1984/07/10 - 1984/07/15
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tadさん
(昔の写真を振り返るシリーズ: 2016年9月ごろ、この旅行記は執筆したようですが、投稿日の記録が、以前はあったのですが、いつの間にか消失しています。残念ですね。
香港は、その後、近寄らなくなりました。行きたいとも思いません。今また、デモなど活発化しているようですが、その内、押さえつけられるでしょう。以下は、2016年秋に書いたものです。(追加:2019年6月))
香港は1997年7月1日にイギリスから中国に返還され、心配されていたように、だんだんと香港らしい魅力を失っていった。私が最初に香港を訪問したのは1984年7月中旬ごろである。
キャセイ・パシフィックで福岡空港から香港経由でヨーロッパ便が飛んでいたころは何度か利用した。しかも、香港での待ち時間がやたら長い時もあって、それはそれで香港の町に飛び出て、美味しい中華料理を楽しんだものだ。返還後の1999年だったか、各国の大学の幹部が参加する国際会議が香港であったが、もうその時は北京大学関係者がしゃしゃりでて、香港大学の上にたつ態度が露骨だった記憶がある。中国の話題を出すのを香港の人はいやがっていたものだ。ただ、香港の方々にはその会議ではよくしていただいたが、北京政府の噂話を避けているようであった。香港のイメージがだんだんと劣化していったと思う。(特に香港の英字新聞の劣化が激しかった。返還前の英字新聞はちゃんとしたものがあった。だが、北京への遠慮からだろう。。。香港の英字新聞は明らかに劣化していった。日本ではなにも遠慮する必要はないのに新聞の劣化は常に激しい。。。)ただ、料理はまた食べたいと思うような場所がある。
この1984年の最初の訪問で一番すごい経験はペニンシュラ・ホテルでの食事であった。洗練された英国の上流階層の雰囲気が維持されていた。シンガポールのラッフルズでも感じたことだが、英国風にやっと関心が出始めたように思う。英国には1986年に初めて行くことになったのだ。それからは繰り返し英国に行くようになった。この時の香港、それも、ペニンシュラ・ホテルでの体験は私には意外と英国(の主流派文化)に興味を持つきっかけになったかもしれない。当時の香港には、正当的な英国文化のエセンスも残っていたからだ。
(追加修正版:2020年9月)
- 旅行の満足度
- 5.0
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ビクトリアピーク 山・渓谷
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水上レストラン
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水上レストラン
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水上レストラン
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水上レストラン
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確か万能塗り薬の成功者が作った中国趣味の庭園。
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当時は、山の手にはこんな景色もあった。
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カイタック空港
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このころの国際空港はカイタック空港だった。
今の空港はChek Lap Kok
赤鱲角にある。
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