2016/05/15 - 2016/05/15
387位(同エリア8751件中)
sio爺さん
今年の春、北海道立近代美術館で開催された、足立美術館所蔵の横山大観展に行ってきた。本格的な横山大観展が北海道で開催されるのは20年ぶりだそうだ。
訪問は最終日だったので混雑を覚悟していたが、美術館入口はノープロブレムで、受付周辺も多少並ぶ程度だった。直前に、上野の東京都美術館での伊藤若冲展の長蛇の大々行列(3時間待ちという看板を見て、見学は断念)を見ているので、少しホッとした。
ただし中に入ると、そう甘くはなかった。特に入口付近の展示にはたくさんの人が集まり、列は全く先へ進まなかった。すると「見学は列ごとの順番ではありませんので、空いているところからご観覧ください」とアナウンスがあった。そこで、空いているところから効率よく見学することができた。
- 旅行の満足度
- 4.0
PR
-
美術館入口付近は、この通り全く行列になっていない。
足立美術館には横山大観の作品が約120点所蔵されており、今回はそのうち50点が北海道に来てくれた。 -
会場は「明治」「大正」「昭和」「戦後」というブースに仕切られており、
大観29歳の作品である「無我」は、明治期の初期に配置されていた。この絵は横山大観の作品中、最も有名な作品の一つだろう。無心な童子の姿を描いているが、何か悟りの境地のようなものを感じた。
富士山をはじめとする山々を描いた作品や、水墨画などもあり、品位とか深遠という言葉が当てはまるように思った。 -
圧巻は六曲一双の屏風「紅葉」で、群青の川と紅葉の見事な対比、そこに一羽のセキレイ、その豪華絢爛さに圧倒された。
この屏風絵の前には観賞用のベンチが置かれていた。 -
横山大観の名作50点をたっぷり観賞して、その世界に浸ることができた。
これは近代美術館外観。
内部はもちろん撮影禁止なので、以上、画像は外観のみ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
4