2016/07/18 - 2016/07/19
224位(同エリア431件中)
ゆずのはさん
2016年7月15日(金)山口市から始まった4泊5日の中国地方の旅も四日目となりました。
18日午後、小倉駅から新幹線さくらに乗車し、一気に広島県福山市へ。
広島県は三回目ですが、以前から行きたかった鞆の浦を観光し、瀬戸内海の美しい景色を眺められる宿・汀邸遠音近音に宿泊しました。
こちらでは、鞆の浦観光と汀邸遠音近音の宿泊記、そしてちょっとですが、旅行終わりの岡山県観光について記します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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小倉駅を13時25分に発車したさくら554号は福山駅に14時40分に到着。
駅のホームからは福山城が見えました。
ゆっくり城観光したいところですが、鞆の浦の対潮楼の拝観時間もあるため、ちょっと急がなければ!
予約しておいたレンタカーを借り、鞆の浦方面へ向かいました。 -
この日のお宿・汀邸遠音近音同経営の鴎風亭の駐車場に到着。
汀邸遠音近音は狭い路地の奥にあるので、鴎風亭の駐車場に車を停め、遠音近音から迎えに来て頂くシステムになっています。 -
汀邸遠音近音。
右側に見える茶色っぽい古民家風の建物がフロント、ロビーです。
後ろ(左側)の宿泊棟とは廊下でつながっています。
全17室の大人の宿。
今までいろいろな宿に泊まりましたが、(小さいお子さんをお持ちの方には失礼ながら)子どもの騒がしい声に煩わされたくないので、こじんまりとした大人の宿はやはりいいなと思います。 -
内部はこんな感じです。
実際に古民家をリノベーションしたそうです。 -
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この建物を買い取った時に出てきた掛け軸に書かれた『遠音近音』(をちこち)をそのまま宿名にされたとか。
をちこちって、確か名古屋みやげの両口屋是清のお菓子に同じ名前の物があったような…?
そんなことはさておき、なんともゆかしいネーミングではありませんか。
数年前の旅番組で、この宿の存在を知ってから、いつかは泊まりたいと思っていたので、また一つ念願が叶いました。
画像左、硝子戸の向こうに見えるのが宿泊棟へ続く廊下です。 -
お部屋には、手挽きの潮待ちブレンドコーヒーが用意されていました。
その他にもお茶などのティーバッグが置いてありました。 -
琉球畳の上にツインのベッドマットが敷かれたコーナービューのお部屋。
海を眺められるように設置された椅子はなかなか座り心地がよかったです。
コンパクトですが、あまり広いと移動が面倒なので、私のような面倒くさがりの人間にはちょうどよいかも。
テラスに椅子やテーブルが置かれ、のんびりと瀬戸内海の穏やかな景色を眺めることができます。
室内は禁煙ですが、テラスは喫煙可。
最近の高級宿はこういうのが多いため、喫煙者の夫は文句たらたらです。
コーナービューといえば、左隣がないのでプライベート感がありますが、テラスに出ると、右隣の宿泊客のお風呂に入る気配とか音が聞こえて来てしまうのがちょっと残念★
宿によっては、まったく隣の気配すら感じることのないように設計されている宿も増えているなか、この点はマイナスポイントだなと思いました。 -
お部屋の洗面所。
お持ち帰り用のアメニティはTHANでした。
専有面積はあまり広くないお部屋ですが、必要な物は揃っており、一人で入るだけでいっぱいになりそうなくらい小さいけど、半露天風呂が付いているのもいいです。 -
半露天風呂と手前のシャワー室。
全体的にコンパクトな印象です。 -
荷物を置いてすぐに福禅寺・対潮楼に向かいました。
幸いなことに、宿からすぐのところにあるので、余裕で拝観時間に間に合いました。
鞆の浦に来たら、ここは絶対にはずせない場所です。 -
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対潮楼から見る仙酔島と手前の弁天島。
畳の上に座って、この景色を堪能させて頂きました。 -
対潮楼からは汀邸遠音近音も見えました。
保命酒の看板も! -
夕食まで時間があるので、引き続き鞆の浦を散策しました。
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こちらのお店でも保命酒を売っており、おみやげに小瓶の物を購入。
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古い町並みが良い雰囲気です。
かなり以前、竹原、尾道を旅行したことがありますが、旅程の都合で鞆の浦には来ることができませんでした。
念願の鞆の浦に来られたことに感謝です。 -
重要文化財・太田家住宅。
閉館時間となっていたため、外観のみを見学しました。 -
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鞆の浦の名所の一つ・常夜灯。
逆光なのが残念! -
カメラ小僧夫、伊根の舟屋の時と同じく、ちょいと押したら海にドボンするくらい際まで下がり、おまけに堤防と一番海際に建っている家の塀に(短い)足を掛けて、この常夜灯を撮りまくっていました。
ベストショットを撮るためには、多少の危険は省みないのは相変わらず…(苦笑)
ひとしきり常夜灯や鞆の浦の海の景色を撮ったあとに、「撮る?」とついでのように私にもカメラを向けたけど、毎度のことながら「撮るよ」もないため、予想通り変顔写真の出来上がり(怒) -
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カメラ小僧夫は観光し足りないようなので、私は一足先に宿へ帰ることにしました。
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いろは丸事件の際の、坂本龍馬談判の家がありました。
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部屋に戻って、コーヒータイム。
潮待ちブレンドをコーヒーミルで挽いてみました。
お部屋に用意されていたペアカップがおしゃれな雰囲気☆(男性用は柄が黒)
お部屋菓子の抹茶チョコと、小倉駅で売っていた大分銘菓のざびえるをコーヒーのおともにしました。
他にも、同じく小倉駅で買ったくろがね羊羮や酢昆布の敷島とかわちゃわちゃテーブルに乗っていますが(笑)
夕食は7時半にしてもらったから、まあいいかなと(笑) -
いつの間にか外は夕闇に包まれ始めていました。
