2016/09/18 - 2016/09/19
78位(同エリア205件中)
いちごさん
友だちと4人で、さだまさしさんのコンサートを楽しむかたわら、その地を旅する毎年恒例【さだコン追っかけツアー】
2016年は、奈良へ。
9/18・19に、春日大社 第六十次式年造替奉祝として【第1回 春日野音楽祭】が開催されました。
【春日野音楽祭】というのは、春日大社を基点とした奈良市内を会場として行われる、市民参加型の野外音楽祭です。
そのひとつのプログラムとして、9/18 15時から、さだまさしさんが 【飛火野(とびひの)ライブ】をされたので行ってきました。
滋賀や京都在住の私たちは、奈良市なら日帰りも可能ですが、せっかくの機会なので【奈良パークホテル】で1泊。
翌日は、メンバーの誰もが行ったことがないということで、【生駒山】へ行きました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今回のコンサートは、鹿寄せや、鹿の角切りなどで有名な【飛火野(とびひの)】で開催されます。
野外です。何が心配かって、雨が・・・。
4~5日前から、非常に強い台風16号の動きに一喜一憂。
もう~アカン~直撃や!!と思うと、動きが遅くなって、もしかしてセーフ??と喜んだり。
心配した台風は、九州の沖で停滞ぎみ・・・ありがたい~!!と思ったのもつかの間、本州付近には秋雨前線が横たわっていて、これが、局地的に大雨を降らせているのです。 -
朝、家を出た時は晴れ間ものぞいていたけど、本日、奈良市の降水確率は、午前午後とも80~90%、コンサート直前では100%だったとか。
コンサートは雨天決行・・・行く前には、カッパやら靴をくるむための袋やら、完全装備と完全覚悟で出発しました。
近鉄で京都から奈良に入るころからは、予想通りの雨。
10:30ごろ、近鉄大和西大寺駅で下車して今宵のお宿【奈良パークホテル】へ直行。
ホテルは、天平の香りたっぷりでいい雰囲気。
荷物を預けて、タクシーで雨の古都へ出っ~ぱぁ~つ!! -
【ならまち】付近で下車。
ちょうど、それに合わせるかのように雨が止んで、嬉しいやら、これからのスケジュールに期待が持てるやら♪
【ならまち】をそぞろ歩きながら、お店を覗いたり町並みを楽しんだり・・・傘をささなくていい~って、ホント!!しあわせ~♪
事前に調べていたお店が予約で満席だったので、どこかで、お昼ご飯を。 -
かみつみち弁当の【はり新】さんから、なんか~いいオーラが出ていたので、こちらのお店へ。
オーラとともに、【かみつみち弁当】って何モノや~?と、興味も惹かれて。 -
想像を裏切らないステキなたたずまい。
-
廊下さえも、古都だわ~
-
テーブルは、広い座敷が中心。
座敷も趣きがあっていいけれど・・・・・
手前の間には、一辺に2人ほどが座れる四角い囲炉裏(いろり)があります。
相席になりますが、座敷が苦手な限定約8人くらいの人は、そこに腰かけることができます。
私たちは、ソコです♪ -
ここは、モチロン、【かみつみち弁当】でしょ。
先附は、吉野葛で練り固めた季節の胡麻豆腐、本日はカボチャだったかな?と、薄れた記憶が申しております。 -
【かみつみち弁当】は、五角形のお弁当箱に、旬の食材が詰め込まれた松花堂弁当です。
私ともうひとりの友だちは、天ぷら無しで 2200円。
あとの二人が注文した、天ぷら付きは 2980円。
で、青い器に入っているのは【蘇(そ)】、日本の古代チーズとも呼ばれている一品です・・・さすが、古都、奈良です。 -
美味しい食事に満足して外へ出たら、雨(>_<)、、、降水確率90%で小雨なのが救いだけど。
ところで、【かみつみち】とは、【上ツ道】
奈良時代の、藤原京と平城京とを結ぶ幹線道路の一つで、平安時代以降は、伊勢詣りや大峰山への修験者の道として栄えた道だそうです。
【はり新】さんの前の道は、上ッ道の出発点であり、昔は旅篭が軒をならべてにぎわっていたということです。
では、ここから、春日大社を目指して歩きます。 -
雨は、強くはないけど降ったり止んだり、傘をさしたりすぼめたり。
