1987/08/29 - 1987/08/31
491位(同エリア5594件中)
tadさん
東ベルリンのベルリン・フンボルト大学で開催された国際学会で、2つの学会発表を済ませて南廻りで帰国途中、マレーシアのクアラルンプールに2泊した。丁度、滞在した最終日31日はマレーシア建国独立30周年の記念日だった。当時の繁華街であるBukit Bintangの安ホテルに滞在し、いくつかの場所を訪問した。
幸い、少しだけ写真が残っていた。今、見直すとBatu Cavesという洞窟にあるヒンズー教の寺院が景色的には記憶に鮮明だ。
で、滞在中の記憶にあるのは、ブキットビンタンにある当時の高層ビル18階の回転レストランで食事したが、私が日本人とわかると、レストランの中華系のオーナーが話しかけてきて、長話をした。息子が東京の私立大学で勉強しているといい、マレーシア人優遇政策の不満を聞かされた。彼等は中華系で、ビジネスには強いが、留学費とかは、マレーシア人だけを優遇するといって政府批判をしていた。その後、教えていた大学院にも、マレーシアの学生が増えてきたのだが、確かに中華系の顔はいなかった。で、ある時中華系の院生が入ったが、彼等はやはり留学資金をもらっていないといっていた。この学生達は優秀だったし今、大成功しているものもいる。アジアの国々は中華系がこのようにビジネス進出が巧みなので、しばしば、首都などで対立していた。 今は中国の海のシルクロード作戦などが絡み、もっと、大変な様子だ。
そういえば、帰りの飛行機はMalaysian Airlineだった。夜行便だったが、多くの客は眠っていた。私は後のクルーのいるところに行き、チーフ・パーサーと話しが長くなった。ワインを希望したところ、私が詳しいのを知り、ファースト・クラスのところへ、いいワインを取りにいってくれ、それを一緒に飲んだからだ。ワイン談義がはずんだ。勿論、彼は中華系だから飲めるのだ。勤務中のはずだが。。。で、降りる時に、エアライン・グッズを沢山くれた。子供へのみやげができた。古き良き時代だ。
一枚目はBatu Cavesという洞窟にあるヒンズー教の寺院。カメラはCanon FTB.
写真アルバムに多少のメモが残っていた。
- 旅行の満足度
- 3.5
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バトゥ洞窟 寺院・教会
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階段を登った後、振り返る。
昔のフィルムは照度差が激しいと明るいほうも暗いほうも色抜けした。今のデジカメなら、これくらいなら多分、どちらももっと見えるだろうが。。。 -
洞窟内に入るとこの風景。天井に穴があり、そこから日光が降り注ぐ!
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ゴムのプランテーションを見た。
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滞在したBukit Bintangのホテルから。今はないホテル。
10年後くらいにこの辺りを通った時はまだ存在していたが、今、グーグル地図で見るとない。 -
Bukit Bintangの18階の回転レストランから撮影。Federal Hotelの上とメモが残る。
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ここで、レストランのオーナーと長話した。
後の訪問では、ペトロナス・タワー等の高層ビルが増えてくるが、このころは、この程度。
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