2016/09/11 - 2016/09/18
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旅好き長さんさん
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5年前に北京に行き、それ以来の中国。
今回は内陸部にある四川省の成都を中心に北は九寨溝や黄龍、南は楽山、峨眉山などをJTB旅物語のパックツアーで出かけてきました。
さすが内陸部だけあって都会では大きなビルが多く立ち並んで近代化されていましたが、トイレはニーハオトイレが多く、懐かしの中国に触れてきました。(ただし女性陣は大変だったと思います)
今回の旅程は、
9月11日(日)関空よりCA462便で成都に移動し宿泊
9月12日(月)成都よりバスで畳渓海子、松藩古城、川主寺を経て九寨溝に移動して宿泊
9月13日(火)九寨溝観光
9月14日(水)九寨溝より黄龍に移動し黄龍観光。
その後、茂県にバスで移動し宿泊
9月15日(木)茂県よりバスで移動し、都江堰や楽山大仏、峨眉山の報国寺観光し宿泊
9月16日(金)峨眉山の頂上観光し、成都へ移動して宿泊
9月17日(土)パンダの見学後、武侯祠、錦里、杜甫草堂を見学し宿泊。
9月18日(日)成都よりCA461便で関空に到着し帰宅
このツアーは、山登りや徒歩移動が多くけっこうハードで疲れました。
今回は旅行4日目の黄龍観光を紹介します。
この日の天気は雨時々曇り。
最悪のコンディションでしたが、きれいな黄龍を堪能することができました。
黄龍は高地で高山病を心配していましたが、少しの頭痛程度で済みほっとしました。
ただこの日は、歩きすぎで次の日が筋肉痛になり大変でした。
山道は、登りより下りのほうが足に負担がかかります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
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-
9月14日(水)旅行4日目。
今日は今回の旅行で2番目に楽しみにしていた黄龍観光。
しかし朝目を覚ますと外は雨。
雨がやんでくれることを祈り朝食をいただきます。
今朝はオムレツを焼いてもらい、米粉の麺にスープを入れていただきます。
どれもおいしくいただきました。 -
今日も移動が長いので九寨溝のホテルを7時30分出発のはずが、ツアー客の1グループが時間を間違え、いきなり出発時間が遅れてしまいました。
黄龍には九塞溝から4000m級の峠を越えて行きます。
車窓は相変わらず雨が降り続いています。
ガイドさん曰く、峠を越すと天気も変わることが有るとの言葉を期待して黄龍に向かいます。 -
黄龍まで3時間以上かかるのでトイレ休憩を兼ねて途中鉱物店に立ち寄ります。
このお店では天珠石と琥珀を売っています。 -
この写真のチベット族の方がかけている大きな首飾りが守護石の天珠石です。
とても重そうにみえますが、重量は思ったより軽い石です。
これくらい大きなものになると値段がつけられないそうです。
このお店では琥珀も売られていましたが、とても一般庶民が買えるようなものではありませんでした。 -
先ほどトイレ休憩した川主寺から一気に4000m級の雪宝頂峠を越えて黄龍に向かいます。
天気が良いとこの峠から5000m級の山々が見えるのですがこの雨でそれも見ることができませんでした。 -
ここが雪宝頂峠の頂上あたりです。
ここはなんと海抜4000mくらいあります。
ただバスに乗っているだけですので特に高山病にはなりませんでした。 -
11時30分頃に黄龍のふもとのレストラン(華龍山荘)に到着。
まずはここで昼食をいただきました。 -
食事後ロープウェイ乗り場に向かいます。
黄龍では全員がロープウェイで登り、降りたところで解散して自由に風景を楽しみながら下山することになります。
とりあえず下山時の集合時間は17時。
先ほどの昼食レストラン集合です。
約4時間の観光です。 -
ロープウェイ乗り場は、ここから2kmも離れているのでこのシャトルバスで移動します。
このバスは出発時間が決まっておらず、定員になり次第出発するようです。 -
そしてこれが黄龍の入場券で、ロープウェイのチケットも同じデザインでした。
-
これがチケットの裏面で、入山料は100元でした。
ここでも九塞溝と同様に70歳以上は無料、60歳未満は確か200元でした。
中国はお年寄りにやさしい。 -
これがロープウェイの乗車券です。
値段は年齢に関係なく80元。
下りは半額の40元です。 -
シャトルバスを降りて、この屋根のある通路を抜けてロープウェイ乗り場に向かいます。
-
これが6人乗りのロープウェイです。
-
ロープウェイには2列に分かれて、それぞれ3名づつの6人が1台のロープウェイに乗車します。
ただロープウェイは停車しないので急いで乗り込まなければなりません。 -
このロープウェイで海抜2900mから3473mまで一気に500m以上登っていきます。
-
