2016/05/06 - 2016/05/07
5位(同エリア120件中)
エンリケさん
2016年GWのネパール旅行6日目(ネパール観光5日目)。
今回の旅も山を越え、この日は1日半を過ごしたポカラを去り、バスでカトマンドゥへの帰途につきます。
予想以上の渋滞にはまり、到着予定時間を大幅にオーバーしてたどり着いたカトマンドゥでは、すぐさまタクシーに乗り換え、夕闇迫る近郊のリゾート地、ナガルコットへ。
ポカラではまともに拝めなかったヒマラヤの山々の眺望を期待して翌日の朝日鑑賞に臨みますが、遠くにそびえる神々しい雪山の景色は結局拝めず。
それでも、展望台では日本に留学していたというネパールの若者と出会い、ちょっとした交流を楽しめたナガルコット訪問となりました。
<旅程表>
2016年
5月1日(日) 成田→バンコク
5月2日(月) バンコク→カトマンドゥ
5月3日(火) カトマンドゥ→パタン→ボウダナート
→パシュパティナート→カトマンドゥ
5月4日(水) カトマンドゥ→ポカラ
5月5日(木) ポカラ(サランコットハイキング)
○5月6日(金) ポカラ→カトマンドゥ→ナガルコット
○5月7日(土) ナガルコット→バクタプル→カトマンドゥ
5月8日(日) カトマンドゥ→バンコク
5月9日(月) バンコク→成田
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
5月6日(金)
今回の旅も早や後半。
この日はポカラからバスでカトマンドゥへ戻り、そこからタクシーでカトマンドゥ近郊のヒマラヤビューポイント、ナガルコットへと向かうスケジュール。
早朝5時30分、ポカラでの最後のヒマラヤビューを期待してホテルの屋上に登ってみると、ヒマラヤ方面の山の向こうにはうっすらと雪山の形が・・・。 -
間違いない、この山の形は“魚の尾”という意味のマチャプチャレ!
そしてその脇の、積雪までもがはっきり見えるギザギザの山はアンナプルナ?! -
そしてマチャプチャレの向かって左側にはアンナプルナ・サウス!
同じホテルに泊まっていたネパール人(インド人?)観光客たちもいつの間にか屋上に登ってきて、こんなうっすらとした眺めながらも皆感動の声を上げて喜んでいます。
それほどまでに、この季節はヒマラヤの山々が見えにくいということなのでしょう。 -
アンナプルナ・サウスをズームアップ。
朝日が反射してオレンジ色に輝いていますね。 -
バックの解像度を上げて、最後にもう一度全体をパチリ。
前日のサランコットの丘では拝めませんでしたが、ポカラを去る最後の最後でわずかながらもヒマラヤの山々を拝めて、ああ、ヒマラヤはやはりここにあるんだなと実感することができました。
この後すぐに雲の中に隠れてしまいましたが、また空気の澄んでいる季節に再訪したいと思わせる、シルエットの美しい山々の眺望でした。 -
6時30分、出発前にホテルの食堂で朝食。
スタンダード(欧米風)かチベット風か選べるようになっていて、せっかくなのでチベット風を選択。
出てきたのはこんなモコモコしたパン。
ナイフがついているのを見れば分かるとおり、ちょっぴり固めのパンで、左上のハチミツをつけて食べるのですが、どこか子どもの頃に食べたような懐かしい味。
おかずもなくシンプルな朝食でしたが、懐かしい食感に飽きもせず楽しめました。 -
ホテルのスタッフに別れを告げ(そのうち少年のようなスタッフの一人が両手で握手を求めてきたのが印象的でした。)、10分ほど歩いて、7時、ツーリスト・バスパークに到着。
早朝からバスの出発を待つ観光客で大賑わいで、先ほど歩いてきたレイクサイドの静けさがウソのようです。ツーリスト バスパーク バス系
-
そして7時30分、8割ほど席の埋まったカトマンドゥ行きのHoliday Adventure社のバスは、ポカラのツーリスト・バスパークを出発。
運賃は往路と同じく700ルピー(約720円)で、エアコンはないけれども無料Wifiが使えてオトクなはずなのですが、帰路はWifiが故障・・・。
その代わり、アル中(ヤク中?)っぽい欧米人が“暑い!”と騒いだおかげでエアコンがかかるようになりました・・・。 -
バスはこんな農村地帯の中をカトマンドゥ目指して一路東へ。
よく見ると手前の畑(水田?)も少し段差がついて、緩やかな段々畑のようになっていますね。 -
