2016/11/26 - 2016/11/27
199位(同エリア446件中)
ひろひろひろさん
- ひろひろひろさんTOP
- 旅行記9冊
- クチコミ138件
- Q&A回答7件
- 63,075アクセス
- フォロワー0人
世界遺産の合掌造り集落を訪ね観て 200年前に建てられたお宿に泊まる体験。
伝統産業の和紙作り、和紙すきと干支和紙人形の絵付けを体験。
更には、観光列車ベル・モンターニュ・エ・メール号に乗って、富山湾のお寿司を食べ、
最後は高岡で、螺鈿細工の体験をする。
のんびり、充実の体験三昧の旅でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
北陸新幹線で、新高岡駅に到着。
新高岡駅 駅
-
高岡は、前田利長(利家とまつの長男)が開いた城下町なので、
駅には利長が愛用していた大兜が!新高岡駅 駅
-
五箇山へ向かう世界遺産バスには、4番乗り場から。
11:00ジャスト、定刻通りで出発しました。
世界遺産バスは、高岡駅が始発で、新高岡駅からは、高速道路を使い
城端駅を経由して五箇山に向かいます。
バス車中の城端や五箇山の紹介アナウンスや民謡が流れます。
観光ルートのバスらしいサービスです。新高岡駅 駅
-
新高岡から1時間10分、五箇山の上梨に到着しました。
バス停の目の前が、重要文化財の村上家住宅です。
上梨には、数軒 食事処があります。
先ずは昼食を済ませ、村上家見学にしました。国指定重要文化財 村上家 名所・史跡
-
村上家住宅は、五箇山内でも随一の大きさだそうです。
大きな家の中に入り、見学ができます。
千点を超える数の生活道具などが展示されており、昔の生活を勉強できます。国指定重要文化財 村上家 名所・史跡
-
囲炉裏端を囲んで、五箇山の歴史 文化 風習などのお話を聞くことができます。
なんとなく、おじさんがやってきて、囲炉裏端に座り、
話聞くか?と声を掛けられ そばに座ると、話が始まるといった流れ。
このお話がとても良いのです。
ガイドブックには載っていない、お話が盛りだくさん。
民謡も聞けます。こきりこ(竹の楽器)扱い方を知ることができます。
ここでのお話で、五箇山への憧憬が深まりました。国指定重要文化財 村上家 名所・史跡
-
村上家の次に向かったのは、流刑小屋です。
江戸時代の犯罪者を入れたいわば刑務所ですが、
村上家の囲炉裏端では流刑小屋ことも詳しく話してくれます。
聞いてからいった方がよいですね。流刑小屋 名所・史跡
-
上梨エリアから、いよいよ合掌集落の相倉にバスで向かいます。
写真はバス停。後ろは電話ボックスです。
中をのぞくまで、電話ボックスとは気づかなかったです。国指定重要文化財 村上家 名所・史跡
-
すでに日が西に傾きかけた頃、相倉集落に到着しました。
畑や田んぼの中、見事な合掌造りの家屋が点在しており感動です。
時間も15時だったので、観光の人も既に少なくなっていたこともあり
一層のどかな風景となっていまいた。相倉合掌造り集落 名所・史跡
-
相倉集落到着後、まずは集落内の「五箇山和紙」さんで、
和紙すきなどの体験と、干支人形絵付け体験です。
事前に予約しておいたのですが、空いていれば飛び込みでも和紙漉き体験ができるようです。相倉合掌造り集落 名所・史跡
-
和紙の干支人形に筆で絵付けする体験です。
まずは、何体かある真っ白な絵付け前の人形を選びます。
手作りなので、一体一体 微妙に形が違います。 -
来年の干支であるとりは、7色を使います。
黄色~赤~灰色~黒~青~白~金色の順で筆を使い色付けしていきます。
職人さんが、手本を見せてくれるのですが、簡単そうで細かいところの表現が
難しかったです。 -
出来上がりは、こんな感じです、
五箇山和紙さんのステッカーを貼ってもらい完成品として認定!
良い記念品になりました。 -
干支人形絵付けの後は、和紙漉き体験です。
和紙漉きといえば、写真のように和紙素材が入った水を桶の中からすくいあげ
揺らして。。。といった工程が有名だと思いますが、これが本当に難しいのです。
職人さんが一緒にやってくれるので、小さな子供でも十分楽しめ和紙をすくことができますが、私は一人でやってごらん!と職人さんに促され チャレンジしましたが、均一に紙をすくどころか、波を立てすぎでグチャグチャにさせてしまい大失敗。。最初からやり直し!
