2016/10/18 - 2016/10/18
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j-ryuさん
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☆前の旅行記のタイトルが『行ってはいけない?色付き始めの三日月の滝』でしたが、
今回も2番煎じのような『行ってはいけない?錦秋の幕滝』です。
狙ったわけでは無いのに奇しくも今回もキャッチタイトルが『行ってはいけない?』になってしまいました。
わざわざこのタイトルを付けたい訳ではありませんでしたが、遠藤ヶ滝遊歩道がまさかの通止め。
さらに今回の紅葉狩りの一番の目玉である幕滝へ到る幕滝遊歩道までよもやの通行止めとは。
まさにトホホのホです(ーー;)。
那須塩原のスッカン沢も通行止めだったし、ここのところ連続して運が悪いのか、行けただけ運が良いのか、まるで塀の上を渡り歩いているような危ないお出かけばかりです(^_^;)。
関係者にはお叱りを受けてしまいそうな旅行記ばかりで恐縮ですが
良くも悪くも安全の為に参考にしていただければ幸いです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
☆幕滝ルートマップ
※地理院地図に加筆
http://maps.gsi.go.jp/?z=16#12/37.582950/140.35291
福島市街方面からは国道115号線の道の駅“つちゆ”を左にやり過ごし、土湯トンネル&猪苗代裏磐梯方面に進みます。
一つめのトンネル(東鴉川トンネル=ひがしからすがわ)を抜けたら野地温泉、&スカイライン方面への道路標示があるので旧115号線に右折します。
途中、野地温泉、鷲倉温泉を通り過ぎると幕川温泉への標識があるので
右折しクネクネと九十九折の細道を進むと秘湯・幕川温泉です。
磐梯吾妻スカイライン方面からは野地温泉方面の分岐点から旧・国道115線に入り、すぐに幕川温泉への標識&山道があるので左折します。幕滝 自然・景勝地
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☆幕川温泉手前の幕滝遊歩道駐車場&観光案内板。
クネクネと九十九折の山道をしばらく進むと秘湯・幕川温泉で
その手前左手に無料の一般駐車場があります。
整然と止めれば10台くらい駐車できそうです。
トイレなどはありませんので女姓は道の駅“つちゆ”などで済ませておいたほうが無難です。
幕川温泉も利用する方は直接温泉宿の駐車場をご利用ください。幕滝 自然・景勝地
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☆幕川温泉手前の幕滝遊歩道駐車場
駐車場の周辺はもちろん道中の紅葉も見事です。
一応舗装道路ですが細い1車線道路なので
紅葉に見惚れて事故など起こしませんように(^_^;)。 -
☆幕川温泉手前の幕滝遊歩道駐車場
ヤマウルシの紅葉は一段と鮮やか。 -
☆幕川温泉
幕川温泉手前の幕滝遊歩道駐車場から80mほど下ると幕川温泉です。
水戸屋旅館と吉倉屋旅館の2軒があり、幕滝遊歩道は吉倉屋の黄色い看板の左を通り、水戸屋旅館と吉倉屋旅館の境界を通り抜けていきます。
どちらも500円で日帰り入浴ができます。
※水戸屋旅館
http://www.hitou.or.jp/hymbrrsv/hymbr_pg01.html?yc=fm062
※吉倉屋旅館
http://www.hitou.or.jp/hymbrrsv/hymbr_pg01.html?yc=fy065幕川温泉 水戸屋旅館 宿・ホテル
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☆幕滝遊歩道通行止め
前の旅行記でも早く幕滝遊歩道通行止め情報を伝えようと書いた通り、
遊歩道入り口にまさかの通行止め表示が・・・・
えっ~聞いてないよう・・・・(ーー;)。
真面目な訪問者ならここで引き返すのでしょうが
天邪鬼な私は自身で現場を確認しないと納得できない性質。
さすがに有毒ガス噴出地帯とか、噴火レベルが高い入山禁止とかは
忠実に守りますが、遊歩道の通行止めの多くは今までの体験からして、全く通行不能とか、超危険だと感じた例はありません。
これは管理する側にも万が一の場合、責任問題が生じる怖れがあるので
通行止めにしているパターンが多いような気がします。
もちろん訪問者の安全が第一なので当然の対処だと思います。 -
☆幕滝遊歩道沿いの紅葉。
またまた関係者からお叱りを受けそうですが、
とりあえず進んで、どこがどう危険で通れないのか
自分の目と足で確認することにしました。 -
☆3番目の橋、崩落地点。
幕川に架かる1番目、荒川に架かる2番目の橋は全く問題なく通過し、
荒川に架かる3番目の橋が半分崩落していました。
小さい子供やご高齢の方の突破は厳しいかも知れませんが
渓谷には大きな石がゴロゴロしていて、その石を足場にすれば
水に浸かることもなく渡れそうです。
もちろん増水している時は無理しないほうがいいと思います。 -
☆3番目の橋、崩落地点。
この崩落地点の橋の上流には美しい渓谷が続いています。 -
☆3番目の橋、崩落地点。
谷間の紅葉は日当りが悪いので尾根筋よりは色付きが遅くなりますが
それでもけっこう色付いています。 -
☆3番目の橋、崩落地点。
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☆3番目の橋、崩落地点。
崩落地点を越え残った橋の半分を撮ってみました。
すぐ下流は小滝になっていて怖そうですが
橋の真下には石がいい具合に並んでいます。 -
☆3番目の橋、崩落地点。
崩落した橋下を覗いてみましょう。
書き込んだ白線のように石を伝えば残った半分の橋に上がれます。 -
☆3番目の橋、崩落地点を少し上から振り返ってみました。
橋を渡ったあとの木道階段はだいぶ前から傾げていました(ーー゛)。 -
☆幕滝遊歩道の鳥居
上記の木道階段を登りきると鉄製の鳥居と橋があります。
写真は橋から鳥居を振り返った構図です。
鳥居の傍らには小さな祠があり、谷間には長い注連縄が張られますが
今回は朽ちて切れていました。 -
☆幕滝遊歩道の鳥居と橋。
幕滝まで5,6ヵ所ある橋には名前が書いてあったりなかったり、
これは遊歩道入り口から数えて4番目の橋です。 -
☆幕滝渓谷
4番目の橋を渡ると美しい小滝が連続する渓谷が見えてきます。 -
☆幕滝渓谷
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☆幕滝渓谷
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☆幕滝渓谷
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☆幕滝渓谷
あと1週間もすればもっと鮮やかな紅葉になると思いますが
そうすると幕滝の紅葉は終盤になってしまうので痛し痒しです。 -
☆幕滝渓谷
小滝とは言え、名前が無いのがもったいなくらい美しい小滝群です。 -
