やっぱりパリが好き　2016猛暑　前編

2016/08/25 - 2016/08/29

6年ぶり3回目のパリ
パリのルールに慣れるほどに居心地がよくなり、どんどんパリが好きになります♪
滞在期間中連日30度を超える猛暑のパリを経験し、予定消化率7割となってしまいました。
テロの影響もあってか、パリの観光客は減っているようでした。
そんな2016年8月下旬のパリの様子です。

ホテル：Hotel le Six Paris
食事：Ty Breiz, Alliance, Semilla...
美術館：ジャックマールアンドレ美術館、ルーブル美術館
お買い物：クスミティー、ボンポワン、エルメス、ボンマルシェ、ラスパイユビオマルシェ
為替レート：1ユーロ　116円前後

エリア パリ(フランス)

羽田空港
いつものJALサクララウンジ

羽田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

朝早めに自宅を出たので、こちらで朝ごはん

今日はエコノミーは満席でした。
プレミアムエコノミーでございます。

パリにまつわる文庫本を手に、足元ひろびろ〜でうれしい！
ディスプレイも大きくて、ペットボトルとか眼鏡をしまうスペースも本当にありがたいです。

お食事はエコノミーと一緒ですね。
飯島奈美さんのメニュー、安定していて好きです。

プレミアムなおやつ、冷凍のクレーマカタラナが溶けるのを待ちながらいただきます。これが美味しくって感激でした。

映画は本日２本、ズートピアとあやしい彼女（日本版）。
時間つぶしに見たけど、ズートピア、よくできてる！あやしい彼女、韓国版もよかったけど、日本語版も素敵！要潤がかっこよくて、多部ちゃんの歌声がとてもきれいだった！

到着前の食事はエアモス
これは初体験。。。なんだか難しそう。

け、けっこう成形するのが大変でした。

１２時間は長いけど、映画見たり、食事したり、眠ったり、音楽を聴いたり・・・日頃忙しいので、何とも楽しい時間です。

シャルルドゴール、到着。
モンパルナスまでバスで行きます。
出口を出てから７，８分歩いてバス乗り場発見のイメージ。
次のバスが来るまでの時間がディスプレイで見られます。
ディスプレイの下の自動販売機でカードでチケットを買いました。

あつい〜。
めっちゃくちゃ暑い！

バスの中、エアコンは効いているけど、温度高め。
外の気温、３８度って表示されてた（＞＜）暑いの苦手です。
バスはターミナル２Eが始発で、他に２か所位回って、結局空港を出るまでに３０分位かかります。高速に乗ってからはスムーズ。
１７時半頃乗り、モンパルナスに着いたのは１９時前。

モンパルナス駅からタクシーでホテルへ
歩いても１０分強ですが、スーツケースもあり、土地勘もないのでおとなしくタクシーで。
Hotel Le Six Paris
トリップアドバイザーの評価が結構高かったのです。

４つ星の中規模ホテル

お部屋はツインです。
少し広めの部屋を予約していましたので、狭すぎるってことはないけど、やはりパリのホテルは広くはないですね。
お部屋はエアコンがよく効いていて快適〜♪

夕食はパリに長期滞在中の知り合いとクレープリーTy Breizへ
ホテルから１０分ちょっと歩きました。

２０時頃かな、この時間、まだ３２度くらいはあります。

大きなサラダ
これを食べ終わらないとクレープは来ないのね。
店内は一部奥の部屋をのぞいて、エアコンはなしです（；；）
私、北国生まれなもので、暑さに非常に弱いのですね。途中、気が遠くなり、失礼ながらトイレ休憩。トイレ付近、空調があって、少し涼しくて生き返った。

それでも、本場のクレープ＝そば粉のガレットは、カリッカリに焼いてあって、ごく普通のハム、チーズ、卵の美味しいこと！
向こうのお皿は、ほうれん草と牛肉ひき肉のハンバーグのようなもの。
一人一枚いただくのが普通のようです。
今思い出しても、もう一度食べたい（涼しい時に！）。

デザートのクレープ、Ty　Breiz
お酒が効いていて、下戸のnoonは特にうれしくなかったです。（＾＾；）

食後のお茶はマリアージュフレールの缶３つから香りをかいで選ばせてくれました。
お砂糖のスティックにキャラメルが添えられていて、女子心をそそります。
お会計は４人で８０ユーロしない位。それもナイス。

ティ ブレイズ クレープリー スイーツ

ヨーロッパ初日にしては遅く寝てしまい、朝ものんびり。
夜明けが遅く、明るくなるのは７時頃

窓からの眺め左は古そうな建物

同じ建物なのに右は新しそう

朝食は１階で

スモークサーモン、塩辛過ぎず、スモークのよい香りがして美味しい。
バターはプレジデントとイズニー

ハムと３種類の野菜

温かいものはキノコソテー、スクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコン
３日しかなかったので、毎日食べてもちっとも飽きない美味しい朝食