途中、【中谷堂】さんで、あわよくば有名な【高速餅つき】を見たい~と思ったけど、販売タイムのようで。。。
出来立てのホントに美味しそうなお餅がたくさん並んでいたけど、お昼ごはんをいただいたばっかりで、さすがにパス。
【猿沢の池】のほとりを歩いて、【興福寺】横を通りすぎて【春日大社】の参道へ入ります。 -
【春日大社 飛火野(とびひの)特設ステージ】に到着。
雨は、ここへ来る途中に上がりました。
いつ、降り出してもおかしくないような空模様だけど、コンサート中の約2時間半、一つぶの雨も降ることなく、カッパも袋も覚悟もすべて用無し。
これも、春日大社の神のご加護かと思いきや、雨乞いの神様だと(^_^;)
きっと、晴れ男だと豪語されているさださんのご加護でしょう。
コンサートが終わってバス停に向かっている頃から、また雨が降り出しました。
何というタイミング、もう~神がかりだとしか思えません。
ちなみに、同じ頃、我が町、烏丸半島で開催されていた【イナズマロック フェス2016】は、激しい雷雨のため17時15分の段階で中止になったそうです。 -
昨夜は寝る時も、雨が降り続いていました。
天気予報を見たら、翌日も雨時々曇り、降水確率も80~90%。
翌日は三連休の最終日だけど、連休明けには台風16号がいよいよ近づいて来るらしいから、このお天気も当然といえば当然。
起きて雨が降っていたら、あきらめて帰ろう~と思っていました。
が、翌朝、起きたら、曇り空だけど雨は降っていなくて、朝の天気予報では午前中は曇りだと。
空もこころなしか、薄明るい。 -
それならばと、当初の計画どおり【生駒山】へ行くことに。
なぜ【生駒山】かと言うと、特別な理由はないのですが。
私たちは同じ関西圏である奈良へは、これまで何度か訪れています。
奈良市をはじめ、橿原、明日香、吉野などの観光地へも。
コンサートの翌日、どこへ行く~?という話になって、地名は良く聞くけど、誰も行ったことが無い【生駒山】は?
場所を調べたら、【生駒駅】へは、ホテルの最寄駅、近鉄大和西大寺駅から、快速急行で8分、、、じゃあ~そこへ行こう~と決まりました。
近鉄【生駒駅】から徒歩で、ケーブルカー【鳥居前駅】へ。スグです。 -
【生駒山】は、奈良県生駒市と大阪府東大阪市との県境にある標高642mの山です。
そして、【生駒山】へは、日本で最初にできた営業用のケーブルカーが連れて行ってくれます。
ケーブルカーの【鳥居前駅】が、こんなにメルヘンチックなのは、山上に遊園地があるからでしょうか。 -
ケーブルカーは、とっても可愛い車両で、童心にかえります。
-
童心を超えて、こんな歳のオバちゃん連れには、ちょっと気恥ずかしい気分も。
-
三連休の最終日、山上には遊園地、
ケーブルカーは、どれほど混雑してるかと心配したけど、余裕で座れます。
台風が来そうな天候のせい?
可愛いケーブルカーに乗って、【宝山寺駅】へ向かいます。 -
生駒山山上へ連れて行ってくれるケーブルカーは、【鳥居前駅】から【宝山寺駅】、【宝山寺駅】から【生駒山上駅】へと、山上へ行く場合は【宝山寺駅】で乗り換えになります。
大正7年(1918年)に【宝山寺】へ向かう足として、【鳥居前駅】から【宝山寺駅】間が開通して、その後、昭和4年(1929年)に、【生駒山上遊園地】の開業に合わせて【宝山寺駅】と【生駒山上駅】をつなぐ路線が開業されました。
いずれにしても、古くから営業されているケーブルカーですね。 -
【宝山寺駅】に着きました。
改札を出て、生駒山の中腹に位置する【宝山寺】に向かいます。
雨は、、、大丈夫です♪ -
付近は、大正初期から昭和の中頃にかけて、宝山寺の門前町としてたいへん賑わった所だそうです。
他府県からの参拝客も多く、特に現在の門前町辺りには当時、たくさんの料理旅館や土産物屋が軒を連ねていたということです。
その頃に比べると、今は静かになったということですが、現在の町並みにも、当時の様子が忍ばれる風情が、そこかしこに残っているような気がします。
今日は、特に静かですが。。。 -
この道標を境に、左右に道が分かれています。
楽そうな道を~と思うけど、どちらも同じよう。
右は、幅も狭くて何となく昔からの石段のような?
