【世界一周】2-1.いよいよ南米　リマ、クスコ、そしてマチュピチュへ（前編）リマに到着

2015/01/27 - 2015/02/02

ニュージーランドのオークランドを午後の便（LA）で出発し、チリのサンチアゴ経由でリマへ。まずは、ペル－7日間の旅です。

行ってみたかった場所の１つ、マチュピチュ。ワイナピチュにも登ります。入場券・クスコからの鉄道・ホテル、リマからクスコへのエアを日本で予約。
目下の課題は、高山病対策。NZのトレッキングで心肺鍛えたし？、クスコで1泊するし、出国前に予防注射を受けた際に、高山病用の薬も処方してもらっているので、大丈夫だろうと妙な自信を持っていましたが、そんな対策のおかげか問題なく過ごすことができました。

約2ヶ月の南米の旅もここから。

NZではトレッキング三昧でバタンキューだったので、マチュピチュ以降の予定は、南米を旅しながら具体化していきます。ボリビアのウユニ塩湖、チリのアタカマ砂漠を経由してサンチアゴへ移動、パタゴニアを巡り、イグアスの滝を観て、ブラジルのリオからヨーロッパに渡ります。

必ず行きたいところや必要な日数（バッファ込）、交通手段と大まかなルートをできる限り調べて1周航空券の乗降地や日程は決めたけど、今後はさらに情報収集しながら、スケジュールして進みます。あっという間だろうなー。

＜ペルーの行程＞
1/27 16:15NZ/オークランド発(LA800) 11:35チリ/サンチアゴ経由
　　　14:00発(LA2654) 15:55ペルー/リマ着、夕飯かね街歩き
28 リマ：のんびり
29 9:35リマ発(star peru　税込96US＄) 11:00クスコ着：街歩き
30 7:50クスコ発　昼頃マチュピチュ着：マチュピチュへ
31 マチュピチュ：ワイナピチュ登山
2/1 昼マチュピチュ発　夕方クスコ
2 クスコ：街歩き、夜行バスでコパカバーナへ

エリア リマ(ペルー)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

NZから飛んできて、初めて見た南米の地。経由地のサンチアゴまでは11時間半の長旅でした。

サンチアゴで2時間ほど待ち、今度は、最初の目的地ペルーのリマへ3時間45分移動します。

今回の世界一周航空券は、南米LAN航空が所属するワンワールドにしました。長旅が多く、空の上では心配事なくのんびりできるよう、ビジネスクラスにしました。
この路線は短距離なので、エコノミー座席をビジネス仕様です。

ホテルに事前予約して空港まで迎えに来てもらいました。

場所は、新市街と旧市街の間くらいで、徒歩でもアクセス可能。部屋は小綺麗でスタッフも親切。南米最初の地で多少なり不安だったのですが、安心して過ごせました。

ところで、空港でいきなりの洗礼。荷物受け取りゾーンに私の名前の入ったボードを持った男性が。運転手さんだと思い、にこやかに握手して荷物を預けたところ、到着口にもボードを持った男性が。最初の男性ががっちり荷物を持って、車はどこ？ってにこやかに運転手さんに聞いています。5US$を要求されましたが、1$をニコッと手渡しました。

city mapをもらい、早速夕飯に。

楽しみにしていたセビーチェを。ライムの酸味と美味しい魚介に移動疲れが吹っ飛びました。白いコーン（チョクロ）や海藻もいい感じ。
もちろんピスコサワーもいただきましたが、ちょっと甘いかな。

翌朝。ホテルから通りを眺めます。今日は1日観光。天気が良くて嬉しいな。

まずはラファエル・ラルコ・エレラ博物館に行ってみました。入り口のブーゲンビリアと白壁のコントラストが美しい。

ここはちょっと離れた場所にあるのと、道中の治安が良さそうとは言えないので、タクシーを利用しました。門もいつも施錠されています。

ラファエル ラルコ エレーラ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

もともと個人所蔵物を紹介する博物館のようですが、ものすごい数の土器や装飾物が紹介されていて、その観点からペルーの歴史（アンデス文明）が楽しめます。

所蔵物を紹介するパネルが充実していて、理解を助けてくれます。地層ごとの発掘物を紹介したパネル。

年代、場所別に様式を紹介しています。

ものすごい組み方。神聖なものとわかっていても、ついつい笑ってしまうものばかり、、、

土器のモチーフとなっている動植物がどのような位置づけ・象徴だったのか説明しています。

文明の発展に伴い、土器の製造技術や種類も進化していきますが、象徴となるモチーフも同じく変わっていっていることがわかります。
また、時代や国勢を追って、優れた技術が他のエリアに伝播していっているのが見て取れて面白い。

