2016/07/17 - 2016/07/18
604位(同エリア1377件中)
ゆずのはさん
2016年7月15日(金)から始まった山口県の旅も三日目となりました。
7月17日(日)、9時に長門湯本温泉の大谷山荘をチェックアウト。
お高い宿だったので、本当ならゆっくりしたいところですが、なんせ観光予定がぎっしりのため、早めの出立となりました。
大谷山荘から30分くらいのがところにある美祢市の秋芳洞、秋吉台を観光、下関市内では火の山ロープウェイに乗車、みもすそ川公園からは関門海峡と関門海峡大橋を眺め、人道トンネルを門司側まで渡ったり、平家ゆかりの赤間神宮、高杉晋作が挙兵した功山寺にお参りしたあと、川棚温泉の小天狗さんろじに宿泊というコースで旅した7月17日(日)朝から7月18日(月)朝までを記したいと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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大谷山荘をチェックアウトし、まずは山口県美祢市の秋芳洞へ。
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秋芳洞の入口に到着。
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ずっと来たかったので、来れたことに感謝です。
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ここは専用の駐車場がないため、車を停めるところを探すのにかなり苦労しましたが、皆さんどこに停めたの?と聞いて回りたいくらいたくさんの観光客が来ていました。
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神秘的☆
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秋芳洞から秋吉台へ。
カメラ小僧夫は秋芳洞の内部も可能な限り撮りまくってたみたいだけど、私はスマホだからぜんぜん無理でした。
秋吉台のカルスト大地にも、ずっと来てみたかったけど、来てみたら、ちょっと期待はずれだったかも。
まぁ、秋芳洞に行ったら、秋吉台には寄らないとね、ということで、辺りの景色をパチリパチリ。 -
でも、この景色はやはり雄大!
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秋吉台から車を走らせ、1時間ちょっとで下関市内に入りました。
まずは火の山ロープウェイへ。 -
火の山ロープウェイの展望台から見る関門海峡と関門海峡大橋。
橋の手前が源平合戦の行われた檀ノ浦。
大橋を渡るとそこはもう九州なんですよね。
素晴らしい絶景です。
いやぁ、美しい!! -
気温が高いせいか、やや霞がかかり、よくは見えませんが、日本海方面を微かに見渡すことができます。
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平安末期、源氏と平家の合戦が行われたことで有名な壇ノ浦方面。
平清盛亡きあと、栄華を極めた平家も没落の一途を辿っていきました。
都を終われ、屋島や一ノ谷での戦にも敗れ、西へ西へと落ちのび、背水の陣を敷いて決戦の地に選んだのが、この檀ノ浦でした。 -
再び、関門海峡と関門海峡大橋。
ずっと見ていたいくらい美しい眺め。
本州の西の果てに来たなという実感が湧きます。 -
みもすそ川公園に向かいました。
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みもすそ川公園到着。
駐車スペースがないので、隣接したレストランの駐車場に停めさせて頂きました。 -
長州藩の大砲のレプリカが展示されています。
源平合戦の舞台になった、檀ノ浦に面した公園に長州藩の大砲という組み合わせがまたミスマッチ的で面白いかも。 -
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関門海峡大橋を背に、源義経と錨知盛こと平知盛の躍動感溢れる銅像。
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のどかな景色ですが、よく見てみると関門海峡大橋の下辺りは潮の流れが複雑で、渦を巻いている部分も見られ、潮の流れを熟知していた源氏とそうでない平家が戦えば勝敗はもう決まったも同然だったのでしょう。
平家の敗色が濃いなか、もはやこれまでと「波の下にも都はそうろうぞ」と安徳帝に言い聞かせ、幼い帝を抱いたまま入水した二位尼(平清盛の妻・時子)、そして滅んでいった平家一門の悲劇を偲びつつ、ようやく来れた関門海峡の美しい景色に見入っていました。 -
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みもすそ川公園から横断歩道を渡ったところにある関門トンネル人道入口。
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関門トンネル人道は21年の歳月をかけて昭和33年3月に完成。
通行は無料だそうなので、徒歩で北九州市の門司側に渡ってみることに。
下関側からのエレベーターは55mほど地下に降りるそうです。(門司側は地下60m)
エレベーターを降りると、門司までの人道はほぼ真っ直ぐです。
下関・門司間は780m、普通に歩くと約15分かかるとか。 -
門司に向かってGO!!
