紅葉は過ぎたかな？　３３年に一度の御開扉の石山寺、それから岩間寺へ

2016/11/30 - 2016/11/30

西国第十三番札所、石山寺では、いまご本尊の如意輪観世音菩薩が特別公開されていいます。

それも１２月４日（日）まで、もうすぐ大きな厨子の扉が閉められます。

３月１８日（金）からはじまった、この特別公開、春にも拝観しているのですが、この観音さまの素晴らしさに魅せられての再度のお参りです。

（春の拝観については、よろしければ、「西国三十三所草創１３００年特別拝観１：岩間寺、石山寺へ」で、http://4travel.jp/travelogue/11121695）

石山寺、紅葉でも有名です。

紅葉は残念ながら、残り少ない状態でしたが、特別開扉の観音さまに満足満足。

そしてそのあとは、西国第十二番札所の岩間寺へ。

【写真は、少し残っている石山寺の紅（黄）葉です。】

エリア 石山寺周辺(滋賀)

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

石山寺の東大門です。
紅葉めあてでしょうか、独別公開めあてでしょうか、いつもの駐車場はいっぱいで、石山寺観光案内所の前の空地へ誘導されました。

東大門をすぎると、まだ紅葉が残っています。

あちらの方にも残っています。

拾翠園の門の上には落ち葉がたくさん。

紅葉、逆光で。

少し歩くと、拝観入口になります。

入口を過ぎると、くぐり岩があります。

手水の龍、そしてその後ろには仁王さまが。

本堂にいく石段を上がったところには、大きな杉の木が。
この一本杉、ご神木です。

正面には、天然記念物の硅灰石、その上には多宝塔が。
国宝の多宝塔、源頼朝の寄進により１１９４年建立された最古の多宝塔で、日本三大多宝塔の一つです。

鐘を撞くのは参拝の前に、ということで心願成就の鐘に。

鐘です。
撞き方がちょっと変わっていて、撞木の反対側（写真右下）に立って、撞木の綱を手前に引き下げるように撞きます。
この鐘楼、観音さまの特別公開の期間中だけ開扉されています。
つまりこの期間を過ぎると、除夜の鐘の時にしか撞くことができません。

先ほど上がってきた、硅灰石の横の石段を下りていき、本堂に向かいます。

本堂にお参りします。

本堂の手前の紅葉です。

本堂の庇、綺麗な曲線をしています。
本堂は国宝です。
特別公開、ご本尊の如意輪観世音菩薩坐像、やっぱり素晴らしいですね。
内々陣で行列ができています。

本堂の正面からの風景です。

多宝塔にお参り。
ご本尊は大日如来さま。
格子の間、金網越しに撮りました。
さすが快慶という感じですね。

めかくし石の向こうに紅葉です。
目隠しをしてこの石を抱けば、願いが叶うそうです。

多宝塔（国宝）の相輪です。

心経堂の辺りにも紅葉が残っています。

空にはトンビさん。

御影堂から大黒堂に向かって、石段を下りていきます。
そこからもきれいな黄葉を見ることができます。

石段から見た、次にお参りしようとする大黒堂です。

大黒堂の境内には、かわいい大黒さまが。

大黒堂の後ろのきれいな紅葉です。

大黒堂の縁側から、下に咲く菊をパチリ。

光風園の中は落ち葉がたくさん。
もう少し時期が早ければ、紅の絨毯だったでしょうね。

東大門を出て振り返ってパチリ。
駐車場に戻って、車で岩間寺に。

岩間寺、ここでもお参りの前に鐘を撞きます。

雷神爪堀湧泉の方に行く道は、紅葉がたくさん。

稲妻龍王社の上のイチョウは見事に色づいています。
きれいですね。

稲妻龍王社の屋根もきれいな黄色の化粧。

本堂です。
岩間寺、正式には岩間山正法寺、西国十二番霊場です。

本堂に上がります。

本堂の中から外をパチリ。

本堂の屋根、その後ろにもきれいな紅葉。

本堂より奥の方に少し歩くと、長寿桂があります。

そこから戻って、本堂の横にある芭蕉の池です。
芭蕉が「古池や・・・」を詠んだところといわれています。
奥には三十三札所の観音さまが一堂に。

駐車場に戻る途中、先ほどのきれいな黄葉を別な場所からパチリ。

名神高速道路の大津ＳＡに寄りました。
昼食は、そこでの近江牛しぐれ定食。
美味しくいただきました。

（おしまい）