ドイツ・チェコ・ハンガリー・スロバキア・オーストリアのドライブ2087.3キロの旅 NO.7 ハイドンゆかりの地アイゼンシュタット

2016/08/22 - 2016/09/06

ショプロンからアイゼンシュタットに着きました。
アイゼンシュタットはオーストラリアですが、かつての帝政時代の100年前まではハンガリー領だったこともあり、ウィーンなどとは違った雰囲気が味わえる街。
ハイドンゆかりの地でもあります。

現在のオーストリアとハンガリー国境周辺を領地としたエステルハーズィ家はハプスブルク家に仕えたハンガリー貴族です。

エステルハーズィ家は、伯爵、侯爵、公爵と出世し、一時はハプスブルク家を凌駕するほどの経済力を持っていました。そして、かつての領内にはエステルハーズィ家の宮殿や館が5か所残っています。

アイゼンシュタットもエステルハーズィ家の拠点のひとつであり、町の中心部にバロック様式の豪華な宮殿が残り、観光施設として有名です。
エステルハーズィ家を語るに欠かせないのがハイドン。宮廷音楽家として30年近くも仕えました。当時の当主はハイドンのために食堂を大改造し、ハイドンホール[Haydn-Saal]を造りました。このホールはウィーン楽友協会が完成するまで、最高の音響を持つホールであり、今も現役のコンサートホールです。

そんなアイゼンシュタットを散策しました。

＜フライト＞
8/23 HND/MUC NH-217 12:30 / 17:20 (同日) B-787-900(C)
8/23 MUC/TXL LH-2050 19:00 / 20:05 A-320 (C)

9/ 5 MUC/HND NH-218 21:25 / B-787-900(C)
9/6 HND 15:50

＜スケジュール＞
8/22 自宅 羽田空港　　　　　 ロイヤルパーク ホテル ザ 羽田
8/23　羽田 ミュンヘン経由 ベルリン　　 　The Mandala Hotel
8/24　ベルリン市内街歩き（夕刻レンタカー） The Mandala Hotel
8/25　ベルリン ドレスデン プラハ　　　　 BoHo Prague Hotel
8/26　プラハ街歩き　　　　　　　　　　　　 BoHo Prague Hotel
8/27　ﾌﾟﾗﾊ ﾌﾙﾎﾟｶ ﾎﾞﾗｼｮｳﾞｨｯﾂｪ ﾁｪｽｷｰｸﾙﾑﾛﾌ Hotel Dvorak Cesky Krumlov8/28　ﾁｪｽｷｰｸﾙﾑﾛｽ テルチ プラチスラバ　 　HOTEL MARROL'S
8/29　プラチスラバ ブタベスト　 Aria Hotel Budapest
8/30　ブタベスト Aria Hotel Budapest
8/31　ﾌﾞﾀﾍﾞｽﾄ ｼｮﾌﾟﾛﾝ ｱｲｾﾞﾝｼｭﾀｯﾄ Hotel Vicedom
9/ 1　ｱｲｾﾞﾝｼｭﾀｯﾄ ﾊﾞｯﾄﾞ･ｲｼｭﾙ Villa Seilern Vital Resort
9/ 2　ﾀﾞｯﾊｼｭﾀｲﾝ展望台・ﾊﾙｼｭﾀｯﾄ湖・ｺﾞｰｻﾞｳ湖 Villa Seilern Vital Resort
9/ 3　ﾊﾞｯﾄﾞ･ｲｼｭﾙ ｳﾞｫﾙﾌｶﾞﾝｸﾞ湖 ｻﾞﾝｸﾄｷﾞﾙｹﾞﾝ展望台 ｻﾞﾙﾂﾌﾞﾙｸﾞHOTEL GOLDGASSE
9/ 4　ザルツブルグ街歩き HOTEL GOLDGASSE
9/ 5　ザルツブルグ ミュンヘン空港 羽田　機中泊
9/ 6　羽田空港 自宅

エリア アイゼンシュタット(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ハンガリーのショプロンの観光を終えオーストリアに来ました。

