【約3週間のクレタ島でのバカンス】エルンダの5スターリゾートとスピナロンガ島とアギオス・ニコラオス

2016/08/11 - 2016/08/14

アテネから夜行フェリーでクレタ島へ来てキサモス近郊のビーチに行った後レシムノに滞在し、南海岸のプラキアス近郊のビーチとアギア・ガリーニへ行った後にイラクリオンに行った後バスをアギオス・ニコラオスで乗り継いでエルンダにやって来ました。

クレタの西側に多く滞在する旅程の中で敢えてEloundaやAgios Nikolaosに来たのは、エルンダにリーディングホテルズに加盟する「Elounda Beach Hotels & Villas」があり、そこで無料宿泊特典を使って1泊することでした。

エルンダで1泊だけしてすぐにイラクリオンの方に戻るのもどうなのかなと思ったので近くのアギオス・ニコラオスで2泊する旅程にしてみましたが、果たしてどうだったのでしょうか？

【旅程】★が付いているのがこの旅行記に該当するスケジュール
7/26：カタール航空で羽田からドーハ経由でアテネへ [Divani Caravel Hotel泊]
7/27：アテネから地下鉄でピレウス港へ、そしてANEK LINESの夜行フェリーでクレタ島（ハニア）へ [船内キャビン泊]
7/28：ハニア・ソウダ港から市バスと長距離バスでキサモスへ [Campagna Mare泊]
7/29：キサモスからバスでキサモス港へ、そして船の現地ツアーでグラムボウサ島とバロスビーチへ日帰り [Campagna Mare泊]
7/30：キサモスからバスでファラサルナビーチヘ日帰り [Campagna Mare泊]
7/31：キサモス [Campagna Mare泊]
8/1：キサモスからバスでハニア経由でレシムノへ [Afroditi泊]
8/2：レシムノ [Afroditi泊]
8/3：レシムノ [Afroditi泊]
8/4：レシムノからバスでプラキアスへ [Manolis Apartments泊]
8/5：プラキアスから徒歩でスーダビーチへ日帰り [Manolis Apartments泊]
8/6：プラキアスから行きはバス、帰りはボートでプレヴェリビーチへ日帰り [Castello Apartments & Studios泊]
8/7：プラキアス [Castello Apartments & Studios泊]
8/8：プラキアスからバスでレシムノ経由でアギア・ガリーニへ [Hotel Minos泊]
8/9：アギア・ガリーニ [Hotel Minos泊]
8/10：アギア・ガリーニからバスでイラクリオンへ [Aquila Atlantis Hotel泊]
8/11：★イラクリオンからバスでアギオス・ニコラオス経由でエルンダへ [Elounda Beach Hotels & Villas泊]
8/12：★エルンダから現地ツアーの船でスピナロンガ島へ日帰り、その後タクシーでアギオス・ニコラオスへ [Dessole Hermes Hotel泊]
8/13：★アギオス・ニコラオス [Dessole Hermes Hotel泊]
8/14：★アギオス・ニコラオスからバスでイラクリオンへ、そしてANEK LINESの夜行フェリーでピレウスへ [船内キャビン泊]
8/15：ピレウス港から地下鉄でアテネへ [Divani Caravel Hotel泊]
8/16：アテネ
8/17：アテネ→（カタール航空）→ドーハ→（カタール航空）→羽田

【アギオス・ニコラオスに居たポケモン】
カラカラやサンド、カーディなど。まあ普通です。
ポケストップはそこそこ点在していましたが、ポケモンの沸きがあまり良くなかったです。

エリア クレタ島(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

イラクリオンからエルンダまでは直通のバスがないので一旦アギオス・ニコラオスで乗換です。

イラクリオンからアギオス・ニコラオスまでのバス代は大人1人7.7EURで大体2時間位かかりました。
ここはAgios Nikolaosのバスターミナルです。

かなり綺麗で冷房も効いており中にはカフェもあります。
エルンダへのバス代は大人1人片道1.9EURでしたが接続が悪くこのバスターミナルで1時間位待ちました。

エルンダビーチホテルズ＆ヴィラスに行きたいとKTELの乗務員に伝えたら何とこんな所で降りる羽目に。ホテル最寄りのバス停は丘の上の大通り沿いの何にもない所でした。
気を取り直してGoogleマップを起動してホテルまで歩いていきました。

炎天下の中10分か15分位ホテルまで歩く羽目になりました。
正直1時間バスを待ってなおかつ10分以上歩くことを考えるとアギオス・ニコラオスのバスターミナルからホテルまではタクシーで行く方がベターだと思います。