この頃は雨もやんでいますが、霧が出てきて500m下の麓が見えなくなってしまいます。
-
5分足らずでロープウェイ降り場に到着。
これが黄龍観光の案内板です。 -
ロープウェイ降り場から約1時間20分かけて五彩池(五色彩池)を目指していきます。距離は約3km弱ですが、ほぼ平坦な道ですのでそれほどしんどくはないです。
たださすが3500mの高地ですので早く歩くと息切れします。 -
五彩池に行く途中、このような展望台のテラスもあります。
たぶんここからの見晴らしはきれいだと思いますが、この日はこの霧で何も見えず。残念です。 -
ここからの見晴らしはこんな感じです。
真っ白けです。 -
途中このような売店もあります。
それにしてもここも遊歩道はきれいに整備されています。 -
霧が出ていますが、木々の合間から何とか、争艶彩池が望めます。
とてもきれいな水の色です。 -
そしてこれは黄龍中寺です。
-
途中遊歩道を分岐し、五彩池を目指します。
ここは映月彩池で、向こうに見えるのが黄龍寺です。 -
この辺りから石灰棚が現れてきます。
-
トルコのパムッカレの石灰棚と比べ色は白くありませんが水量が豊富なのでとてもきれいに見えます。
-
ここが五彩池です。
天気が悪いので水の色が映えていないのが残念です。 -
向こうに見えるのが黄龍寺です。
本来はここからの景色が絶景なのに残念です。 -
ここの石灰棚の色は黄色です。
この色は場所によって変わってきます。 -
五彩池の案内板です。
ここは何と標高3576mもあります。
富士山の8合目と同じこんな高地に緑があるなんて不思議です。 -
少し高い展望台から五彩池を眺めるとこんな感じです。
-
ちょっと見る位置を変えると石灰棚の水の色が変わっているのがわかります。
何でこんなに色が違うんだろう?
この水の色は場所や天候によって黄・緑・青・茶、そして金色に変化するのだそうです。 -
それにしてもとてもきれいな水の色です。
-
イチオシ
これが天気だともっと石灰棚の水の色が映えるのにちょっと残念です。
-
それにしても絵になる景色です。
ここでゆっくりしたいけど時間が決められているので次に向かいます。
(団体旅行はつらい・・・) -
そしてこれが黄龍寺です。
このお寺は明の時代(1368〜1644年)に建てられた3つの仏教寺院の一つです。
ほかに道教寺院の「黄龍中寺」と「黄龍前寺」があり、「黄龍前寺」はすでに廃寺になっているそうです。 -
これが黄龍寺の中です。
ここには黄龍を神格した「黄龍真人様」が祀られ、寺の下にある洞窟「黄龍洞」には黄龍由来の水が湛えられていて「天が授けた神の水」として信仰を集めているそうです。 -
これは黄龍寺のそばにあるトイレです。
ここのトイレは近代化されたものになっていますが、マナーが悪いので周囲に匂いが漂っていました。
いくら最新式の良い設備を作っても、ルールを守って使わないと意味がないよね。 -
ここにもまだ高山植物が咲いています。
この日の気温は10℃くらいだったと思います。 -
さらに遊歩道を進んでいきます。
遊歩道はこの写真のようにとてもきれいに整備され歩きやすかったです。
ここからはず〜と下りになります。 -
遊歩道の分岐点など主要ポイントには案内板があり、道に迷わないようになっています。
ただほぼ一本道ですので道に迷うことはないです。 -
ここは下から昇って来る登山道との合流点です。
そのため売店があり、お菓子や飲み物、そして高山病対策の酸素缶が売られています。
私たちもツアー会社から酸素缶を1本いただきましたが、結局使わずに済みました。 -
ここからは下りになりますので遊歩道も階段状になっています。
そのためここから膝に負担がかかってきます。 -
これは黄龍中寺です。
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黄龍中寺のそばにはレストランもありました。
そのためここで食事もできるようです。 -
これが黄龍中寺の正面です。
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ロープウェイがまだなく観光客が少なかった頃はこの付近までパンダが姿を現したそうです。
ただ最近はそのようなこともなくなりましたが、遊歩道にリスは見かけました。 -
ここでは先ほどのレストランに食材を持っていく強力さんも見かけました。
しかもこの強力さんは女性でした。 -
遊歩道は、石灰棚の中を抜けて行くところもあります。
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ここは黄龍で五彩池につぐ2番目の規模を持つ争艶彩池です。
ここには大小500ほどの彩池からなっています。
ここの石灰棚も絶景です。 -
イチオシ
これがその石灰棚です。
水の色もとてもきれいです。 -
イチオシ
面白いことに石灰棚の中から木も生えています。
でもどうやって木が伸びてきたんだろう? -
とても不思議な風景です。