パン　どれもこれも美味しいけど、１日１種類食べれば十分なので、到底制覇はできず、残念。

noon的世界朝食ランキング、豪華ではないかもしれませんが、かなり上位です。

午前中はまだ３０度は行かないので、なんとか歩きました。
ホテルからサンシュルピスの駅辺りまで１０分位。

大好きなしましま、セントジェームズ
店内は当然エアコンなしです。送風機があるような感じ。
そのせいか、しましまを買う気になれませんでした。
普通の（？）長袖のは63ユーロだったかな。日本で買うよりやっぱり安いけど、意外に品ぞろえは日本の専門のお店の方がよいかも。

もう一つのしましまショップ、ルミノールはすぐ近くにあります。

９月６日までお休みと。
８月のパリはスローモードですね。

通りかかった赤が可愛いお店

クスミティー
６年前に比べると店舗や取扱店が増えた様な。
観光客相手にがっちり頑張っていますね。

クスミティー (セーヌ通り店) 専門店

デザインがとってもかわいい。

大好きなパリの一面です。

美しく、そして、可愛い。

サンシュルピス教会付近の通り

子供服のお店　ボンポワン

とってもとってもかわいい世界観

ボンポワン (トゥルノン通り店) 専門店

中庭

悶絶の可愛さ
でも、可愛いだけではないシックさもあり。

子供のうちからこれではかなわない。

お店は空いていたゆったりして、涼しくて（今回の重要ポイント）、店員さんが「あなたのスカート素敵ね！バッグ、とってもかわいい！」とフレンドリーに話しかけてくれました。
お友達は愛娘へ伊勢丹の４割安でワンピースを買いました。

ランチ　Alliance
予定よりゆっくりしてしまい、予約時間に少し遅れて到着

１２時の予約、まだ私たち以外いません。

だあれもお客さんがいなくて大丈夫？と心配になりました。
奥に日本人のシェフがいらっしゃいます。

暑さに負けてる私、朝食からあまり時間が空いていないこともあり、胃腸が全然働く感じになりません（涙）
アミューズブシュは手をつけずにスルー
コースはお任せの一番軽いものにしました。

パリの人のランチは１３時頃なのかな？だんだんに席が埋まってきました。

えんどう豆の冷たいスープ

あぁ、これはお腹に入って行く。
えんどう豆の茎と葉が甘い。白はオニオンクリームの泡。

お魚

すっきっと酸味の聞いたお野菜が添えられています。

牛肉の一皿

表面だけさっと焼いています。フランスではステーキはしっかり焼いてと言って初めてミディアムだよ、と昨日あった知人も言っていました。
ほぼレア。普段ならウマ〜（＾＾）、ですが、今日はちょっと厳しい。

アイスのパレット
ここからデザートです。

アヴァンデセール

デザートの前のデザート、フレンチ大好きな理由の一つです。
バニラ味のミルクのクリームにブラックオリーブの塩気

フレッシュな赤いベリーとアイスクリーム
ベリーの味が豊かでしっかりしています。

お茶菓子とお茶

フィナンシェは焼き立て、カリッとねちっとしていて美味しいことこの上なし。
茶色いのの小さい方はカカオの味が濃くて、甘いだけではないチョコレートのお菓子。チョコチップクッキーもしっとりでまだ温かい。

素敵な素敵なランチでした。涼しくて胃腸のコンディションが良いときにまたこれたら・・・

エルメス　セーブル店

ランチの後、猛暑の中バスで移動。バスに乗りさえすれば涼しいはず・・・と信じていたら、まさかの冷房なし。窓もあんまり空いてなくて、体感的には40度。何とも言えない辛さで、10分程頑張ったものの、耐え切れずセーブルバビロンで下車。
本当はリュドバックまだ行くつもりだったのに（;　；）
ここにたどり着く前に隣位の子供向けの本屋さんでしばし休憩して、30分位でようやく復活したのでした。

エルメスはもちろん、東京レベルにエアコンが効いていますよ（一般的には不要な情報）。しかもゆったりしてて、大陸の人とやらがどうこうっていうのは全くなしです。
お目当てのバッグはなし。でも、小一時間ほど悩みながらお買い物〜♪
オレンジの紙袋二つホテルへデリバリーしていただきました。

体力も回復し、物欲も満たしたので、本当はさらに行きたかったリュドバックは体力と相談してあきらめ、本日の最終目的地ボンマルシェへ歩いていきます。

ボンマルシェ　グランエピスリー

デパートも食材売り場が一番涼しい。
バターが有名なボルディエはヨーグルトも色々なフレーバーで置いてあります。

ヨーグルトとか乳製品、種類が多くて、どれも食べてみたい。

イベリコ豚ベヨータ（どんぐり）100%の生ハム、お願いして30グラムだけのものを作ってもらいました。
50グラム位から売っているみたいですが、食べきるには少し多いかな、と。
1キロ244ユーロでした。

