渡良瀬橋を渡って､織姫神社･鑁阿寺(ばんなじ)･足利学校へ行く｡

2016/10/10 - 2016/10/10

太田
http://4travel.jp/travelogue/11178163
から東武線に乗って足利市にやって来ました｡

どうせ帰り道なので､途中下車して､ここでも百名城スタンプを１ついただきます｡

足利には午後から訪れたため､足利の滞在時間はおよそ3時間となりました｡

エリア 足利(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄

13:22 太田駅を出発したこの電車は

東武伊勢崎線 (東武スカイツリーライン) 乗り物

13:32 足利市駅に到着しました｡

足利市駅 駅

駅ナカの あし･ナビ で市内の観光マップをいただき

出発｡

渡良瀬川沿いの堤防の上を通り

渡良瀬橋へ｡

渡良瀬橋 名所・史跡

とりたてて特別な橋ではありませんが､やはり「渡良瀬橋」と言えば…

森高千里さんのあの曲

♪渡良瀬橋で見る夕日を あなたはとても好きだったわ～

夕日にはまだ早いですが､夕日の時刻には曇ってしまって「渡良瀬川で見る夕日」は見ることができませんでした｡

♪この間 渡良瀬川の河原に下りて ずっと流れ見てたわ

あの辺りでしょうか？

ということで､渡良瀬川沿いに建つ「渡良瀬橋」歌碑｡

向こうに見えるのは勿論渡良瀬橋｡

足利織姫神社へやってきました｡

足利織姫神社 名所・史跡

石段の中腹に　創造のひろば 足利トリコットの歴史とともに

「トリコット」はメリヤス製品の一種で､かつてここ足利で生産が盛んでした｡

左から 吉岡孫三郎氏 殿岡利助氏 三田禧三郎氏 の胸像

同じく石段の中腹にあった歴史の広場にある…
こちらには銅像はなく､台座のみ

向かって左 足利氏の略系
向かって右 足利と足利織物の歴史

織姫神社の石段の上からの風景｡

さきほど渡って来た渡良瀬橋が見えます｡

石段を登り､ようやく境内に到着

さきほど下からよく見えたのはこの吹き流し｡

さて､織姫神社を後にして…

東京では見られなくなった昔ながらの銭湯

陣屋跡

足利戸田家は宝永二年(1705年)に足利に領地を拝し､明治維新まで160目余にわたり当地を支配した｡石高11,000石の譜代大名で､家臣は江戸時代末期には166名であった｡

鑁阿寺に来ました｡

鑁阿寺 寺・神社・教会

鑁阿寺はもともとは足利氏の館で､現在でも四方に門を設け寺の境内の周りには土塁と堀がめぐっていて､鎌倉時代前後の武士の館の面影が残されています｡

鑁阿寺 寺・神社・教会

弘法大師の銅像

鐘楼

梵鐘は元禄時代の再鋳であるが､戦時の供出は歴史資料として免れました｡

境内にある天然記念物の大銀杏

県指定文化財多宝塔

鑁阿寺 寺・神社・教会

足利氏館の百名城スタンプはこの本堂に無造作に置かれていました｡

この本堂(大日苑)は平成25年に国宝に指定されています｡

鑁阿寺 寺・神社・教会

一切経堂

鑁阿寺 寺・神社・教会

お堀には鯉や鴨が

鑁阿寺の参道は石畳がきれいに整備されています｡

そばには足利尊氏像が建っています｡

松村記念館　大正14年に建てられた古民家だそうです｡

足利学校の入口の前にある麦とろ 銀丸本店さんでは味噌汁の試飲をいただきました｡

麦とろ 銀丸本店 グルメ・レストラン

こちらの入徳門より足利学校に入校します｡

史跡足利学校跡 名所・史跡

5月に宇都宮に行ったときにいただいた栃木パスポートを使い、団体料金で入りました｡

入場券は「入学証」です｡

史跡足利学校跡 名所・史跡

途中には孔子像が建っています｡

学校門は足利学校のシンボルとして寛文8年(1668年)から建っているそうです｡

それでは､こちらから入校！

史跡足利学校跡 名所・史跡

読めない字やわからない言葉などを書いた紙をこの松の枝に結び付けておくと､翌日にはふり仮名や注釈やついていたことから 字降松(かなふりまつ)と言われて例るそうです｡

「かなふりまつ」が読めません～

杏壇門を入ると孔子廟があります｡

実が熟さず青い実が黒くなって冬まで枝に残り､常に実が絶えないために「不断梅」と呼ばれています｡

孔子廟の中には

孔子像

その隣には足利学校を開いたといわれる小野篁像

収蔵庫

庠主の墓

旧遺蹟図書館

現在の建物は大正4年に建てられたもので､中に入ることもできます｡

史跡足利学校跡 名所・史跡

方丈の前には南庭園

史跡足利学校跡 名所・史跡

方丈は学生の抗議や学習、学校行事や接客のための座敷として使用されたそうです(平成2年復元)

中に入って展示物を見たりすることができました｡

史跡足利学校跡 名所・史跡

庫裡(学校の台所)から方丈に入って行きます｡

入口の手前には宥座之器

庫裡を入ってすぐのところ

上杉憲実 は足利学校を再興した人物だそうです｡

足利学校から出た出土品の数々

方丈の中

足利学校の模型も展示されていました｡

こちらは方丈の裏にある北庭園

庫裡にあった釜戸

同じく

裏門

裏門の脇には石垣

衆寮(復元) 「学生が勉強したり生活したりしたところです」との説明がありますが…

結構中は狭いです｡

木小屋(薪や農具・食料の保存小屋)とその奥に土蔵(書籍以外の大切なものを治めていた蔵) ともに平成2年復元の建物｡

足利学校方丈の裏には､さきほどの鑁阿寺が見えます｡

その後､足利まちなか遊学館へ｡

足利市役所足利まちなか遊学館 美術館・博物館

中にあった展示品｡

続いて太平記館に｡
いわゆる観光案内所です｡

太平記館 美術館・博物館

中に展示されていた甲冑｡

JRの足利駅前にやってきました｡

あまり保存状態は良いとは言えませんが､ EF60 123 が静態保存されています｡

現在､完全なもの(カットボディではないもの)はここ足利駅前の他に碓氷峠鉄道文化むら、大宮車両センター の3か所に保存されているそうです｡

運転席の生地もボロボロですが､
中に入って運転席に座ることもできますよっ｡

JR両毛線の足利駅｡

足利駅 駅

中橋を通って東武の足利市駅へ向かいます｡

中橋 名所・史跡

16:51 各駅停車の久喜行で足利市駅出発

足利市駅 駅

久喜で 17:44 久喜始発の急行中央林間域に乗換

朝の人身事故の影響も収束したようです｡

北千住で常磐線に乗り換えて帰りました。