2016/09/21 - 2016/10/02
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like a birdさん
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フィンエアー、福岡空港唯一のヨーロッパ直行便が半年間の休止になる前に節約一人旅。福岡出発から帰着まで全てで34万円でした。
エギスハイム、こういう美しい村があるのを知って、絶対行きたいと思ったのが計画の始まりでした。それに列車で廻りやすいミラノ、スイスを加えたのがこの旅行です。ワインの産地というのも魅力があります。
電車、バスでの移動も楽しみの一つです。少し丁寧に書きましたので、3部、それぞれ長くなりましたがおつきあいください。
日程
9月21日 福岡空港~ヘルシンキ~ミラノ(フィンエアー)
ミラノ泊
9月22日 ミラノ泊
9月23日 ミラノ~シュピーツ~インターラーケン~グリンデルワルト(電車)
グリンデルワルト泊
9月24日 フィルスト他(ゴンドラ)
グリンデルワルト泊
9月25日 メンリッヒェン、ヴェンゲン、ラウターブルンネン、ミューレン、クライネシャイデック(電車、ゴンドラ、ロープウェイ)
グリンデルワルト泊
9月26日 グリンデルワルト~インターラーケン~ルチェルン(電車)
ルチェルン泊
9月27日 ルチェルン~バーゼル~コルマール~エギスハイム(電車、バス)
エギスハイム泊
9月28日 エギスハイム~コルマール~ストラスブール(バス、電車)
ストラスブール泊
9月29日 ストラスブール泊 市内観光(徒歩)
9月30日 ストラスブール~CDG空港~ヘルシンキ(電車、フィンエアー)
ヘルシンキ泊
10月1日 ヘルシンキ~ (フィンエアー)
10月2日 ~福岡空港 (フィンエアー)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- その他
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-
9月23日 スイスへ出発です。
11:23分 ミラノ発バーゼル行きEC52で、乗り換え駅シュピーツへ。ミラノ発ですが列車はスイス国鉄です。
シュピーツ迄2等車、早割で2,500円、レイルヨーロッパの手数料含めても4,000円です。 -
10分以上前にホームへ入り、余裕・・・と思っていた。
指定席は4号車97番。ネットで座席配置も調べているし、ランチも買ったし、余裕で乗り込める。・・・と思いきや、この長い編成の列車の先頭から、歩いても歩いても4号車が無い。ホームに居た人たちも乗り込んで殆どいなくなる。これは聞かなくては、と思ったが先ほど居た近くの駅員も見えない。
しかたない、かなり遠くの駅員の所まで小走りで戻る。Eチケットを見せる。駅員は簡単に4号車を14号車と書き換えた。え~、早く言ってよ。14号車ならさっき見かけた。また小走りで戻る。が、車両の手前のドアは目の前で閉まる。奥のドア迄走る。
間に合ったが、汗。教訓;海外旅行、早めに確認する。ということでした。 -
奥から乗ってしまったので、人も荷物も混み合う車内をかき分けながら指定席へ辿り着く(リュックがぶつかった人こめんなさい)。やれやれ。
しかし、小さなバックパック型のスーツケースでも置く場所が無く、足に挟んで目的地まで窮屈な移動です。
停車駅のブリークでも大きなリュックを持った登山客が乗り込んできて、車内は荷物があふれていました。でもなごやかな雰囲気。ここで横に乗ってきたスイス人の中年の紳士と少しお話。旅程など説明すると、”You are good organizer”と誉めて貰った。 -
13:53シュピーツ駅に到着。ここは静かです。乗り換えの電車は14:33発。少し時間があるので駅付近をぶらぶら、といっても何もありません。
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景色はあります。シュピーツ駅から見たトゥーン湖。まさにスイスです。
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中学生の遠足でしょうか。
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駅舎を通らなくてもバス停などから自由にホームに入れます。
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14:33 シュピーツ駅1番ホームからこの電車で次の乗換駅インターラーケン・オスト駅に向かいます。
事前にEチケットを購入しているので乗り換えも楽。インターラーケン迄はスーパー・セイバーで約半額になっています。
スーパーセイバーは SBB Online Timetable から入ると時刻表を見ながら計画、購入できるので便利でした。発着ホームの番号もわかります。 -
14:57 インターラーケン・オスト駅5番乗り場に到着。グリンデルワルト行きの電車は、
15:05 2B乗り場からの発車です。余り時間がありません。地下通路を通って2B乗り場へ。
この写真は後日撮ったものです。 -
インターラーケン・オスト駅でベルナー・オーバーラント鉄道に乗り換えます。
この奥、ホーム2Bの車両がグリンデルワルト行きです。現在いるホーム2A乗り場の車両はラウターブルンネン行きで、ツヴァイリューチネン駅で切り離されます。 -
車内は質素です。
前回も今回も、写っているパックパック型のスーツケース1個で旅をしてきました。買い物は最後にしかしない(節約旅行なので)ので十分です。
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インターラーケンの次の駅、ヴィルダースヴィル駅。シーニゲプラッテ行きのかわいい電車が止まっていました。
グリンデルワルト周辺は観光地が多く、移動手段も発達しています。短い滞在期間の中にどう盛り込むか、悩むところです。 -
車窓から。
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15:39 グリンデルワルト駅に到着。早速日本語観光案内所でパラグライダー(180CHF)の予約と、ユングルラウ・トラベル・パス3日券(175CHF)を買って準備完了。カードだと手数料がかかるので、現金で支払うことにしましたが、ミラノ経由なので安全のため手持ちのスイス・フランは少しです。
現地ATMから、銀行のクレジット付きキャッシュ・カードで、キャッシングではなく預金の引き出しが出来ます。手数料は108円。
