2016/08/14 - 2016/08/14
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ROSARYさん
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2016年の夏は、ずっと行きたかったキジ島の木造教会を見に、ロシアに行ってきました。
その4は、トレチャコフ美術館とモスクワ川クルーズ。トレチャコフ美術館は2時間強かけて、じっくり鑑賞しました。ロシア美術の宝庫で、特にルブリョフのイコンが感動的でした。
・バスでトレチャコフ美術館へ
・肖像画いろいろ
・「見知らぬ女」で有名なクラムスコイ
・情念がせまってくるヴルーベリ
・イコンいろいろ、特にルブリョフが素敵
・バスでレストランへ(ホワイトハウスやらスターリン建築やら)
・レストランでロシア料理を堪能
・愛の橋
・モスクワ川クルーズ(クレムリンを外からじっくり)
・夕食はレストラン・トゥーランドットで
表紙写真は、モスクワ川クルーズの様子。クレムリンの直ぐそばを通りました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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バスでホテルを出発。途中、プーシキンとその妻の彫像が。
若くして亡くなったプーシキンはとても人気があるようです。あちこちに彫像がたっていました。 -
こちらはゴーゴリ。
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きれいな青空。モスクワ川と救世主キリスト聖堂です。
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大通りに建つアパートは「未来の家」と呼ばれ、かつて政府の高官が居を構えたとのこと。住んだことのある有名人?のレリーフがかかっていました。
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なんだか変なモニュメントが。後ほど、じっくり?見ることになります。
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はあと型のアーチがかわいいこの橋は、「愛の橋」と呼ばれているとのこと。こちらも後ほどじっくり。
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トレチャコフ美術館に向かう遊歩道には、いろんなオブジェが。
これは、ファベルジェのタンポポを模したものかな。 -
トレチャコフ美術館です。まだ閉まっています。
トレチャコフ美術館(本館) 博物館・美術館・ギャラリー
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すでに行列が出来ています。
持ち物チェックを受けて、中に入ります。 -
ロシアの絵画は肖像画から始まったのだそう。
初期の作品で人気なのは、ポロヴィコフスキーの「ロブヒナの肖像」でしょうか。18世紀終盤の作です。 -
続いては、キブレンスキーの「プーシキンの肖像」。
プーシキンはアラブの血を引いていたとのこと。 -
肖像画いっぱい。
一つずつ見ていたら、どれだけ時間があっても足りません。 -
ガイドのエレナさん。詳しく説明してくださいます。
下の肖像画は、ブリューロフの「自画像」。上の絵が、彼の手になる「バテシバ」です。随分大胆な表現になりました。 -
これも有名な作品。イワーノフの「民衆の前に現れるキリスト」です。
なかなか買い手が見つからなかったそうですが。 -
ペーロフの「ドストエーフスキイの肖像」。
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イチオシ
日本では、トレチャコフ美術館といえばこの絵でしょうか。クラムスコイの「見知らぬ女」。1883年の作品。
かつて日本で展覧会があったときに、かなり長くポスターがかかっていたとのことです。 -
そして、クラムスコイの「自画像」。
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クラムスコイの「トルストイの肖像」。
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彫刻作品は少ないですが、アントコルスキーの「イワン雷帝像」。
眩しいほどの白い大理石に、精巧に彫られています。皇帝の性格まで伝わってきそうですね。 -
ヴルーベリの壁画です。メトローポルホテルのためのデザイン。
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これが、メトローポルホテルのモザイク。
色合いは違いますが、たしかに上のデザインです。 -
ヴルーベリの「座るデーモン」。強い情念が伝わってきます。
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ヴルーベリの手になる暖炉。
工芸作品に優れた人のようです。ほかにも彫像もいくつか展示されていました。 -
打って変わって、古い時代のものへ。
11世紀、キエフの浮き彫りです。 -
ここからはイコンシリーズ。
12世紀のモザイクのイコン。 -
イコンの飾られた部屋。
ワクワクします。 -
13世紀のイコン。表情が柔らかいですね。
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イチオシ
同じく13世紀の「悲しみの聖母」。
いずれ若死にする我が子を想って、目に涙を浮かべています。
イコンというと様式美という印象を持ちがちですが、作者によって随分表情が違い、人間的な温かみすら感じました。 -
イコンの部屋。いよいよルブリョフです。
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イチオシ
ルブリョフの「聖三位一体」。15世紀前半の作品です。
真ん中が「父」、向かって右が「子」、向かって左が「精霊」を表しているそうです。 -
イチオシ
そして、一連のルブリョフ(と弟子たち)の作品。
救世主の左右に、聖母マリアと洗礼者ヨハネ、大天使ミカエルとガブリエルが描かれています。
じっくりと対面することが出来ました。 -
