは『ピクニックに行こう』と題するパン屋さん。
ピクニックに疲れて、ちょっと休憩・・
と立ち寄ったお店をイメージしたと言っています。 -
いかにも女の子が好きそうなパン屋なのかも知れません。
でも私の趣味ではないな・・・
なぜか、現実感がなく、空想の中のようだから。 -
これは花屋さんだけど、やはり同じ。
素晴らしい作品なのかも知れないが、私にはピンときません。 -
『春夏秋冬』
部屋にある小物は、季節によって替えられるようなものがあって、今回の展示中、クリスマスからお正月、そしてひな祭りへと替えていくようです。 -
素晴らしい完成品ですが、高齢者の私には、ズシンと迫ってくるものがないんだよね。
綺麗過ぎるのかな? -
三人目の女性作家は、ぴあにしもさんです。
27歳でガンダムにはまり、ジオラマの世界に入ってきたそうです。
現在は、自作のフィギアとプラモデルを合体させて、立体絵画ジオラマを製作。
2016年には個展も開く。
この道の愛好者には、知る人ぞ知る作家なようです。 -
面白そうであり、奇妙であり、すごく個性的でもあり・・・・
でも私にはさっぱり理解できません。
題は『海に行ってみようぜ!』 -
ガンバが始めて海のことを知る映画のシーン。
友人のマンブクとワクワクと共に、ここから冒険が始まるのだそうです。
そう言われても、その映画を知らない高齢者の私は、おいついて行けません。 -
これは『あの日の忘れもの』
う~ん・・・・ 何でここにリスがいるんだろう?
凡人は頭を悩まします。
ぴあにしもファンの皆さん、ごめんなさい。 -
このジオラマファクトリーのメイン作家、山田卓司さんのコーナーもありました。
これは『電話』。
「家に電話が一台しかなかった頃、異性の家に電話した時などはドキドキ緊張したものです。
不便な時代ではありましたが、必ずしも便利手世の中が最善という訳ではないんじゃないか?」(作者コメント)
山田さんの作品には、ノスタルジーがいっぱいです。 -
山田さんの『炬燵の日』です。
コメントには
「なんでそんなに笑えるのか不思議になるような、ひたすら大笑いの家族です。
彼らの視線の先にはテレビがあり、お笑い番組を放送しているのでしょう。
情景作品は、置かれた物だけではなく、その外にある物まではっきりとイメージさせられれば成功だといえます。」
第一人者の山田さんならではの、コメントです。
-
同じく、『完成したよ!』です。
山田さんの作品を見て分かりました。
ドールハウスではなく、人物が主役なんだ。
昔、テレビチャンピオンに登場していた頃も、そうでしたね。
当時の人物は、粘土を素手やパレットナイフなどでこね回して作っていて、テレビカメラがズームすると、でこぼこしていたように思いますが、今の作品はすべすべしていて綺麗です。 -
製作方法や素材が進化したのだろうか。
しかし山田さんの作品は、記憶のかなたに置いていかれてしまった、懐かしい場面が多く、これらを鑑賞していると、このファクトリーまで足を運んできた意味があったのだと思えるのでした。
『女性が創る情景アート』もあと少しで終わりです。
次のテーマは何だろう?
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