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グリンデルワルト駅前。観光地です。山が迫っています。
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徒歩約15分で4ツ星ホテル・シュピーネに到着。ハイ・シーズンでないため、スイスにしてはお手軽料金で予約しています。
ここは団体客を受け入れていないようで、落ち着いた雰囲気でした。 -
テラスは無いのですがアイガーが見える広い部屋を一人で使えます。ミラノのホテルと違って快適!、と喜んだのですがこの夜想定外の蚊に悩まされることになりました。
次は虫除けをもっていかなければ。 -
部屋からのアイガー北壁の眺望 (といってもぎりぎりですが)。
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アイガー北壁を見ながらの朝食。昨日の蚊は我慢しよう。
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9月24日、朝日を受け始めたアイガーを背にセルフ・タイマー。COOPの屋上からです。今日はパラグライダーとバッハ・アルプゼー湖。
年をとるとそれ程胸が高鳴る事がないのが残念です。 -
花を観賞しながら、パイロットとの待ち合わせ場所、 Grindelwald BGF 駅に向かいます。
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美しい花です。
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花
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花
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花を愛でているうちに Grindelwald BGF 駅に着きました。ゴンドラでパラグライダーの出発地点フィルストに向かいます。
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グリンデルワルトBGF駅から、標高差約1200mのパラグライダー離陸地点のフィルストへ。途中で大きく方向を変えますが、乗り換え無しで約25分で着きます。途中の駅で乗り降りも出来ます。
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ゴンドラから見たヴェッターホルン、ミッテルホルンとパラグライダーのランディングサイト。小さく吹き流しが見えています。
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フィルスト駅から数分の離陸地点でパラグライダーの準備中。近くにいた女の子たちも嬉しそうです。
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アイガーを見ながら準備中。これで飛びます。
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飛行中の眺め。牧草地がビロードのようです。下の方に Grindelwald Grund 駅と中央部分にクライネ・シャイデック行きの電車が見えています。
自然をこれだけ美しく管理しているスイスの人たちは働き者なんですね。頭がさがります。
帰りの飛行機の中で、実写版の「アルプスの少女ハイジ」を観て、昔の人たちの苦労が少しわかりました。 -
ホテル・シュピーネの上空を飛んでもらいました。
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約20分の飛行を終え、先ほど見たランディング・サイトに無事着陸。
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先ほどの女の子も無事着陸のようです。・・・ですが、実は私のパラグライダーはまさかのハードランディング。足で支える間もなくしりもち。無事だったのですが、想定外だったのでちょっとびっくり。Paragliding-Jungfrau のサイトの英語の部分に
What to bring ; Outdoor clothes, good shoes, sun glasses, gloves
とあります。私の場合、革靴でしたが街歩き兼用のウォーキング・シューズに近い、紐でしっかり履けるものだったので良かったようです。 -
昼食後再度フィルストへ。
フィルスト駅近く、これはフィルスト・フライヤーのスタート地点です。順番待ちの列が出来ています。 -
フィルスト・フライヤー。小さく人が見えます。みなさん叫び声を上げながら飛んで行きます。迫力がありそうです。
終点はフィルストの1つ手前の Schrecfeld ゴンドラ駅横にあります。 -
フィルスト駅で降り、快晴のハイキングコースをバッハアルプゼー湖まで歩きます。片道約1時間。急げば45分で着きます。
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途中の展望台からの眺めです。歩くにつれ山の形が変わっていきます。
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到着です。これは上の方の湖(バッハゼー)です。赤と黒のリュックのカップルは、途中スピードを競ってきた2人です。足の長さで負けましたが、後はゆっくり絶景を楽しみます。
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標高2,265mのバッハアルプゼー湖から眺めるシュレックホルンは形が良く、ここまで来る価値があります。
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天気の良い土曜日、みなさんのんびりしています。こんな小さな子も来ています。
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楽しそうです。
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自転車もたくさん来ています。
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帰りはクリフウォーク(無料)を通ってゴンドラ駅へ。