左は、道幅も広い。 -
歩きやすそうな左に進路をとります。
石段が、ずぅ~っと向こうのほうまで延々と続いているように見えるのですが、 -
どこかで食べよう~と思って、大和西大寺駅で買った奈良名物の【大仏プリン】4人前。
これまで、食べられるような場所が見つからず、私、ずっと持っているのですが、これを持って、この参道を上れ!!とな? -
はいはい、上ります。
-
灯籠が立ち並ぶ石畳の参道。
はいはい、上ります。 -
【一の鳥居】まで来ました。
この【一の鳥居】は、もとは近鉄【生駒駅】の近く(参道の入口)に建っていたそうですが、昭和50年代の駅前再開発事業により、現在の場所に移築されました。
なので、【一の鳥居】なのに、【二の鳥居】よりも本堂に近い場所に建っているとか。 -
最後の石段を上ると【惣門】
やれやれ~ -
【惣門】の正面の石段の途中にある【地蔵堂】
6体の石像のうち2体は、【宝山寺】ができた当初に寄贈されたものだそうです。
何でも、、、福徳地蔵尊像と融通観音像だそうですが、どの方がどの仏さまやら。。。 -
【本堂】
江戸時代1678年に湛海律師が再興し、歓喜天を祀ったのが開山といわれています。
が、伝承によると斉明天皇元年(655年)に役行者が開いたとされる修験道場で、空海(弘法大師)も修行したと伝わっています。
その当時は、都史陀山 大聖無動寺(としださん だいしょうむどうじ)という名だったそうです。 -
本堂の隣にある檜皮(ひわだ)葺の【聖天堂拝殿】
手前の建物が外拝殿、そのすぐ後方が中拝殿、一番奥が大聖歓喜天(聖天)を祀る【聖天堂】
屋根がいくつか重なっていて、めずらしい形をしています。
こういう形の拝殿を見るのは初めてで、ちょっと、感動です。 -
特徴ある屋根は、離れた所から見ると少し分かります。
-
本堂の後ろの岩壁に、仏さまが見えます。
【般若窟(はんにゃくつ)】と呼ばれ、弥勒菩薩が安置されています。
立ち入ることはできないということです。 -
それならば、も少しお近くへと、【聖天堂】奥の石段を上ったのは浅はか。
【観音堂】に隠れてよけいに見えなくなりました(^_^;)
【観音堂】に安置されているご本尊は、十一面観音菩薩立像。
室町時代に作られた仏像で、琵琶湖の東の湖東より、宝山寺へ来られたのではないかと言われている・・・・・と聞くだけで、何だか、嬉しい。
なぜなら、琵琶湖の住人だから♪ -
ここから、境内が見渡せます。
-
【宝山寺】に別れを告げて帰り道。
ついに、ここまで【大仏プリン】をいただく機会がなく、選手交代しつつ持って歩いています。
門前町に並ぶお店には、人影もほとんど無くシャッターが閉まっている所も結構あるのですが、そんな中、シャッターの前にベンチが置かれているお店を2~3軒発見!! -
ええ~っい!!ままよ~
と、オバちゃんたちは、ここで【大仏プリン】タイム♪
濃厚で美味しい~(*^_^*)
恥を忘れて、舌鼓を高らかに打ち鳴らしました、、、満足~ -
【宝山寺駅】へ戻ってきました。
-
またまた、可愛いケーブルカーが停まっています。
ここから、【生駒山上駅】へは、このケーブルカーが連れて行ってくれます。 -
山上には【生駒山上遊園地】があるのですが、「遊園地で遊びたい~!」と言うメンバーは誰もいない。
もう~このまま、宝山寺から帰ろうか~とも思ったのですが、 -
【生駒山】へ来たなら、やっぱり、山上は制覇しておきたい~
たとえ、ケーブルカーであっても。
と、意見がまとまり、山上を目指します。 -
【生駒山上駅】に着きました。
-
中腹の【宝山寺】辺りでは曇っていたお天気も、山の上は霧に包まれています。
人っ子ひとり見当たらない~時に写真を撮ったみたいだけど、そうでもありません。
三連休の最終日、家族連れもチラホラいらっしゃいます。
チラホラ・・・・・ですが。 -
目指した山上へ着いてしまうと、もう~特にすることもなく、その辺をブラブラとひとめぐり。
お天気が良かったら、高い所だから見晴らしも良さそうだけど、周りは真っ白。 -
遊具も静かにお休み中。
それでも野外劇場では、【何とか戦隊 何とかレンジャー】的なショーが終わった直後だったみたいで、芝生の上にシートを広げた家族連れもいらっしゃいました。
舞台では、サイン会が開かれていました。
そういえば、私も息子が幼稚園くらいの時、【高速戦隊 ターボレンジャー】のイベントに連れて行かれました、、、懐かしい。 -
「こんな天気でごめんね。また、来てネ」と、ウサギさん。
ウサギさんの後ろには、【ミストシャワー】があって【停止中】とありますが、今日は、自然のミストシャワーをたっぷり浴びました。
昨日、今日と、ぐずついた空模様で旅には不向きな天候だったけど、それでも、私たちは、持っていた折り畳み傘をほとんど使うことなく、雨のすき間をぬうように予定のすべてを終えることができました。
とっても、ありがたかった今年の【さだコン追っかけツアー】でした。
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