瀬戸内島めぐり02 瀬戸芸中休みの豊島

2016/09/17 - 2016/09/17

瀬戸内海　島旅1日目。高松から豊島へ。

このシルバーウィークでは、芸術祭は中休みでそれほど人が多くなかったのは良かったです。

豊島では人がいないのがまた普段どおりの島という感じ。
みなさん寝るのは早いし、お酒の飲めるお店は1軒のみで、夜10時で終っちゃいます。

普段は12時1時に寝る私たちも、そこに住む人の生活のリズムにあわせます。(←ただ単に疲れて早く寝ただけ)

エリア 高松(香川)

豊島行きフェリーの出航時間は16:30。
時間つぶしのつもりで行った蝋人形館からでても、まだたっぷり3時間半あります。

それでちょっと疲れたし暑いしで、とりあえず休憩することにしました。
こういうときはカフェ!

北浜アリー 名所・史跡

この倉庫を生かしたオシャレなエリアですが完全なる若者向けで
アラ○○○の私らが行くとじゃないなーと避けてたんですが、来ちゃいましたね。

一通りぐるぐる回って、写真のJOINさんってとこに入ります。

通されたのが2階。おお…オサレです。

やっぱりふかふかソファに座るでしょ。
これは疲れが取れそうで嬉しいわ。

しょっていた重いリュックサックをソファに ぼーん。

アルコール注入。この後眠くなるパターン。

おつまみ。
うどん2軒はしごでお腹空いておらず、こんなのしか食べられません。

ランチの時間にも関わらず、すぐ飲めるもの出してくれました。

このあと1時間ぐらいゆーーくり過ごしました。しかし早朝5時に家を出発してここに来てるわけで、予測していた眠気の波には勝てず。

こんなとこで寝るわけにはいかないので、高松港の待合室でゆっくりすることに。

自転車を駅前に返し、高松港の待合室で2時間ウトウト。
相方さんは外のベンチでウトウト。

高松港 乗り物

待合室で待ちながらも、いろんな船が来るので外にたまに出て写真撮ってました。

これは小豆島に行くフェリー　ブルーライン。車で行く方はこちら。

これも小豆島に行く高速艇　サンオリーブシー。

高速艇は大体時間がフェリーよりも半分の時間で行けて、倍の値段です。
それでも1000円ちょっとほど。

こちらも小豆島に行く高速艇　スーパーマリン。

高松から小豆島に行くのはほんと本数あるんだけど
豊島行きは1日5本。午前中は10:45で終了、午後は16:31になっちゃうんです。

小雨がぱらついてたんですが
虹が見え始めました。久々に見たな。

こちらは女木島、男木島まで行くフェリー。

ちなみに。瀬戸内国際芸術祭の開催期間中の先月、豊島に行った人の話を聞くと、フェリーの切符を買う列が長くて乗りたかった時間の船に乗れなかったと聞いていたので、蝋人形館に行く前にここに寄って切符を買おうとしたんですが、豊島行きは船内で買うとのこと、今は芸術祭の中休みで買えないということはないとのことでした。

なのでのんびり待合室で待っていたのですが、2時間もいるとあることがわかりました。

待合室の窓口は出港の30分前じゃないと開かないんですね。
なので乗船券を買うにはネット購入なんてできず、窓口に30分前に来て買うしかないんです。高速艇で芸術祭開催期間中 人が多いときに小豆島行くとしたら、確かに希望の時間に乗れなくなるかもね。

で、またあることに気がつく。

私たちみたいにのんびり待合室で待ってる方達は、みなさん豊島行き。
島に住むお年寄りの方達がたのしそうにおしゃべりしていました。
聞くと病院に行くのに高松まで来たのだとか。
島には診療所しかないので、大きい病院に行くには高松まで来るのよと。

豊島行きの船は出発直前まで乗せてくれないから、5分前ぐらいに行けばよいよ、来たら一緒に行きましょうね。と言ってくれました。お優しい…。

写真は豊島行き4番乗り場に停まった船。この小ささにちょっとビックリしましたが、こちらは貸し切りでした。3世代家族みたいな方達が乗られていました。あー田舎の仲良し家族っていいな。(実家との比較…)

右の白いのが豊島行き ふぇ、フェリー??

ってほどでもない、船です。あんまり貸し切り船とサイズが変わらない。

待合室で話したおばあさんと乗り場まで向いました。

おばあさんとお話したことですでに豊島の雰囲気が感じられてます。いいー感じ。

豊島では民泊やられてるとこもあります。

で、島の方達は普段 早く寝るので、どこぞの家で夜に肉を調理する匂いがすると、ああ…あそこは今日客が来とるんだわ　とか思うそう。

いざ豊島へ。高松さいなら〜

蝋人形館から高松港に向う途中で豊島行きの車輛を乗せる船の港に寄った時に、写真の方に会っていました。この船で再開。

歯が抜けているからなのか、訛りだからなのか、言葉が聞き取りづらいのですがいろいろ教えてくださいました。

女木島。

男木島。キレイな形が特徴。

高松市側。上部が平坦な屋島ととんがりピークの霊山八栗山。

直島。以前行ったときは第一回目の国際芸術祭が開催される直前。移動手段はベネッセのバスか島に一台しかなかったタクシーのみだったけど、今は変わったかな。

さて豊島に近づいてきました。
写真の施設は乗船員の方が産廃所と言っていました。

「ニュースでみたことないの?」

これは知らんかった…後で調べると、1965年頃から有害産業廃棄物場になっていて、健康被害が発生したところから結構な努力で元の姿になりつつあるようです。実際あれを産廃所と言われて、えっっどこに産廃??って感じでしたし。

高松港出発から30分ほどで豊島家浦港に到着。

家浦港 名所・史跡

あーー瀬戸内の島!