9時、ロードサイドのお店に停まって若干のトイレ休憩。
小高い丘になっている敷地の一角にはおなじみのナンディーを従えるシヴァ神の祠。
シヴァ神は破壊の神とはいえ、こういうところでは日本の道祖神のような役割を果たしているのでしょうね。 -
丘から見えるネパールの山間部の風景。
やはり植林がうまくいっていないのか、ハゲ山が多い印象ですね。 -
バスはランチタイムにもう一度ロードサイドのお店に停まり、その後はカトマンドゥ目指してノンストップ。
Wifiが使えない中、時折ガイドブックを読むなどして時間をつぶしていたら、時刻は早や13時。
外は相変わらずこんなハゲ山ばかりの景色が続きます。 -
出発から7時間後の14時30分。
本来であれば、往路と同じく7時間でカトマンドゥに到着のはずなのですが、カトマンドゥ入り口と思われるところで自動車が何百台も連なる大渋滞が発生。
バスはほんの少しずつしか動かず・・・この様子では、市内に入れるのは何時になるのやら。 -
さらに1時間半が経過した16時。
市街地には入ってきましたが、バスは徒歩くらいのスピードで、まだまだ中心部までは時間がかかりそう・・・。 -
しょうがないので道行く人々をウォッチング。
こちらはネワール帽とサリー姿の年配の男女。
ネパールでは年配の方はトラディショナルな服装が多い感じですね。
ちなみにネワール帽とはノースリーヴのスーツを合わせるのが流儀?? -
こちらはほこりっぽい路頭には似つかわしくない鮮やかなサリー姿で果物を売る女性。
イスラム圏と違ってインド、ネパール、スリランカなどのインド文化圏ではこういうところが魅力的ですよね。 -
17時、バスはようやくカトマンドゥ中心部に入り、見慣れたアジアの雑踏の光景が目に入ってきました。
そしてバスはどこかわからない路上に停まり、車掌からここで全員降りろとの指示が。
とにもかくにもここが終点のよう・・・時計を見ると17時30分、実に3時間遅れのカトマンドゥ到着でした。 -
それにしてもここはどこかと思って車掌に道を尋ねると、この道をまっすぐ行けばタメル地区に着くとのこと。
後で“地球の歩き方”を見て分かりましたが、ここはタメル地区北側の大通り、“レクナート・マルグ”(Lekhnath Marg)とのことでした。
さて、この日は予めナガルコットに宿をとっていたので、もう夕暮れ近い時間ですが、タクシーを探してナガルコットに向かうことにします。
“地球の歩き方”にはカトマンドゥから片道2,000ルピー(約2,060円)程度と書いてあったので、それを目安に交渉すると、最初のタクシーは2,800ルピーでそれ以上下がらず。
次のタクシーにはこちらが2,500ルピー(約2,580円)と主張して妥結しなかったので、そのまま立ち去ろうとすると、それでいいとのこと。
燃料不足のネパールにおけるガソリン価格の上昇を考慮するとこんなものかなと思い、これで妥結。
いざ、ナガルコット目指して出発です! -
日中ほとんどの時間帯が停電状態のカトマンドゥには信号機がなく、交差点ではこんなふうに警察官が交通整理。
そういえば後になって気付いたことですが、ネパールではインドやスリランカで大活躍のオートリクシャー又はトゥクトゥク(オート三輪車)は全く見かけませんね。
自動車やオートバイに比べて排気ガスの量が多く、これ以上大気汚染を悪化させられないとして禁止になったのでしょうか?? -
ナガルコットへの道のりは案外と長く、およそ1時間後の18時30分、ようやっとバクタプル市街に。
運転手はここで街の人から道を聞いて、進んでいる方向が間違いないか確認している様子。
うーむ、カトマンドゥから離れるとそんなもんか・・・。 -
18時45分、タクシーはいよいよ山道に突入。
ここを登っていけばナガルコットか。 -
窓の外には段々畑。
日はだいぶ落ちてきて辺りは薄暗くなり、この分ではナガルコットからの夕景は見られなさそうですね・・・。 -
山道を登り始めてからの道のりは意外と長く、19時半近くになって人々で賑わうバス発着所近くのバザールに到着。
実に、カトマンドゥのタメル地区から2時間近くの道のりでした。
運転手自身もこんなにかかるとは思っていなかったらしく、降り際に料金の上乗せをほのめかされましたが、“約束は約束”と、きっぱり断ってしまいました。
・・・ちょっと厳しすぎたかな。 -
