岡山＆香川の旅　2

2016/10/16 - 2016/10/16

秋の乗り放題パス利用の土日に有休一日付け加えた二泊三日の岡山＆香川の旅。現存12天守閣のうち、未訪問の備中松山城と丸亀城を訪問したので、現存12天守閣はすべて訪問したことになります。また吹屋の町も訪問。そしてよく考えたら、一年の間で初めて北海道、四国、九州、沖縄を全て訪問した年になりました。。。 （日帰りのバースデー記念沖縄旅行記はありませんが）

エリア 備中高梁(岡山)

　翌日も再び備中高梁へ。かつてベンガラで栄えた「吹屋」へ。一日三本しかないバスで一時間ほど。途中の道は車がすれ違うのも困難なほど。一応合併で高梁市内ですが、これぞリアル秘境、リアル山奥。

備中高梁駅 駅

一時間揺られて吹屋に到着。

　石州瓦とベンガラ漆喰壁の赤い町並みで有名。江戸時代は銅山で栄え、幕末から明治にかけてはベンガラ生産で栄えた。

辺鄙な場所なので観光客も多くなく、こじんまりした町でのんびりしていていい所です。

旧片山家住宅

旧片山家住宅 美術館・博物館

国指定重要文化財で、ベンガラ製造と販売を手掛けた江戸時代創業の老舗。

旧片山家住宅 美術館・博物館

（旧片山邸）

旧片山家住宅 美術館・博物館

郷土館。先ほどの旧片山邸、郷土館、ベンガラ館、笹畝坑道、広兼邸の共通チケットを購入しました。

（ベンガラの街並み）

（ベンガラの街並み）

（記念の一枚）

ベンガラ染工房

辺鄙な所だからこそ、きっと古き良き時代の街並みが残ったんですよね。

（ベンガラの街並み）

20分ほど歩いて、ベンガラ館へ。

ベンガラ館 美術館・博物館

明治の頃のベンガラ工場を当時の姿に復元したものだそうです。ベンガラとは酸化第二鉄を主成分とする無機顔料です。古くから用いられた赤色顔料。

ベンガラ館 美術館・博物館

（窯場）

ベンガラ館 美術館・博物館

（窯場）

ベンガラ館 美術館・博物館

（水洗い、碾臼場）

ベンガラ館 美術館・博物館

（水洗い、碾臼場）

ベンガラ館 美術館・博物館

（脱酸場）

ベンガラ館 美術館・博物館

（脱酸場）

ベンガラ館 美術館・博物館

笹畝坑道へ。

吹屋銅山笹畝坑道 美術館・博物館

坑道の中は夏は涼しくて、冬は暖かいです。

吹屋銅山笹畝坑道 美術館・博物館

当時の採掘の様子が再現されています。

吹屋銅山笹畝坑道 美術館・博物館

吹屋の町から4kmほど歩いて広兼邸へ。ちなみにバスのダイヤの関係上、現地滞在が約4時間だったので、かなり急ぎ足でした。ベンガラ館、笹畝坑道を経ての、往復8kmを全て徒歩で行くのは、少し辛いです。電動機付き自転車も借りれるみたいなので、公共交通機関で訪問する方はそちらをお勧めします。

広兼邸 名所・史跡

地元の庄屋。

広兼邸 名所・史跡

かつて映画「八つ墓村」のロケ地になったそうです。見たことないですが。。。

広兼邸 名所・史跡

残念ながら現在保存修理中で中に入れなかった吹屋小学校。平成24年3月まで現役最古の木造校舎として使用されていたとのこと。平成32年度に工事終了予定だそうです。

旧吹屋小学校 名所・史跡

　岡山に戻り、瀬戸大橋線で高松へ。いつの間にか、「さぬきうどん駅」に。。。(笑)

高松駅 駅