台北食べ歩き３～４日目　マンゴーかき氷このためだけにまた来てもいいかも！

2016/08/22 - 2016/08/25

大学生の娘も交えて、３人で台北のＢ級食べ歩きをしてきました。
台湾は、物価は安いし、口にあう食べ物ばかり、何より親切な人々で大変気に入りました。
昼の蒸し餃子、そしてマンゴーかき氷と台北好きが加速した一日です。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

３日目朝は、やはり豆漿をもう一度食べたくなり、超人気店の阜杭豆漿に向かいました。

阜杭豆漿 地元の料理

行列は覚悟していたのですが、平日朝なのでと高をくくっていたら、本当の大行列でした。
２階のフードコートの一角にあるのですが、１階のビルの外まで行列。

ようやくビル入口。

そこから階段を昇って。

ここまで１００人程度。それでもサクサク進むので、それほどのストレスではありません。
ただ、我々は観光客で、一期一会なのでいいですけど、ローカルの普通の朝飯でこの行列に並んでいるのは、どういう感覚なのか、ちょっと分かりません。

日本語メニューもないので、スタッフの片言の日本語を頼りに何とか注文します。

鹹豆漿、ねぎ餅、一番人気と言って勧められた蛋餅（卵焼きを生地で巻いたもの）。全部で５００円以内です。
もちろん安くて美味しいですが、前日に行った「永和豆漿大王」よりも印象は薄く、これほどの行列は台北駅に近い立地のせいでしょうか。

昨日に続きマッサージを１時間受けた後、ぶらぶらとお買い物。
途中のジュース・スタンドでタピオカミルクティーとアップルラテ。
アップルラテは、その場でミキサーにかけて作る、期待以上の美味しさでした。

昼食は娘のリクエストで福大山東蒸餃大王へ。
大きな期待はしていなかったのですが、いい意味での裏切りに。

福大山東蒸餃大王（フーダーシャントンゼンジャオ） 中華

こんな店構えの中を入っていくと、長テーブルやカウンターにローカルだらけの活気が。

日本語も英語も通じませんので、指差しで注文。
蒸し餃子×３、牛肉麺×２を最初注文したのですが、どうやら、蒸し餃子が大ぶりなものが大きな蒸籠に１０個あるのを見て、後から２人前に変更してもらいました。

この蒸し餃子が絶品。店の脇でどんどん餡を詰めているのを、次々に蒸していきます。
小龍包のように肉汁たっぷり溢れ出し、大満足です。

牛肉麺も牛肉がたくさん入って美味しかった。
このお店は小皿やレンゲが紙製であったり、お茶もプラスチックのコップでセルフサービス、伝票もポストイットを貼り付けなど、とにかく徹底的にコストカットしてますので、この美味しさでコストパフォーマンス抜群です。
ビールも飲んで3人で1,600円ほどです。
この旅行中で最も印象に残る食事でした。おすすめです。

その後、マンゴーかき氷を食べに向かいました。

台湾旅行直前に、私の旅行記を訪れていただいた1upさんの直近の台湾旅行記を見させていただいたところ、その中でこのお店の存在を知り、是非行ってみたいとリストアップしていました。

緑豆蒜口舎咪 スイーツ

マンゴーかき氷は１人前１８０元しますが、マンゴーをまるまる２個使用、しかもそのマンゴーが宮崎産のマンゴー（ふるさと納税でゲットして賞味したもの）と全く遜色ない美味しさです。

注文してからフレッシュマンゴーを剥くので、出てくるのに時間がかかりますが、本当に大満足です。
私は妻とシェア。娘は一皿まるまる食べました。
なお、マンゴーかき氷を食べることができる季節は、５月中旬〜８月程度とのことです。
このマンゴーかき氷を食べるためだけに、台北を再訪してもいいと思えるくらいの感激でした。

