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ブエノス・アイレスから目指したのは、アルゼンチンの北端近くにあるイグアス!<br />そう、ここには世界三大瀑布のイグアスの滝がある。<br /><br />あれほどの大都市から景色は一変!<br />周りは熱帯雨林のジャングルになった。<br />このままイグアスの滝を観光がてらブラジル入国を考えていたのだが、よく考えると以前あまりの物価の高さに腰を抜かした国への再入国の前に生活必需品を買わねば!<br /><br />情報によれば、ここからバスで日帰りできる所にパラグアイと言う国があるらしい。<br />しかも、無税都市!行かねば!

PARAGUAY/Ciudad del Este(パラグアイ・シウダッド・デル・エステ)で買い物する理由

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1998/01/18 - 1998/01/18

33位(同エリア61件中)

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北風

北風さん

ブエノス・アイレスから目指したのは、アルゼンチンの北端近くにあるイグアス!
そう、ここには世界三大瀑布のイグアスの滝がある。

あれほどの大都市から景色は一変!
周りは熱帯雨林のジャングルになった。
このままイグアスの滝を観光がてらブラジル入国を考えていたのだが、よく考えると以前あまりの物価の高さに腰を抜かした国への再入国の前に生活必需品を買わねば!

情報によれば、ここからバスで日帰りできる所にパラグアイと言う国があるらしい。
しかも、無税都市!行かねば!

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
  • 旅日記<br />『パラグアイのお金』<br /><br />アルゼンチン、ブラジルに国境を接している小国「パラグアイ」。<br />この国の商業都市「シウダッド・デル・エステ」は、ブラジル・イグアス市からも、アルゼンチン・イグアス市からも、バスですぐの所にある。<br />どちらの国も南米で1,2を争う経済大国の為、物価も高い。つまり両国の行商人達は、物価が安く無税のこの街に買出しの為だけに日々往復する者もいた。<br /><br />その結果、この街ではいろんな国のお金が使用される事になる。<br />使えるお金は、アルゼンチン・ペソ、ブラジル・リアル、パラグアイ・ガラニー、そしてアメリカ・ドルまで!<br />そして、驚くべき事にこの街で一番人気の無いお金が、ブラジル・リアル、更に驚くべき事に次に人気の無いお金が自国のパラグアイ・ガラニーだった!<br />南米の国の経済状況は、この国での紙幣の人気度で確認できそうだ。

    旅日記
    『パラグアイのお金』

    アルゼンチン、ブラジルに国境を接している小国「パラグアイ」。
    この国の商業都市「シウダッド・デル・エステ」は、ブラジル・イグアス市からも、アルゼンチン・イグアス市からも、バスですぐの所にある。
    どちらの国も南米で1,2を争う経済大国の為、物価も高い。つまり両国の行商人達は、物価が安く無税のこの街に買出しの為だけに日々往復する者もいた。

    その結果、この街ではいろんな国のお金が使用される事になる。
    使えるお金は、アルゼンチン・ペソ、ブラジル・リアル、パラグアイ・ガラニー、そしてアメリカ・ドルまで!
    そして、驚くべき事にこの街で一番人気の無いお金が、ブラジル・リアル、更に驚くべき事に次に人気の無いお金が自国のパラグアイ・ガラニーだった!
    南米の国の経済状況は、この国での紙幣の人気度で確認できそうだ。

  • 旅日記<br />『免税都市』<br /><br />鬱蒼としたシダ類が絡みつく熱帯雨林のジャングルの中を20分も走ればそこはニューヨークのスラム街だった。<br />道路脇に転がるゴミの山、乞食、荷物、ジャングルから這い出してきたアスファルトが急な下り坂を蛇行しながら、イグアス川が2つに分かれる分岐点へと続いている。<br /><br />バス停に散らばるゴミを蹴散らして、バスが急停車する。<br />バスから降りると同時に、乞食の子供が両手を差し出しながら駆け寄ってきた。<br />まるで、インドだ。いや、これは戦争直後の避難民の光景だろうか?<br />ひび割れた道路の上を歩いている人々は、その両手、背中に大きな荷物を持っている。<br />まるで、川から沸いてくるかのように後から後から続く長蛇の列。<br />その向こうに、現実とは思えない高層ビルが霞んでいる。<br />このギャップはすごい!<br /><br />「シウダッド・デル・エステ」<br />この都市は免税都市、つまり全ての品物の税金が免除されている都市との事。<br />アジアで言うシンガポールみたいなもんだ。<br />物価の高い両国に挟まれているおかげで、品物を求めて集まるビジネスマン、商人、観光客!<br />パラグアイの国境を兼ねている大橋では、片道2車線の道一杯に車が溢れ渋滞になっている。<br /><br />しかし、この雰囲気をどう言えばいいんだろう?<br />秋葉原顔負けのデパートの群れの間で怪しくうろつき回る人種を超えた悪人顔の方々達。<br />まぁ、確かにフィルム36枚がUS$2.5、煙草1カートンUS$4.5は安い!<br />問題はそれを無事に持って帰れるかどうか?

    旅日記
    『免税都市』

    鬱蒼としたシダ類が絡みつく熱帯雨林のジャングルの中を20分も走ればそこはニューヨークのスラム街だった。
    道路脇に転がるゴミの山、乞食、荷物、ジャングルから這い出してきたアスファルトが急な下り坂を蛇行しながら、イグアス川が2つに分かれる分岐点へと続いている。

    バス停に散らばるゴミを蹴散らして、バスが急停車する。
    バスから降りると同時に、乞食の子供が両手を差し出しながら駆け寄ってきた。
    まるで、インドだ。いや、これは戦争直後の避難民の光景だろうか?
    ひび割れた道路の上を歩いている人々は、その両手、背中に大きな荷物を持っている。
    まるで、川から沸いてくるかのように後から後から続く長蛇の列。
    その向こうに、現実とは思えない高層ビルが霞んでいる。
    このギャップはすごい!