イコンのほか、豪華な聖具類も展示されていましたが、これはクレムリンの武器庫にはかないませんね。
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2時間強、じっくり鑑賞して。
遊歩道には昔のポスターの複製も展示してありました。嗜好品のポスターかな。 -
再びバスに乗って。
モスクワ川とクレムリン。少し雲が出てきましたが、青空がきれいです。 -
モロゾフ邸。スペイン風の装飾がきれいです。
バスで移動中も市内観光が出来ますね。 -
ビルの谷間に愛らしい教会も。
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モスクワのホワイトハウスですって。ロシア連邦政府の建物です。
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スターリン・クラシック様式の七姉妹の一つ、ラディソン・ロイヤル・ホテル。
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さて、昼食のレストランは、こんな感じ。ボシュカです。
工場を改築したような風情ですが… -
中は赤レンガの壁、天井が高くて、いい雰囲気です。
ミネラルウォーターの瓶も、どことなくおしゃれ。 -
サラダはみずみずしい。
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たっぷりのスメタナ。
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シチ(スープ一般のことを指すらしい)です。キャベツなどのお野菜がたくさん入っていました。
これにもスメタナ。 -
イチオシ
ペリメニ。
そして、これにもスメタナ。
これで一人前。ちょっと食べきれません。
味はほとんど水餃子。うーん、お醤油と酢がほしいかも。 -
そして、これを「エクレア」と呼ぶそうです。
硬めのシュー生地にクリームが入っています。おいしい。 -
もう一度、ラディソン・ロイヤル・ホテル。
奥には新しい金融中心がそびえています。新旧の対比。 -
さて、愛の橋まで戻ってきました。
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橋の上には、錠前がいっぱい。パリのポン・デザールみたいですね。
ただ、橋桁ではなく、専用の木に留めるようにしてあります。 -
愛の橋からみた運河。噴水付き。
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愛の橋のたもとに立つ、レーピン像。
なんだか雲行きが怪しくなってきました。 -
ちょうどこのあたりから、モスクワ川クルーズが出発します。
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橋をくぐります。
橋の上には美女(に決まってます)。
その向こうに見えるのは… -
ピョートル大帝の記念碑。
人気が全くないそうです。 -
まあねえ。
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モスクワ川に入ると、右手にチョコレート工場。
ロシアではどこでも見かける、赤ずきんちゃんのマークのチョコレートです。 -
別のクルーズ船とすれちがいます。
救世主キリスト聖堂が見えています。 -
遠くにクレムリンが見えてきました。
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橋をくぐって。
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城壁の外から見たクレムリン。
ちょうど聖堂広場の横ですね。アルハンゲルスキー聖堂と鐘楼が重なって見えます。 -
イチオシ
クレムリンを一望に。
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反対側にはスターリン時代のマンションと、正教の教会。
色合いが柔らかいです。 -
聖ワシリー寺院は、橋の手前の一瞬しか見えません。
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振り返って見るクレムリン。
風が結構冷たいです。なんだか、空が秋になっています。 -
カラフルな建物は火力発電所だそう。
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イチオシ
遠くにもう一つのスターリン・クラシック様式の建物が見えてきました。
芸術家アパートです。今も人気があるそうですよ。 -
一瞬、ノヴォスパスキー修道院の屋根が見えました。
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中洲の突端には、コンサートホールなど、近代的な建物群。
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さあ、戻ってきました。え、あの噴水の横を通るの?
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愛の橋をくぐって、クルーズ終了。
ほとんどそれと同時に雨粒が落ちてきました。急いでバスに乗り込みます。 -
向かったのは夕食のレストラン。トゥーランドット。
なんだかとてもゴージャスな入り口。トゥーランドット レストラン その他の料理
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レストランの内部もゴージャス。これはもう宮殿ですね。
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出てきたお料理も凝っています。
甘辛ダックとグリーンサラダをあわせたもの。お酒が進む味です。 -
口直しのソルベ。
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メインは子牛のロースト。
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デザートはパルフェ。盛大に煙を出しています(笑)
長かった一日もようやく終わり。明日はサンクトペテルブルクに向かいます。
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