山国のさるとび村

2016/11/04 - 2016/11/04

　英彦山からの帰りは、山国町を抜けました。
　途中、猿飛村で山国川の甌穴や激流を鑑賞します。

エリア 耶馬溪・中津・玖珠(大分)

山国川に沿って下ってくると人が集まっている一角がありました。
山国川の猿飛甌穴群があるさるとび村です。

長い年月をかけ、自然の激しい渓流が造りあげた大小無数の甌穴(おうけつ)が約2kmに渡って峡底に広がっています。
最近では案山子も展示し、さるとび村として観光スポットとなっています。

「猿飛」という名前は、その昔、山猿が現れて岩から岩を飛び回っていたことから名付けられましたそうです。

駐車場から下っていくと甌穴群です

念仏橋です

念仏橋から下流は魔林峡と呼ばれています。

連続する甌穴が大きくなり、甌穴間の障害がなくなり渓谷となっています。

魔林峡

霜とでは「まべじ谷」と呼んでいるそうです。

魔林峡
水が澄んでいます。

魔林峡
峡谷となっています。

魔林峡でＵターンし上流へ戻ります。

上流へ戻っています。
念仏橋です。

念仏橋
昔から両岸の往来に困っていたいたため、地元の住職が私財を投じて木橋を作ったそうです。ただし木橋は洪水などで流されたため、昭和３年に現在の石橋アーチが架けられたそうです。

念仏橋

その先に堰堤があります。

白水のダムです。

美しい流れです。

途中の歌碑が並んでいます。

甌穴群までの清流

水が綺麗です。

川の土手は遊歩道になっています。

さるとび茶屋の前に吊り橋がかかっています。

清流の先が甌穴群です。

甌穴群です。

甌穴とは、岩のくぼみにたまった小石（礫）が水流で渦巻きのように回転し岩を削りできたものです。

清流と河床一帯に広がる変朽安山岩、小さな石ころの三位一体で生まれた自然の造形物です。

甌穴群

猿飛千壺峡とも言われます。

激流です。

上流、鳶の巣山方面です。
もうすぐ色づきます。

吊り橋付近の山国川

猿飛千壺峡です。

猿飛千壺峡

吊り橋の前にさるとび茶屋です。
地元の人々が運営しています。

山国は案山子づくりで有名です。
校歌を歌う分校の小学生

木登り少年

神輿を担ぐ列

神輿
本物と見間違えます。

ギター演奏を聴ききます。

山国のカカシワールドです。

丸太ブランコ

滑り台

チャンバラだそうです。

竹馬
案山子を見慣れると、通りで見かける人がみんな案山子に見えます。

山国の案山子でした。

帰りは競秀峰で一休みします。

競秀峰、左下のトンネルが青の洞門です。