すでに日が落ちて真っ暗になっている空の下、明かりがついている商店街を少し進み、19時30分、ナガルコットでの宿、“Nagarkot Bed and Breakfast”に到着。
予約は日本を出発する前にアゴダを通じてしたもので、1泊朝食付きで1,254円(税、サービス料込)。
部屋はリニューアルしたばかりなのか、こんなふうにきれいで、Wifiもカトマンドゥでの宿よりもサクサク進む感じ。
安くてオトクな宿だなと思っていたら、朝明るくなってカーテンを開けてみると、窓ガラスの内側にハエがたくさんたかっていたり、ベランダへの扉がペンキ塗りたてで触れなかったり・・・。 -
トイレもこんなふうにきれいでしたが、中の水が若干濁っていて、ちょっとシャワーは浴びたくない感じでしたね・・・。
それでも、1,254円で朝食付きという値段を考えれば、日本人にとっては十分オトクだと言えるのではないでしょうか。 -
その後は夕食を探しに夜の街を出歩きますが、魅力的な飲食店はなく・・・。
仕方ないので宿に戻って夕食を注文。
選んだのはエッグカレー(ライス110ルピーと合わせて265ルピー=約270円)とおなじみのミルクティー(110ルピー=約110円)。
ダルバート・タルカリとは違うカレーの味は日本で食べるインドカレーのようで、ちょっぴり懐かしい感じもして美味。
相変わらずトマトは水っけが少なくイマイチでしたが・・・。
さて、この日はこれで終了。
早めに寝て、翌朝の日の出鑑賞に備えます。 -
5月7日(土)
4時45分、ナガルコットの朝です。
例によって宿の屋上に登って北の方角を眺めてみると・・・あの壁のような背の高い山々はヒマラヤ山脈か?
前日の夜はあの後一雨降ったようだったので期待していませんでしたが、これはうれしい兆候です。 -
ただ、西側の麓の方を見ると、こんなふうにどんより空・・・。
うーむ、天気はどちらに変わっていくのか。 -
5時過ぎ、早朝の日の出鑑賞へ。
まずはナガルコット北側のビューポイント、雲海リゾートを目指して歩いていきますが、だんだん雲が多くなってきてヒマラヤの山々がどこにあるか分からなくなってきます。
道もいくつもの小道があって分かりづらく、宿も似たようなものばかりで迷ってきたので、ここはいったん引き返すことにします。 -
いったん戻ってきて5時30分、今度は南の展望台を目指して歩いていきます。
展望台への道は、最初は麓を望む西側が開けていて、丘の形に沿って曲がりくねるように張り巡らされている段々畑が何やら芸術的な感じ。 -
展望台までの道は比較的平坦で、舗装されていて分かりやすいのですが、ネット情報では歩きだと50分ほどかかるとのこと。
5時40分、林の中の道に差し掛かったところ、木々の向こうから昇り来る朝日が。 -
慌てて林の道を抜け、開けたところから姿を現した朝日をパチリ。
これまでどんよりした天気ばかりで、こうしてネパールで太陽をまともに見るのは、これが初めてのような気がする・・・。 -
それにしても雲が多くなってきて、ホテルの屋上からシルエットが見えたヒマラヤの山々は、今ではもうどこにあるのか分からない感じ・・・。
-
そうこうしているうちに、太陽までもが雲の中に隠れていってしまいました。
時刻は5時50分、わずか10分ほどの日の出鑑賞でした・・・。 -
さて、その後は展望スポットはなく、後はひたすら展望台までの道を歩いていきます。
30分ほど歩き続けて6時30分、山中の休憩所のようなところにやってきました。
ここでは早朝の景色を眺めに来たと思われるネパール人の団体客が休憩中・・・。
週末ということもあり、ここナガルコットは、カトマンドゥに比べて空気もいいことから、この時期は外国人よりもネパール人の観光客の方が多い印象です。
バイクでツーリングに来ているネパール人も多い感じ。 -
休憩スポットの一角には、上へと続く階段が。
おそらくここが展望台への道。
早速登ってみることにします。 -
5分ほど登っていくと、見張り櫓のようなものに向かってタルチョ(チベット仏教における五色の祈祷旗)が張り巡らされた展望台らしきところに。
-
ここが目指していたナガルコットの展望台・・・。
早速あの櫓のようなものに登って眺望を確かめます。ナガルコット 展望台 山・渓谷
-
見張り櫓のようなものに登って周囲を見回してみると・・・確かにナガルコットの周囲が一望のもとに見渡せるのですが、先ほどよりも雲が厚くなってしまい、ヒマラヤの山影らしきものは何も見通せない状態。