失敗を経験させていただき、改めて伝統工芸の偉大さを味わいました。
失敗させてくださった職人さんに感謝です。 -
自分ですき上げた和紙に、飾りつけをします。
用意していただいた、葉っぱとカエデの葉の色紙を、自由に配置していきます。
この上に、職人さんが薄くすいた和紙を重ねて、乾かせば完成です。 -
家族3人の作品です。
お正月に、おせち料理を食べる際のランチョンマットで使う予定です。
これまた良い体験、良い記念品となりました。 -
和紙漉きと絵付け体験でお世話になった五箇山和紙さんは、下梨地区に本店があります。ここ相倉の集落内の工房は、11月までだそうで、冬は本店だけだそうです。
合掌造りの建物で、和紙関連商品がたくさんあります。 -
五箇山和紙さんを後に、時刻も16時すぎ。
日没が16:30頃なので、ゆっくり集落内を歩きながら、本日の宿に向かいます。 -
集落内の各戸には、皆2階部分に柿を干していました。
この時期の風景なのですね。 -
本日の宿は 合掌民宿なかや さんです。
相倉集落の一番奥に在り、集落内でも最古 200年ほど前に建てられた家屋だそうです。合掌民宿なかや 宿・ホテル
-
食事は囲炉裏端で皆が集まってとなります。
合掌造りの家には、必ず囲炉裏があり、昔はここが居間でであり台所でもあった訳です。
夕食の川魚(いわな)が串にさされて ゆっくりと囲炉裏の火で焼かれていきます。
とてもおいしかったです。
合掌造りなので、屋根裏を見上げての寝泊りかと思っていましたが、流石に現代の宿泊施設です。古き良き雰囲気を残しながら、快適なお部屋を提供してくれます。
ゆっくりできました。 -
翌日、朝から集落内を散策。
伝統産業館と民族館を見学しました。
共通の入場券がお得です。
どちらも、靴を脱いで上がり五箇山の文化 風土 風習を学べる施設です。
気さくなおばあさんが話しかけてくれます。 -
伝統産業館 民族館 ともに2階部まで上がれます。
見上げれば合掌造りの構造を見ることができます。
釘を使わない、縄で縛って組み立てる構造が見事です。 -
午前10時、相倉集落ともお別れです。
JR城端駅に向かいます。
バスでもよかったのですが、この後の列車の時刻に合わせ念のため
タクシーで向かいました。 -
相倉合掌集落から、タクシーで20分。
城端駅に到着しました。
タクシー車中では、五箇山タクシーの社長夫人の運転で、いろいろな話を聞けたことがとてもよかったです。城端駅 駅
-
城端駅から高岡駅まで、
週末のみ運行の観光列車ベルモンターニュエメール号に乗りました。 -
通称べるもんた号は、1両編成で全席指定です。
車内には、寿司職人さんが乗車しており、事前に予約しておくと
その場で寿司を握って供してくれます。
凝った作りの美しい社内です。 -
子供にはやさしいサービスで、お寿司のキャンディーをプレゼント。
ありがたいです。 -
富山湾の新鮮なネタでお寿司を車内で食べました。
はとむぎ茶つき。直前に握ってくれたお寿司でおいしかったです。JR城端線 乗り物
-
べるもんた号のすばらしいところは、地域をまきこんで観光アピール活動をしているところです。
停車する駅では横断幕で歓迎!沿線では地域の人々が手を振ってくれます。
なんともうれしい気分になります。
この日は雨で立山が見えなかったのですが、わざわざ列車の通過時刻に合わせて外に出て手を振ってくれる地域の人々に感謝です。 -
記念の乗車証です。
城端から高岡まで、50分ほどの充実時間でした。 -
11:30高岡に到着。
この旅の最後の体験は螺鈿細工です。
螺鈿細工の体験は、京都のどこかと、ここくらいでしかできないのではないかと思います。
駅から10分ほど歩いた小馬出町にある「はんぶんこ」さんで体験です。
手鏡か、おにぎり型の小物入れのいずれかを選びます。
最初は、デザイン下絵造りです。 -
デザイン画にあわせて、アワビの貝殻からとった七色に光る薄い貝から
針を使って切り出していきます。
デザインにも悩み時間がかかりましたが、この切り出し工程が本当に大変でした。
細かいところが割れてはやり直しで。。。
職人のすごさがわかります。 -
最後は、ニカワを使って切り出した貝殻を張り付けていきます。
黒い地に貝殻が張られると美しい感じか実感でき、楽しい工程です。
写真はおにぎり型の小物入れのフタ部分への貼り付け。 -
これは、手鏡。
切り出した貝殻をニカワを先にちょっとだけつけた細い木で拾い上げ
貼っていきます。 -
作業完了!
後は、職人さんが漆を塗り、磨き上げて完成です。
完成までは2週間ほどだそうです。楽しみです。
約、1時間半を要する貴重な体験でした。 -
螺鈿在庫体験を終え、歩いて僅かなところに、高岡大仏だあるので立ち寄ってみました。
日本三大大仏だそそうです。町中に突如現れる大仏さまにびっくりでした。
大仏さまに今回の旅のお礼を言って、すべての旅程が終了です。
高岡駅から富山駅に電車で移動し、富山駅から新幹線で帰りました。
移動も多かったでしが、時間的にはのんびりした旅行で、様々な体験ができ、充実の二日間でした。高岡大仏 寺・神社・教会
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
五箇山周辺(富山) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37