チンクエテッレを巡る旅・後編 《ポルトヴェーネレ、マナローラ・ヴェルナッツァ、モンテロッソ・アルマーレ》

2016/08/20 - 2016/08/22

チンクエテッレでは
モンテロッソ・アルマーレで連泊の
後、ポルトヴェーネレで１泊と予定を組んで
みました。
モンテロッソ・アル・マーレ２日目は
朝１番（９：４５発）の定期遊覧観光船で
チンクエテッレの町を巡るクルーズに出ました。
＼(⌒∇⌒)/

モンテロッソ・アル・マーレ
ヴェルナッツァ（コルニーリアは船上から）
マナローラ、リオマッジョーレ
の５村の町歩きを楽しみながら
ポルトヴェーネレの町までを往復し
同時に
1997年にチンクエテッレの町と
一緒に世界遺産に登録されたポルトヴェーネレを起点とした
小島群(パルマリア、ティーノ及びティネット島)の
島巡りも楽しみました。

本編は、３島の島巡りの後、この旅で気に入りの街に登録（笑）した
ポルトヴェーネレの町からマナローラ・ヴェルナッツアの
町歩きを楽しみながらモンテロッソ・アル・マーレへ戻る
復路（帰り）の船旅です。

エリア チンクエ・テッレ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 交通手段: 船 レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ポルトヴェーネレ発の世界遺産
３島巡りを終え、ビーチ沿いのレストランで
美味しいパスタランチをいただき
モンテロッソ・アルマーレのホテルへ戻ります。

グランド ホテル ポルトヴェネーレ ホテル

汽笛に促されて
船は岸壁を離れてゆきます。

帰路は往時に寄港しなかった
マナローラ（コルニーリア）と
ヴェルナッツァの寄港
それぞれ町歩きを楽しむ予定です。

帰路はポルトヴェーネレ
１４：５０発にしました。

チンクエテッレでは
ポルトヴェーネレの街と
ポルトヴェーネレ発の３島巡りが
一番楽しかったなぁ。
できれば、ポルトヴェーネレの街に
３連泊でも良かったかなぁ・・
まぁ　これは、後から言えること（笑）

帰路は緑色の航路で
モンテロッソ・アルマーレへ戻ります。
コルニーリアは寄港できませんから
船上からゆっくり眺めることとしましょう。

「さよなら　岬の断崖に
　建つ孤高の教会」

サン ピエトロ教会 寺院・教会

旅心を十二分に満たしてもらいました。

細長いこの街
ポルトヴェーネレ
(●´ー｀●)気に入りました。

明日また来るからね！
待っててや。

パルマリア島にも
しばしさよならです。

ポルトヴェーネレ、チンクエ テッレ及び小島群（パルマリア、ティーノ及びティネット島） 文化・芸術・歴史

甲板席には
いっぱいの観光客がこの風景を楽しんでいます。

ここは真夏の地中海！

停泊船は
クルーザーばかりでは
ありませんでした。

往路で町歩きを楽しんだ
リオマッジョーレが見えてきました。

リオマッジョーレの町歩きは
前編で♪♪ ヽ(´ー｀)ﾉ ♪♪
http://4travel.jp/travelogue/11181570

リオマッジョーレの町歩きも
楽しかったなぁ。

今回は下船しないで
このまま次の寄港地
マナローラに向かいます。
１５：２５発

マナローラの船着場が見えてきました。
大勢の人が船の着くのを待っていました。

水着のままの
人も大勢いて夏ダァ！
と改めて感じます。

船着場のこの風景も
強烈な印象というか
チンクエテッレの旅の
風景として残っています。

夏がいっぱいだったなぁ。
♪♪ ヽ(´ー｀)ﾉ ♪♪

マナローラの船着場は
町のメインストリートからはやや離れていて
断崖の階段をぐるりと降りてきます。

そうして階段の
上の歩道（とは言ってもそこも
海辺なのですが）をしばし高台に進みます。

しかし入江の海岸線は
絶景続きですから
楽しみながら歩きことができ
町までの遠さは感じません。

すると大きな水音と
歓声が聞こえてきました。

海辺に突き出した
岩を飛び込み台として
次々水しぶきが上がっています。

気持ち良さそさそ～うだなぁ。

水も澄んでいて綺麗ダァ。
魚が泳ぐ姿も間近に見えます。

入江になつている
この辺りでは
レジャーボートがレンタルできそう。

入江になつている
この辺りでは
レジャーボートがレンタルできそう。

こちらの岩場でも
飛び込み
大きな水しぶきと
その都度上がる
観光客からの大きな歓声！

カメラを向けぐるりと囲んだ観光客と
飛び込みの順番待ちの人気スポット！

岩の上まで来て
瞬時(；´ｪ｀)する人や
えぃ！とばかりに
掛け声とともに飛び降りる人

眺めながら町へと歩きます。

マナローラの町に着きました。

マナローラの町は
坂道になつています。
それでも歩き難い道ではありません。

ひさしを出したベランダ。
なんか良いですね。
ああいった所で道行く人を眺めながらの
お茶ヽ(￣▽￣)ﾉ好きです。

今度はゆるりと
坂を下ります。

いかにも地中海の町の
お土産屋さんぽい。

この辺がメインストリートかな。
坂道です。

COOPを見つけたので
飲み物をと入って間ました。
こじんまりしていますが
一応の生活用品やレモンチェロ等の
土産など揃っていました。
ミネラルウォーターとプレーン・ヨグルト
を買いました。

