1987/09/07 - 1990/05/05
97位(同エリア140件中)
みどくつさん
これは僕がユーレイルパスでヨーロッパを走り回っていた1988年9月18日のこと。
前日コペンハーゲンからクシェット(簡易寝台)で寝て、オスロに到着。
列車のオスロ到着が1時間遅れてしまった。
それで、「トーマスクックヨーロピアンタイムテーブル」でめぼしをつけていた午前7時35分のベルゲン行き列車に間に合わなかった。
駅の両替所で200ドイツマルクを両替すると、736クローネになり、そこから手数料20クローネを引かれて、手許には716クローネが残る。
この時期のドイツマルクは、1ドイツマルクが75円と考えていたので、1ノルウェークローネは20円と考える。
ノルウェークローネへ両替したあと、次の列車までの時間を、潰さなければならない。
オスロの名所は頭に浮かばないので、とにかく王宮を見ることにして、朝のオスロを歩く。
実は、ベルゲンまで行って、オスロへ戻ってくるつもりだった。
が、ベルゲンで泊まらずに、オスロへ戻ってきたのが真夜中。
そのまま、ストックホルムへの列車に乗ったので、これが僕のオスロ観光になりました。
オスロを午前10時20分発の列車に乗って、ミルダル(MYRDAL)へ15時50分着。
ミルダルでフィヨルドの町フロム行きの列車へ乗り換える。
9月半ばを過ぎているせいか、観光客の姿をほとんど見かけない。
ノルウェーはもちろん暑くはなく、また特に寒くもなく、さわやかないい気候だ。
列車でフロムへ向かう17時10分の最終列車に乗る。
ミルダルからフロムへ一気に下る列車からの景色はすばらしい。
岩が多くて、その岩が苔に覆われている。
途中で列車がわざわざ停車するので何かと思ったら、滝(ショースの滝というらしい)を観光するための特別な停車だった。
僕は全く予期していなかったので、かなりビックリしたのを覚えている。
他の人が列車を降りて滝を見学するので、僕もそれに習う。
夏のシーズンだとアトラクションもやると話を聞いたが、僕のときは、滝を眺めただけだった。
また列車に乗って、フロムへ移動。
フロム到着する直前に、車窓から2人で走っているサイクリストを見る。
フロム到着は午後6時(つまり、乗車時間は50分)。
駅はがらんとしていて、観光客らしい乗客は僕だけだ。
北欧はとにかく物価が高く、特に宿泊費はバックパッカーにはこたえる。
オスロの駅で会ったイスラエル人バックパッカーからは「フロムのユースホステルは閉まっている」という情報をもらっていた。
一応、ミルダルからユースホステルへ電話をかけてみたが、応答がなかった。
やはり夏のシーズンが終わって、とっとと閉めてしまったのだろう。
宿を見つけていないので、「参ったなー」という感じ。
ホームを歩いていると、人が1人はいれるくらいのボックスを発見。
なんとこれが、フロムの観光案内所だ!
僕の列車が最終だったので、中にいた女の子がちょうど帰ろうとしていた。
いかにも北欧らしいほっぺの赤い20歳くらいの女性だ。
声をかけて、「(北欧は安い宿がないのはわかってますが)安く泊まれるところはないでしょうか?」とお願いする。
すると、「BREKK INN」を紹介してもらう。
フロム自体が小さな町なので、宿が駅からすぐ近くだ。
ヒゲを生やしたおじさんに声をかけて、方向を確認する。
宿の人は、とてもいい感じで、部屋を見せてくれる。
清潔なシングルルームで、なんと90クローネ(1800円!)。
北欧としては信じられない安さだ。
この宿には旅行情報ノートが4冊もあった。
で、中身を見てみると、半分以上が日本語の書き込みだったよ(笑)。
ホテルから外へ出ると、サイクリストと会う。
「さっき、キミたちを列車の窓から見たよ(笑)♪」と話しかける。
彼らはオスロ大学の学生だそうだ。
近くのホテルのレストランで、一緒に食事を取る。
1人60クローネ(1200円)、ライトビールが17クローネ(340円)。
やはり北欧の物価は高いね。
このホテルが「フレートハイムホテル」だった。
日本に戻ってきて、このホテルのサイトのスライドショーで何度か泣いたことがあるよ。
一緒に食事をしながら、話が弾む。
旅の話ならば尽きることがないし、この時代、日本人に対する興味があったみたいだ。
だから、彼らが持つ日本についての疑問に答えていく。
彼らは次々と質問する。
「日本人はなぜ仕事ばかりしているのか」
「何を目的に生きているのか」
なんてね。
僕はこういう話は、ロンドンの語学学校「インターナショナルハウス」以来、オトクイだ。
僕の独創的な考えを交えながら、日本人論、日本社会論をまくしたてる。
彼らはさすがオスロ大学の学生で、なかなか頭がいいらしく、僕の話に感動してしまった。
「日本人がこんなに英語を話せるとは思わなかった。非常に刺激的な話だ」と、大喜びだ。
「是非友達にも話をして欲しい。オスロに来たら家に泊まってくれないか」との誘いを受ける。
彼らのオスロの住所と電話番号を教えてもらった。
でも僕は行こうとは思わなかった。
なぜって、僕の手許にはユーレイルパスがあって、毎日乗り続けなければ大損だったからだ。
【旅行哲学】フロムはとってもきれいなところ。
- 旅行の満足度
- 5.0
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