2016/10/09 - 2016/10/10
200位(同エリア365件中)
トンボさん
1976年に公開された日本映画 犬神家の一族】は、『金田一耕助シリーズ』記念すべき一作目です。
これがまたとんでもない大傑作なのです。
トンボ君は愛蔵版DVDを所持している程の大ファンです。
このたび念願かなって日本映画史に残る名作「犬神家の一族」を巡る旅に出かける事が出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車
-
旅の出発は午前2時30分。
明日の朝は夜明け前の午前2時頃に出発しようかと言って早めに寝ました。
午前1時頃に起きて、用意しておいた軽食を食べて出発しました。
前日までに旅の荷物はまとめておいたので、戸締りの確認。
そうこうしているうちに30分ぐらいは過ぎてしまいました。
出発をして10分程度走り、高速道路に入る手前の信号で停止した時に撮った写真です。 -
2016年の秋は長雨が続き、晴れる日が少ない年でした。
大きな台風がいくつも上陸し、とくに北海道では8月17日水曜日に台風7号が上陸したのち、21日には台風11号、そして23日は台風9号が上陸し、1週間で3つの台風が上陸しました。
北海道で1年に台風が3回上陸するのは観測史上初めてのことだそうです。
そんな年の10月9日の夜明けも豪雨でした。
高速道路を走るのが恐い位の豪雨でしたが、夜が明け、あたりが明るくなるころには雨があがりました。 -
双葉でおりようか、甲府昭和でおりようかと思っていたらカーナビが昭和が良いと案内するので甲府昭和で高速道路をおりました。
まだ雨が降っていますが、大した降りではありません。
雨は次第にあがり、帰宅するまでの旅行中は降られることはありませんでした。 -
まずは温泉に向かいました。
この温泉は露天風呂につかりながら夜明けの御来光を楽しむ趣向の為、夜明け前の早朝から営業しています。
その時間に間に合うようにと午前2時過ぎに出発したのでしたが、豪雨の為にスピードが出せず、すっかり夜が明けてからの到着となりました。 -
名湯、「ほったらかし温泉」です。
http://www.hottarakashi-onsen.com/ -
「ほったらかし温泉」には、「あっちの湯」と「こっちの湯」があるのですが、今回は眺望の良い 「あっちの湯」に入ることにしました。
どちらも入泉料は800円です。
両方入ると1600円ですね。 -
甲府盆地を見下ろす高台の上にあります。
ここは一旦フルーツパークの中に入ってから、けっこうな急勾配を登って行った先にあります。
山梨県山梨市矢坪1669-18
こちらに温泉の写真がありますけれど、館内には「写真撮影禁止」の張り紙が至る所に貼ってありました。
https://onsen.nifty.com/koufu-onsen/onsen002085/
http://www.food-travel.jp/yamanashi/hottarakashi.html -
800円でチケットを買って、下足棚に脱いだ靴を置いて、中に入ります。
ここから先は撮影禁止なので写真はありません。 -
お風呂に入ったのは午前6時半ぐらい。
一時間ぐらいお風呂に入ろうと言って別れ、8時頃にここで待ち合わせましょうと約束しました。
無料の休憩所が二棟あって、こっちと、あっちと、どっちにしよう?
こっちの方がいいかな。
じゃ、お風呂から上がったらこっちで待ち合わせようね。
平日だと空いてるんですが、休日前の日曜日とあってどちらの棟も混雑していました。 -
お風呂の後、トンボ君は 「気まぐれ屋」で 500円の「朝ごはん」を購入しました。
-
朝ごはん500円の内容です。
卵の追加は一個50円。
ごはんの "大盛り" と "おかわり" が200円だったか、250円だったか・・・ -
アカネちゃんはビーフカレー780円。
スキー場のような値段ですが、まあ普通っちゃー普通でしょう。 -
価格帯はこんな感じですね。
車でしか来ることが出来ないようなロケーションで生ビールも販売しています。
広い駐車場にはキャンピングカーも停まっており、キャンプ場も併設されていますから夜景を眺めながら温泉に浸かり、ビールを吞んで寝て、翌朝また入って帰るという事もできるんですね。
よし、次回は前の日の晩に来よう! -
朝ごはんの後少し休憩し、10時ちょっと前に「横溝正史館」に移動しました。
「ほったらかし温泉」の、すぐ近くにあります。
というか、ここの舘の前を通って温泉に行くことになりますので、ほったらかし温泉より、横溝正史館の方がわかりやすいです。
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/sight/tour/culture/yokomizo.html -
いざ、先生のアトリエへ。
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/sight/tour/culture/yokomizo.html
〒405-0043 山梨県山梨市江曽原1411-6
(笛吹川フルーツ公園フルーツセンター西側 無料駐車場完備)
土日祝日(年末年始を除く)
午前10時~午後3時(入館は午後2時45分まで)
一般 100円(高校生以上70歳未満)
※高校生未満・70歳以上は無料 -
横溝正史館の玄関に、「巡・金田一耕介の小径」というポスター発見。
金田一耕介誕生70周年とかで、11月26日(土曜日/2016年)に、岡山県倉敷市でコスプレイベントがあるそうな。
そして翌日には学会があるんだそうで。
行くことが出来るのかなぁ・・・行きたいね。
参考URL: http://www.kurashiki-tabi.jp/kindaichi/1000nin/ -
この可愛いアトリエは、横溝正史宅に増築した「離れ」の仕事場で、トイレや風呂の施設はありません。
先生の仕事場を解体することになって、この地に移築したのだそうです。
---------- ホームページからの転載 ----------
1955(昭和30)年頃東京都世田谷区成城に建てられた広さ約70平方メートル(20坪)の木造平屋で、正史氏が晩年まで書斎として執筆の場に使用していました。 -
数々の名作が生まれた先生の書斎に座るトンボ君
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在りし日の横溝正史先生。
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縁側から戸外を臨む先生。
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恐れながら、同じポーズで。
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玄関。
ここは元々無かったと、前回来た時に聞きました。
母屋の玄関から出入りし、この場所は母屋と仕事場を繋ぐ廊下があった場所だったと聞いた覚えがあります。 -
飾ってある掛け軸は、たしか・・・江戸川乱歩先生からの贈り物だったと聞いたような。
間違っていたらごめんなさい。 -
外観から見て、右の方に回り込んだ廊下を進むと、書庫があります。
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書庫に向う廊下。
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横溝正史先生が御存命の頃は蔵書室だった場所は、現在資料室になっています。
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資料室です。
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生原稿の数々。
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「犬神家の一族」の生原稿。
トンボ君は、セリフをそらんじている程なので、すらすらと読み、情景たっぷりに演じる真似をしてコーフンしていました。 -
この書斎に訪れた林与一氏(俳優)と談笑する横溝正史先生。
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謎の骨格に
倫理の肉附け
をして浪漫の衣
を着せましょう
正史
そうだ、その浪漫が無ければ、物語と言うものはツマラナイのですよ。 -
先生の硯箱。
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資料室。
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資料室から入り口方向をのぞむ。
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資料室から出て・・・
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光が程よく入る工夫の凝らされた先生の書斎
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先生の作品や出版物。
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横溝正史館の開館の詞
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2008年4月23日(木曜日)に撮影された角川春樹氏、真山仁氏、当時の山梨市長の中村氏。
NHK放送の取材時に。 -
横溝正史館を出た後、フルーツパーク駐車場から景色を眺め、記念撮影をしました。
https://youtu.be/a0MGbP0xhZ0
浪漫の旅は続きます。
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