![再びセブ島を訪れた。今年は5月にも訪れているので、同じ年に2回も来たことになる。<br /><br />今回はマニラに住む知人がマクタン島沖合にある(と言っても船で30分位あるが)日本人が所有するカオハガン島に行ってみないかと誘われていたので、興味を覚え、それで行ってみたわけである。この島は人口800人程の住民が住む島で、何ら観光客がやって来るような観光的な魅力がある島ではない。<br /><br />この島での滞在記は別稿で紹介するつもりでいるので、ここではカオハガン島滞在の前後にセブ・シテイでの滞在を中心に記してみた。セブ島に来るならばビーチ・リゾートでの楽しみがメインと思われるが、これから何度も来る機会があると思うと、もっと違う面のセブを見てみたいと考えた。セブ・シティにはいくつも美術館や博物館があり、こうしたところを訪ねるのも大いに興味があった。また古い教会がたくさんあり、マゼランが初めてフィリピンに来たのがこのセブ島であるので、その影響で古い教会が存在する。<br /><br />そうした場所を訪ねるのもセブでの楽しみである。セブでの楽しみは決して美しいビーチだけではない。セブ・シテイの周辺には訪ねるべきビーチはほとんどなく、本格的な美しいビーチを求めるならマクタン島やセブ・シテイから数時間ほど離れた南部や北部のビーチへ行かなければならない。セブ。シテイはマニラとあまり変わらないほど都市化している。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/18/35/650x_11183577.jpg?updated_at=1481582037)
2016/10/25 - 2016/11/03
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Weiwojingさん
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再びセブ島を訪れた。今年は5月にも訪れているので、同じ年に2回も来たことになる。
今回はマニラに住む知人がマクタン島沖合にある(と言っても船で30分位あるが)日本人が所有するカオハガン島に行ってみないかと誘われていたので、興味を覚え、それで行ってみたわけである。この島は人口800人程の住民が住む島で、何ら観光客がやって来るような観光的な魅力がある島ではない。
この島での滞在記は別稿で紹介するつもりでいるので、ここではカオハガン島滞在の前後にセブ・シテイでの滞在を中心に記してみた。セブ島に来るならばビーチ・リゾートでの楽しみがメインと思われるが、これから何度も来る機会があると思うと、もっと違う面のセブを見てみたいと考えた。セブ・シティにはいくつも美術館や博物館があり、こうしたところを訪ねるのも大いに興味があった。また古い教会がたくさんあり、マゼランが初めてフィリピンに来たのがこのセブ島であるので、その影響で古い教会が存在する。
そうした場所を訪ねるのもセブでの楽しみである。セブでの楽しみは決して美しいビーチだけではない。セブ・シテイの周辺には訪ねるべきビーチはほとんどなく、本格的な美しいビーチを求めるならマクタン島やセブ・シテイから数時間ほど離れた南部や北部のビーチへ行かなければならない。セブ。シテイはマニラとあまり変わらないほど都市化している。
- 旅行の満足度
- 4.0
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マニラからは Air Asia を利用してセブへ向かった。午前10時30分のほぼ定刻に出発し、セブ・マクタン空港には12時過ぎに着いた。あっという間である。
セブ島には2回目の訪問である。前回はマクタン島での滞在が主であったが、今回はカオハガン島とセブ・シテイのでの滞在を考えた。 -
”I LOVE CEBU”のロゴマークがセブ・シテイのあちこちにある。人口80万を擁する都市で、フィリピンで2番目の大都市である。
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セブ・シテイの中心はオスメニャ記念碑のあるオスメニャ・サークルと言う公園で、この周辺地区には大きなショッピング・センターやホテル、銀行、政府関係機関が多い。
オスメニャと言うのはこのセブ島出身の政治家で、フィリピン第3代目の大統領になった人物で、いわば地元から出た著名人と言う訳である。近くに彼の記念館がある。 -
公園には手洗い場があり、よく見るとシャコ貝を利用しているではないか。こんな大きなシャコ貝を見るのは珍しい。
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セブ市内で滞在したのは2カ所で、最初は Summit Circle Sebu というホテルで、セブに来る数日前に電話で予約してみたら、すぐ予約が出来た。オスメニア記念碑のすぐ近くにあり、どこへ行くにもも大変便利なところにある。このホテルはカオハガン島に行く前の2日間利用した。
ホテルの写真を撮っていたら、いきなり女の子が踊り出して来た。この子の写真を撮った訳ではなかったが、あとから確認したら踊っている姿が入っていたのにはびっくりした。 -
ホテルの入口。なかなか豪華な感じである。市の中心部にあり、何かと便利である。
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入口を入ってすぐのところにあるレセプション。ここで手続きをして、部屋に向かった。
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宿泊した部屋はかなり広く、十分すぎるほどであった。ホテルの周囲は賑やかな街の通りなのに、部屋の中では外の喧騒が全然聞こえてこなかった。
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ホテルに着いたのが13時をかなり回っていたので、外に出ず、ホテルのレストランで昼食を取った。注文したのはサンドイッチとサラダだけである。
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ホテルには小さいながらも快適なプールがあり、滞在中に一度だけ利用した。
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もう一つ滞在したホテルは Harolds Hotel ( ハロルズ ・ ホテル )といい、前回のホテルよりもワンランク上のホテルと言えそうである。カオハガン島からセブ・シテイに戻った後滞在した。
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ハロルズ・ホテルの夜景。市内の中心部からやや離れているので、周囲には大きなビルはない。