1upさん、ありがとうございました。

夜は寧夏路夜市に。
１７時過ぎに行ったのでまだ明るく、まだ夜市の風情はありませんが…。

寧夏路夜市 散歩・街歩き

まずはこのお店からスタートのはずだったのですが…。

香菇肉の麺とビーフンを注文。
脇にあるテーブルで、近くのコンビニで買ってきたビールを開けようとしたところ、お店の人が血相を変えて「No beer! No beer!」と叫んできました。
仕方なく、料理だけさっさと食べ辞去しました。

その後テンション下がりまくって、付近の店で魯肉飯、鶏肉飯、青菜炒めをテイクアウトし、ホテルでややぬるくなったビールととも食べました。
最後の晩餐が、外れになってしまいました。残念。

後でネットで調べたところ、夜市全体でだめなのか、店によってだめなのか、はっきりとはしませんでした。
暑い国のオープンエアーのテーブルで、ビールがだめなのは初めての経験だったので、びっくりしました。

帰国日の朝は、ホテルの朝食を食べました。
洋食かお粥のセットの選択です。
十分満足のいくものでした。

京都ホテル ホテル

娘は洋食を。

いよいよ帰国。
桃園国際空港へは、リージェントホテル前のバス停から、大有巴士１９６１路線に乗ります。大有バスは、いろいろ経由し時間がかかるのと、バス自体も結構年季が入っているので安いです。（往きの国光が１２５元に対し、大有は９０元）
バス停へのアクセスでの選択なので文句ありません。

桃園国際空港のＪＡＬのラウンジは、もちろんアウェイの空港なのでそれなり、一方第一ターミナルにあるキャセイのラウンジは、昨年リニューアルされ、素晴らしいとの評判でした。
ＪＡＬが発着する第二ターミナルからは、１５分〜２０分歩くのですが（第一と第二は、徒歩で行き来できます）、早めにチェックインしてわざわざ向かいました。

キャセイパシフィックラウンジ (桃園空港) 空港ラウンジ

まずはヌードルバーがこの規模で独立しています。

残念ながら、羽田のキャセイラウンジにはある担担麺はありませんでしたが、牛肉麺はじめとして麺各種、また点心類も充実で、大変満足しました。

この広さのスペースが、アウェイとは思えません。

バーコーナーがこれまた充実。

妻がサングリアを頼んだところ、フレッシュアップルをその場で剥いたものを入れてくれるなど本格的。

帰国後運転する私と娘は、オリジナルのノンアルコールカクテルをオーダーしましたが、これがまた美味。
娘は、全種類を飲んでました…。

別室では、こんな軽食・デザートも。

マンゴープリンも美味しかった。

搭乗口への途中にＪＡＬの提携ラウンジがあるので、ちょっと寄ってみました。

もちろんキャセイとは比べるまでもありませんが、小龍包などもあり、それほど捨てたものではありません。

いよいよ帰国です。
ビールも飲めず、しょうが焼きとそばをつまみました。

さて、おみやげです。
台北に向かうＪＡＬのＣＡさんから、台北では彼女たちが必ず買って帰るものがからすみだと聞いて、永樂市場そばにある老舗の永久號で買いました。

帰国後食べたところ、質・量ともに大変満足のいくもので、ますますお酒が進んでしまいました。いつもお店などでは、数切れを食べるだけなのが、大量に食べることができるぜいたくを味わえます。
空港などで買うより、はるかにコストパフォーマンス高いです。

永久號 専門店

スーパーで購入。
牛肉麺のカップラーメンと、牛肉用スパイス。

娘が海外にしか売っていないので絶対買いたいといった、スタバの瓶入りフラペチーノ。

バラまきみやげに、李製餅家のパイナップルケーキ。

今回の旅行は、事前にあまり入れ込まずに旅行に出かけましたが、台湾は望外に気に入りました。とにかく食べ物が合いますし、物価も安いし、何より人々は親切で居心地最高です。
日本からも近く、時差もないので、週末＋１日くらいで気軽にまた訪れたくなりました。

李製餅家 専門店