    「シウダッド・デル・エステ」
    この都市は免税都市、つまり全ての品物の税金が免除されている都市との事。
    アジアで言うシンガポールみたいなもんだ。
    物価の高い両国に挟まれているおかげで、品物を求めて集まるビジネスマン、商人、観光客!
    パラグアイの国境を兼ねている大橋では、片道2車線の道一杯に車が溢れ渋滞になっている。

    しかし、この雰囲気をどう言えばいいんだろう?
    秋葉原顔負けのデパートの群れの間で怪しくうろつき回る人種を超えた悪人顔の方々達。
    まぁ、確かにフィルム36枚がUS$2.5、煙草1カートンUS$4.5は安い!
    問題はそれを無事に持って帰れるかどうか?

  • 旅日記<br />『パラグアイ出国』<br /><br />パラグアイからの出国は、歩いて橋を渡る事にした。<br />バスじゃいつ渡り終えられるかわからないほどの大渋滞だから。<br />しかし、国境とは不思議なもんだ。<br />これまで何度となく入国の為の準備に1日以上かけられた事務手続きが、ここではまるで隣町に帰るみたいに簡単に行われる。<br />人々の列に並んでパスポートを出すと、まるで駅の改札の様に事務的にスタンプが押されてきた。<br /><br />平日の首都高並みの大渋滞を横目で見ながら、イグアスの川沿いに生い茂るジャングルを目指して歩き始める。<br />んー絶景かな!<br />ふと足元に目を移すと、何人ものホームレスの子供が、その身体が隠れるほどの荷物を背負って駆けている。<br />目指すはアルゼンチン側の土手らしい。<br /><br />これは・・・子供を使った密輸なのか?<br />さすが、ラテン民族!<br />白昼堂々とアルバイトの子供を使って密輸をしているとは!<br /><br />アルゼンチンの入国事務所でも当たり前の様に入国スタンプをもらい、そこから10分ほど坂道を登るとバス停があった。<br /><br />が、しかし、なんだ?この人ごみは!<br />特Lサイズのブラウスにコーヒー色の肉の塊を力技で詰め込んでいるおばちゃん、アル中歴10年にもなりそうな黄色い眼をしたおじちゃん、洋服の残骸をまとった子供、靴をはいている人間が数えるほどしか見当たらない。<br />ここにバス停のサインが無けりゃ、どう見ても避難民キャンプだ。<br />が、しかし、よそ者であるはずの俺に誰も注意を向けないのは何故だろう?<br />どうやら、同類と思われているふしがある。(これは喜ぶべき事なのか?悲しむべき事なのか?)<br /><br />10分、20分、なかなかバスは来ない。<br />と、俺の横の公衆電話が鳴り響いた。<br />道路脇で屋台を広げているおばちゃんが、俺を指差してがなりたてている。<br />・・「電話をとれ!」という事なのか?<br />手にした受話器から聞こえる早口のスペイン語、とりあえず日本語で「こんにちは」と言ってみた。<br />と、屋台からすっ飛んできた子供が受話器をひったくって話し始める。<br /><br />・・公衆電話をもしかして個人用として使っているのだろうか?<br />貧乏とは、国境を越え、人種を越えて、人に知恵をつけるものらしい。

    旅日記
    『パラグアイ出国』

    パラグアイからの出国は、歩いて橋を渡る事にした。
    バスじゃいつ渡り終えられるかわからないほどの大渋滞だから。
    しかし、国境とは不思議なもんだ。
    これまで何度となく入国の為の準備に1日以上かけられた事務手続きが、ここではまるで隣町に帰るみたいに簡単に行われる。
    人々の列に並んでパスポートを出すと、まるで駅の改札の様に事務的にスタンプが押されてきた。

    平日の首都高並みの大渋滞を横目で見ながら、イグアスの川沿いに生い茂るジャングルを目指して歩き始める。
    んー絶景かな!
    ふと足元に目を移すと、何人ものホームレスの子供が、その身体が隠れるほどの荷物を背負って駆けている。
    目指すはアルゼンチン側の土手らしい。

    これは・・・子供を使った密輸なのか?
    さすが、ラテン民族!
    白昼堂々とアルバイトの子供を使って密輸をしているとは!

    アルゼンチンの入国事務所でも当たり前の様に入国スタンプをもらい、そこから10分ほど坂道を登るとバス停があった。

    が、しかし、なんだ?この人ごみは!
    特Lサイズのブラウスにコーヒー色の肉の塊を力技で詰め込んでいるおばちゃん、アル中歴10年にもなりそうな黄色い眼をしたおじちゃん、洋服の残骸をまとった子供、靴をはいている人間が数えるほどしか見当たらない。
    ここにバス停のサインが無けりゃ、どう見ても避難民キャンプだ。
    が、しかし、よそ者であるはずの俺に誰も注意を向けないのは何故だろう?
    どうやら、同類と思われているふしがある。(これは喜ぶべき事なのか?悲しむべき事なのか?)

    10分、20分、なかなかバスは来ない。
    と、俺の横の公衆電話が鳴り響いた。
    道路脇で屋台を広げているおばちゃんが、俺を指差してがなりたてている。
    ・・「電話をとれ!」という事なのか?
    手にした受話器から聞こえる早口のスペイン語、とりあえず日本語で「こんにちは」と言ってみた。
    と、屋台からすっ飛んできた子供が受話器をひったくって話し始める。

    ・・公衆電話をもしかして個人用として使っているのだろうか?
    貧乏とは、国境を越え、人種を越えて、人に知恵をつけるものらしい。

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