高雄と台南とちょっと嘉義（4）台南中心部の夜とちょっとおまけ

2016/10/28 - 2016/11/02

嘉義から台南に戻ってきました。思ったより時間があったので、夜の台南を観光します。雨にもたたられず、あちこち歩き回りました。市街地に公共自転車レンタルできるシステムがないのが、台南の唯一の欠点です。台北や高雄よりも個人的に運転が荒い人が多い印象だったので、夜だし大人しく歩くことにしました。

この日の予定は
合成帆布と永盛帆布でお買い物→国立台湾文学館見学→林百貨店で夕暮れの台南の街を堪能→金芳布丁で本日のプリン購入→宿に荷物を置く→阿忠魚粥で夕食→天壇に寄り道→ちょっとバスに乗って周氏蝦巻→プリンを食べ忘れて寝る、でした。

地味な動きですが、お祭りも終わり日常の台南の夜を楽しむことができました。

エリア 台南(台湾)

まずは合成帆布へ。衝動買いしちゃいました。

合成帆布行 専門店

ちょっと大きめのトートバッグ、400元（1389円くらい）。まだ出番がありません。

この勢いで永盛帆布に行こうかなと思っていましたが、通りがかりに台湾文学館がありました。

素敵な建物なので、ちょっと中に入ってみます。

国立台湾文学館 博物館・美術館・ギャラリー

涼しいし、古い建物をきれいに使っていて良い休憩になりました。雰囲気良いです。

寄り道を終えて永盛帆布へ。通勤に使うサブバックを探していたのですが、ちょうど良い物が見つかって大満足。二個も買ってしまいました。

永盛帆布行 専門店

明日から活躍の予定。こちら500元（1736円くらい）。

こちら上より若干小さめかも。同じく500元。

帆布を３個抱えて林百貨店へ向かいます。

林百貨店 建造物

古い建物なので人数制限があるそうです。この女の子、どうしてもどいてくれなくて嬉しそうに写真に納まってくれました。

有名なエレベーターですね。こちらもたしか6人までの人数制限でした。

5階まで一気に上がります。

偶然私一人でした。あえて外が見えるシースルー構造になっているため、横の写真を撮ると自分が写りこんでしまいます…。

まずは有名な屋上へ。屋上にある神社を大切に保存してくれています。ちょうど夕日が差し込む感じに撮れたようです。

第二次大戦の跡、という説明がありました。こんなものまでしっかり保存してくれているんですね。

参考までに林百貨店のアドレスを貼っておきます。日本語のサイトもあって、見どころなどをわかりやすく説明してくれていました。

http://www.hayashi.com.tw/default.asp

この建物、写真整理の時にわかったのですが、エレベーターシャフト及び機械室だそうです。右端のきれいなお姉さんは偶然写りこんでしまいました(;^_^A

全体的にレトロでおしゃれな雰囲気です。ここでしか買えない帆布バッグやお土産も多いので、全部回ってから買うのも一つの方法かもしれません。私は先に3個も買ってしまったので、さすがにお買い物はあきらめました…。

5階のカフェ可可莉可で休憩。。正式名称を忘れてしまいましたが、プリンセットっぽいものでした。60元（208円くらい）。激甘だったので、コーヒーなどと一緒に頼んだ方がいいかもです。プリン横の小さなフルーツセットの中には、トマトもしっかり入っていて、この国ではきっとトマトは果物なんだろうなあと思いました。

カフェ休憩してから再び屋上へ。街の明かりがつき始めました。

日本統治時代の愛国婦人会の建物。通りがかりに撮りました。

グーグルマップを頼りに金芳布丁へ。
でも、夜に食べ忘れた挙句、宿に置き忘れて幻のプリンとなりました。

金芳布丁 専門店

もう一度通りがかった文学館はきれいにライトアップされていました。

今日の夕食は阿忠魚粥にします。

本当はもう閉店時間近くで断っていたみたいなのに、言葉が通じなくて、無理を言って注文を聞いてくれた感じになりました。すみません…。

総合粥、たしか95元（330円くらい）。だしが効いてて小さなカキもたっぷり入っていて、お茶漬けのような食べ物でした。日本人向きですね。

ちょっと天壇までお散歩。途中の路地がきれいでした。

ちょっとだけお参り。何かいいことありますように＾＾

天壇 寺院・教会

台湾のお宮の狛犬は赤いリボンを付けている子が多いですね。かわいいです。

天壇は、後ろも

前もきらびやか。きらきらに圧倒されて、台湾一きれいといわれる「一」の字を見忘れました…。

昨日のお祭りの名残でしょうか。きれいな提灯です。

偶然通りがかった廣富号帆布は中をちょっと見ただけであまり興味は惹かれず…。近所のわんこの方が魅力的でした。

食い倒れということで、小食ですが、もうひとがんばりｗ
豆花は昨日食べたので、お隣の周氏蝦巻にしました。二つのお店は街中では隣り合っているから、名物を効率よく食べるのに便利と聞いていましたが、本当にその通りでした。台南駅から近い方の三越の向かいにあります。

蝦巻60元（208円くらい）。ビールに合うと思います。安定のおいしさでした。名物を食べることができて満足です。

この日の夜も宿の老板と翻訳アプリでおしゃべりをしながら夜が更けていきました。

周氏蝦巻（台南 中山店） アジア料理

ところで、今回泊まった台南の宿についてちょっとご紹介を…。
スロートラベルハウスというホステルなのですが、とても親切な女性老板がいる宿でした。

古い建物をリノベーションしたようです。

1階はパン屋さんになっていました。

1階カウンターの様子。
女性老板は中国語のみでしたが、翻訳アプリを使ったり、英語ができる中華系女子（お客さんのようでしたが）をつかまえて（笑）通訳を頼んだりして何くれとなくお世話してくれました。

朝食はないようでしたが、宿に戻るとお茶や手作りの緑豆湯を振舞ってくれたり、次の日には夜市の焼き鳥をごちそうしてくれたりと本当に親切でした。ドミトリーはカーテン付きだし、館内全部虫の対策もしてあって、刺されやすい私は本当に助かりました。お掃除もしっかりしてあって、快適な宿でした。台南に行く機会がある方はぜひご検討を～。