カメラ小僧夫は撮るのに夢中で歩くのが遅いため、待っていると時間がかかるからペースは合わせませんよ(笑) -
約4分で山口県と福岡県の県境に到着。
この白線を越えたら福岡県とは不思議。
途中、買い物袋を下げた方何人かとすれ違ったけど、この人道は無料なので生活道路として利用されてもいるんですね。
県境を越えて、ちょいと歩いて買い物に、なんて素敵かも。 -
約9分で門司側に到着。
人道は段差がなく、フラットなのですごく歩きやすかったです。
しかも、涼しいので、閉所が苦手な私でもぜんぜん大丈夫でした。 -
門司側の外に出てみました。
ここがもう九州だなんて、やはり不思議☆ -
門司側の入口から再び人道を通って、下関側に戻りました。
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白線を越えた向こうは山口県。
なんの変哲もない人道をパチリパチリしているカメラ小僧夫とは途中すれ違いましたが、ペースは絶対に合わせませんから(笑) -
下関側に戻って来ました。
ただ歩くだけだけど、なかなか面白かった! -
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有名な唐戸市場方面を横目に安徳帝を祀る赤間神宮へ向かいました。
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赤間神宮到着。
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赤間神宮の由緒書き。
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竜宮城みたいな水天門。
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赤間神宮本殿。
赤間神宮自体は貞観2年に創建された阿弥陀寺が元になっているそうですが、安徳帝を祀り、檀ノ浦の戦いで滅亡した平家一門の霊を慰め鎮める神社として知られています。
いつものように、ご朱印を頂き、境内を散策してみました。
境内には小泉八雲の怪談『耳なし芳一の話』で知られる耳なし芳一のお堂や七盛塚がありますが、独特な雰囲気にほとんど霊感のない私でも写真は撮ることができませんでした。
怖い物無しのカメラ小僧夫も、さすがに七盛塚にだけはレンズを向ける気にはなれなかったみたいです。 -
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続いて、歴史好きならご存じの七卿落ちで知られた功山寺へ。
七卿の潜居していた建物も残っていました。
こちらでもご朱印を頂きました。 -
境内には高杉晋作の銅像もありました。
功山寺は高杉晋作が挙兵した寺でもあります。 -
功山寺山門。
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この日の宿のチェックイン時間は16時。
功山寺から宿のある川棚温泉に向かいました。 -
30分ほどで、この日のお宿・小天狗さんろじの駐車場に到着。
ナビだと本館の方面に向かってしまうみたいで、途中看板が出ていることは出ているのですが、非常にわかりづらいです。
ナビが示した、軽自動車でも通れそうにない道を強引に通ろうとした夫、にっちもさっちも行かず、今度は車をバックさせるのに必死になっておりました。
どう見ても、ぜんぜん通れそうにありませんから。
ダメなものはダメなのですよ。
そんなこんなで到着した小天狗さんろじ、変わった名前の宿名ですが、小天狗旅館で経営しているため、このような名前になったみたいです。
壱ノ庄、弐ノ庄などの部屋名が付き、全8室のすべて離れ形式になったプライベート感のあるお宿です。
宿に興味のない夫と二人ではもったいない感半端ないですが、旅先で騒がしいお子ちゃまの声はなるべく聞きたくないので、隠れ家的な大人の宿を選んでみました。 -
フロントとおみやげ処も合体しているコンパクトなロビー。
前日に宿泊した大谷山荘とは対照的ですが、岩手県の山人と似てるかも。 -
私たちのお部屋は七ノ庄。
畳敷きにソファーを置いたリビングがあり、ベッドルームは独立しています。
畳敷きのリビングと、お部屋の露天風呂に屋根があるのが気に入り、お部屋を指定し予約しました。 -
リビング部分。
室内は当然禁煙のため、夫のウケはイマイチです。
露天風呂の脇なら喫煙可なので、早速、灰皿を持って来て頂きました。
…肝心の露天風呂の画像がない! -
プライベート最優先の宿で、だれかに覗かれる心配はありませんが、窓にカーテンがないのにはちょっとびっくりかも!
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小天狗旅館のお風呂に入ることはできますが、さんろじ自体には大浴場はないので、お部屋の露天風呂で汗を流しました。
撮りませんでしたが、アメニティも揃っているので、滞在中不自由を感じることはありません。
前方が食事処&ロビー部分につながる入口。
食事処も、プライベート重視のため、他のお部屋の方と顔を合わせることがないような設計になっていました。
騒がしい子どもの声はもちろん、酔っ払ったおじさんの大声が聞こえて来ないのは素敵☆ -
お品書きが名前入りのため、隠したら汚くなってしまいました(^_^;)
創作懐石の夕食。
どれもこれもおいしく、箸が進みます。
(味に関わらず、普段からほとんど完食ですけどね) -
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魚介類も大好きだけど、やはりお肉がないとね!
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川棚温泉名物・瓦蕎麦。
これがまたすごくおいしくて、最近、(生意気にも?)旅館の夕食にうるさい夫も絶賛でした。
こちらの宿に来るまでの山口県内のあちらこちらのおみやげ屋さんで売っていたのに、買わなかったことを後悔しました。 -
釜飯も美味でしたが、食べきれずおにぎりにして、夜食用にお部屋に届けて頂きました。
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締めのデザート。
おいしい夕食に大満足でした。
三連休中にも関わらず、露天風呂付きで一人22000円とちょっとの宿泊代はリーズナブルかも。 -
満腹なのに、お部屋に帰ってから、下関銘菓・巌流焼でコーヒータイム。
どんだけ食べるんだ、私(笑) -
7月18日(月)旅四日目の朝。
さんろじの朝食。
前日の夕食と同じ個室で頂きました。 -
夏らしい団扇の箸置き。
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さんろじを9時過ぎにはチェックアウトし、檀浦PAへ。
真下から関門海峡大橋を眺めることができます。 -
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関門海峡、またいつか来てみたいな。
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関門海峡大橋を渡って、山口県にさよならをして、北九州市門司区へ向かいます。
数年ぶりの九州上陸です。
門司観光、広島県福山市鞆の浦観光についてはまた後日。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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