2016/08/21 - 2016/08/21
4位(同エリア756件中)
noelさん
まず、宮殿と言って一番最初に思い浮かべるのが、このヴェルサイユ宮殿という人も多いのではないでしょうか。
日本でもユネスコの世界遺産がクローズアップされるようになって、もう大分経ちますが、それ以前はあまり大きくとりあげられる事もなく、ちょっとした世界の旅番組ぐらいでしか、情報を得られない時代もありました。
ですが、今はインターネット社会。情報量も多いです。
自由にあちこち旅に出られますし、旅の情報も豊富です。
そんな中、ヴェルサイユ宮殿は、池田理代子の「ヴェルサイユのばら」でもお馴染みですから、かなりの方々が、以前から周知していたお城とも言えます。
それでは、時代を巻き戻して、17世紀に戻ってみましょう。
★★★今回の旅程は下記のとおりです。★★★
2016年8月19日(金)
JAL415便にて成田からパリ・シャルルドゴール空港へ
↓
8月20日(土)パリの市内観光
↓
8月21日(日)ヴェルサイユ宮殿
モン・サン・ミッシェルへと移動
↓
8月22日(月)モン・サン・ミッシェル観光
↓
パリへ
↓
TGVでジュネーブへ
↓
8月23日(火)
ユングフラウへ
↓
8月24日(水)
↓
ファドーツ(リヒテンシュタイン)
↓
ザンクト・ガレン
↓
8月25日(木)
ノイシュバンシュタインへ
↓
ヴィース教会
↓
ローテンブルク
↓
8月26日(金)
ライン川クルーズ
↓
フランクフルト
↓
JAL408便にてフランクフルトから成田へ
帰国
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
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-
ヴェルサイユ宮殿まで、もうすぐです。
普通に訪れてもワクワクしますが・・・・
自分はヴェルサイユ宮殿での舞踏会に招かれた貴族で、馬車にゆられて向かってる。
・・・そんな風に想像しながら訪れてみると、心躍ります。 -
この広場の向こうに見えるのは、厩舎です。
とても厩舎には見えません。
流石はヴェルサイユです。
私も馬になって住んでみたいくらいです。 -
もう既に行列ができています。
朝早く来たのですが。
まだ、開館時間にはなっていません。 -
案内が出てます。
左には庭園があります。
また、グランド・トリアノン、プチ・トリアノンも左方向です。 -
庭園ですが、まだ時間ではありませんでしたので、そのまま入ることができました。
ちなみにオープン時間になると、勝手に入ることができないようにゲートがありました。 -
綺麗です。
ちょっと曇り空でしたが。
8月ですが、朝早かったので、長袖がないと涼しいどころか、ちょっと寒いくらいです。
しかもここにいる間、風も結構強く、亜熱帯化した東京から来て間もないので、ギャップがありました。
みっともないですが、重ね着していました。 -
ここが宮殿だとは思えないぐらいの広大な敷地です。
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イチオシ
ラトナの泉水
ラトナはアポロンを生んだ女神です。
ちなみにこの前方には、アポロンの泉水があります。
昔は1400もの泉水がありました、
今も600ほどの噴水があります。
この泉水どうやって持ってきたのか・・・。
それは、セーヌ川の支流から引くために、専用の水路と大きな2つの水道橋が作られました。 -
ラトナの泉水方向からグラン・カナル(大運河)を望んで。
均整のとれた美しさです。 -
ブロンズ像
ヴェルサイユ宮殿は、ル・ヴォーや造園の名師ル・ノートルなど、最高の職人の手によって作られました。 -
素晴らしいフランス式庭園。
幾何学的な花壇です。 -
ヴェルサイユ宮殿については、ルイ14世が建てたものだと思ってしまいがちですが、本当はルイ13世がヴェルサイユの小さな丘にの上に狩猟用の小屋を建てたのが基礎となっています。
ルイ14世はパリ郊外の、サン・ジェルマン・アン・レーで生まれました。
ただ子どもだった頃、フロンドの乱が起きました。
そんなわけでパリを好きになれなかったようです。
1624年、お父さんであるルイ13世が小高い丘に建てた小さな狩猟小屋、これを1661年、ルイ14世は増改築をしてヴェルサイユの建築をしました。
(ちなみにルイ13世も子どもの頃、父であるアンリ4世とヴェルサイユの森で狩りをよくしていたらしいです。)
その後も後の王たちによって内装を変えられました。
結果的にヴェルサイユはつぎはぎだらけのお城となりました。
そしてこのお城に住んだ王はたったの4名だけです。
ルイ13世、14世、15世、16世です。 -
ヴェルサイユ宮殿の正門
煌びやかです。
ゲートの上にはブルボン家の大きな金の紋章が。
王冠です。
本当に絢爛豪華な輝きです。
おそらく最近修復されたのでしょう。 -
ようやく中へ。
こちらは勿論セキュリティ・チェックがあります。
それとスリにもご注意を。 -
Royal Chapel
王室礼拝堂です。
この天井画は新・旧約聖書の対比をテーマにしているそうです。 -
こちらでは、マリー・アントワネットとルイ16世(当時、王太子ルイ)の結婚式が挙げられました。
1770年5月16日のことです。
ちなみにルイ14世も側室のマントノン夫人と、秘かに結婚式をここで挙げています。 -
ヘラクレスの間の天井画
なんとも見事なフレスコ画です。 -
バオロ・ヴェロネーゼの「シモンの家の宴」
ここはヘラクレスの間です。 -
ヴィーナスの間
天井画ですが、3美神が描かれています。
その下に描かれているのは、マルス、ヴュルカン、バッカス、ネプチューン、ジュピターでしょうか。 -
ヴィーナスの間
ルイ14世です。
まるでローマ皇帝のようです。 -
うちの主人はせっせとこんな物を撮ってました。
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窓から庭園を眺めて
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王のアパルトマンの並び方と惑星・・・
広間 ディアーヌの間 月 狩/航海
衛兵の間 マルスの間 火星 戦争
控えの間 メルキュールの間 水星 用心/警戒
寝室 アポロンの間 太陽 寛大/壮麗
閣議の間 ジュピテールの間 木星 憐情/公正
小寝室 サテュルヌの間 土星 賢明/秘密