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夜はホテルで、COOPで買ったサラダ、パン。ミラノで買ったサラミ、チーズ、ワインで、山を見ながら夕食です。
サラダのドレッシングは薄味で、生野菜が不足していたので美味しくて、翌日も食べました。 -
朝はしっかり食べます。美味しいのでもっと食べたいところです。
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9月25日 今日はメンリッヒェン経由でミューレンに行き、帰りはクライネ・シャイデック経由で戻ります。昨日のフィルスト1往復半を含めて、全てユングフラウ・トラベル・パスの無料区間です。
朝の駅前通りはまだ静かです。 -
まず、8:47 グリンデルワルト駅発、クライネ・シャイデック行きの電車でグルント駅へ。
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まもなく発車です。
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グルント駅で降り、駅から少し離れた Grindelwald Grund GGM ゴンドラ駅に向かいます。駅前の広い駐車場の入り口に、メンリッヒェン行きの看板がありました。
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GGMゴンドラ駅のチケット売り場。ユングフラウ・トラベル・パスがあるのでスキップです。乗り場前でチケットのバーコードをかざして通過します。
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ゴンドラからの眺めです。こんな所でも生活しているんですね。ハイジの生活を想像させます。手前の方に見えるのは、個人の遊園地でしょうか。
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メンリッヒェン駅に到着。ここにも小さな子ども連れのハイキング客。
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メンリッヒェン山頂と、ヴェンゲン行きの Mannlichen LWM 駅が見えます。ここから反対方向に行くとクライネ・シャイデック迄の人気のハイキングコースです。
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メンリッヒェン山頂までは絶景のお散歩コースです。今はこんな所にも簡単に連れてきて貰えるので有り難い事です。ここで標高2300m位。
九州本土で一番高い久住中岳でも1791mです。 -
メンリッヒェン山頂。
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メンリッヒェン山頂からこの後経由するヴェンゲン、ラウターブルンネンが見えています。ミューレンはほんとに崖の上なんですね。
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メンリッヒェンLWM駅から急角度のロープウェイで Wengen Wengiboden 駅に下ります。
20分間隔で運行しており、所要時間は11分です。 -
ヴェンゲンで電車に乗り換え、ラウターブルンネン駅へ。30分おきの運行です。
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電車のドアは早めに閉まりますが、ボタンの緑のランプが点灯している間、外からでも中からでも開けられます。(だったと思います)
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車窓から見るラウターブルンネンと、氷河に削られた谷。この崖の上にミューレンがあります。
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ラウターブルンネン近くで車窓から見えるシュタウプバッハ滝。絵はがきの世界です。
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ラウターブルンネン駅から、徒歩数分のラウターブルンネンBLM駅へ移動し、ケーブルカー(ロープウェイ)でグリュッチアルプ駅へ。
15分間隔の運行です。 -
グリュッチアルプ駅で電車に乗り換えミューレンBLM駅へ。
ケーブルカー、電車とも昼ごはんの時間帯は通常15分間隔が30分間隔になります。 -
ミューレンBLM駅
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ミューレンBLM駅に古い鉄道馬車が展示してありました。説明は以下を参照。
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なぜか日本語の説明が。
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往時をを偲ばせます。
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駅前のホテル。ここから車のない、のんびりした村を散策します。
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不思議な花
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ホテル・エーデルワイスのレストラン。花より団子で早速昼食です。
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エーデルワイス屋内レストランを出たすぐのテラス席です。ここは1列しかないので、気がねなくゆっくり出来ます。
一人前でもチーズ・フォンデュが注文出来ました。チーズ・フォンデュ25CHF、ビール4.4CHF、この絶景は無料。満足しました。 -
これもテラス席からの写真です。
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絶景の中パラグライダーが飛んでいます。村のはずれにテイクオフ・サイトがあります。
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昼食後再びのんびり散策。ここの観光客は私同様中高年が多いです。
