2016/04/04 - 2016/04/09
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くすみ175さん
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3日目。
この日、午前は今回の旅でどうしても行きたかったシテ島へ。ランチにはル・キガワさんを予約していました。
シテ島ではマリーアントワネットが牢獄されていたコンシェルジュリーや、美しいステンドグラスで有名なサント・シャペル教会。そしてノートルダム大聖堂などが有名です。
前回の旅ではシテ島を訪れなかった(と思う)ので絶対に外せなかった!
朝の通勤ラッシュに巻き込まれつつ、オペラ駅からシャトレ駅へ。
まずはリサーチ、計画を立てます。それぞれ開館時間が違ったので、先にサント・シャペ
ルへ行くことに。
事前に買っていたミュージアムパスの出番か!と、ミュージアムパス専用の行列に並びましたが、セキュリティーチェックにはどうしても時間がかかるので結局は待ちます。
ただ、チェックを過ぎればパスの力でスイスイ進めました。
中は少々薄暗く、順路がイマイチわかりませんでしたキョロキョロ
しかし…狭い螺旋階段を上ると…
息をのむような美しい光景が。
しばらく言葉が出ませんでした。
このステンドグラスは、左から右へ向かって聖書の物語が描かれているのだそうです。
次に向かったのはノートルダム大聖堂。
無料の大聖堂内は待ち時間なしでしたが、案の定、クリプトへの入り口は大行列。
ランチに間に合うだろうか…と心配しつつも、どうしても行きたいーーー!という強い気持ち一つで並ぶことに。
どの位待ったでしょうか…40分ほど?
見ていると十数名位ずつのグループで区切られて中に入っていくようでした。
「ディズニーのシアター系アトラクションみたい(笑)」と余裕のウェイティング。
順番が来て、やっと階段を上り始めました。
狭くて急な階段です。とにかくキツイ!
母のことを心配しつつ自分も精一杯…滝汗
何処まで続くんだ。果てしない… 果てしなさすぎる…
やっと光が見えてきました。
シメールの回廊です!
うわ…
きゃー!とか、わーーー!
ではありません。
「うわ…」
この感覚、うまく表現出来ません…
シメールはギリシャ神話に登場する空想の怪獣を模した守り神。パリの街を見守っています。
さらに階段は続きます。
思い起こしている今も息が切れそう(笑)
楽勝ではなかった387段の階段。
ついに上りきった先に何があるかといえば。
もちろんパリの街。
エッフェル塔もセーヌ川もサクレクール寺院も。
ちょうどこの頃、鐘の音が聞こえました。
ああ。私たち、パリに来ているんだな。
なんとも幸せな気持ちでした。
そしてひたすら下ります。
下りの方が早く、気持ちも楽でした。
最後に大聖堂内部へ。
こちらも心が洗われるような感覚でした。
朝からかなりハードだったけれど…
でもやっぱり来られて良かった!!
さてそろそろお昼。
この日はモンパルナスのレストランを予約しています。
少し時間に余裕があったので、オープンバスに乗ってサン=ジェルマンデプレ方面へ!
サン=ジェルマンデ・プレ方面のバスに乗り、のんびりイヤホンの観光案内を聞きながらアンヴァリッド付近で下車。
時間があれば見学したり散歩したり…と考えていましたが予約時間間近…結局、慌てて地下鉄に乗り、ゲテ駅に向かいました。
この日の昼食はル・キガワさん。
1時に予約しましたが、他に3組ほど。おそらく皆さんフランス人の方たち。
お一人、上手に日本語を話されるスタッフの男性がいらっしゃり、オーダーも安心でした。
朝からハードすぎたのか、お腹は空いているけれど食欲全開というわけにはいかず…しばし悩んで平日のムニュを頼むことに。肉食の私たちは、メインにそれぞれ牛タンソテーとステーキを頂くことにしました。
お酒弱いくせに昼から赤ワインをいただいていい気分…
前菜なしを選びましたが、十分な量でした。お肉の量はもう少し少なくても良いくらい。
お楽しみのデザート。母が選んだキャラメルスフレはふっくら温かく、濃厚。
私の選んだジュレ?は、サッパリ爽やか。
デザートをいただいている頃、シェフの紀川様がご挨拶に来てくださいました。
穏やかで素敵な方です。
とても美味しくいただきました。
昼食後は無理をせず早めにホテルに帰ることに。
その前に立ち寄ったのが7区にあるボンマルシェ。
ここでシャネルブティックに入りました。
世界最初のデパート。
上品でごちゃごちゃしておらず、好きな雰囲気。ラ=ファイエットとは趣の違うデパートでした。
ここでCHANELに入り、母と私、それぞれ一つずつお財布を買いました。
今思えば「私にとって初めてのシャネルなんです」と告白した日本人の親子に対してwelcome!と笑顔で答え、あんなに気持ちよく接客してくださったお兄さん。お礼の手紙を出したいくらいです(笑)もしかして私の片言のフランス語と英語が間違った意味で伝わったのか!?
おまけになぜか私たちだけ飲み物を出していただきました。
ボンマルシェの免税手続きは一時的に移動していたのか、食品館のある別館にありました。
全くリサーチしていませんでしたが、お兄さんが丁寧な説明を何度もしてくれたおかげで理解できました。
ボンマルシェには日本人の免税手続き専用カウンターはありませんが、もちろん慣れていらっしゃるので簡単な英語のやりとりのみで心配いりません。
返金は空港で現金受取りもできるそうですが、今回全てクレジットカード受取りにしました。その方が手続きが楽だと聞いたので… ただ、クレジットカードへの返金まで1〜3ヶ月かかるそうです。
パリではブランドもののバッグや購入したショップ紙袋を持ってフラフラしない方が良い!と思い込んでいたのですぐにエコバッグにしまいましたが、さすが7区。
街を歩く現地の方たち、かなりハイブランドな装い。
エルメスやシャネルを普通に使っておられました。ただこれは観光地ではあまり見ない光景。
ホテルに戻る前に、通りを挟んですぐの場所にある奇跡のメダイユ教会へ。
奇跡のメダイユといえば、辺見えみりさんや梨花さん、間寛平さんなど多くの芸能人の方が持っておられることでも有名ですね。正直少しだけミーハーな気持ちもありました。
教会内はとても美しく、素晴らしい所でしたが熱心な信者の方たちが祈りを捧げていらっしゃいましたので撮影は一切しませんでした。
ここでは信じて身につけていると、説明のできないような奇跡が起きることがある…というメダイユが販売されています。転売すると効果がなくなると言われているそうですが、差し上げるのは良いことと聞いたのでお土産に幾つか購入しました。無宗教な私ですが、このメダルは宗教の信仰にかかわらず力をくださるのだとか。また、お守りではなく未来への道を示してくれるものだそうです。
大切に身につけます。
穏やかな気持ちでホテルに戻ります。
この時期のパリは日が長い。
これから夕方かな…という感覚でも気づくと夜8時を回っていることがしばしば。
結果、ついつい長時間動くことになって疲労が溜まりますチーン
オペラ通りのピエールエルメで甘いものを購入。こちらは日本人の方が接客してくださるので、新作のお味やオススメのものをたくさん教えていただけました。
ゴーフルは日本のものと全く違う…
しっとりしていて甘甘ですが不思議とハマります。
私的にはマカロンはピエールエルメのものが1番好みでした。
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