エビアンのボトルだっておしゃれ

本日のお夕飯はお惣菜と決めていました。

お会計を済ませた後で、またお惣菜コーナーへ戻ってきて温めてもらうシステムです。

お夕飯にお土産に、思う存分グランエピスリーを楽しんで、ホテルへ。
エアコンがついてるタクシーもあるんだ・・・とここで知る。
このタクシーに乗る前まで、乗ったタクシーではエアコンをつけいなくて、パリはタクシーにもエアコンがないのか、とふわっと思ってました。
メトロもエアコンがないって本当かしら。。

立派なプラスチックの器に入ってます。
小さく見えるけど、そうでもない量です。
茄子のファルシ、ムサカ、キッシュロレーヌ、イベリコハム
バドワとオレンジ１００％ジュース　など

お惣菜美味しいです！気楽にパリの味。

土曜日の朝

バス停の前の小さな公園にも立派な銅像

まだ涼しいうちにバスで移動
オペラで乗り換え

オペラ座周辺はスリとか悪い人が多いらしいので注意
Do you speak English?とアンケート風の若い女の子がさっそく話しかけてきました。意外と優しい人は話を聞いたりしていて、大きなお世話ながら大丈夫かなと心配になります。

暑い中路上に座っている人、犬を伴っていることがよくあります。
このワンちゃんと飼い主、よく似ていました・・・

バスを乗り換えて、ジャックマールアンドレ美術館に来ました。

小さいけど素敵な美術館と聞いています。

植木の足元に白い花を植えていて、積もった雪を感じさせる。
暑いけど。

銀行家のご主人と画家の奥様が生涯に渡って集めた美術品の数々を邸宅に飾っています。

ロココの雰囲気

フラゴナールの優しい色使い

ヘリンボーンの床、（小さく見えるけど）大きな椅子

ここは「冬の庭」という名前の温室

吹き抜け

イタリアの壁画まであります。

これもイタリア
１５世紀の作品らしいのですが、当時のイタリア人の服装が可愛らしくて思わず写真に残しました。

これが上の絵の説明

日本語のオーディオガイドもついていて、非常に見ごたえのある美術館でした。
ここのサロンドテが素晴らしいのですが、ランチの予約があるためここでは時間がなく、出発。見学には１時間くらい取りました。
サロンドテだけでもまた来たい、そんな美術館でした。

再びバスを乗り継いで、左岸　セーヌ通り
Semilla...

ホテルのコンシェルジェに推薦してもらって、予約も入れておいてもらいました。
オープンキッチンのカジュアルなレストラン

ここで働いている人、美男美女が多いじゃないの〜

緑のガスパッチョ

お皿には飾りのごとく具が盛り付けられていて、席で緑のスープをお皿に注ぎ込むというプレゼンテーション

卵のパフェ

ヤングコーンが添えてあり、トウモロコシの甘味が優しい味
白いのは生のマッシュルーム

豚のカレ　カリフラワーのクスクス

カレっていうのは四角いもののことで、四角いこと以外はよくわからなかったですけど、この豚肉はジューシーで、豚の皮のゼラチンが美味しいこと、初めて知りました。

レモンのタルト

白いのはメレンゲ
レモンクリームが想定外にとろっとろでびっくり

週末だったせいかコースはなし
アラカルトのみでした。

最後にお茶を頼んだら、ここでも小さなチョコレートが添えられていて、プチ感激。
食欲があまりわかないので、二人で前菜それぞれとメインとデザートはシェア、それにお茶をそれぞれつけて、７５ユーロ位でした。

セーヌ通の八百屋さん

この後お友達とは別行動、私はホテルでしばしテレビを見たり本を読んだりゆったり過ごしました。
猛暑にとことんやられています（＞＜）

本日のお夕飯、予定ではシャングリラのカジュアルダイニングに行きつつ、エッフェル塔の夜景を見ようとしていましたが、夜でも気温が下がらず３０度超えていますので、予定変更です。

モンパルナスのモノプリでお惣菜調達はお惣菜がた〜くさんあるのに、つい知っているものばかり頼んでしまうのですよ。

このモノプリは広くて、０階と地下１階があります。
驚くことに、食料品エリア以外はほとんどエアコンが効いていません。
（パリのエアコン情報ばかりの旅行記）

今日のメニュー

タブーレ（クスクスのサラダ）、キャロットラペ、ファラフェル、サーモンのキッシュ、ショソンオポンム（りんごのパイ）
どれも美味しかった〜

昨日のボンマルシェでも気になっていたデザート

チーズケーキ　塩バターキャラメル

思ったより味がしっかり濃い。ふむ、野菜もお惣菜も味しっかりめ。

後編へ続きます。