2016/06/30 - 2016/07/09
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ダイスケitさん
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この日のルツェルンから移動とザンクトガレン観光は、概ね下記のようになった。
・ルツェルン〜ザンクトガレン移動(8時40分〜11時)
・【世】ザンクトガレン大聖堂・昼食・【世】修道院付属図書館・カフェ・旧市街見物(〜15時)
・ザンクトガレン〜チューリッヒ移動(15時半〜16時半)
お目当てのザンクトガレン大聖堂では、この夜のコンサートのリハーサルが行われており、世界遺産の大聖堂の中で暫し聴き入ることになった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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この日もファストラゲッジサービスでチューリッヒ駅にトランクを送った後、8時40分発のザンクトガレン行きの汽車に乗る。夏の間だけ、1時間に1本ザンクトガレン行きの左回りの直通列車が運行されている。チューリッヒ経由の右回り経路では1時間に数本あって所要時間も短いのだが、乗り換えのあること、翌日のザンクトガレン〜チューリッヒ間とは同じ地域を通過することから、このフォーアルペン特急という立派な名前の付いた直通列車を選んでいた。地図からも判るように、スイスの中央部北側から東部北側への移動で、特急でも2時間余りかかる。
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乗る車両はもちろん2等車なのだが、結構古い車両だ。スイスの鉄道システムの詳しいことは判らないが、どうやら国鉄と私鉄の乗り入れで、ローカル列車を使って幹線でない経路を進むようだ。
座席に座ると、窓側の小さなテーブルに沿線のイラストが描かれている。 -
車窓からの景色を楽しむ。この地域は、アルプス地帯と違って高い山は見えない。
途中、トイレに行っていた女房が戻ってくるなり「ここのトイレは、線路が見えている」と言う。暫くして用を足しに行ってみると、その通りだった。その昔、娘がまだ小さい頃、女房が列車のトイレから線路が見えたという話をすると、娘は「何十年前のことなの」と笑っていたのを思い出す。確かに、我々の小さい頃の話だ。30年ほど前にそのまた20年以上前の思い出話をしたのに、世界一裕福で清潔な現在のスイスにこのシステムが残っていた! 帰国して娘に話したら、信じるだろうか(笑)。昔のことだが、うっすらと憶えているのは、「停車中は使用しないでください」と書いてあったこと。今回、残念ながらスイスの鉄道では確認し忘れた(もっとも、ドイツ語では読めない)。
【後日談】帰国して10日後に、土産を持って娘の家に遊びに行った。旅行の土産話に花が咲いたが、「そうそう、スイスの特急で面白いことを発見した」と言うと、娘は「トイレから線路が見えたのでしょ」と。「あれっ、どうしてわかったの?」と聞くと、「嬉しそうに話すので、どうせそんなことぐらいだと思った」とのこと。昔の話題を良く憶えていたのだ(笑)。 -
小さな駅でも停まるので、地元の子供たちが乗り込んできて暫くして降りていった。遠足かもしれない、皆楽しそうにはしゃいでいた。
ホームに降りてから、手を振って別れを惜しんでくれた(笑)。 -
ザンクトガレンに着いたのは11時頃。
ここでも駅前のインフォメーションで地図を貰う。 -
大聖堂のある旧市街への途中に、道路も置物の車も真っ赤な一角があった。
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この辺りから旧市街になる。
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古めかしい天秤の看板。
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この建物の壁には、人物の顔が並んでいる。
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この顔が並んでいるのは、昨年訪れたクロアチアの世界遺産「シベニクの大聖堂」に似ている。
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この旧市街の建物の特徴は、多彩な形・姿の出窓が設けられていることだ。
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昔の富の象徴だったようだ。
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この看板は新しいようだ。
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大聖堂の見える広場まで到着。広場を取り囲む建物群だ。
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隈取りした壁面が印象的だ。
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広場の芝生の向こうに聳える世界遺産のザンクトガレン大聖堂。正確には、7世紀に作られた小さな修道院から、18世紀に改修し造られた後期バロック様式のベネディクト派の教会になる。世界遺産の名称も「ザンクトガレン修道院」だ。
大きくて、広場の反対側からでも全部が写真に収まらない。 -
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大聖堂横手にある入口。
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木の扉。
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中に入ると、真夏の気温の屋外に比してひんやりと涼しい。
予期せぬことに、音楽が鳴り響いている。祭壇前にオーケストラが並んで、その後ろに合唱団が控えている。良く見ると、皆普段着で演奏している。どうやら市民楽団のコンサートの練習風景のようだ。
後で、この夜のコンサートのための最終リハーサル中だったことが判明。 -
最後列で、音楽を聴きながら大聖堂の写真をそっと撮らせてもらう。控えめに見学することは問題ないようだ。
思わず動画も撮ってみた。この鳴り響いている曲は、何?