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部屋はデラックス・タイプで、大きなキングサィズのベッドがあり、広々としていて、眺望もよく、申し分のないものであった。ここでは2泊したが、本当ならばもう1泊したいくらいであった。
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部屋から見える周辺の様子は、小さな家が軒を並べるように密集していて、遠くには大きなビルが見える。
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この辺りは個人住宅だろうか、密集して建っているが、比較的緑のところが多そうである。
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このホテルはセブ・シテイの中心からやや外れているので、周辺には高層ビルは多くない。
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朝食時にオムレツを頼んだら、お皿に何やら絵のようなものを描いていて、しばらくしてテーブルまで持ってきてくれた。
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お皿にトマト・ケチャップで面白い絵が描いてあった。小生の顔(?)だと思いますか。いえ、全く違う。(笑)
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夜は屋上にあるテラスでしばし寛いだ。心地よい風に吹かれながら1時間以上もいてしまった。
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壁のライトがグリーンや赤に変わり、目がチカチカするような感じで、少々気になった。
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このテラスの最大の売りものは、360度見渡すことが出来る造りになっている。ここでワインを飲みながら、しばし夜景と心地よい風を楽しみながら休んだ。
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フィリピンでは本を買いたいと思っても日本のように本屋が多くなく、大体はこの National Book Store があるくらいで、しかも、色々な本が豊富に置いているという程ではない。ほとんどの店は文房具などと一緒に販売されていて、本のスペースは広くない。
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セブ・シテイはフィリピン第二の都市だけあって、世界中から押し寄せる観光客も多く、様々な外国料理の店もいろいろある。この店はギリシャ料理のレストランである。看板に「TAVERNA」と書いてあるが、レストランで食べるなと言われても食べないわけにはいかない(笑)。セブ・シテイには日本のラーメン店もたくさんあるのには驚いた。
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あまり注目されていないが、セブ・シテイには優れた古い建築物が多く、歩いているとしばしば目にする。
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この建物はホテルのレストランから見たものであるが、スウェーデン領事館である。こんもりとした木立に囲まれていて、外からは中の様子は窺えない。たまたまホテルから見えたものである。
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公使館の前を通った時は大きな木立と塀に遮られて内部は全然見えななったが、こうして見ると、かなり広いようである。
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Provincial Capital( 州庁舎 )の建物は大変美しい。1937年に建設され、フィリピンの州庁舎で最も美しい建築物と言われている。
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中庭に銅像が2体あった。右側は、スペイン艦隊のマゼランを打ち破ったラプラプ像である。左側はオスメニャ像で、日本軍のセブ侵攻に抵抗した独立の志士であった。
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Sebu City Museum( セブ・シテイ博物館 )はクラシックな建物で、1階が図書館で、2階が博物館になっている。
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セブ市内を歩いていると、かなり歴史的に古そうな邸宅をいくつも見ることが出来る。この邸宅は売り出し中のようで、人は住んでいない。
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こちらの邸宅もなかなか立派な建物である。
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この建物も古そうである。あちこちに古くて、由緒あるよな建物が目に付く。
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立派な邸宅のすぐそばにはこのようなあまり裕福とは言えないような家々が並び、その落差に驚かされる。
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街を歩いていたら、いきなりこの看板が目に入った。日本語で書かれた英会話学校の看板である。セブには日本人をターゲットにした英語学校がたくさんあり、小生の何人かの知人もセブで英語を勉強したという人がいる。ルソン島北部のバギオと共に、この種の学校が多いようだ。
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Sugubo Museum ( スグボ博物館 ) はセブの歴史を知る上でもぜひ訪れたい博物館である。日本との関わりを示す展示があり、第二次世界大戦中の日本軍のセブでの侵攻の様子を詳しく紹介している。
* 詳しくは別稿「美術館・博物館を訪ねて」で取り上げる積りでいる。 -
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博物館の中庭は広々としていて、ここはかつて刑務所だった所であるために、このようなところが必要だったのだろうか。