ホテルまでの道のりは辛かったものの、ホテルに入るとそこは別世界。

リーディングホテルズ加盟の5スターのリゾートホテルです。
ホテルの入口に到着するとカートでレセプションのある建物まで荷物ごと乗せてもらい、チェックインは寛げるスペースでシャンパンを飲みながらでした。

そして部屋まで案内してくれました。
部屋はビーチの目の前にあるスイートです。

プライベートプールはない部屋ですが、バルコニーが広く綺麗な海が目の前なのでこれは中々素晴らしい場所の部屋だと思いました。

部屋は当然広いです。
キッチンはありましたが自炊に必要な皿やナイフ・フォーク類はありませんでした。

ソファーもあるし、写真には写っていませんがこの部屋にあるTVはソニーのブラビアの50インチ位の大きい液晶テレビでした。

WIFIも無料で速度も早いです。
接続したらパスワードやログインも不要なすぐに繋がるタイプだったので定期的にログインする必要もなくストレスフリーでした。

エアコンは確かダイキンのエアコンでちゃんと冷えます。

こちらはベッドルーム。
寝心地も良かったです。

ベッドからの景色です。
素晴らしいですね！

リゾートホテルって感じがします。

バスルームは2箇所ありました。
1つ目はシャワーブース兼サウナ室になっています。

トイレも2箇所あり、シンクも2箇所あるので便利です。

バスタブは1箇所のみでジャグジー付き。
流石リーディングホテルズというクオリティです。

ギリシャでは高級ホテルでもバスタブが無いホテルが多いのでジャグジーまで付いているのは嬉しい限り。
当然ですがお湯もちゃんと出ます。そしてアメニティはブルガリの大きめのミニボトルでした。

ウェルカムフルーツとワイン。
このホテル、普通に泊まるとこの時期は1泊600EURはしますが今回はLHW会員の無料宿泊特典で泊まっているので無料です。

こちらは先ほどとは別のシャワーブース。

ホテルのプライベートビーチへ。
部屋から出て5秒で到着です。

そしてこのビーチが凄いです！
ビーチの大きさはそれほど大きくないものの、透明度が半端ないです！
クレタ島でもトップクラスの透明度のビーチではないでしょうか。この旅で行ったビーチの中でも最上級です。