小広間 ヴェニスの間 金星 美/愛 -
ルイ14世の胸像
1665年
ベルニーニ作
ディアナの間
ここでビリヤードをしたそうです。 -
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マルスの間
ルイ15世の妃
マリー・レクザンスカの肖像画
もともとは衛兵の間でした。
後には演奏会などが開かれました。 -
メルキュールの間
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ルイ14世の肖像画
アポロンの間
ちなみにアポロンの間は通常宮廷では「玉座の間」
と呼ばれ、外国人からは「謁見の間」と呼ばれて
いたそうです。
音楽が奏でられ、ダンスで賑わっていたようです。 -
ルイ14世でしょうか。
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マルスの間
ルイ15世
(ルイ14世の曾孫にあたります。5歳で即位しました。)
(1710-1774年) -
戦争の間
勝利のルイ14世のレリーフ
これがヴェルサイユの薔薇に登場したオスカルの肖像画のモデルらしいです。 -
イチオシ
鏡の間
豪華なシャンデリアです。
天井画も見事です。
人のいない状態を撮ることができないので、こんな風にカメラ上げて撮りました。 -
ここはヴェルサイユのハイライトですから、皆さん撮影に夢中です。
私もその一人ではありますが。
右側は大きな窓で、左が名前の通り鏡です。
光が差し込んで反射して、絢爛豪華の一言。
まさにヴェルサイユを象徴しています。
ここでの舞踏会は、さぞや豪華だったでしょう。 -
鏡の回廊(間)は、
長さ約75m、幅10m、高さが12mです。
思わず嘆息を漏らしてしまいます。 -
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ちなみにこの美しい鏡の間ですが、ドイツ軍の野戦病院となっていたこともあります。
1871年、フランス軍に勝利したドイツ軍は、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間を野戦病院として使っていたこともあります。
また、パリで反乱が起こったために、政府は一時的にヴェルサイユ宮殿に移っていたこともあります。 -
左はアルルのヴィーナスのようですが・・。
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アルテミス(ディアーナ/ディアナ/ダイアナ)
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かの王たちも、窓辺から庭園を眺めたのでしょうか・・・。
本当に美しい眺めです。 -
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王の執務室
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王の寝室
午前8時には起床の儀が行われました。
100人ぐらい集まったそうです。
鬘を選び、服を着せてもらいました。 -
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ルイ14世の馬上姿でしょうか。
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これも鬘をつけたルイ14世の像かと思います。
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これもそうでしょうか。
頭上にいるのは、天使のように見えますが。 -
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大きな丸いミラーです。
なんだかどこをとってるか、わからないです。 -
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マリー・アントワネットは民衆が押し寄せてきたときにあの有名な言葉、
「パンがなければ、ブリオッシュを食べればいいじゃない。」
・・・と言いました。
悪気があって発した言葉ではありませんが、それだけでは済みません。
(この言葉には色々な解釈があるようですが、それにしても民衆の理解を得られないでしょう。) -
レンガと切石で造られたルイ13世時代の建物です。
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ヴェルサイユ宮殿では様々なオペラやコンサートなどが行われます。
いいですね。 -
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A Toutes les gloires de la France
フランスのすべての栄光で・・・。 -
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こんな並木道、散歩したいですね。
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駐車場発券機
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むこうにレストランが見えています。
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ランチです。
Restaurant au fou du Roy -
テイクアウトもできるようです。
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キッシュとサラダ
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牛肉の煮込みとポテト添え
一応見えにくのですが、プレートにナポレオンとジョゼフィーヌの名前が書いてあります。
他のプレートには、また別のことが書かれていました。 -
エクレア
チョコがたっぷり。
かなり濃厚です。
で日本は出会えないお味です。 -
イチオシ
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イチオシ
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