鹿児島の名湯と庭園をめぐる旅

2011/08/06 - 2011/08/07

1泊2日で鹿児島の秘湯・吹上温泉、武家屋敷が有名な知覧、霧島温泉、仙巌園を観光しました。往路は九州新幹線、復路は高速バスを利用。

エリア 鹿児島

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

博多から新幹線で鹿児島中央までやってきました。
駅前から加世田行のバスに乗って1時間程の日置町へ行きます。

鹿児島中央駅 駅

途中の片町というバス停で下車し、吹上温泉に立寄ります。
吹上温泉は西郷隆盛来遊の地として知られています。
入口には可愛らしい像が設置されていました。

吹上温泉を代表する旅館の１つ、みどり荘で日帰り入浴を楽しみます。
日本の秘湯を守る会の旅館です。

吹上温泉　湖畔の宿　みどり荘 宿・ホテル

吹上温泉は珍しい黒い湯の華が舞う温泉です。
ほのかに硫黄の香りが漂い、池を眺めながらのんびり浸かりました。

吹上温泉 温泉

バスで片町から終点の加世田まで行き、知覧行のバスに乗り換え、
武家屋敷庭園が有名な知覧を散策します。
260年という歴史を持つ知覧は、統治のために薩摩藩によって設けられました。

知覧武家屋敷庭園群 公園・植物園

折れ曲がった本馬場通りに沿って連なる石垣と生垣が優れた景観をつくっています。

武家屋敷庭園の１つ、西郷恵一郎庭園です。
石とさつきの組み合わせがすばらしいものですね。

明治時代に建てられた、茅葺き屋根が特徴の旧高城家住宅です。
知覧だけに見られる二ツ屋と呼ばれる形式だそうです。

森重堅庭園は知覧で唯一の池泉式の庭園です。
ここで休憩がてらお茶を飲む観光客が多かったです。

別のアングルから撮影してみました。

指宿行のバスに乗って指宿枕崎線・喜入駅まで戻ります。
途中には、世界平和を願って建てられた特攻平和会館などもあります。

駅に着くと、指宿のたまて箱号がやってきました。
鹿児島中央から指宿を結ぶ観光列車です。

喜入から黄色い列車「NANOHANA」に乗って、鹿児島中央へ。

指宿のたまて箱 乗り物

この日は霧島のさくらさくら温泉で宿泊するため、
宮崎行きの電車に乗って霧島神宮までやってきました。
駅前から最終バスで宿へと向かいました。

霧島神宮駅 駅

さくらさくら温泉は灰色のにごり湯で、すばらしい湯でした。
泥パックも楽しめることから、女性ファンが多いようです。

さくらさくら温泉 温泉

10時のバスに乗って霧島神宮駅へ戻ってきました。
特急きりしま号が通過した後の普通電車で鹿児島駅へ。

特急 きりしま 乗り物

鹿児島駅前から仙巌園へやってきました。
鹿児島観光では欠かせないスポットで、
薩摩藩主・島津家が別邸として構えたのが仙巌園です。

仙巌園(磯庭園) 公園・植物園

日本的な庭園だけでなく、どこか中国や琉球を彷彿とさせる景観です。
特に、灯篭は様々な形をしたものがありました。

京都の嵯峨嵐山に似た景観をもつ江南竹林です。
竹林はここから日本各地へ広がっていったそうです。

仙巌園(磯庭園) 公園・植物園

ＪＲのＣＭ等でおなじみの仙巌園からの桜島です。
この日は曇がかかっていましたが、なんとか桜島の姿は見れました。

仙巌園(磯庭園) 公園・植物園

薩英戦争で西欧の軍事・技術の凄さを見た薩摩藩が
この技術を取り入れるために建てたのが尚古集成館です。
当初は機械工場でしたが、現在は島津家の歴史資料館になっています。

尚古集成館 美術館・博物館

神戸と同じような建築の異人館は鹿児島紡績所で指導にあたっていた、
イギリス人技師の宿舎であり、国指定重要文化財の建物です。

異人館から「まち巡りバス」を利用して、ドルフィンポートまで行き、
高速船ターミナルから西鉄高速バスで福岡天神まで帰りました。

旧鹿児島紡績所技師館(異人館) 名所・史跡