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Sergio Osmena Memorabilia ( オスメ二ャ記念館 ) はあまり知ることがないが、しかし、小生には大変興味を覚えた記念館である。
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この人物がセルジオ・オスメニャで、第二次世界大戦中、日本軍に抵抗し、亡命政府の中心的人物であった。
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セブ・シテイには Ayara Shoping Center という大きなショッピング・センターがある。人口80万人のセブ・シテイにふさわしい場所である。
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センターの中は相当広くマニラでも見かけるようなショッピング・センターである。あまりにも広すぎて歩いているだけで疲れてしまう。
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フィリピンではどこへ行っても ”Jollibee”(ジョリビー)というフィリピンブランドのファースト・フードの店がある。フィリピンの人は「ジャリビー」と言っていて、初めて婚言葉を聞いた時は違和感を覚えたほどである。
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ジャリビーにはそんなに頻繁に行くことはないが、たまにはこのようなものを食べることがる。ライスの代わりにスパゲティの付いたチキンセットである。しかしながら、残念なことに麺が柔らかく茹ですぎていることが多い。
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2番目に滞在したホテルの近くに一風変わったレストランがあった。中に入って見ようかと思ったが、建物一面に掛かれた落書きを見て、躊躇して止めてしまった。
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久しぶりにスペイン料理店「イパルス」に入ってみた。フィリピン料理の原型はスペイン料理にもあるので、どんなものがあるのか興味を覚えた。
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店内はスペインの闘牛の写真や絵が飾られていて、華やかであった。
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このレストランは雰囲気が良い。それと同時に、かなり高そうである。
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頼んだ料理は3品で、それらはスープ、ガーリック・パン、魚である。
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食事の後は歩いて5分程のホテルへ少々写真を撮りながら戻った。
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中央の高いビルはホテルのすぐ近くの建物で、いつもこのビルを目印にしていた。
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セブ・シテイは思った以上に大きな都市で、ショッピングや娯楽などの施設が十分整い、旅行者としてもい大いに楽しむことがでできた。
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この旅行記へのコメント (4)
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- まむーとさん 2016/11/12 17:29:51
- セブ
- Tamegaiさん、こんにちは!
旅行記の建物を見せていただくと、フィリピンだとはわかりませんね。
いろんな物が混在しているのは、とても魅力的です。
いろんな料理が頂けるのも、歴史ですね。
そういえば、そろそろご帰国ではありませんか?
フィリピンを最後まで満喫して、また旅行記で伝えてください。
- Weiwojingさん からの返信 2016/11/12 18:36:55
- RE: セブ
- まむーとさん、こんばんは。
メッセージをいただき、ありがとうございます。
9日に日本に戻って来ました。日本があまりにも寒いのには驚きました。あまりにも寒くて、風邪を引きそうでなかなか外には出られません。徐々に慣らさないといけないですね。
セブ島は帰国2週間前に行きました。フィリピン最後の旅行で、たいしたこともせず、ただのんびり過ごしました。今回の記録がその時の旅行記です。No.4 まで続く予定です。
セブ市内を歩いていると、ここがフィリピンだと忘れさせるようなところがたくさんあります。それは西洋風の古い建物だったり、教会だったり、食べ物だったりと言ったものです。
来年3月にセブ島ですね。具体的な計画はもう考えていますか。ビーチ滞在を主に考えていますか。ガイドブックやホームページなどでよく検討されるといいですね。
ありがとうございました。
Tamegai
- まむーとさん からの返信 2016/11/12 19:28:34
- ご帰国
- ご帰国されたんですね。
おかえりなさい。
旅行と違い生活するのはまた違いますから、本当のいろんな事が見えたのでしょうね。
大変そうであり、羨ましい事であります。
私は、
一日目、深夜に到着して近くのホテル。
二日目、モアルボアルへ、滝へ
三日目、少しビーチ、そしてセブシティ、深夜初の飛行機
まだ、ざっとまだこんな感じです。
また教えてください。
- Weiwojingさん からの返信 2016/11/13 22:20:53
- RE: ご帰国
こんばんは。
セブではモアルボアルに行れるのですか。
私はここへは行ったことはありませんが、きれいなリゾート地のようですね。
セブ・シテイからここへ来る途中にある Carcar (カルカル)というところを
今回訪れました。昔のスペイン風の家や街並みが残っているところで、
とても落ち着いた街です。
フィリピンは一般的に物価は安いですが、リゾート地はホテル代やレストラン
は大変高いです。気をつけてください。
大いに楽しんでください。旅行記を楽しみにしています。
Tamegai
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