https://www.youtube.com/watch?v=iLOV6w9SRnU -
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時々、演奏が中断して指揮者の注意が入る。その合間に、中央通路に出て大聖堂内部の写真を撮る。
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最後列の辺りから振り返って、後部のパイプオルガンのパイプを見上げる。
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音楽が、再スタート。この頃には、こちらも祈祷席の真ん中辺りに座って聴く態勢になっていた。オーケストラ、ソロの歌唱、合唱と途切れなく進んで行く。30分以上は聴いていただろうか、涼しく明るく(ステンドグラスがない)音響効果抜群の世界遺産の大聖堂の中で、天井画や宗教画や祭壇を眺めながら、コンサートを聴くという至福の時を過ごすことが出来た(後にインフォメーションセンターで聞いたところ、メインはフォーレのレクイエムで、この日夕方のコンサートの最終リハーサルだった。ついでに、チケットはどうかとも聞かれた)。
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このスイスの旅日記の4回目(マッターホルン)に登場するドイツ在住の音楽家夫妻に、帰国後シュワルツゼー展望台での記念写真と旅行中の印象に残る出来事としてのこのリハーサル風景の写真を、同行メンバーと同時にメールで送ったら、すぐに返信があった。旅先での出会いを喜ぶと共に、「数十年前に、この大聖堂の中で演奏をしたことがあるので懐かしい」と書かれていた。主役(奏者)と脇役(観客)の相違はあるが、数十年を隔てて同じような空間を持ったという経験を、異なる場所で出会ったばかりの人から聞くのは楽しいことで、世界遺産が舞台だから尚更のことだ。
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演奏は続いていたが外に出て、大聖堂の外観を別角度から見るためにぐるっと回ってみる。時計台の塔があるのとは反対(祭壇から最も遠い部分)の入口が見えている。
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上の写真に見える大聖堂入口の対面の建物。
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入口の横には、世界遺産のシンボルマークの金属プレートがちゃんと掲げられていた。
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ここでも記念撮影。
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丁度お昼時になってきたので、持参の弁当を拡げるために大聖堂前の芝生に移動。
逆光に悩まされながらも、時計台兼鐘楼を見上げて撮影。 -
芝生には、あちこちに寛いでいる人達がいる。日陰よりも、30℃近い直射日光の下にいる人の方が多い。
鐘楼の左側には野外コンサートのためだろうか、大きな仮設スタンドが設けられており、残念ながら鐘楼を正面に見る写真を撮ることは出来なかった。 -
芝生広場の向こうの建物群。
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我々は日陰に入り、持参の弁当を拡げた。中身は、ハイキング時の非常食用に日本から持参して食べなかったカロリーメイト・チョコレート、ホテルから持ってきたバナナ・リンゴ。 たまには、軽い昼食もいいだろう。
仮設スタンドの奥及び左側は教会関係の施設だ。 -
後ろに見える建物も教会関係の施設だ。
地元の人は、日陰を避けて日光浴をしている。 -
この鮮やかな模様の屋根は、聖ロレンツォ教会。
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ここでは、もう一個所見ておかなければならない所がある。
修道院付属の図書館で、これも世界遺産の一部となっている。大聖堂広場とは反対側にその入口はあった。 -
地味な入口で、どこにも世界遺産の表示がない。
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図書館内は、カメラを含めてすべての荷物をロッカーに預けての入場となっている。念のためスイストラベルパスを見せると入場料12フランが無料となった。
残念ながら写真は撮れないので、購入した絵はがきのコピーを添付するが、小さくて暗くて、正直なところ期待外れで、5分もいれば十分だった。確かに、学術的価値も文化的価値も芸術的価値もあるのだろうが、大聖堂の方がスケールも繊細さも(もちろん宗教的価値・雰囲気も)併せ持っていて、どちらかひとつだけしか見学出来ないとなると、圧倒的に大聖堂の方に軍配が上がる。 -
図書館を出て、大聖堂入口の方に戻る。右手の建物は大聖堂の一部で、右端に見えるフラットな建物の一角に図書館がある。
