おばちゃんたちと行くスロベニア・クロアチア　6　スプリット編

2016/11/24 - 2016/12/02

今日の午前中は、ローマ皇帝の宮殿が街の旧市街となったというスプリットを観光します。
この宮殿は今から約1700年前に、ディオクレティアヌス皇帝のための宮殿として建設され、皇帝はここで6年を過ごしました。
皇帝の死後、この宮殿は数百年に渡って廃墟となります。
ところが7世紀頃に廃墟となった宮殿内に人々が住むようになり、これが現在のスプリットの町へと発展したそうです。

11/28(月)　
　 14：30　ドブロヴニクからスプリットへ
　 17：30　スプリットのホテルダルミナ着

11/29(火)　
　 8：30　スプリット市内観光
　 10：00　スプリットからトロギールへ
　

エリア スプリット(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ホテルダルミナです。
ツアーの宣伝文句には「スプリットでは嬉しいバスタブ付のスーペリアクラスホテル（当社基準）をご用意いたしました」とありましたが、外観は工場の寮のようです。

清掃はきっちりとされていましたが、ベッド周りやカーテンは地味な色遣いです。

バスルームは綺麗で、確かにバスタブはありました。

ホテルのすぐ近くにＫＯＮＺＵＭというスーパーがあります。
ホテルを右に出て道路の高架下を行けばすぐです。

ホテルを左に出て道路に出ると信号のない横断歩道を渡らなければなりません。

ホテルで夕食。
赤ワインとリゾット。

生野菜のサラダ。

メインはポークソテー。

デザートのケーキ。
食事は美味しかったです。

おばちゃんたちがＫＯＮＺＵＭに行くようなので、強風の中、少し離れたショッピングセンターヘ行きました。

館内はクリスマスの雰囲気。

館内の店舗をゆっくりと見て回りました。

チョコレート専門店があったので、チョコレートを購入。

マクドナルドもありました。

11/29(火)　
７時ころの部屋からの眺め。駐車場が見えるだけです。
今日はスプリット旧市街観光ですが、天気は良さそうです。

車を降りたのはProkurative(共和国)広場。

反対側は港です。
右に見えるのは修道院のようです。

大型フェリーが見えます。

広場ではクリスマスに関するイベントが行われるようです。

綺麗な通りです。

魚市場がありました。

スプリットは港街でもあり、新鮮な魚介類がたくさん水揚げされます。

通りにあるオブジェ。

ディオクレティアヌス宮殿に向かいます。

変わった標識がありました。
水着姿で歩くのはダメだということのようです。

古い塔と美術館のある公園がありました。

グルグール・ニンスキの像。
グルグール・ニンスキは10世紀に実在した人物。
宗教会議で、教会でのスラヴ語の使用が禁止されたことに抵抗した司教で、クロアチアのラテン語化に抵抗しスラブ語の保護に大きく貢献しました。
クロアチアの彫刻家イヴァン・メシュトロヴィッチの傑作と言われています。

左足の親指をさわると幸運が訪れるとかでピカピカに光っています。

城壁が見えました。
宮殿の敷地は南北が約215ｍ、東西に約 180ｍの長方形。
そして宮殿の周りは高さ20ｍの壁で囲われています。
ディオクレティアヌス宮殿への主な入り口は東西南北に4つあります。

金の門と言われる北側の門から宮殿内に入ります。

金の門を抜けた所。

金の門から続く街の様子。

住人の生活を感じさせる洗濯物。

石畳の細い通路を歩きます。

八角形をした大聖堂と鐘楼。

東にある銀の門。

ラベンダーの土産物が並ぶ店先。

鐘楼は旧市街のあちこちから見えます。

美しくアーチが連なる城壁。

皇帝の私邸の玄関だった前庭と呼ばれる場所。
一歩足を踏み入れると、そこは天井がぽっかりと開いた円形の空間。
穴が開いている場所にはかつて天井があり、美しいモザイクで覆われていたそうです。
クロアチア伝統の男声合唱「クラッパ」に出逢える場所として有名です。
音が反響して大音響で聞こえます。

（動画張り付けてみました）

https://youtu.be/Ug4Kjk07358

歌を聞くのは無料です。
クラッパが気に入ればその場でCDを購入することもできます。

おばちゃんたちは一曲聞き終わるとさっと立ち去りました。
こういった音楽には興味が無いようで、私だけが購入しました。

皇帝住居の玄関部分。

皇帝がエジプトから持ち帰ったというスフィンクス像。

石柱が立ち並ぶ美しい『ペリスティル』。
古代ローマを感じることが出来るスプリットらしい場所。

鐘楼の入口。

大聖堂のすぐ隣に建つ鐘楼とコリント式列柱。

洗礼堂入口。

ここは世界で最も狭いストリートのひとつと言われている通り。
『通らせてくれ通り』と言われているそうです。

ディオクレティアヌス宮殿の西側、『鉄の門』のそばに建つ時計塔。

ナロドニ広場。
鉄の門を出たところにある広場。

広場を囲むようにカフェやレストランが並んでいます。

壁にこんな像がありました。

15世紀の文学者マルコ・マルリッチの像。
こちらも「クロアチアのロダン」とよばれるイヴァン・メシュトロヴィッチの作品。

城壁の中とは全く違うリゾートっぽい雰囲気のプロムナード。
ラベンダー製品などのお土産を売っていました。

南側にある青銅の門から再度宮殿内に入ります。

宮殿の地下。
昔はゴミ捨て場だったので保存状態が良いのだそうです。
ローマ皇帝宅の構造がわかるようですが、入場しませんでした。
入場料は４０クーナ。

地下の一部は土産物売り場。

地下から皇帝住居の玄関に出ます。

観光案内所と鐘楼。
自由時間に鐘楼に上ることにしました。

狭い石の階段を上がります。

途中にある鐘。

落書きはやめましょう。

海側の景色。

写真のような階段をずっと登っていくことになるので、階段が苦手な方にはちょっと大変かもしれません。

この日はすごく風が強かったです。
この窓枠にカメラを置いて自撮りしましたが、風で何度か倒れました。

下を歩いている人が小さく見えます。

登った先は、360度スプリットの街を見渡す絶景です。

西方向。

金の門方向。

赤や茶色の屋根が乱雑に並ぶスプリットの町。

鐘楼を下ります。
私より先におばちゃんが登っていて先に降りていきました。
かなり苦しそうな様子でした。

大聖堂の屋根が見えます。

やっと鐘楼の出口に到着。

城壁の外の東側の青空市場。

野菜や果物などが売られていました。

日本より安かったです。

クロアチア名物の干しイチジクやクリやアーモンドなどが並んでいます。

市場の隅にいた黒い子猫。

スプリット市街を出発してすぐに水道橋が見えました。

トロギールへ向かう途中の景色。

遺跡でしょうか。

トロギールの町に近づいて来ました。
旅行記７トロギール編へと続きます。