お庭が素敵でした。ここを眺めながら食事やお茶もできます。

Plaza Mayor（アルマス広場）にやってきました。

フランシスコ・ピサロが1535年にリマを築いた場所と言われています。
周りには政府庁舎や大聖堂、大司教館がある旧市街の中心です。

アルマス広場 (リマ) 広場・公園

まずは、大司教館へ。今も執務されているそうです。
美しい天井ガラス。

厳かな雰囲気。入り口付近にいらした方が声をかけてくれ、この逆の方向（１Fから天井を見上げる）に写真を撮ってくれました。

アーチ型の天井が美しい大聖堂。
現在の建物は、地震で倒壊して18世紀に再建されたそうです。ここにはピサロが眠っているとか。

リマ大聖堂 寺院・教会

すこし離れた大統領府はフェンス越しに。
最後のインカ帝王が過ごした場所とも言われているそうです。

大聖堂前から広場を眺める。向かい側は、事務所やレストラン。

平日のちょうどお昼時。ベンチに座って、ランチをどうしようかと考えていたら、書店で働いているという可愛い制服姿の女性が話しかけてきました。
日本から一人旅というと、リマはあまり治安が良いとは言えないので、女性一人ならくれぐれも注意してねと心配してくれ、向かいに見えるレストランを薦めてくれました。

ランチで満足した後、旧市街のビジネス街やアーケード街を散策しながら、現地のランチ事情も見学。

遠くにサンクリストバルの丘を眺めました。

メトロポリターノ・バスを利用して、ホテルの近くまで戻り、少し休んだ後、今度はビーチのある新市街ミラ・フローレンスへ。

ビーチの真ん前に立つショッピングセンターにあるカフェで一杯飲みながら、夕日を待つことにしました。

ラルコマール ショッピングセンター

ビーチでは、ランニングやマリンスポーツを楽しんでいる人も見えます。
ショッピングセンターでは、富裕層が家族連れで楽しんだり、デートしたり。日本と変わりませんね。

薄曇りで綺麗な夕焼けにはありつけませんでしたが、穏やかな時間です。

ちょうど帰宅時間。車のライトが連なっています。
海岸沿いは日中も渋滞気味でした。

翌朝は、ホルヘ・チャペス空港からstar peruに乗ってクスコまで。
ネット予約しました。

ホルヘ チャべス国際空港 (LIM) 空港

機内サービスでは、もちろんインカ・コーラを。

ずっとこの景色が続いたら、

雪山も見えてきました

そんな山々の谷間に、クスコの街が現れました。

天気も悪いので、ますます空が違いです。
標高3400m にあるクスコの街にやってきました。

こちらもホテルに迎えをお願いし、中心地からすこし離れたホテルへ。とてもきちんとしたホテルで、到着早々、施設紹介やサービス、高山病について丁寧に説明してくれました。この日は夕飯以外はホテルでのんびり。

各階にある居間でマテ茶を飲んでくつろいでいると、日に赤く焼けながらも真っ青な顔の男性がやってきました。トロントの地下鉄で働く彼は、バカンスでリマでサーフィンをした後、今日到着して早速ひどい高山病だそうで、本当にかわいそうでした。翌日私より早い便でマチュピチュに発つけど、大丈夫だったかな。

アレハンドロ ベラスコ アステテ国際空港 (CUZ) 空港

この旅行記へのコメント （2）

• SUR SHANGHAIさん 2016/11/21 11:37:56

  おはようございます。

  zumo de naranjaさんは、ニュージーランドから南米入りしたのですね。
  私たちは用事で行ったヨーロッパからの南米入りだったので、次回はニュージーランド再訪を兼ね、前回は行かなかった南米の北側へ行ってみようかなと新たなルートも考えさせていただきました。
  ルート作りも楽しいですよね。
  
  一度には読み切れませんので、また近々お邪魔いたします。(*^。^*)
  
  

  zumo de naranjaさん からの返信 2016/11/21 21:35:33

  RE: おはようございます。

  こんばんは。そうなんです、NZのミルフォード・サウンドでぜひトレッキングしてみたくて。
  日本から南米を目指す場合は、ほとんどが北米か、ヨーロッパ経由でしょうが、NZで一旦降りるなら、南米まで案外いいルートだなと思いました。同じ南半休なので、衣類など荷物面でも良いかも。
  
  ホント、ルート考えるのは楽しいですよね。旅がもう始まってるって感じで。
  南米は遠くて広いから行き先を定めるのが大変。
  私はワインが好きなので、いつかメンドーサに行って数日過ごしてみたいものです。
  
  ところで、フィルムの写真素敵ですねー。現像するまでどんな写真が撮れているかわからない面白いところを思い出しました。こちらこそまたお邪魔させていただきます❤
  
  zumo de naranja