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<br /><br />1989年8月5日、この日は朝から動いた。<br />というのは、8月4日の雨とは違って、スカッといい天気だったしね。<br /><br />ブエノスアイレスからプエルトイグアスへの20時間半のバスに乗ったのが、8月3日から8月4日。<br />イグアスの滝の国境で、ちょっといろいろと細かい入国手続き上の話があって、それが気になっていたのだが、問題なく解決した。<br /><br />その8月4日の雨は、「今日はゆっくり身体を休めなさい」という、旅行神の導きだったのだろう。<br /> 安くておいしいブラジル料理を食べて、とっととベッドに入った。<br /><br />8月5日は、天気もいいので、とにかく動いた。<br />まず、イグアスの滝へ。<br /><br />アルゼンチンへ戻る気はなかったので、僕が見たのは、ブラジル側だけだった。<br />でも、滝というものは、水が陸の段差を落ちているだけのもの、なので、べつにどちらから見ても同じだ。<br /><br />決して、水が下から上へ逆流することはない。<br />ブラジル側の滝つぼに下りるエレベータに乗って、滝を見上げたらそれで終了。<br /><br />次に、パラグアイへ入国した。<br /> 国境の町、プエルトストロエルネス(現在はシウダデルエステ)へ行って、町を歩くだけ。<br /><br />いろんなものが売ってあったが、僕の目には、すべて怪しかった(笑)。<br />だから、ゴミゴミした町を歩いただけで十分。<br /><br />パラグアイには、スタンプなしに入ったわけだが、もともとここは免税地区で、自由に行き来できるところ。<br />パスポートにスタンプがないのが残念だが、パラグアイ入国したと数える。<br /><br />パラグアイがあんまりつまらなかったので、フォスドイグアスの町に戻っても、まだまだ日は高く、時間はある。<br /> 実は、もうひとつ見るものがある。<br /><br />それが、この時代世界最大の「イタイプダム」だった。<br /> 中国の長江にできた「三峡ダム」以前は、世界最大だった。<br /><br />だとしたら、僕が見る理由はある。<br /> 僕は京大工学部の土木工学科を卒業しているからだ。<br /><br /><br />正直、土木なんかに全く興味がなかったので、世界旅行者になったんだけどね。<br />でも一応、世界一のダムがすぐ近くにあるならば、行ってみる理由にはなるだろう。<br /><br />また「CANTEIRA DA OBRA」行きの市内バスに乗る(0.4クルザード/20円)。<br />このバスで、イタイプダムの案内所に行く。<br /><br />さすがそのころ世界一のダム。<br />ツアーがあって、まず案内所のホールで、イタイプダムの映画を見る(30分、無料)。<br /><br />次は、イタイプダムの見学だが、丁度最終のツアー出発、午後4時の回に間に合った。<br /> 大型バスに乗り込んで、ダム見学。<br /><br />この案内をするガイドさんが、日系人で、日本の名前だった。<br /> 途中で話しかけてみたが、「日本語はできない」とのこと。<br /><br />僕はこのようなツアーに参加するコツを知っている。<br />ガイドさんの近くにいて、サッと指示に従うこと。<br /><br />そして、話をまじめに聞いて、ふんふんとうなずく事。<br /> 南米のツアーで、まじめにガイドの説明を聞いている人は少ない(みんな勝手に話している)ので、ガイドも僕に対して説明をしてくれる。<br /><br />ツアーの説明は、基本的に、英語でした。<br />このダム自体が、パラグアイとブラジルにまたがっている。<br /><br />だから、バスは敷地内を動くだけで、両国を行ったりきたりする。<br />ダムの上を走って、パラグアイへ入り、ブラジルへ戻る。<br /><br />ガイドさんの説明では、「今日は特別です」とのこと。<br />バスに乗って動きながらの説明があったが、2か所で止まって、バスを降りて説明があった。<br /><br />ダムからの放水がきれいにあって、OVERFLOWの上にRAINBOWも見えた。<br />ツアーが終わって、5時45分ごろのバスで、また町へ戻る。<br /><br />ホテルに戻り両替を考えるが、少しでもレートのいいところを捜す。<br />ホテルは、1米ドルが3.5クルザード。<br /><br />向かいの旅行会社では、3.65クルザードなので、20ドルを両替して、73クルザードを手にする。<br /> 何で20ドルの小額両替をしているかというと、この時期、クルザードの価値は、どんどん低下していたから。<br /><br />フォスドイグアスからの脱出は、いろいろ考えたが、クリチバまで行くことにした。<br />クリチバまで10時間。<br /><br />朝9時のバスに乗る。<br />すると、午後7時ごろに到着するだろう。<br /><br />夜行バスで16時間乗って、一気にサンパウロまで行ってもいいが、また身体に無理をかけることになる。<br />クリチバでゆっくり寝れば、サンパウロへ正午ごろに着けて、何かと便利だからね。<br /><br />朝9時のバスというのも、長期旅行では遅すぎる。<br /> 本当は朝6時半のバスを考えたが、満席だった。<br /><br />クリチバ行きの午前9時のバスも、シート番号10番が一つだけ、ポツンと空いていた。<br />これは誰かがキャンセルしたのだろう。<br /><br />ブラジル政府が、僕のために、特別に一席空けてくれたのかもしれない。<br />でもそれをいうと野暮なので、いままで黙ってました。<br /><br />今日一日で、「イグアスの滝」「パラグアイ」「イタイプダム」を見た。<br /> 明日のクリチバ行きバスの席も確保した。<br /><br />あとは、とっととビールを飲んで寝ればいい。<br />すべては、神の定めだ!<br /><br /><br /> <br /><br />