アイゼンシュタットはハンガリーとオーストリアの国境にある町です。

小さい町なので町の中心のホテルも少なくホテル フィツェドム（Hotel Vicedom）にしました。

このホテル↑の写真のように石のアーチになってる所を歩道から入っていきます。
たまたま、ナビでホテルが近いと思ったのでキョロキョロして見つけました。

車を止めて荷物を降ろしバックで戻りました。
駐車場は右に3回回った所とか。

エレベーターのないホテルです。
荷物が重いし多いので1階が良かったけど1階にお部屋はありません。

私たちの荷物を見てホテルの人が「Oh my god」と・苦笑
1階の倉庫にトランクを置かせてもらって1泊なので必要なものだけ持ってあがりました。
エキストラベッドを手前に作ってくれました。

窓からは教会が見えます。
鐘がうるさかったけど。

シャワーだけです。

窓側なので明るくていいです。
新しいのか清潔感はあります。

荷物を降ろして車を止めに行きます。
何か所か公営パーキングがあり彼女が教えてくれたのはどこか分からず
再び聞きに戻りました。

夜間は無料とかで3ユーロで明日の10時まで置けると聞いていました。

表示を見たら3.40ユーロと書いてるので4ユーロを入れました。
お釣りもでるはずなのにコインが戻ってきます。
ちょうど、駐車したおばさんがいたので聞いたけどおばさんも分からなく
お引止めしても悪いので自力でチャレンジ・・・・

結局言われた3ユーロで機械が反応しチケットが出てきました。

旧市街広場です。
ホテルは便利なロケーションでここまで5分ほど。

ハウプト通り （アイゼンシュタット） 散歩・街歩き

そろそろ夏も終わりと言うのに、この日も暑く快晴です。
エステルハーズィ宮殿に向かって緩やかな坂になってます。

お店屋さんもパラパラと並んでるのですがお土産も含め買えるようなものはないかも・・・・
でも雰囲気はとっても可愛い。
お花も可愛く素敵♪

黄色いテントのお店はパン屋さん
お歳のご夫婦でされてるようでした。

エステルハーズィ宮殿が見えてきました。

エスターハージー宮殿 城・宮殿

写真右の奥が通りの最後になります。
正面は銀行など。

エステルハーズィ宮殿の前のハウプト通りを進むとハイドンが葬られているというベルク教会(Bergkirche)があります。

Henrici
エステルハーズィ宮殿の前にカフェが・・・・
ホテルでお勧めディナーのお店を聞いたら2軒教えてくれました。
その一つでした。
もう一つの方がオーストリア料理っぽいと聞いてたのでそちらに行くつもりでした。

この施設はエステルハーズィ宮殿の一部だったのか統一感があり素敵です。

お花が綺麗です。
カフェレストランはこんな感じ

ワインとオーストリアビアーを注文
20ユーロ以下はカードが使えないという事で現金払いです。
日本と比べたら安いと思うけどチェコやハンガリーが安かったのでギャップを感じます。

かんぱ～い

では、館内へ・・・

残念ながらツアーでないと入れません。
次のツアーは5時で少し待たないといけないうえ、しかもドイツ語
あっさり断念です。

売店は女子好みな物があると言うので楽しみにしてたのですが
雑貨はなくワインぐらいしか置いてないような・・・・

ワインは色々置いています。
ダースで買うことも出来て種類もあるので宮殿のお土産物屋と言うよりワイナリー

ワインの産地としても名高いこの町の労働力の多くは、越境通勤してくるハンガリー人によるものです。
ハンガリーの地方都市ショプロン[Sopron]からわずか車で30分強、しかしお給料はハンガリー平均の数倍ともなれば、ハンガリー人も喜んで働きに来るわけです。

ガーデンなら入れるとのこと。（無料です）
宮殿に向かって左側を上がっていきます。

ここから庭園に入っていきます。

見取り図です。
庭園に囲まれた宮殿です。

お花が咲いてるので綺麗です。
海外でいつも思うけど同じ品種でも咲く時期が違うような。
お昼間は暑くても朝夕冷えるとか強弱付く方がお花は綺麗に保たれるのかな～

散策にいい庭園です。

宮殿の裏側です。

アイゼンシュタットは元々ハンガリー領なので、今もハンガリー系住人は多く、店の看板にはハンガリー人名をよく見かけるそうです。

このような小さい町が発展した背景には、ユダヤ人が影響しています。
エステルハーズィ家は領内にユダヤ人が定住することを認めました。
そして、彼らからは通常の数倍もの税金を徴収したのです。
それでも、定住地を求めていたユダヤ人にとっては、ありがたい話だったのでしょう。
町には今もユダヤ人街が残り、この町から多くのラビ（ユダヤ教の指導者）が輩出されました。町にはユダヤ博物館やユダヤ人墓地もあります。