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黄龍は世界有数のカルスト地形で隆起した石灰岩層が氷河に浸食されて巨大な渓谷となり、そこに石灰分の豊富な水が流れ続けた結果、石灰華の沈殿したエメラルドグリーンの美しい石灰華段をはじめ黄金色に輝く石灰華の層、そして石灰華の滝や谷が形成されたそうです。(ウィキペディアより)
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それにしても不思議な景色です。
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この頃になるとやんでいた雨が降り始め、雨具を着ての散策になります。
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雨が降り始めると霧も濃くなっていくようです。
雨の中写真を撮るのも大変です。 -
それにしてもコバルトブルーのとてもきれいな水です。
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これは蓮台飛瀑です。
黄龍にはこのような滝があります。 -
ただ滝というよりは大きな石灰棚から水があふれ落ちている感じです。
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ここは黄龍の最も下にある迎賓彩池です。
ロープウェイを使わない場合、登山口から20分程度に登って来れるところです。 -
この池にも石灰棚があるので高山病の心配な方はロープウェイを利用せず、登山道でここまで登ってくる方もいるようです。
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五彩池や争艶彩池ほどの石灰棚ではありませんが雰囲気は感じられます。
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ここもそうです。
この日は雨足がどんどん強くなってきたので、景色を眺める余裕もなく、ただ単にカメラのシャッターを押していました。 -
そしてやっと下山。
一般的な時間は、ロープウェイ降り場から五彩池まで1時間20分。
五彩池から登山道の入口まで約1時間30分の合計3時間かかるようです。
ただ景色を眺めながらゆっくり下山すると4時間くらい必要です。
ちなみに私たちは、3時間40分かかりました。 -
これが下山した登山口です。
ここから集合場所のレストランに向かいます。 -
集合場所のレストラン華龍山荘に到着後、雨具を脱いでここでツアー客の皆さんを待ちます。
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これはこのレストランで注文した1杯50元(約800円)のホットコーヒーです。
インスタントコーヒーなのに高いのでびっくり。(観光地値段になっています)
しかし集合時間の17時になっても全員集まらず、全員がそろったのは17時40分でした。(団体行動ですので時間を厳守してもらいたいものです)
ただ88歳の方もこのルートを完歩したのにはビックリです。 -
この日の宿泊地は茂県のホテル。
そのため再度4000m級の峠を引き返し、川主寺経由茂県のホテルに向かいます。 -
途中、午前中に寄った川主寺の鉱石店でトイレ休憩。
これは川主寺の町並みです。 -
ホテルの途中、震災で倒壊した家もありました。
-
その後、22時過ぎに茂県の茂県国際酒店に到着。
ホテルのレストランで夕食だったのですが、この時間から油濃い中華料理を食べるのはつらいのでキャンセルし、部屋で持ってきたカップヌードルをいただきました。
このカップヌードルがおいしかったです。
この写真はホテルのロビーで、向こう側にある売店で缶ビールを買い、部屋で寝酒にいただきました。
それにしても本来は21時に到着の予定が朝の出発遅れや黄龍の集合時間遅れによりこんなにも遅くチェックインすることになりました。
今までいろいろなツアーに参加しましたが、こんなに時間を守らない客の多いツアーは初めてです。 -
これがホテルの客室です。
客室が道路向きだったせいか、夜中に走る車の騒音で十分寝られませんでした。 -
そしてこれが洗面・浴室です。
一般的なビジネスホテルです。
ただこんな田舎の中では最もきれいなホテルだそうで、多くの日本のツアー会社も利用するようです。 -
今夜はこの青島ビールを飲んで就寝しました。
黄龍の天気があまりよくなく、ちょっと残念でしたがそれでもきれいな石灰棚が見られてよかったです。
明日は都江堰、楽山大仏見学後峨眉山への移動。
結構移動距離が長いので明日も大変な一日になりそうです。
ちなみにこの日の歩数は20,983歩でした。
九塞溝より少ないけれどアップダウンがあったので、この日のほうがしんどかったです。
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