息子が台湾料理を食べたいと言うので　その３は嘉義→台北→セントレア

2016/12/04 - 2016/12/07

その３は、嘉義と台北での食べ歩きの旅行記です。
嘉義では王家祖傳本産牛雜湯・劉里長鶏肉飯、台北では老牌張豬脚飯・寧夏夜市・世界豆漿大王・阿宗麺線・鼎泰豊・福州世祖胡椒餅・空港の統一超商美食廣場で食事をしました。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: チャイナエアライン
• 旅行の手配内容: 個別手配

嘉義駅から東市場まで徒歩２０分。
市場の中は薄暗く、中に入るとき一瞬足が止まりました。

市場周辺は明るい雰囲気だから、ギャップにぎょっとして。

市場の入口の前のお店から、きれいに焼かれた鶏さんがこっちを向いていました。

市場の中の牛モツスープのお店、「王家祖傳本産牛雜湯」。
メニューは牛筋が１８０元で、それ以外は１３０元、白飯１０元。

「牛雑湯２」と書いた紙を見せると、英語で「種類が違うけどいい？」みたいなことを言われてＯＫと答えたら、ひとつは牛肉っぽくて、もうひとつはセンマイやレバーのモツでした。

どちらも全然臭みがなく、具は軟らかくてスープは意外にあっさり。
具はソースをつけて食べてといわれましたが、そのままでも十分おいしい。
スープはおかわりができ、声をかけるとテーブルに置いた器にジャーっと流し込んでくれます。

続いて、市場を出て徒歩２分の「劉里長鶏肉飯」。
嘉義名物の、七面鳥の肉の鶏肉飯をいただきます。

ここはお店の入口に置いてある注文票(内用と外帯に分かれている)に記入後、レジで支払いをしてからテーブルで待ちます。
ちょうど１２時頃だったので、お客さんでいっぱいでした。

火鶏肉絲飯小サイズ２５元・火鶏肉片飯５０元・炒高麗菜２０元。
見た目は普通だけど、火鶏肉飯めちゃうま！！
ニンニクチップがかけてあり、お肉はしっとりでタレがちょっと甘い。
さっき牛モツスープを飲んだばかりだから絶対空腹ではないのに、おいしくってもっと食べたい！

嘉義の町の様子を見ながら、ぶらぶら歩いて駅へ。
映画「ＫＡＮＯ」の銅像もありました。

バスターミナルに行き、ロッカー番号と暗証番号を入力してコインロッカーからスーツケースを取り出しました。

台北へは、 阿羅哈客運のゴージャスバスを利用します。

前回の台湾旅行で、台北→高雄で初めて乗って感動したバスです。
台北まで3時間半で、料金は平日割引４７０元と安い！
前回は深夜の利用でほとんど寝ていたので、改めて快適なバスの旅を楽しむことができました。

そうそう、前回確認できなかったトイレを見ておかなくちゃ。
あら、まさかの和式。

台北轉運站に到着後、ＭＲＴで大橋頭駅へ。
１番出口からすぐのビルの２階にある「ナインホテル」が今日の宿。

ツインルームで予約しましたが、トリプルルームにしてもらってやったーと思ったのに、私の嫌いな窓のない部屋でした。
広さは３人だと絶対狭いと思うけど、狭い割にコンセントが多かったのはＧＯＯＤ。

バスルームはバスタブなしで、シャワーの水圧が弱い。
それに部屋毎にアクセスポイントがあるはずなのに、部屋番号のwi-fiが全然つながらない！
仕方なく隣の部屋のwi-fiを使い、壁にくっついてネットしていました。

ここのホテルを選んだのは、延三夜市と寧夏夜市に歩いて行けるから。
まずは、延三夜市へ。
ホテルの前にある道路を渡ればすぐに到着。

延三夜市は、広い道路の両側に飲食店や屋台が並んでいる夜市でした。
交通量が多く、バイクが大量に停められていて歩きにくく見にくいから、ゆっくり楽しめないなー

豚足の専門店「老牌張豬脚飯」まで、徒歩５分。
夕食には早い時間なのに、結構並んでいます。
メニューには日本語表記があってわかりやすく、お店の人も「ひずめ」などの日本語を話していました。

