湯治気分で八幡平は後生掛温泉

2016/11/06 - 2016/11/07

１０月のことでした。

何気にテレビを見ていたら、後生掛温泉が一泊6000円って？
何でも限定5組らしい超お得なプランを、私は偶然見つけてしまったのでした。

居ても立っても居られなくなった私は勤務割を見て速攻で予約し、ばあちゃんを連れ立って行ってきたのが11月6日のことでした。

転んでもタダでは起きない私のこと、出来る範囲の自分流オプションをつけて満喫した湯治気分の温泉旅行でした。

エリア 湯瀬温泉・八幡平(秋田側)(秋田)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

後生掛温泉に向かう途中には「道の駅かづの」の「あんとらあ」があります。
ちょうどその日はそばっこ祭りなるものがあり、婆ちゃんを連れ立っての旅でしたので、ちょうど良かったぁ。

道の駅 かづの 道の駅

そばっこ祭りは午前１０時から開催とのことだったので、しばし、花輪ばやしの屋台を見て回りました。あんとらあには、花輪ばやしの屋台が展示してあるんです。

道の駅 かづの 道の駅

さすが、日本三大囃子のひとつ。その屋台の豪華絢爛ぶりを見て御覧じろ！花輪ばやしは、つい先日、ユネスコ（国連教育科学文化機関）の無形文化遺産に登録されました。

ちなみに2年前に私がアップした動画もよかったら見てね。
https://www.youtube.com/watch?v=hqcEMopopE4

道の駅 かづの 道の駅

さて、そばっこ祭り開催の時間となりました。

私が食べたのは5店舗あるうちの「京にしき」の鶏そば。
うれしいことに次回来店200円割引券ももらっちゃった！

薄しょうゆ味の比内地鶏のだしが効いたスープは絶品でした＾＾
でも、暖かいお蕎麦だけでは冬の寒さを騙すことは出来ませんでした。
なので、さっさと八幡平へ出発です。

道の駅 かづの 道の駅

宿泊先は後生掛温泉でしたが、すこし足を延ばして玉川温泉に寄ってみました。
硫黄臭の立ち込める遊歩道を進んでいきます。

玉川温泉 新玉川温泉 温泉

途中には、ボンボコボンボコと煮えたぎる大墳というところがあったり、

玉川温泉 温泉

もうちょっと先には岩盤浴が出来るテントがありました。

玉川温泉 新玉川温泉 温泉

めんちゃん御一行様は、大墳前の遊歩道の端っこを陣取り、持ってきた花ござを敷き、毛布を掛けてひと休みすることにしました。目の前には死体のように転がっている人がいますが、もちろん死んでません。

こんなふうに玉川温泉では岩盤浴を楽しむ人が大勢います。

玉川温泉 新玉川温泉 温泉

ばあちゃんと私は寝て、まんじゅうを食べ、寝て、玉川の蒸気で温めたさつまいもを食べ、また寝て…

玉川温泉 新玉川温泉 温泉

今回のワタシ流オプションは、温泉卵づくりでした。

卵は、私たちがゴロ寝していた場所から少し離れたところに仕掛けておきました。
それが大きな間違いでした。
頃合いを見て行ってみたところが、卵の数が減っています。
人を疑うことの知らない私は、盗まれるわけがない！と思っていましたが、その犯人はカラスでした。ネットの中にはつつかれた卵の残骸がありましたから。
カゴの中の卵も減ってましたが、なぜネットの卵全部が標的にあったのかというと、ネットごと運べるからでした。(学習できてるなっ！カラス君！！）
おかげで仕掛けておいた卵の3分の１はカラスの餌食となったのでした。

教訓！みなさん、玉川温泉で温泉卵を作る時は目の届くところで作りましょうね！

玉川温泉 新玉川温泉 温泉

玉川温泉の後は宿泊先の後生掛温泉に向かいました。

後生掛温泉は古くから「馬で来て　足駄で帰る　後生掛」と言われる程、お湯の効能には定評があります。ここでは念願の箱蒸し風呂に入ることが出来ました。写真撮影不可なので、リンクを張っておきますね。

http://www.goshougake.com/

後生掛温泉 宿・ホテル

夕食です。

後生掛温泉は秋田県内にあります。当然、旅館の食事も食べ慣れたものばかりでした。量は少なめでした。

後生掛温泉 宿・ホテル

その中で物申すという程でもないのですが、きりたんぽが違いました。

後生掛温泉 宿・ホテル

部屋はオンドルのため、暑くて少し寝苦しいかったけれど、翌朝はスッキリと目が覚めました。
そうなるともちろん朝風呂でしょう。
写真は旅館部限定の浴室です。
こちらはシャワー完備でした。

後生掛温泉 宿・ホテル

朝食はハーフバイキングというのでしょうか。
これにバイキングとして、フルーツとサラダとウインナーと卵焼きとリンゴジュースを追加していただきました。

今日も朝からごはんがおいしい！

後生掛温泉 宿・ホテル

ちょっとだけ湯治村を覗いてきました。
あ～～、私が婆ちゃんになって足腰立たなくなったら、ぜひとも湯治してみたい！

後生掛温泉には後生掛自然研究路があります。

後生掛自然研究路 自然・景勝地

ここには悲しいオナメ・モトメの伝説があります。

「オナメ・モトメ」とは妾と妻のこと。
一人の男に後生を掛けて祈りながら地獄谷に身を投げた二人の女の伝説からこの名が付いたと言われています。

後生掛自然研究路 自然・景勝地

後生掛自然研究路の岩の上には十字架が見えました。

調べてみたら、後生掛温泉を開湯した阿部仁八はキリスト教のカトリックを信仰していて、1949年ザビエル来日400年を記念して十字架が建てられたそうです。

後生掛自然研究路 自然・景勝地

さて、その日は午後から出勤の日でした。
身も心も癒され、これから仕事かと思うとちょっぴり憂鬱ではあったけれど、天気に恵まれたことを感謝しつつ、湯治気分を味わった旅は終わりを迎えたのでした。