通り抜けも出来るので子供の通り道になってる様です。

きゃっきゃと声が聞こえていました。
あ、プールだぁ・・・・

緩やかな坂を下りていくと・・・・

プールの入り口がありました。

日本でいう市民プールみたいな感じなのか入場料は安いです。
中を見せて貰ったけど芝生エリアもありのんびりといい感じです。

窓口のおばさんが親切でこのプールの水は池から来てるのと説明してくれます。
お隣のお店でそれが見えるのだとか・・・・

お店の中に入ってみます。

今度はおじさんが親切に説明をしてくれます。
この下にポンプがあって100年と言ったか・・・・池から水を引いてると言ってました。
100年もポンプが動くの？と思い凄いわね～と言ったらオリジナルはウィーンの博物館にあるそうです。

近くに池がありました。

先ほどまで賑わってた通りも静かです。

アイゼンシュタットの地図です。
ガイドブックには出てない小さな町です。

アイゼンシュタットはハイドンの町です。

この教会の先に・・・・

ハイドンの生家があります。

ドアにはハイドンの姿。

ハイドンハウス 博物館・美術館・ギャラリー

資料館になってますが5時を過ぎてたので閉館していました。

静かで観光地という感じはない町です。
この通りにホテルがありました。
便利なロケーションのホテルは少ないようで、宿泊に選んだホテルは町の真ん中
だけど駐車場が離れてます。
このホテルは駐車場もあったのでここも良かったかも。
名前忘れてすみません。
サイトにも上がってこなかったらしいですが。

古い建物の八百屋さん
住む妄想をよくするので住んだらここで野菜を買うのかな・・・と。

他にファマシーもあり地元の方が利用していました。
ファマシーで駐車場で会ったおばちゃんと再会しました。
マジ、地元～

可愛い看板

ホテルでお勧めレストランを聞いてたもう1軒はここ

ハイドンブロイ 地元の料理

店内は落ち着いた感じです。

室内にしようかなと思ったけどガーデンもあると言うので外にしました。
プリッツェルはドイツの方は本当に好きですネ。
今回の旅でオーストリアもドイツなんだと実感しました。

ぐるっと・・・・室内も結構広かったけど、外、広いです。
予約のサインもあり観光客が来るのかな・・・・

どこにしようかなぁ・・・・
この後、地元の方が赤ちゃんを連れてお散歩の帰りなのかビールだけ飲んで帰っていきました。カフェの感覚ね。
家族連れが来たり友達同士で来たりとほのぼのした感じでした。

私たちは早い時間だったけど夜はいっぱいになりそうでした。

ビール2.9 ユーロ

ボリュームあります。

サラダ2.5ユーロ

安い・・・・

ポテト0.7ユーロ
安い・・・

ケチャップを頼んだら小分けのパックがきて僅かだけどチャージしていました。
ケチャプ使わないのネ・笑

シュニッツェル9.9ユーロ

大きなカツが3枚もあって安いです。

サーモンとリゾット16.9 ユーロ
サーモンは脂が乗ってないけどリゾットはいいお味です。
やはり田舎なので食事は安いです。

0.5リットルの黒ビール3.6ユーロ

真夏並みに暑かった1日ですが陽も沈んだ夕方は少し肌寒くなってきました。
ホテルは徒歩3分ぐらいです。

ホテルに戻ると7時から無人になるとのこと。
ドアの開け方を教えてくれました。
その情報、チェックインの時に教えてよ～です。

ホテルには城壁が残っています。
裏道から出ると駐車場に近いとか。

裏はこんな感じで残っています。

ホテルの横には教会があります。

朝食です。
サンドイッチにして美味しく頂きました。

駐車場に車を取りに行きます。
芝刈り機の音が大空に響いていました。
ハルシュタットに出発です。