イタイプダムで日系人の案内人と話し、ダムの放水を見て、クリチバ行きバスの予約をする@パラグアイ~ブラジル

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1987/09/07 - 1990/05/05

38位(同エリア61件中)

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みどくつ

みどくつさん



1989年8月5日、この日は朝から動いた。
というのは、8月4日の雨とは違って、スカッといい天気だったしね。

ブエノスアイレスからプエルトイグアスへの20時間半のバスに乗ったのが、8月3日から8月4日。
イグアスの滝の国境で、ちょっといろいろと細かい入国手続き上の話があって、それが気になっていたのだが、問題なく解決した。

その8月4日の雨は、「今日はゆっくり身体を休めなさい」という、旅行神の導きだったのだろう。
安くておいしいブラジル料理を食べて、とっととベッドに入った。

8月5日は、天気もいいので、とにかく動いた。
まず、イグアスの滝へ。

アルゼンチンへ戻る気はなかったので、僕が見たのは、ブラジル側だけだった。
でも、滝というものは、水が陸の段差を落ちているだけのもの、なので、べつにどちらから見ても同じだ。

決して、水が下から上へ逆流することはない。
ブラジル側の滝つぼに下りるエレベータに乗って、滝を見上げたらそれで終了。

次に、パラグアイへ入国した。
国境の町、プエルトストロエルネス(現在はシウダデルエステ)へ行って、町を歩くだけ。

いろんなものが売ってあったが、僕の目には、すべて怪しかった(笑)。
だから、ゴミゴミした町を歩いただけで十分。

パラグアイには、スタンプなしに入ったわけだが、もともとここは免税地区で、自由に行き来できるところ。
パスポートにスタンプがないのが残念だが、パラグアイ入国したと数える。

パラグアイがあんまりつまらなかったので、フォスドイグアスの町に戻っても、まだまだ日は高く、時間はある。
実は、もうひとつ見るものがある。

それが、この時代世界最大の「イタイプダム」だった。
中国の長江にできた「三峡ダム」以前は、世界最大だった。

だとしたら、僕が見る理由はある。
僕は京大工学部の土木工学科を卒業しているからだ。


正直、土木なんかに全く興味がなかったので、世界旅行者になったんだけどね。
でも一応、世界一のダムがすぐ近くにあるならば、行ってみる理由にはなるだろう。

また「CANTEIRA DA OBRA」行きの市内バスに乗る(0.4クルザード/20円)。
このバスで、イタイプダムの案内所に行く。

さすがそのころ世界一のダム。
ツアーがあって、まず案内所のホールで、イタイプダムの映画を見る(30分、無料)。

次は、イタイプダムの見学だが、丁度最終のツアー出発、午後4時の回に間に合った。
大型バスに乗り込んで、ダム見学。

この案内をするガイドさんが、日系人で、日本の名前だった。
途中で話しかけてみたが、「日本語はできない」とのこと。

僕はこのようなツアーに参加するコツを知っている。
ガイドさんの近くにいて、サッと指示に従うこと。

そして、話をまじめに聞いて、ふんふんとうなずく事。
南米のツアーで、まじめにガイドの説明を聞いている人は少ない(みんな勝手に話している)ので、ガイドも僕に対して説明をしてくれる。

ツアーの説明は、基本的に、英語でした。
このダム自体が、パラグアイとブラジルにまたがっている。

だから、バスは敷地内を動くだけで、両国を行ったりきたりする。
ダムの上を走って、パラグアイへ入り、ブラジルへ戻る。

ガイドさんの説明では、「今日は特別です」とのこと。
バスに乗って動きながらの説明があったが、2か所で止まって、バスを降りて説明があった。

ダムからの放水がきれいにあって、OVERFLOWの上にRAINBOWも見えた。
ツアーが終わって、5時45分ごろのバスで、また町へ戻る。

ホテルに戻り両替を考えるが、少しでもレートのいいところを捜す。
ホテルは、1米ドルが3.5クルザード。

向かいの旅行会社では、3.65クルザードなので、20ドルを両替して、73クルザードを手にする。
何で20ドルの小額両替をしているかというと、この時期、クルザードの価値は、どんどん低下していたから。

フォスドイグアスからの脱出は、いろいろ考えたが、クリチバまで行くことにした。
クリチバまで10時間。

朝9時のバスに乗る。
すると、午後7時ごろに到着するだろう。

夜行バスで16時間乗って、一気にサンパウロまで行ってもいいが、また身体に無理をかけることになる。
クリチバでゆっくり寝れば、サンパウロへ正午ごろに着けて、何かと便利だからね。

朝9時のバスというのも、長期旅行では遅すぎる。
本当は朝6時半のバスを考えたが、満席だった。

クリチバ行きの午前9時のバスも、シート番号10番が一つだけ、ポツンと空いていた。
これは誰かがキャンセルしたのだろう。

ブラジル政府が、僕のために、特別に一席空けてくれたのかもしれない。
でもそれをいうと野暮なので、いままで黙ってました。

今日一日で、「イグアスの滝」「パラグアイ」「イタイプダム」を見た。
明日のクリチバ行きバスの席も確保した。

あとは、とっととビールを飲んで寝ればいい。
すべては、神の定めだ!




旅行の満足度
3.0

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