-
諦め切れないでしばらく櫓の上で佇んでいると、展望台にやってきたネパール人の若い男性二人組が続いて登ってきました。
そのうちの一人は、わたしが日本人と気付いたようで、日本語で話しかけてきます。
驚いてわたしも言葉を返すと、その男性は、日本の佐賀県に留学していたとのこと。
あいさつを交わした後は、佐賀県の話や震災後のネパールの話で盛り上がります。
彼が言うには、前年4月の震災があった後は、間違いなく外国人観光客が激減しているとのこと。
それでも、震災やエネルギー不足などで国の経済はひどい状態だが、自分は今、学校で経済を勉強し、将来は日本との間で貿易の仕事をしたいということを話していました。 -
こんな苦境でもきちんと自国の将来を見据えて他国に逃げずにがんばっている人がいると思うと、ネパールもまだまだ捨てたものではないなと応援する気持ちになってきますね。
その若者とはがっちり握手をしてお別れ。
展望台から見える景色はこんなですが、ネパール経済にかかる厚い雲も早く晴れて明るくなってくれればと願うのみです。
さて、時計を見ると、いつの間にか7時近く。
宿に戻って朝食をとった後は、次の目的地、ナガルコットの麓に位置するマッラ3王朝時代の古都バクタプルを目指します!
(震災1年後のネパール7日目中盤〜古都バクタプル観光に続く。)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 川岸 町子さん 2016/09/22 17:37:28
- 朝のマチャプチャレ
- エンリケさん、こんにちは
ポカラの朝、ヒマラヤが見えましたね!(^^)!
マチャプチャレやアンナプルナの姿です。
うれしいですね、エンリケさんをお見送りして、また来てねと言っているのかも(笑)
マチャプチャレのような形の山は、なかなか見ることができないので、ポカラの思い出になりましたね。
さてナガルコット、展望台ができて、そこを訪れる人も増えたようで、良かったです。
私が行った時は、山賊が出るから(笑)、ホテル周辺以外、出歩かない方が良いと言われました。
寒くて、電気ストーブをつけて寝るほどでした。
なぜか台湾人が多くて、一緒に夕陽を眺めました。
今のネパールには、オートリキシャ―がないのが驚きです。
ドライバーだった方は、どうされたのでしょうね?
ネパールの過去を振り返りながら、現在の様子を見せて頂くことができて、本当にうれしいです〜(*^▽^*)
町子
- エンリケさん からの返信 2016/09/25 19:19:32
- わずかの時間ですが、思い出になりました。
- 川岸 町子さん
こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます。
ポカラ滞在の最後の最後で、わずかの時間ですが、ようやくヒマラヤを拝むことができました。
> エンリケさんをお見送りして、また来てねと言っているのかも(笑)
なるほど、そう考えるとネパールに愛着が湧いてきて、再訪したい気持ちが強くなってきますね(笑)。
> さてナガルコット、展望台ができて、そこを訪れる人も増えたようで、良かったです。
> 私が行った時は、山賊が出るから(笑)、ホテル周辺以外、出歩かない方が良いと言われました。
山賊ですか・・・ネパールは現在も経済的苦境に陥っているとはいえ、昔に比べるとだいぶ治安がよくなったようですね。
> なぜか台湾人が多くて、一緒に夕陽を眺めました。
台湾の方々は日本も好きだし、日本人の好きなヒマラヤもきっと好きなのでしょうね。
> 今のネパールには、オートリキシャーがないのが驚きです。
> ドライバーだった方は、どうされたのでしょうね?
先日の町子さんのコメントでわたしも気が付いた次第です。
その代わり、アジアの最貧国とは思えないほどのいい車も走っていて、貧富の差は拡大しているのかなと思ったりもしました。
> ネパールの過去を振り返りながら、現在の様子を見せて頂くことができて、本当にうれしいです〜(*^▽^*)
次は2015年の大地震で最も被害の大きかったバクタプルです。
町子さんが訪れた時とはどう変わっているのでしょうか・・・。
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