そして遠浅で波も無く細かい砂のビーチなのでとても気持ち良いビーチでした。

リゾートホテルのプライベートビーチを満喫しました。
客層はヨーロッパ系やロシア人が多かったです。

ビーチも部屋も期待以上でした。

部屋のバルコニーです。
1棟1部屋のヴィラタイプでした。ホテルの敷地が広いので贅沢な作りになっていました。

夕食はエルンダの町の中心部の方まで歩いて水などを買い足した後、ホテルから比較的近いThea Restaurantという店で食べました。

まずはサラダをオーダーしました。

前菜からメインが出てくるまでが長く、30分は待ちました。
味は美味しかったですがエライ長く待たされたのでここはオススメしません。

翌日、朝起きてビュッフェの朝食を食べました。
リゾートホテルの朝食は良いですね。海が見える庭で食べる朝食は種類も豊富で味もまあまあ美味しかったです。

1泊だけなのでこの海ともこれでお別れです。
ここは自腹でもう1泊したいくらいのホテルでした。

チェックアウトして荷物を預けて徒歩でエルンダの町へと向かいます。
この日はスピナロンガ島へ行ってみるつもりでホテルを出ました。

海沿いの道を歩いてみました。
炎天下で日陰もあまり無いのでクソ暑いです。

エルンダ郊外の海です。
海藻が多いものの綺麗です。

ホテルからエルンダの町までは遠いです。
40分は歩いてます。

エルンダは人気のリゾート地なのでお洒落なタベルナやレストランがありました。

ただ値段はクレタ島の他の街よりも高いと感じました。

こういうレストランなら子供をビーチで遊ばせながら親はコーヒーでも飲んで寛げて良いですね。

海も遠浅で穏やかなので事故の心配もあまり無さそうです。

エルンダの中心部の公園まで行きました。

公園の裏にスピナロンガ島行きの現地ツアーのカウンターがあったのでそこでスピナロンガ島行きの現地ツアーのチケットを買いました。

大人1人10EURです。
ツアーと言うよりはエルンダからスピナロンガ島への往復の船代です。

出港までちょっと時間があったのでチラッと町の方を散策。

時間になって船に乗り込みました。
船は観光客で満席です。

ベビーカーで行ったのでベビーカーは船に乗せずに行くのかなと思いきや、積めました。

船はゆっくりとスピナロンガ島に向かって進みます。
風は強いものの波が殆ど無いのであまり揺れませんでした。

船に乗ってから20分位でスピナロンガ島がはっきりと見えてきました。

これから上陸です。
陸地には帰りの船を待つ観光客が沢山いました。

海がとても綺麗です。

島に来て入場料を払わずに海で泳ぐというのも中々ありな選択肢かもしれない。

入場料は大人1人8EURかかりました。
船代には含まれていないので島に上陸した後に目の前にあるカウンターに並んでチケットを購入する必要があります。

近くで見ると結構な城塞です。
ヴェネツィア支配の時代に作られ、その後ハンセン病患者の隔離に使われたというこの島は一体どんな感じなのでしょうか。

この辺の海はとんでもなく綺麗です。

チケットを買ったのでスピナロンガ島の入口から中へと入ります。
入口で熱中症でぶっ倒れている人がいたので水は忘れずに持っていきましょう。

入口の外にはカフェがありますが、スピナロンガ島の内部には店はありません。

中に入ると結構味のある廃墟の町という感じ。雰囲気があります。

町は立体構造なので上の方にも行くことが出来ますが、私達はベビーカーなのでこんな階段は余裕でスルーです。

ただスルーするのも勿体無いのでベビーカーと嫁は下に置いてきて私一人だけで階段を登って上の方へ。

そこから見える海が綺麗です。
観光客を乗せた船が定期的に離発着しています。

3週間近くクレタ島のビーチを巡ってきましたが、ここはクレタ島の中でも相当綺麗な海だと思います。

エーゲ海は綺麗ですねー。

エルンダは湾になっていて風が強くても海が荒れないのも魅力的。
ただ物価は高いです。

景色を堪能した後は下に降りてスピナロンガ島の散策を再開。

建物の内部にはこんな感じで説明するパネルがあります。

ツアーで来ている観光客が多く、ツアーガイドの周りには人だかりが出来ていました。

スピナロンガ島の教会。

歴史的には暗いイメージのあるスピナロンガ島でしたが、流石に真夏の昼間だと暗いイメージは皆無です。

海に出れるポイントが有ったので海へ。
強風で白波が発生しています。

スピナロンガ島は城壁で360℃囲まれています。正に要塞ですね。

まさに廃墟ですね。

廃墟の町を歩いて進みます。
どうやら島を1周出来るようです。

ベビーカーで来ていますが、普通に1周する分には問題ありませんが階段を昇り降りして町の上の方に行きたい時なんかは邪魔なので持って来なくても良かったかもしれません。

サボテンとエーゲ海。

こちら側の海は緑っぽい色合いです。
先程は青く見えたのに不思議ですね。

島の北の方まで来ました。
この辺の土地は勾配がきつくて民家がありません。

歩きながら時折下を見ると海がとんでもなく綺麗です。
このグラデーションと透明度！

強風で波があってもこの美しさ。
これでもし無風状態だったらどんなに美しいのだろうかとたまに思いつつ先へと進みます。

島の裏側はこんな感じです。
道は砂利道なので車輪の小さいベビーカーだとかなりキツイと思われます。

裏側から見たスピナロンガ島の山の上です。

やっと1周しました。
かなりゆっくり見て回って1時間という感じです。

ふと船を見るともうすぐ出航しそうな感じだったので急いで船に戻りました。

船に戻ると5分もせずに出航しました。

帰りの船はスピナロンガ島を1周してから時間をかけてゆっくりとエルンダに戻って行きました。

船から降りて荷物を預けていたホテルまで戻り、荷物をピックアップしてからタクシーを呼んで貰いました。

この日泊まるのはアギオス・ニコラオスです。アギオス・ニコラオスはエルンダから近いのでタクシーで行きました。
バスはホテルからバス停まで遠く上り坂な上、いつ来るかわからないまま炎天下の中バスを待つのもキツイのでタクシーを選択。

タクシーに乗って10分か15分位でアギオス・ニコラオスのホテルに到着です。タクシー代は14EURでした。
泊まったホテルはDessole Hermes Hotelです。
4つ星ホテルでハーフボード付きで1泊1万3千円位だったので選択しました。