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大聖堂の向かいの建物。芝生広場から向こうに見えていた建物の前に来たことになる。
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図書館が少し物足りなかったので、もう一度大聖堂内部に入ってみる。
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リハーサルは終了していた。
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洗礼台の水面には天井画が映っている。
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先程とは少し異なる写真をと思いながら、また撮ってみる。
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漸く大聖堂にも堪能して、退出。沢山の写真を撮らせていただき、ありがとうございました。
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2度目の大聖堂にも満足して退出。外は暑い!
右に見えるオープンカフェは、チョコレートドリンクで有名な店とのことで、休憩することにする。 -
注文した、アイスチョコレートとチョコ&バニラアイスクリーム。アイスチョコレートは、冷たいココアだが甘すぎずに美味い。氷が入っていないことが、ちょっと残念!
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大聖堂周りの建物を改めて見てみる。
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いずれも絵になる姿だ。
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チョコレートドリンクで疲れも取れたし、そろそろザンクトガレンから次の目的地に移動の時間となってきた。
最後に時計台を重点的に撮影。 -
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駅に向かって、旧市街を通過する。
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出窓や看板がやはり目に付く。
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音楽が聞こえてきたので、その方へ行ってみる。高校生のブラスバンドが演奏していたのだ。
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大聖堂のコンサート、野外コンサート用仮設スタンド、ブラスバンドと音楽イベントがいくつも用意されている。どうやらザンクトガレン音楽祭ウィークというところらしい。
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足早に駅に向かい、ザンクトガレン駅15時半頃の列車で、チューリッヒへ移動。
(続く)
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この旅行記へのコメント (2)
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- マンマ♪さん 2016/09/22 00:12:48
- 今回も素晴らしい !!
- どこを切り取っても絵になりますね。
大聖堂の内部は広くて人間が小さく見えます。本当に立派で素敵です。
この曲は、大学の時にオケの授業で弾いたことがあります。
でも、比べ物になりませんが。。。
教会内のコンサートはきれいに響いて、感動しますね。
ところで、ファストバゲージというのは、ホテルのサービスですか?
スイス国内の宅急便のようなものなのでしょうか?
うちでは、旅行中いつもコインロッカーを探して、大変な思いをしているので
羨ましいです。
- ダイスケitさん からの返信 2016/09/22 06:12:42
- RE: 今回も素晴らしい !!
- マンマさん
ザンクトガレン大聖堂は、本当に「立派で素敵」でした。教会のドームは音響効果抜群になるのでしょうね。パイプオルガンや賛美歌もいい音になるはずです。
このYou Tube の曲は、ラベルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」ですが、昔ピアノで弾いたことがあるんですね。
ファストバゲージは、駅から駅への鉄道の荷物配送サービスです。国鉄・私鉄にまたがってもOKのようでした。多分、他の国にも同じようなサービスがあるかもしれません。もし、着いていないとどうしようかと心配でしたが、さすがはスイスで全く問題なく到着していました。
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