☆幕滝渓谷
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☆幕滝渓谷
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☆幕滝渓谷
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☆幕滝渓谷
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☆幕滝渓谷
幕滝の前座にしておくのがもったいないくらいの美滝です。 -
☆幕滝渓谷
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☆幕滝渓谷
空模様も紅葉もいい感じです。
紅葉だけなら晴天に越したことはありませんが
渓流や滝と青空を美しくコラボするにはかなりのスキが必要です。
とくに滝や渓流に直射日光が当たったら最悪です。 -
☆幕滝渓谷
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☆温泉小滝
5番目の橋の向こうには温泉の小滝が見えてきました。 -
☆幕滝遊歩道
倒木を再利用したような木道もあります。 -
☆幕滝渓谷 温泉小滝
幕滝への最後の橋の少し手前のコルジュ(峡谷)に温泉の小滝が流れ落ちています。
湧き出す辺りは硫黄成分で白くなっていて独特に臭いも漂います。
前回、滝下で触ってみましたが、途中で冷めるせいか熱くはありませんが
渓流の水よりは明らかに温いので温泉だと分かりました。 -
☆幕滝渓谷 温泉小滝
温泉小滝前の鉄製グレーチングも橋に数えると6番目?の橋。 -
☆幕滝渓谷最奥の橋
幕滝最奥にある橋で、この橋を渡れば幕滝はもうすぐ。 -
☆幕滝渓谷
この階段を登ると幕滝が見えてきます。 -
☆紅葉の幕滝
遊歩道入り口から徒歩20分くらいで幕滝が見えてきました。
紅葉もいい感じです(^^♪。 -
☆紅葉の幕滝
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☆紅葉の幕滝
秘境・幕滝まで足を運ぶ人はそう多くありませんが
磐梯吾妻スカイライン(現在は無料)の滝見台からは遠くに
上の1/3くらいを遠望できるので観光バスなどに乗車すればガイドさんが指差し紹介しています。 -
☆紅葉の幕滝
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☆紅葉の幕滝
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☆紅葉の幕滝
滝の間近に観瀑台があり、滝をワイドに撮ろうとすると
観瀑台がフレーム内に入ってしまうのが玉に瑕です。 -
☆紅葉の幕滝
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☆紅葉の幕滝と潜流瀑
幕滝は吾妻連峰の東吾妻山(1975m)や高山(1805m)周辺を源流とする
荒川の源流域にあり標高は1300m、
落差30mの直瀑とその左手の崖の間から直接ながれ落ちる落差20mの
潜流瀑からなります。
直瀑は落差30mですが、その下に2段の小滝もあり全部を合わせれば
40m近くにもなる福島県でも有数の大きな滝です。 -
☆紅葉の幕滝潜流瀑
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☆紅葉の幕滝と潜流瀑
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☆幕滝潜流瀑
晴天の日なら滝に架かる虹も見られます。 -
☆幕滝潜流瀑
本滝の水量はそのとき折々の降水に左右されますが
潜流瀑はいつも大差なく流れ落ちています。 -
☆幕滝潜流瀑
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☆紅葉の幕滝
観瀑台から撮影しようとすると滝そのものが大きいし、近すぎるので
フレーム内に入りきれません。 -
☆紅葉の幕滝
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☆幕滝と潜流瀑
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☆幕滝潜流瀑
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☆幕滝潜流瀑
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☆紅葉の幕滝と潜流瀑
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☆紅葉の幕滝
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☆紅葉の幕滝
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☆紅葉の幕滝
観瀑台の右側はゴロ岩が重なる斜面になっていて
観瀑台より高い位置からも撮影できます。 -
☆紅葉の幕滝
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☆紅葉の幕滝
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☆幕滝と潜流瀑
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☆幕滝と潜流瀑
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☆潜流瀑上の紅葉
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☆幕滝と潜流瀑
幕滝の名前の由来は馬蹄形をした滝壺に滝が幔幕を張ったように流れ落ちることによります。 -
☆幕滝と潜流瀑
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☆幕滝潜流瀑
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☆紅葉の幕滝と潜流瀑
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☆紅葉の幕滝
紅葉樹は滝の上部に多いのでカメラを引き気味に撮らないと
写りきれません。
これで『行ってはいけない?、錦秋の磐梯吾妻・幕滝』は完結です。
禁断を犯しての遠藤ヶ滝、三日月の滝、幕滝の紹介なので
少々後ろめたさもありますが、現在の状況はお伝えできたかと思います。
安全はあくまで自己責任が伴いますので
けしてお薦めは出来ませんが、お出かけの際は十分気をつけてくださいませ。
いつも最後までご覧下さりありがとうございます。
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