美味しそうにほおばっていますね。
のどかな時間が過ぎてゆきます。

ここでも、ペッタンを。

木陰の庭のお茶に
思わず目が(￣ー￣)

夏ですね。

この後、トスカーナの
ワイナリーでも見かけた
葡萄（ワイン）を縛る年代物の
機械に目が飛びましたが
どうやらこの店は
スポーツ用品店のようでした。(￣ー￣)

坂を下って

葡萄畑の濃い緑にカラフルな
家々が映えきれいでした。

このトンネルを抜けて
マナローラの駅や
「愛の小道」へと
繋がっているようです。

ふむ・ふむと
絵地図を眺めてから
トンネルに入りました。

マナローラの駅のホームを
眼下に見て進みます。

マナローラ駅 駅

タイミングよく
電車がホームに入ってきたので
パチリ！

断崖にカフェがありました。

断崖の下には
綺麗な海（＊＾０＾＊）

陽よけをかけただけのカフェですが
目の前にリグーリア海（地中海）
の大海原が広がっていて
時折小鳥のさえずり(￣ー￣)
素敵なカフェです。
が、
今日は時間が無いので
先を急ぎます。(；´ｪ｀)

そのカフェの奥が
「愛の小道」の入り口。
未だ通行止めということは
情報を受けていましたが
せめてここまででも
来たかったのです。(￣ー￣)

土産屋さんを眺めながら

町まで引き返してきました。

地球は
まんまる！

このような岩の隙間を
通り抜け海岸へ向かいます。

船着場の直ぐそばまで
来ました。

正面のおすわりをしたワンちゃん
のような岩の向こう側が船着場です。

ザブ～ン！
岩に砕けた波が綺麗でした。

未だ船の姿は見えませんね。

するすると
船がみるみる大きくなって
近づいてきます。

船着場で乗船客を
掛け声とともに
整理していたスタッフ２人。

ロープを受け取ります。

船から突き出された
架け橋

大勢の観光客の皆さんが
待っています。

数多くの定期船が往来しているはずなのに
船着場さえ海水は少しも汚れていません。
ヽ(￣▽￣)ﾉ　

少しずつ船着場を離れて
ゆきます。

コルニーリア（Coniglia）の町が見えてきました。
チンクエテッツレの5つの村の中で唯一船が寄港
できない町です。
しばし、船上から眺めてゆきます。

コルニリア 散歩・街歩き

町は海抜約100メートル。
段々に切り開かれたブドウ畑に囲まれています。

コルニリア 散歩・街歩き

11世紀頃に要塞都市として生まれたチンクエテッツレの村々は
1000年もの長い間、陸路がなく船のみで行き来していたとのことで
入り組んだ入り江の断崖絶壁は
自然の要塞とし好都合でしたが
それが陸の孤島として独自の文化と芸術を築き上げて
現在に至っています。

最後の寄港地ヴェルナッツァに到着したのは
17：05頃

船着場から直ぐ町歩きができそう
この町で１時間程の町歩きを楽しみます。

ヴェルナッツァ 散歩・街歩き

い～い感じの広場があって

ヴェルナッツァ 散歩・街歩き

そのままメインストリートに
繋がっていて

ヴェルナッツァ 散歩・街歩き

お土産屋さんが連なっています。

ぺったんやカレンダー

あります。あります。

ゆるりと・ゆるりと
町歩きをしましょう。

ゆるりと・ゆるりと
町歩きをしましょう。

皆さん思い思いに
町歩きを楽しんでいるようです。

ペッタン！
この旅を終えてから
我が家では冷蔵庫の扉から
ホームグランドを移しました。
ホームセンターからホワイト・ボードを
買ってきて専用のペッタンボードを作って
楽しんでいます。

がさばらないし、小さいし
値段も安価ですし
このところの自分用の旅の
土産はもっぱら“これ”です。(￣ー￣)

絵葉書だって頑張っています。
♪ ヽ(´ー｀)ﾉ ♪

ちと前まではヨットや帆船の
こういったものを見つけると
ついつい買ってしまっていました。（笑）

色彩が地中海ぽいなぁ。と

ヴェルナッツァ駅
賑わっていますね。

電車が着く度に
観光客の皆さんが
どっと溢れます。

タンクトップにTシャツ
や野球帽も

ペッタン選んでますね。
気に入りを見つけて
いい思い出になれば良いですね。

まだ予定の船が到着するまで時間
があるので船着場前のレストランで
ビールで喉の渇きを癒しました。

黄・赤・オレンジ・青の
パラソルの下のテーブルで
ヴェルナッツァの船着場の風景を
楽しみながらの休憩タイムが
この町の滞在として一番の
記憶に残る風景となりました。