レビューではホテルが古いという事で覚悟していましたが、実際に行ってみるとレビュー通り古いです。
エアコンは付いていますが、点けると音が煩いし、何よりコンセントの空きが1つもないのでスマホなどを充電するには冷蔵庫かテレビのコンセントを抜いてコンセントの空きを確保する必要がありました。

部屋は古くてもWifiは無料で使えて部屋からも接続出来ました。
WIFIはデバイス毎にパスワードが要るタイプなので面倒です。

バスルームはバスタブ付きです。
古いのでお湯が出るか心配でしたがそこは流石4つ星ホテル。お湯は夜でも出ました。

ただ、シャワーからお湯を出し続けると一定周期で一瞬だけお湯がとても熱くなる事があったのでやけどには注意しました。

夕方、街に出てみます。
ホテルの目の前の海は結構綺麗そうです。

海沿いを歩くとアギオス・ニコラオスの中心部が見えてきました。

街並は綺麗です。

中心部を散策すると流石に観光客が多いです。
そして土産物屋の物価も高いです。

感覚的には全く同じ物がイラクリオンよりも1.5倍位高い感じ。
レシムノの倍近くする物もありました。

やはりアギオス・ニコラオスやエルンダ近郊は高級リゾートホテルが多いエリアなのでリッチな観光客が多い分値段が高い感じがします。

この街で土産物を買うのはおすすめしません。

この像はポケストップになっていました。
街を散策してホテルに戻り、夕食のビュッフェを食べてこの日は終了。
正直ホテルのビュッフェは期待していませんでしたが、これが意外にも結構美味しかったです。設備にお金がかけられない分食事は気合いが入っているという感じ。

翌日。

ホテルから見える景色です。
リゾートホテルって感じです。

客層はロシア人が多い印象でした。
この日は私達意外にも1組の日本人が泊まっていました。

部屋は古いけどこういうパブリックスペースはちゃんとしています。

この日もアギオス・ニコラオスの街を散策しました。
コインランドリーを探しつつ、高台から湾の景色を見に行きました。

どうやらアギオス・ニコラオスには普通のクリーニング店はありますがコインランドリーが存在しないようです。

高台の公園です。

アギオス・ニコラオスはアップダウンが激しいのでベビーカーでの観光は大変です。

この湖？の周りが街の中心部という感じ。

炎天下の中色々歩き回りました。

途中でスーパーや薬局に寄ったりしながら散策します。

街並は観光地なだけあり綺麗でした。

港近くまでぐるっと周って戻ってきました。

湖の周りにはカフェやレストランが立ち並んでいます。

この湖の周辺がこの街の一番の見どころという感じ。

湖沿いの広場で写真を撮っていたら家族連れの観光客に話しかけられ、お互いに写真を撮って貰いました。

綺麗な景色です。

海も綺麗ですがこの日も風が強く波がありました。

街中にしてはとても綺麗な海です。

泊まっているホテルです。
部屋が古いとかレセプションの人があまり役に立たないとか不満もありますが、価格はこの時期にしては安いし料理は美味しかったのでまずまずという感想。

ホテルのビーチです。
滞在中は風が強く波が高かったこともあり一度も行きませんでした。

また街へと散策。

特に目的もなく歩いています。

湖沿いのグレゴリスで休憩。
アイスっぽいドリンクを頼みましたが美味しかったです。

その後一旦ホテルに戻って洗濯をして、嫁と子供を部屋に置いて一人でポケモンGOをしながらアギオス・ニコラオスのビーチまで歩いてきました。

ビーチは砂と小石が混ざった遠浅という感じ。透明度はそこそこですね。

結構活気のあるビーチでした。
ビーチ自体は狭いです。

湖沿いの教会です。

この日もホテルのディナービュッフェを食べて終了。
この日はバーベキューナイトでチキンやらスブラキやらが振る舞われていました。

翌日は夜行フェリーでアテネに戻るため一旦イラクリオンへと戻ります。
チェックアウトしてホテルからアギオス・ニコラオスのバスターミナルまでバスで行こうと思ってバス停で待ってバスが来て手を挙げたら無視して通り過ぎられたので仕方なくバスターミナルまで歩きましたが坂が急すぎて死にました。

そんなこともあったのでアギオス・ニコラオスの印象はあまり良くないですがエルンダは特にホテルが素晴らしかったのとスピナロンガ島も良かったので来て良かったです。

ただ、アギオス・ニコラオスやエルンダはイラクリオンやレシムノ、ハニア辺りと比べるとホテル代もそうですが土産物屋やタベルナの物価も高いので安く長期滞在する人には向かないエリアでした。