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花の他にも可愛い飾りがあります。
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ふくろう。
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にわとりも飾り。
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こんな古い小屋もしっかり作ってあります。
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散策を終え、ラウターブルンネン駅に戻り、15:07発クライネ・シャイデック行きの電車に乗ります。
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クライネシャイデック行き電車の車窓から。左端にスフインクス展望台が小さく見えます。列車の窓の上半分は手で開けられるのできれいな写真が撮れます。
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クライネシャイデック駅です。グリンデルワルト、ユングフラウヨッホへは、ここで乗り換えます。
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クライネ・シャイデック駅からユングフラウ・ヨッホに向かう登山電車。その向こうに見える岩山の中をくり抜いて、100年も前に開通させたとは驚きです。
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クライネ・シャイデック駅から少し歩くとさらに見晴らしの良い場所にでます。山裾には、垂直に近いアイガー北壁から崩落した岩石が積もっていて、危険な山だということがよく分かります。
今日の観光を終わり、明日はグリンデルワルトからルチェルンに向かいます。 -
9月26日 8:49 グリンデルワルト発。インターラーケン・オスト駅で乗り換え、ルチェルンへ。
窓ガラスは、小さく見えている取っ手で簡単に上下させられるので、きれいな写真が撮れます。この車両は新しいようです。 -
車窓からは相変わらず美しい風景が見えています。
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9:24 インターラーケン・オスト着。
10:04 インターラーケン・オスト発 IR2921で、ゴールデン・パス・ライン経由でルチェルンに向かいます。 -
インターラーケン・オスト駅のチケット売り場です。窓口で買うときは、左に見える機械の順番札を取って待ちます。左上に表示される番号の窓口でチケットを買います。
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インターラーケン・オスト駅の自動販売機です。ルチェルン駅と同じタイプです。後でふれます。
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インターラーケン・オストからルチェルンまではゴールデン・パス・ラインの一部で、景勝地を走ります。運行は Zentralbahn(Zb)。これもSBBからEチケットを購入できます。
割引はありませんが、乗車日の指定だけで、列車の指定は無いので好きな時間に乗れます。
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11:55 ルチェルン着。駅の対岸には5ツ星ホテルが並びます。尖塔はカトリック教会。
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ルチェルンのホテル・ドゥ・ラ・ペ。今回の旅行で一番高かったホテル。勿論夕食はスーパーマーケットです。
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ホテルのバルコニーからの眺め。
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ホテルチェックイン後、市内散策。ムゼック城塞からの眺めです。
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有名なカペル橋の夜景。明日は電車とバスでフランス、エギスハイムに向かいます。
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9月27日 8:54 ルチェルン発IR2314で、バーゼル、コルマール経由でエギスハイムに向かいます。
ルチェルン駅で少し時間があったので、切符の買い方を練習しました。最初は購入画面ではないので、画面をタッチします。 -
目的地を選択する画面です。このリストに Basel SBB が無いので、下矢印をタッチします。
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Basel SBB が出てきたので選択します。
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経由地 Olten を選択。
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One-way を選択。
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2等車を選択。
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大人1枚を選択し、次へ。
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有効日、9月27日を選択します。
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乗車区間、経由地、片道、大人1枚、金額「33CHFまたは31.43ユーロ」を確認し、支払いをします。事前にスーパーセイバーで購入済みのEチケットは、16.6CHFでした。約半額なので助かっています。
このあと、今回の旅最後の「電車、バスでイタリア、スイス、フランス一人旅(3)エギスハイム・ストラスブール」へ続きます。
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