月に照らされた仙酔島と瀬戸内海…波の音がほんの微かに聞こえてくるだけで、本当に静かで穏やか。 -
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左側の船乗り場には本日の営業を終えた連絡船が見えます。
明日は朝食前に仙酔島を散策する予定です。 -
夕食は1階の食事処で頂きました。
本日のお品書き。 -
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シャコは珍しいけど、ちょっと苦手な食材かも。
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お皿の絵柄が涼しげです。
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締めのデザート。
料理は特別に印象の残る物はなく、普通よりはおいしいという印象でした。(辛口すみません) -
7月19日(火)旅五日目の早朝。
朝焼けの仙酔島。
夕方も良いけど、明け方の景色もまた美しい。
仙人が酔ってしまうほど美しい島というのが島の名の由来とか。 -
汀邸遠音近音は各部屋に半露天風呂があるためか、大浴場がなく、貸し切り風呂が2ヶ所あるのみです。
夜だと景色が見えないので、貸し切り風呂を朝6時に予約しておきました。
ちなみに、希望すれば鴎風亭の大浴場にも送迎してくださるみたい。 -
広くてきれいな貸し切り風呂内部。
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仙酔島行き連絡船乗り場は、遠音近音の海に面した外階段を降りたところにあり、徒歩30秒?くらいで着けます。
7時の始発便に乗船しましたが、思いの外、乗船客が多かったです。
いろは丸を模した平成いろは丸で仙酔島へ出発です。 -
仙酔島までは5分間の短い船旅です。
宿泊している遠音近音が遠くなって行きます。 -
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案内図。
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仙酔島側から鞆の浦方面を臨む。
国民宿舎の前の砂浜を過ぎた辺りから遊歩道が続きます。
宿の朝食は8時半なので、間に合うように散策開始です。 -
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仙酔島の五色岩は県の天然記念物となっています。
この五色岩、パワースポットとしても有名だそうです。 -
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遊歩道を散策すること30分、朝食の時間も近づいてきたため、連絡船の乗り場まで戻ることにしました。
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左に小さく見えるのが連絡船の待合室です。
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遠音近音の朝食。
この宿の部屋から見える瀬戸内海の景色が気に入ったので、またいつかこちら方面に来ることがあったらリピするかも。
4泊して、食事がよかったのは大谷山荘と小天狗さんろじ、景色とお風呂はこちらの宿かな。
夫は観光重視だから、宿にこだわりがまったくないし、同じ宿に二度以上泊まるという発想もないみたいだけど、私は観光は無理のない程度にして宿でゆっくりするのが大好きで、気に入った宿はリピする派です。(ここら辺がぜんぜん意見が合わないんだよなぁ) -
汀邸遠音近音を9時半にはチェックアウトし、旅の最終地点の岡山へ向かう途中、回り道をして沼隈半島の阿伏兎岬にある阿伏兎観音に寄りました。
観光地を見つけることが趣味でもあるカメラ小僧夫、この絶景の観音様を見逃すはずがありません(笑) -
観音堂までは行くのは結構大変!
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ガイドブックに出ているような写真は撮れませんが、なかなかすごいところに建っていることに感心しました。
阿伏兎観音は別称であり、臨済宗妙心寺派の磐台寺が正式名称です。
開基は花山天皇、本尊は十一面観世音菩薩。
この観音堂は国の重要文化財に指定されているそうです。
もちろん、ご朱印も頂きました。 -
阿伏兎観音から一時間ちょっとで、岡山県倉敷市にある大原美術館到着。
こちらの美術館に来るのは9年ぶりではありますが、なんと四度目となります。
家族四人全員で行った最後の旅行が、この倉敷でした。
絵画観賞が私の趣味の一つでもあるので、こちら方面に行く時は大原美術館ははずせないですね。 -
大原美術館に行った時に必ず寄るのが、こちらの蔦の絡まる喫茶店エル・グレコ。
大原美術館収蔵の代表作品の一つがエル・グレコの『受胎告知』なので、そこから店名をつけたのかも。(不確か)
初めて来たのが約30年前、それからテーブルのレイアウトなどは毎回のように変わっているように思うのですが、レトロで落ち着く雰囲気だけはちっとも変わらないのは嬉しいことです。 -
エル・グレコではレアチーズケーキとホットコーヒーを頂きました。
カメラ小僧夫はというと、お子ちゃま系の飲み物が好みなので、ミルクセーキを。
しかも、私より高い物を注文する習性があるので、レアチーズケーキも注文するという図々しさ。
こんなところにまで、私に対して対抗意識持たなくてもいいんですけどね。 -
美観地区も四度目なので、サラッとしか観光せず。
それに急に梅雨が明けたので、暑くて暑くて、日陰を探して歩いていたので、観光にも力が入りませんでした。 -
五日間の旅の終わりに吉備津神社に寄りました。
石門の文字は、当地出身の犬養毅の揮毫によるものです。
吉備路も紅葉の季節にゆっくり旅したいけど、なんせカメラ小僧夫との旅は観光詰め詰めの忙しない旅だから無理かもだけど。 -
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備中国一の宮吉備津神社。
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岡山空港到着。
五日間でずいぶんたくさんの観光地を巡り、カメラ小僧夫に振り回されながらの慌ただしい旅でしたが、萩温泉、長門湯本温泉、川棚温泉、鞆の浦温泉と温泉三昧できたのはよかったかなと。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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