天気悪いのが大変残念。
以前直島に行ったときは島ののんびり感がすごく良かった。
さてこの島はどうかなー

17時なので、島は静か。

猫が沢山いる。

事前情報では赤潮で魚があまり採れないとのことで
漁師さんも船を出さないそう。

猫さんもお腹空いてるだろうね。

島に来たって感じ。

ぐっちゃぐちゃなんだけど、いい感じの古い家。

しかし静かすぎ。17時過ぎてるのもあるんでしょうが、小さな島だし普段からこんな感じなんでしょうか。

こんな中、宿泊予定の宿に向うのですが、
途中の民家で民泊の呼び込みをされます。

「うちの息子は整骨師だから、いろんな機械が使えるよ!」

変わったPR。
結構高齢なおばあさまでしたが、たくましい…。

この日の宿。たかまつ屋さん。昭和2年から続く古宿。

食事は朝食しかついてません。

チェックインして、宿の説明を受ける。

古宿たかまつ屋 宿・ホテル

朝食がついてると言っても、ここでは提供されないので
この宿はお風呂に入ってあとは布団に寝るだけ。

ちなみにお風呂はシャワーの使用のみ。

お風呂と布団だけ世話すればいいから、経営は楽そう。。

私たちが来たとき、ここでご夫婦と思しきカップルがお弁当を食べられてました。
夕食は宿にお弁当を予約するか、近くの17時以降もやってる金栄丸食堂で食べます。

私らは夕食の予約してなかったので、自動的に金栄丸食堂で食事。

宿のパブリックスペース。21時までと言われました。

私らの部屋はこのふすまをあけたとこ。

なので話し声が筒抜け。

テレビも、この部屋にしかありません。

たかまつ屋さんにチェックインしたあと、近くを散策。

もぉもぉもぉもぉもぉもぉ
こんなレトロな萌えーーーなお店が。

いろいろ撮りたいけど、日が暮れていくーー。

でもう17:30には暗くなっちゃいました。

天気が良ければこの島で一番高い山に行って夕焼け見ようとしてたのですが
曇り空だったので断念。

街灯がないのでこんな感じに真っ暗。

向こう側の灯りはさっきのお店。

このお店は明るい時に撮ったほうが味がでそうなので
明日　いっぱい撮ることにしよう。

食事をした金栄丸食堂さん。

たぶん17時以降にやってる店は島でここだけではないだろうか。
恐らく移り住んだと思われる若い女性の方ひとりで切り盛りしていました。
夜は食べるものが決まっています。

食事は美味しかったー

テーブル席3席とあとカウンターしかありません。女性ひとりでほんと頑張ってる。すごい。

隣のテーブルでは島で仕事されてるような方が食事されてました。せまい島だからもう身内みたいな感じです。

20時すぎには店を出て、宿ですぐ寝てしまいました。
普段仕事してる時間に寝るって…そのあと1回トイレに行ったぐらいで、7時まで寝ていました。11時間も寝るって普段ない。
相当疲れてたみたいです。明日に続く。

この旅行記へのコメント （2）

• 琉球熱さん 2016/10/11 00:03:18

  長閑

  picotabiさん
  
  瀬戸内旅行第2弾・第3弾は、せとうちの情緒がたっぷり。
  の〜んびりした島の様子が滲み出てますね〜
  第1弾読んだ時はどうなることかと思ったけど(笑)
  
  うむ、やっぱり島は良いな〜
  
  ところで、アイコン(プロフィール写真)変えましたか？
  一瞬、人間違いかとおもっちゃいましたよ。

  picotabiさん からの返信 2016/10/16 14:53:49

  RE: 長閑

  琉球熱さん　コメントありがとうございます(・∀・)
  
  島はあいにくの天気でしたが
  人が少ないのはゆったりした気持ちでいられました。
  
  その反面。
  
  記事に書いた食堂はお店もやってるんですが
  朝7時におばあさんが買い物してたんですよね。
  品数は少ない。運賃料もあるし値段は高い。
  でも島なのでおばあさんはそこしか買うところありません。足も悪いし。
  おばあさんが長いこと厳しい目で食べられるものを選び、移住して来た店主の女性とお金をやりとりする微妙な空気感は印象的でした。
  
  現地の方のきれいごとではない現実が少し見られたのはいい意味で勉強になりました。
  やっぱり現地に行ってみないとわからないこと、伝わらないことが多いです。
  あちこちにこれからも行かねば。
  
  アイコンは変えるとやっぱり誰コレ?と思いますよね。
  とりあえず仮のつもりなのでまた変えてもよろしくお願いします!