外で注文・会計して料理を受け取ってから、店内に入っていただきます。

くるぶし９０元・ひづめ８０元・煮汁かけごはん小サイズ１０元。
ちょっと食べ辛いのですが、こってりぷるぷるでおいしかったです。

延三観光夜市と書いてあったはずだけど、観光客は・・いない感じ。

寧夏夜市に行く途中にある、カルフール重慶店。

食品売り場にあったジュースの自販機。
缶やペットボトルではなく、その場で搾ってくれるみたい。
え～！飲んでみたいー！
３９元を入れると・・

オレンジが落ちてきてギューっと搾ってを繰り返すこと４回。
搾りたての冷たいオレンジジュース、おいしかったです。

カルフールから徒歩５分。
寧夏夜市は、とても賑わっています。

ここは飲食の屋台が密集していて、ホコ天になっているから歩きやすい。
ただ通路が狭いので、混雑していると注文もままならないことがあります。

ゲームコーナーやおもちゃ・衣類の屋台は別エリアに。

私は、「蚵仔煎大王」で牡蠣オムレツ６０元を購入。

息子は、屋台でパイナップル炒飯８０元を注文。
このお店のテーブルで、牡蠣オムレツも一緒に食べました。

牡蠣オムレツには、どろっとした甘いソースをかけていただきます。
オムレツというより、お好み焼きに近い食感。
味はオムレツでもお好み焼きでもない・・まあ、おいしいからいいけど。

ホテルに戻り、ロビーでドリンクをいただきました。
結局部屋のwi-fiはほとんど使えず、ここで繋ぎました。

４日め。

朝食は、前日に豚足を食べた老牌張豬脚飯の隣の「世界豆漿大王」。

早朝とはいえ、店内で食べているお客さんはゼロでやや不安。
たまーに外帯の人は来るけど・・

でも日本語メニューもあるってことは、観光客が来てるんだよね？

米漿と豆漿どちらも２０元。
おにぎり３５元・焼餅油條３０元・鹹豆漿２５元。
普通においしかったのに、　なぜあんなに空いていたんだろうー？

米漿は初めて飲みましたが、さらりとした豆漿に比べてピーナッツが入っている分コクがあっておいしかったです。

ホテルの裏には、ローカルな市場もありました。
ホテルの前は夜市、裏には朝市と市場好きにはたまりません。

ホテルをチェックアウトして、ＭＲＴで台北駅へ。

空港行きの国光バスの乗り場が少し前に変更になったと聞いたので、場所を確認しておきます。

新しいバス乗り場は、台北駅の東三門。
汽車の向こうにチケット売り場、さらに向こうがバス乗り場になっていました。

空港行きのバスに乗るまで食べ歩きをするため、バス乗り場に近いコインロッカーにスーツケースを入れました。

おなかを空かせるために、西門までてくてく歩いて「阿宗麺線」へ。
６年ぶりに来たら、すっごくきれいなお店になっていてびっくり！

麺線小サイズ５０元。
パクチーを自分で入れるシステムになっていました。

チリ・ガーリック・ビネガーと調味料を足すこともできますが、そのままで十分おいしい！
カツオだしスープ＆モツ＆パクチーという、私の大好きなものばかり♪

続いてＭＲＴで中山駅に行き、新光三越内の鼎泰豐へ。
まだ１１時を少し過ぎたところだったので、すぐに入店できました。

店内は広いのですが、あっという間に満席になりました。
店員さんは笑顔を絶やさず日本語が上手で、ＣＡさんみたい。

豚肉炒飯１８０元と、小籠包５個１０５元。
初めて鼎泰豐の炒飯を食べたとき、おいしくて感動したのを思い出しました。
もちろん今回食べた炒飯も変わらずおいしいのですが、台湾のおいしいものをたくさん食べてしまうと、普通においしいくらいの気持ちになってしまいます。

紅油炒手１５０元・肉なし牛肉麺１２０元・Ａ菜炒め１８０元。
肉なし牛肉麺って・・と思ったけど、さすがに鼎泰豊のはおいしい！
冬は空芯菜がないのでＡ菜にしましたが、Ａ菜とは？と思って調べたらレタスの仲間の台湾野菜で、空芯菜と同じくらいおいしかったです。

最後に、台北駅近くの「福州世祖胡椒餅」へ。
ごはん代わりに食べる人はいないとみえて、昼食時間帯は並んでいません。

胡椒餅５０元。
相変わらず一口食べると熱い肉汁で火傷しそうになりますが、やっぱりおいしい。

あー満足満足と、空港行きのバスに乗りました。

ほんとの最後は、空港のターミナル２の地下の「統一超商美食廣場」。

空港のフードコートにしては、わりと手ごろな値段のお店が揃っています。

どこもおいしそうで迷いに迷って、「度小月」「鬍鬚張」「春水堂」を利用。

魯肉飯小サイズ３５元・担仔麺６５元・タピオカミルクティ小サイズ８５元。
担仔麺、おいしかったのにすごく量が少なかったので、私でももう１杯食べられそう～

あーもう思い残すことはない！
食べたかったもの、全部食べられました。

機内食は魚をチョイス。
チャイナエアライン、以前より機内食がおいしくなったような気がします。

年に一度の、息子との食べ歩き旅行。
今回の台湾旅行のグルメベスト３は、台中の肉員・関子嶺の鶏のスープ・嘉義の火鶏肉飯で、息子と意見が一致しました。

世界的に珍しい泥温泉も体験できて、すべすべつやつや肌(思い込み)で帰国しました♪