ヴェルナッツァの風景を
しばし楽しんでから

さぁて　ゆっくりと
船着場へ移動します。

広場には
来た時より人が増えてきました。

ボート（カヤック）を楽しんでいる
人も大勢おりました。

いよいよヴェルナッツァの町とも
さよならです。

ポルトヴェーネレからマナローラとヴェルナッツアの
町歩きを楽しみながら
モンテロッソ・アル・マーレへ戻ります。

モンテロッソ・アル・マーレが
近づいてきました。

モンテロッソ・アル・マーレの町が見えてきました。

モンテロッソ・アル・マーレに到着したのは
１８：２０頃ほぼ時刻表通りの運行でした。

この日の朝、モンテロッソ・アル・マーレの
桟橋を出発したのが９：４５でしたから
おおよそ８時間３０分のクルーズと町歩き
を楽しんだことになります。

モンテロッソ・アル・マーレのビーチを
出発した時には
ビーチにはブルーのパラソルは開いていなかったのですが
満開です。

モンテロッソ アル マーレビーチ ビーチ

ポルトヴェーネレのビーチを見てからだと
こじんまりとした入江の小さなビーチ
で、それぞれ趣が全く違います。

桟橋からゆっくり町中まで
歩いてきました。
午後７時は回った頃ですが
夏の夕暮れはまだまだ日が傾きませんので
散策にもいいですね。

そろそろディナーをする人たちで
レストランは賑やかになる時間です。

裏通りにも
土産屋さんやレストランが並んでいます。

一旦、ホテルで一休みをしてから
再び表通りのレストラン街に出てきました。

リストランテ アル ポッツォ イタリアン

モンテロッソ・アルマーレの町の
レストラン情報は何も用意してこなかったので
一番混み合っている店にゆき１０分程待ち時間の
あとテーブルに案内されました。
この夜は、シーフード・パスタとチンクエテッレ産の
白ワインをグラスでいただき早々にホテルに
引き返しました。

サン・フランチェスコ教会前の
時計台は２１：００を指しておりました。
明日は、ポルトヴェーネレのホテルに
移動します。

サン フランチェスコ教会 寺院・教会

この旅行記へのコメント （2）

• poodle714さん 2017/02/16 22:52:09

  マグネット（ぺったん）のコレクションが見てみたいです

  あの街からさん、こんばんは
  
  お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますか？
  チンクエテッレを巡る旅（後編）を拝見しました。
  2016年夏もお天気に恵まれて、海の青さが一層美しいですね。
  飛び込みを順番待ちする人たちの気持ちが分かるような気がします。
  でも、若い人が多いからなのか、スタイルのいい人ばかりのよう
  ですね。
  この人たちの中で水着になるのはちょっと無理…かもしれません。
  
  「チンクエテッレ定期観光船航路略図」はあの街からさんの
  オリジナルでしょうか？
  土地勘のない人にも、とても分かりやすいですね！
  チンクエテッレを楽しむにあたり、時間を無駄なく使うためかなり
  計画を練られたのではないですか？
  あの街からさんの旅行記が、これから旅する人に大いに参考に
  なるかと思います。
  
  集めておられるマグネット（ぺったん）のおみやげですが、
  確かに帆船とか浮き輪のが特にかわいいと思いました。
  これまでに旅先で買い求められたコレクションが宝物のように
  飾ってあるのでしょうか。
  またご紹介くださるとうれしいです。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　poodle714

  あの街からさん からの返信 2017/02/18 12:02:32

  RE:『チンクエテッレの旅では』

  poodle714さん　お久しぶりです。お元気のことと思います。
  こちらは、このところ　(；´ｪ｀)　な日々が続いていますが、
  こんな時ほど「旅」に力をもらっているなぁと感じつつ
  皆さんの旅行記を見てはあぁ　ここも行ってみたいなぁ。
  このような旅も面白そうだ。とか拝見しています。
  
  チンクエテッレの旅では
  海の碧と空の青が心をゆる〜くしてくれ私もこの時とばかりに
  泳いできました。これもまた旅の持てる力なのでしょうね。
  
  「チンクエテッレ定期観光船航路略図」は、超略図ですが
  ザックリとでも位置関係や地形の凸凹感が伝わればと
  急遽にわかごしらえしてみました。
  
  旅の計画はpoodle714さん同様大好きです。
  その段階からもうそこへ行った気になりイメージの世界で
  旅してしまいます。そして、せっかくここまで行くのだから
  と、　あれこれ調べヽ(￣▽￣)ﾉ検討をします。
  その結果、持ち時間が決まっているのに
  ついつい詰め込み過ぎになっています。(〃⌒ー⌒)
  
  「ぺったん」　その地名またはそこの名物の建物等が
  入っていますし、写真とはまた違った楽しさがあります。
  いつの間にやら結構集まってしまいました。
  機会があればアップしたいと思います。
  
  poodle714さん　カキコ等をありがとうございます。
  今年の旅をも楽しみにしています。
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの街から